起死回生の浄霊

 医療では絶対治らないとされてゐた七十三才の老婦人が、全快したといふ左の患者の奇蹟である。此経過を読み乍らヒヤヒヤする位であるのは、何しろ風前の灯処か、度々息が絶へるので、その都度浄霊の偉力によって、呼吸しはじめるというのであるから、若し医療のみであったなら、当然死は免れ得ないのである。にも拘はらず、その危険も恐れず神を信頼し、祈願と浄霊を続けた結果、生命を取止めたのであるから、此一文を読んでも神霊療法の如何に偉大であるかが分るであろう。


 それというのは、人間の造り主たる神に縋るのであるから、之程理屈に合った話はない。処が現代人は、科学を以て生命を復活させやうとするのであるから、助からないのは当然である。とすれば浄霊法こそ生命の科学である。


七十三才の老母瀕死の大浄化よりお救い戴いて
--多年の足腰の痛み去る--

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)