2.卵巣

1) 卵巣膿腫と卵巣水腫
 次ぎに卵巣の病気であるが、之は殆ど卵巣膿腫と卵巣水腫とであって、症状もよく似ている。只固い柔らかいがあり、人により軽重の差も甚だしい。従って悪性か又は医療の結果によっては頗る膨大となり、臨月よりも大きくなる場合がある。医療では手術によって割合容易に除去され得るが、之で卵巣だけの病気は治るが、他に影響を及ぼすから厄介である。最も始末の悪いのは性格が一変する事で、一つなら左程でもないが、二つとも除去されると、殆ど男性化して了うと共に、一生涯不妊となるのは言う迄もない。此外目に障害を起こす事もあり、盲目同様になる者さえある。又何となく身体全体が弱り、人生観迄変わって、陰鬱になったり自暴的となったりする、現在医学では手術より方法がないから止むを得ないが、之も浄霊によれば完全に治るのである。原因は薬毒と萎縮腎による余剰尿が溜まるので前者は膿腫となり、後者は水腫となるので、何れも腎臓の活動を促進させれば治るのである。
                        (文明の創造 婦人病)
浄霊の急所
 背面腎臓部(上記に同じ)
 子宮の病気の急所に同じ