1) 肩
それからこの前も“結核は肩を主にして浄霊する”という事を言いましたが、これは結核ばかりでなく、心臓病でも胃病でもこれが最も効果があります。心臓病の人は必ず左の肩が凝ってます。これが溶けた物が心臓の廻りに固まって圧迫するのです。それが心臓病です。喘息も無論それです。喘息の方は横隔膜の方に固まるのです。ですからよく医者の方では心臓性喘息と言います。それで心臓の活動が悪くなるから肺の活動が悪くなるのです。これはみんな知っているでしょうが、肺は水で心臓は火ですから、火が多くなれば水がよく活動しますから肺にもよい影響がゆくわけです。そういうようで肩を柔らかくすると肺が良くなるという事は、心臓が良くなるからです。それから肩が柔らかくなると非常に腹が減るのです。そういうようで食欲が増えるという事は胃の活動がよくなるわけです。ですから肩を柔らかくするという事は、肺と心臓と胃が良くなります。ですからこの三つが良くなるという事は、他は問題ではありません。他の事は付録みたいなものです。肝臓が悪いと言ったところで、やはり肩から下がって溜まるのです。それから腎臓が悪いと、こういう所(腰)に溜まりますが、それも肩から下がって来るのです。それから糖尿病は膵臓ですが、左の方です。此処も肝臓と同じようなもので、肝臓が悪くなるから圧迫されて、胆嚢も起こり黄疸も起こるというわけですから、大体、肺、心臓、胃とこの三位一体がよくなれば問題はありません。
(浄霊法講座2 p15)
それから消化不良とか胃下垂とか胃痙攣とかにも非常に効果があります。だから上半身の病気は肩を柔らかくするという事が一番よいという事を知って、肩を中心にやるとよいです。
(浄霊法講座2 p25)
それから赤ん坊に沢山あります。カン持ちやジレたり、非常によく泣くのはみんな肩が固いのです。それからよく熱を出すのがそうです。それから扁桃腺は子供に多いですが、やはり肩の毒が行くのです。結局上は肩を主にして、それから頸の廻りです。
(浄霊法講座2 p19)
2) 胃
病気の原因というものは大抵その部分の原因という事はありません。ただオデキや何かはその場所ですが、他の内蔵の病気というものは、原因は病気の現れた所ではないのです。これは何んでもそうですが、元があるのです。丁度芝居みたいなもので舞台にいろんなものが出るという事は、原因は楽屋にあるのです。
(浄霊法講座2 p36)
けれども他の肝臓とか膵臓とか腸の病というのは又違います。それは一旦胃に入った物が腎臓に行かないうちに、その辺に浸透して行って固まるわけです。
(浄霊法講座2 p30)