1) 体全体(主に頸)
ただ肺だけは、何処からでも一旦肺にはいってゆくのです。頭でも手でも足でも、何処の固まりでも、溶ければ一旦肺にはいって痰になって出るのです。ですから肺病は胸の病と言いますが、表面に現れたのが胸だからそう思ってしまうのですが、そうではないので、体中の病と言ってもよいです。それは頸から肩から腹から背中から、溶けた毒はみんな一旦肺に行くのです。唯その場合、多く溜まっている所と少なく溜まっている所の違いはあります。そこで肺病で一番多いのは頸の廻りです。ですから私は結核というものは頸の病だと言った方がよいと思います。
(浄霊法講座2 p37)