〔小児病について〕

【百日咳】
oこの原因はヤハリ出産前母の悪露を呑んだ為で、それが一旦吸収され保有してゐたものが、時を経て浄化によって出るので、何よりも此病に限って、猛烈な咳と共に、必ず泡を吐くのである。
oそうして百日咳の特徴は、咳する場合必ず息を引く音がするからよく分る。つまり右の泡を出し切る迄に百日位かかるから、その名がある。
〔浄霊箇所〕
肩、横隔膜、背面胃部、腎臓

【はしか】
o麻疹は衆知の如く、生れてから罹らない人は一人もあるまい程一般的の病気であるが、此原因は親から受継いだ毒血の排除であるから、実に有難いもので、寧ろ病気とは言へない位である。
o只此病気に限って慎むべきは、発病時外出などして、風に当てない事である。といふのは麻疹の毒が皮膚から出ようとするのを止めるからで、昔から言はれてゐる風に当てるな、蒲団被って寝てをれとは至言である。といふのは発疹を妨げられ毒が残るからで、再発や他の病原となるので注意すべきである。
〔浄霊箇所〕
発熱部

【小児まひ】
o此病原は霊的と体的とあるが、霊的の方は滅多になく、世間一般小児麻痺といふのは体的の方で、言はば擬似である。
o症状は足が満足に歩けないとか、片手が利かないとか、腰が動かない等であるが、就中足の悪いのが一番多いやうである。此原因は遺伝毒素と、生後入れた薬毒の為で、どちらにしろ其毒が、足の一部に凝結するので、足を突いたり、動かしたりすると痛むのである。
〔浄霊箇所〕
足のまひ…腎臓、鼠蹊部、患部
手のまひ…頸部淋巴腺、肩、脇下、患部

【水痘】
o此病気は一種の発疹でありまして、其色が他の発疹に見る如き赤色でなく、皮膚と同一の色であって、小さい疣の如きものに水分を含んで居るのが点々と発生するのであります。そうして軽微の発熱もあります。
o原因は特種の水膿の排除作用であります。
〔浄霊箇所〕
頭部、肩、腎臓、発疹部