浄霊医術

 此患者は重症の心臓弁膜症で、医師が手をかければかける程段々悪くなり、遂には医師も最後の宣告をする事になった。処が運よくも浄霊を受ける事になったのであるが、その浄霊者は驚く勿れ、入信して二週間経った婦人であり乍ら、忽ち効果が現はれ、それから経験者の浄霊を受け、短時日で全治したのであるから、此経路を考へたら実に驚異すべき事実である。といふのは医学の医の字も知らない一婦人が、教修を受けてから二週間後に、日赤病院でどうにもならない程の重症にもなった病人を治し得たのであるから、摩訶不思議といふべきであろう。之を考えたら、大学までの教育を受け、多くの経験を積むまでの時日と費用は莫大な額に上るであろう。それ程の医師でも治らないものが、右の如く数日の修業で、斯くの如き偉効を現はすとしたら、大いに考えるべきである。


 先づ政府は医学の教育を、直ちに改革すべきであり、医師になりたい人は、本教に来って数日間の浄霊医術を修得する事である。之こそ賢明な考え方であるといえよう。噫々、医学の革命は目前に迫ってゐるといってもいいであろう。

死の宣告を受けた心臓弁膜症入信二週間の信者に救わる

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)