黒点と地球の温暖化
“太陽の黒点、又北極地方が最近年々暖かくなるという説につき――。
“黒点は十一年目に大きくなる。太陽の呼吸運動によるのである。温度の平均化は、人口の殖える為である。新陸地発見は、氷が溶けた故である。 (S24・7・11)
黒点
“近時、地球が益々火素強くなり、太陽の一部に黒点現出し、無電を妨害している現状如何。
“太陽の黒点は、太陽の中心で、果物なら種の中の種のようなものである。今は、何か事があると、太陽の黒点のせいにする。黒点の故にしても、反証を挙げる事が出来ぬ訳である。
日月の蝕、神秘に就て
“日蝕及び月蝕の神秘について御教示御願い申し上げます。
“五六七の型で、日月地になる。神秘があるともいえぬ。そうなっている。神秘というものは一切が神秘で、特別神秘は決定的のものでない。あり得べからざるものがある―等が神秘である。(S23・7・13)
日月の円暈
“曇天の時「太陽、月」に円い輪が出来る場合がありますが、如何なる訳で御座いませうか。
“太陽が傘をかぶる時がある。水気が非常に多い時である。一種の虹である。月の精気が非常に強い。月が暈をかぶるのは多い。太陽に放射の光線が水気の為虹になる。月が暈を被ると雨が降るとは、その事である。 (S24・6・6)
日月出入りに大見する理
“太陽や月の出たり入ったりする時、大きく美しく見えるのは、普通光の屈折作用だと言われますが、之は霊的に何か意味がございましょうか。右御教示御願い申し上げます。
“大きく見えるのは近い訳である。 (S24・5・23)
太陽紅くみゆる理
“昔から太陽の入り際に、非常に赤い時がありますが、其の様な場合には何か現界に変化が起ると言う事を聞いておりますが、何か霊的な訳がございませうか。
“空気の中にホコリがあると、余計に赤くみえる。(S24・7・19)
月の黄金環(日月光の色)
“去る五月十一日夜八時頃、月の周辺に黄金色の環が見えました。そして十一時頃に普通の状態になりました。これは如何なる現象でせうか。お伺ひ申します。
“太陽の光の強い時、月に反映して、月の輪の黄色い色が濃い。太陽光は本当は金色で、月は銀色で、金銀になってゐる。之は、神様の事に関係がある。太陽光が強いといふ事は、浄化力の強い事で、強くなくてはならぬ訳がある。段々火素が強くなるから、太陽の光は強くなる。それに関連した事で、これからさういふ事もある訳である。(S24・5・25)
(暉月と霞ケ浦の日暈)内地の月、外地の月(大小にみゆ)
“内地で見る月と外地(中国)で見る月の大きさが異りますが、御説明を御願い致します。
“月は出タテは大きい。上に行くにつれ小さくなる。月の軌道は小判型であるから、横からみると大きく、上に行く程小さい。支那は、地形が端だからであろう。月が傘さす時は、月の水素の濃い時。太陽も傘さすが月よりもきれいである。虹の一種である。霞ケ浦をお渡りになる時太陽が傘さした。暉月の号をおもちになってゐた。その御名に何か関連があった。この時、経津主神(香取)はお留守で、武甕槌神(陸軍、鹿島)はおられ、協力を約された。(S24・12・23)
月は固体か
“月は固体でありますか。液体でありますか。固体であれば氷結の状態でありましょうか。
“月は氷塊である。月から強い精気を放射してゐる。これは強い水気である。でなければ太陽熱に溶けてしまう。
月光の光力
“太陽の光は月の光の六十倍と言う様に聴き及んで居りますが、先日ラジオで科学的には月光は四十五万六千分の一と申しましたが、是は霊的意味で御座いましょうか。御教え願います。
“光からいえば、月は六十分の一が本当である。四十五万六千分の一は、違う意味からであろう。(S24・2・11)
月表面の黒影
“月の表面の黒影に就いて御尋ね致します。
“月の表面の凸凹(月の陰影)、黒い点は柔い恐らく低い所である。光線の影となる。白い所は硬い。硬いほど太陽の光線をよけい受けて光る。柔いほど受けない。それで陰影出来る。(S25・1・18)
人間の系統と星(火水系人の特色)
“六字の法名は阿弥陀で水、五字の法名は火になる。人間でも火と水、経と緯の系統があり、火の系統は小乗的だから狭く深い。水の系統の人は広いが浅いのである。何でも拡げっ放しにする人は、水気が多い訳である。星と人間とは同じもので、火の系統の星は五角形で赤い。水の系統の星は六角形で青い。恒星が分裂してカケラが落ちる。之が隕石で、金属質である。星は極端に硬化すると光る。又は太陽の光を反射する。物質に於ては硬いほど光る。流星は恒星が分裂してそれぞれの位置へ座り、それが人間に生れる。木火土金水の五星は人間に於ても偉い人が相応している。星は太陽と月と異っているんで、何れも地球の人間を保護する為にあり、段々進歩し、どこまで善い世の中になるか分らぬ。(S23・6・24)
星の光
“光星には星自体で光るものと、太陽の光を受けて光るものとあると思われますが、これから光り出すと仰せられる星には、それ自体で光るものはないと思われますが、いかがで御座いましょうか。
“星自体の光はない。(太陽の光で)光線を受けて光るのと光らぬのとある。硬度が或程度以上になると、光を受けて反射する。(ダイヤモンドなどそうである)(S23・10・19)
星の存在理由
“星の存在理由を御教示願ひます。
“地球を守ってゐる。隕石で刀など作るが、之を隕鉄ともいふ。
星の構成物質
“星の構成物質に就て、御垂示御願ひ申し上げます。
“之は隕石で判る。隕鉄といって鉄である。非常に硬度があって重いものである。 (S25・2・8)
最高位の星
“星の主とでも申しませうか、最も霊強く、位の高い星は何星で御座居ませうか。
“天の星、日の系統の星で、火星の様に光の強いものは、日の系統である。光の最も強いものである。(S24・12・3)
土星の環状帯
“星の中で土星は特別の形状を致しておりますが、環状の帯は如何なるもので御座いましょうか。
“土星から発散する霊気は一番濃いから、そう見えるのだと思う。(土星は土の成分が多いから) (S24・6・22)
北極星の位置と南北
“北極星が常に北方に見えることは、地球との関係上どんな意味がございませうか。又北極星自体はどんなものか、御教へ下さい。
“地球の出来たての時は真中にあったといふ。それが、地球が二十三・五度傾斜したために、北へ行ったといふ。七つあって七星といふ。北は一番霊が濃い。強い。北に最高の神様がお出でになる事になってゐる。北から地球へ対して良い霊気がくる。南は濁った霊(気)が来る。南は物質、北は霊気である。七は大地となる。故に北極星は地霊が強い事になる。磁石は霊に引付けられる。キは霊、タは強い事。ミは水であり女、ナは土である。南は悉くが体(ミ)といふ事。頭寒足熱。 (S24・12・13)
北極星、七星
“北極星、北斗七星、火星、土星等の星の神秘について御開示下さい。又それ等の星は人類運命にどの様な影響を及ぼしますか?
“北極星、七星等非常に霊気が強い。磁石など霊気が強い為引く。五つの性質があるといふが、之は実際であり、人類運命に非常な影響がある。(S24・7・3)
天の川、将来の人口
“天の川(星)と地球とは如何なる関係がありますか、御説明願ひます。
“天の川は星の集りで、地球と関係はある。地球の一番人口の多いのが天の川である。星は人になる。今は地球にない。未来に来る。今に百億二百億の人口になる。食糧はあるしシベリヤなども陽気がよくなる。何世紀前はシベリヤなど住めなかったが、今ではあれだけ住める様になった。 (S23・11・27)
天の川―盆
“天の川は、星が密集してゐるから、川の形してゐる。地球なら、文化が発達して人口が密集してる。固まっている都会にあたる場所である。 (S (*)・8・7)
流星に就て
“最近山梨地方に現われました流星は、非常に明るい大きな火の玉の様に見受けられ、新聞に報道せられ人々の話題にのぼりましたが、如何なる霊的意味が御座いますでしょうか。御伺い申し上げます。
“流星の大きいのが出ると聞く。流星は隕石の破壊である。暗星は非常に沢山ある。その硬化したものが光る。硬化が極点に達すると割れる。それが天で爆発する。(星と人間数は同じで、運命も同じである)(S24・2・18)
流星夏多し
“流星は重に夏多いと聞きますが、何の意味でせうか。
“夏、表へ出る機会がより多いからである。(S24・5・13)
潮の干満の理由
“潮の干満の理由について御教え御願い申し上げます。
“月の呼吸で、息を引いた時に満潮となる。凡ゆる物質は月の影響を受けて活動する。人間の生死も潮の満干に因る。体の方は月の係である。然し心臓は月がつかぬ。之は太陽即ち火素のものだからである。眼は日月である。蟹などは月夜に自分の姿に恐怖する。太陽の黒点は、息を引いた時に小さく、吐いた時に大きい。太陽熱は弱い。故に高山へゆく程温度は弱い。雪なども下から解ける。であるから地熱の方が強い。
地球と北極星と七星の関係
“地球と北極星及北斗七星との関係に付て、御垂示御願い申し上げます。
“北斗七星は大本の説では、元地球の真中にあったのが、或時期に地球が傾斜した為に北へ寄ったといふ。これはどっちともいえぬ。何れにしても北は霊が強い。北は霊、南は体で、一方は霊が強く、一方は体の霊が強い。北斗七星は、霊気の元である。南十字星は体的、太陽は一番大きい。星は赤く光るのと青く光るのとあり、赤いのは五、青いのは六角で、二つある。月の中にも火と水があり、太陽にも火と水があるが、火素は余計にある。(S24・6・19)
月と地球の投影
“御著書信仰雑話に「月の盈虧は月の呼吸運動である」と御座いますが、これは地球の投影と恰度一致する現象なので御座いましょうか。御開示御願い申し上げます。
“月は月として独立してゐる。地球より月が上であるから、地球に月が支配される事はない。又月が地球の影を写す事はない。月蝕、日月地、月が太陽を隠す。もし影とすれば、月の蔭が地へ写る訳である。
火星と地球の関係
“昨日の夕刊に火星の或火山が大爆発を起したと出て居りましたが、大浄化の型を意味するもので御座いませうか。又火星には昔から種々論ぜられて居りますが、地球と火星は霊的にどの様な関係が御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“全然関係なくもない。木火土金水の星がこの働きをしてゐる。太陽が火の働きを火星に与へてゐる。その火が強くなって爆発したと考へられる。
天空異変と地上
“先日の新聞で東京天文台からの発表に「天空異変」と題して、今年は日食が二回と月食が二回もあると発表して居り、又火星が三月十七日頃地球に最も接近するとの事でしたが、右の事象は現界に如何に及ぼすでせうか。御伺ひ申し上げます。
“天地は合せ鏡になってゐるのであるから、何かある。何か異変といへば浄化である。(S25・1・15)
天文の変異(太陽)
“昨日(七月十六日)朝六時頃、太陽が真紅に見え、中央よりやや上に水平に黒線が一本現われていましたが、何かの前兆でしょうか。御伺い申し上げます。
“何かの前兆である。吾等にとっては反って吉い事である。すべてアベコベになる。今の世の中は悪い人間が多いから、世の中で良い事は、吾々には悪い事になる。天文の変異は、吾々には、皆吉い事である。(S24・7・17)
日月の傘
“五月十一日の夜十時半から十一時頃の月で御座いますが、月の周囲を虹の様に七色に輪郭され、実に美しい月でした。此の様な月は未だ見た事が御座いません。昼間太陽にも此の様な現象があったそうで御座います。霊的に意味が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“太陽に傘が掛ってるのを見た事がある。此説明は、太陽の光線が強力の場合、太陽が非常に光線の強いのが月に当った場合、いろいろ――。月の水素も多い時、虹が起る。斯ういう現象のある事は、地球上に起る何かの現象である。霊界で予言にもなる。天文的現象は注意すべきである。地へ写る。これから火素が殖えるから、浄化が強くなる。(S24・5・21)
彼岸太陽異変
“最近彼岸の中日の陽の入りに気を付けてみると、太陽が非常な勢でくるくる旋廻して沈むを見受けられます。此の事実は私のみでなく、沢山の人が一緒にみておるのであります。如何なる訳でしょうか。御伺い申し上げます。
“昼間になって火素が殖えた訳である。光に関係はない。(S24・9・27)
太陽上部に虹
“(七月二日、岡山地方)太陽の上部に三日月型の幅一尺程の虹が立って居ました訳――。
“斯ういう事はよくある。非常に水分が強い場合、水分が強い為、太陽の近くまで行く。そして虹のようになる。これは短いものである。(S24・7・11)
怪火と大音響
“前月二十三日に、岡山県中心に怪火と一大音響の突如として起ったのは、新聞、ラジオにて発表のあった流星ですか、それとも別に意味ありますか。
“隕石の爆発と思ふ。普通ならよほど破片が飛ぶ訳だが、破片がないから、よほど上空で大爆発したものと思ふ。(S24)
斜陽時の奇現象
“十月十三日夜榛原郡金谷町金谷教会に於て見受けましたが、午後六時頃、日没後間もなく東方(藤枝町上空)に黄赤色の大きさ直径三尺楕円形の物が月に映り、それが三分間位にて逐次消え去りました。宇宙間の現象として何か深い意味があるやうに思はれますが、御教へを御願ひ申し上げます。
“雲濃く、上空には光線が余ったのが放射して、映ったのであらう。(日の沈む時)楕円形は、角度によって見えたのであらう。大した意味はない。 (S24・10・21)
彗星の光芒(太陽の速度)
“彗星の光芒が一方向にのみ強く尾を引く理由――。
“彗星は人間の眼でみると安定してるが走っている。それで光が尾を引いてそういう形にみえる。太陽とてもそうで、想像もつかぬ大きな所を走っている。素晴しい速さである。(S24・11・9)
箒星と地上異変
“箒星とは種々の伝説があって、大戦争が始まるとか、悪病が流行するとか申しますが、事実は如何したものでせうか。
“大事変の前兆になるといふ事は昔から沢山ある。米ソ戦争が始まる前兆ではないか。如何なる事も、地上にある事は天に起る。小さい事は気が付かぬが、やはり天には皆起ってゐる訳である。天地は合せ鏡といふ。蒋介石が負けてるのは、戦争を早める事にならう。(S24)
箒星(天変地映、地変映天)
“箒星の出現する理由を御話し願ひます。
“天地は合せ鏡で、天の事は地に映る。地の事も移るが、天の事が主である。世界的異変、世界戦争など起る時に出る。大浄化が起る事である。偉い人死ぬ時大きい星が墜つる。光を失ふのである。西洋では昔星占いした。今も研究してゐればよほど役立ったであらう。(S24・2・25)
彗星と世界大戦
“彗星は如何なる理由で現われるもので御座いましょうか。よく彗星が現われると天災地変が起る兆と申しますが、意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“世界に大事変が起きる時はきっと彗星が表われる。第一次大戦の時も彗星が現われた。箒星というのは嘘ではない。(S23・12・1)
彗星(ハレー)
“彗星が現われると、よく異変があると言い伝えられていますが、何か意味が御座いますか。御尋ね致します。
“実際に異変はある。ハレー彗星の時第一次大戦があった。今度の彗星も米ソ戦の前兆かもしれぬ。天地は合せ鏡になっている故、地にも異変はある。(S24・12・23)
彗星をみる
“十三日と四日朝五時頃、東方にほうき星を見ましたが何か言はれがありますか。
“大浄化の起る前兆である。箒星といって、大浄化の働きをするものである。何か変った事が起ると思ふ。(今騒いでる星―東南方)何か世界的な事があらう。(S23・11・17)
流星と異変
“二十五日午后七時四十分頃、今迄見た事のない大きな火の玉のような流星がありました。天の川を中心に東から西北に流れて、光色は照明弾の如く発光。道路の石までも見える明るさでした。各所で見えたそうです。何か異変の前兆でしょうか。御教示下さい。
“異変の前兆には違いない。星に変異のある時は必ず地上に異変がある。流星は、星が割れるので、或位置へ行って止る。大抵それは暗星である。然し大異変ではない。大異変は、彗星である。(S24・1・27)
(太陽の熱)火星、太陽爆発説(中島氏窮迫の故事)
“新聞の報道によれば火星も太陽も爆発し、今尚断続的に爆発が起ってゐるが、天文学界では原因不明とのことです。之は如何なる原因によるのでせうか。又人類生物に如何なる影響がありませうか。御教示願ひ上げます。
“人間のその日その日の事が解決付かなくて、天の事を考へるのは(おこがましい)。いつか或弟子で、食ふに困ってしまひ、「五六七世は来るでせうか」と聞きに来たものがゐるが、「それよりか君は何時食へるやうになるかを考ふべきでないか」といった事がある。今の天文学などは未だ未だ幼稚極まる。太陽の温度が何度だとか、火星までは何百光年だとか、まるで出鱈目をいふ。それ故に学説は始終違ってゐる。水素爆弾の熱度など太陽より高いなどと、まるで出鱈目である。太陽の熱など計れるものではない。熱の元が太陽であるから、それ以上の熱などは絶対にない。(S25・2・27)
太陽より高熱の星(太陽の距離)
“太陽より二十七倍も高熱な星が米国で発見され、太陽と同じ位の距離にあれば、地球上の生物は残らず焼け死んでしまふといふ学説の真否――。
“出たらめである。太陽より熱いものは絶対にない。又太陽と同距離位のものも絶対ない。生物は地球だけ。月世界には絶対に行けぬ。之は一種の道楽である。氷の塊りであるから接近すれば氷結してしまふ。遊星界の訪問者など絶対にない。(S24・1・23)
日月運行停止説と岩戸隠れ
“「リーダース・ダイジェスト」五月号に、太陽及び月の運行が一日停止せることが太古にありましたことを、ソ連の化学者が世界中より蒐集し発表してありましたが、日本の神話「天の岩戸隠れ」と霊的関係がある様に思われますが、如何で御座居ましょうか。御垂示御願い申し上げます。
“斯ういう事は何かの間違いである。もしあれば、空気は全然なくなり、生物もない。岩戸隠れは、素盞嗚尊が、天照大神を押込めた事を言う。(S25・4・28)
遊星に生物
“十二月三十日AFP特電として、新聞に空飛ぶ円盤の報道がございましたが、科学雑誌社主催の会合に米従軍記者であった人が、空飛ぶ円盤は現実であり、其の中に身長一米位の乗組員があって、遊星から飛来したもので大空圏突入の際死亡したものと見られ、米政府で研究中であると申した由でございますが、科学の国で此の様な事が話題になるのは、何か神秘を求める一つの現はれで御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“錯覚したものである。地球以外に生物はない。(S24・1・28)
月世界へ行く事
“光新聞第二十五号の寸評に、「月世界へ行く事は不可能」の御言葉がありますが、如何なる訳でせうか、御伺ひ申し上げます。
“月世界はそんな簡単なものではない。行ったってすぐに死ぬ。氷の塊だから、行けば熱がないから生存出来ない。行っても死骸になる外はない。(S24・10・7)
火星爆発説
“一月二十九日付夕刊朝日新聞記事に、「大阪電気科学博物館佐伯技師は、一月十六日に火星の爆発を発見したと報じ、東京天文台の広瀬博士は、右発見は事実だが天変地異と関係はない、心配する事のない様に」と報道して御座います。之は何か意味のある様に思はれますが、如何なもので御座いませうか。お伺ひ申し上げます。
“何かの意味はあるが、大した事ではない。(S25・2・11)
新星の衝突説
“昭和二十五年一月一日、中部日本新聞発表によれば、米国天文学博士は新星発見、この星は他の星と違ひ、熱があり、その熱は太陽熱の二十七倍もあるとの事ですが、現在新星の位置は太陽より数へ切れない程遠い所にあり、此の星が地球に近づけば、あらゆる地上の生物は焼死するとありました。霊界に於ける火素増量と関係がありませうか。御教示願ひます。
“関係はない。斯んな事は出鱈目である。斯ういふ事は証拠がないから何とでもいへる。天文学者は実に出鱈目をいふ。一種の道楽である。太陽の如く熱のあるものは、大宇宙に一つしかない。大宇宙の凡ゆる物は、地球の為、即ち人間の為にある。(S25・1・25)
太陽面に新物体
“十月十三日の朝日新聞に「太陽面に新物体」の見出しで大要次の如く記されてありました。「去る十一日午前十一時五十五分、太陽面を東から西へ通過する物体を発見、午後三時十五分迄続いた。その物体は一分間に多い時は十個、少ない時は三個位、東から西に向って直線上を走り、大きさは一定せず、太陽面通過の速さは三・五秒から○・二秒、太陽面にある時は黒色だが太陽面をはずれると太陽と同色に輝いている」。之は如何なる現象で御座いませうか。又霊界の転換と何等かの関係があるものなので御座いませうか。御教へを御願ひ申し上げます。
“暗星が通過したのであらう? (S24・10・21)
八十一年毎気象異変の説
“二十一日紙上に藤原博士が「八十一年毎に気象異変が起って凶作になり、本年はその年に当る」との学説を発表して居るのは本当でせうか。又右の凶作と大浄化との関連――。
“大浄化とは関係はない。循環率があるにはあるが、大した事はない。(S24・1・23)
赤道と気候の相違と地球の呼吸(窒素)
“赤道を境に南北両半球の気候が反対になるのと、地球の呼吸作用とはどういう関係にありますか。
“水分は緯に流れる。南極と北極と地球を貫き、流れている。火素は、心に熱があって経に上昇下降している。それで地球の中心は一番熱く(赤道)、南極、北極は地球の中心の火から隔たっているから寒い。之を知れば訳なく判る。空間でもそうなっている。立っていると寝ているのと違う。呼吸作用、地球自体の呼吸作用で、中心にある火の塊が、一年に一回ずつする。伸びたり縮んだりする。そうはっきりと気候が関係ないといえる。火素を放射しているのは、太陽熱は薄い。学問では、太陽放射を地が吸収して放射するのが熱といっている。地(熱)、これは誤りで、太陽は熱の霊で、地球自体の熱は体であるから強い。地熱放射の霊は、土を通してゆく。その熱と土の成分が加わり窒素となる。
南北極気候の相違
“地球の呼吸について御伺い致します。南半球と北半球は気候が反対になっておりますが、其の点如何になるので御座いましょうか。
“南北は同じである。南半球の方は、陸地が真中になってるし、北半球の方は、陸地が端の方になっている。その為に異るように思える。地球は丸いものであって、赤道に近い所程暖い。北半球は赤道に遠い陸地が多い。水(冷)(巾広い)火(狭い)中心 赤道(S23・10・28)
北極、南極
“地球は球状と言われ、北極が判って居ながら南極が判りませんのは-如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“南極も同じに分る。どっちも冷い。水の精気は緯に流れる。
地球の経緯
“地球は南北が経ですか、東西が緯ですか。御教示御願ひ致します。
“東西が経で、火。南北が緯で、水素が流れてゐる。南北に水が流れてをり、南極、北極は寒いにみても判る。如何なる事も霊的にみるから、大抵科学と反対の事が多い。
地形南北縦走の理由
“地図に見る世界の主なる半島や、そうして大体の地形は南北に縦走していますが、これに何か特別な意味が御座いましたら御教示下さい。
“南北は水の精気で緯。東西は、地熱で経である。冷たい所では生物が成長しない。故に、陸地が拡がるのである。(S24・1・6)
地球呼吸の中心(呼吸運動と変化)
“信仰雑話の中に地球は呼吸すると御座いますが、その中心となる処は何処でありませうか。
“地球の中心は火の魂で―地軸といふ。これが呼吸するから発散したり引いたりする。如何なるものでも呼吸運動をする。生物でないものも呼吸運動する。でなければ変化しない。変化せねば進化はない。日本は細長く、四季ははっきりしてゐる。(S24・11・19)
地球の呼吸と運動と傾斜
“一、地球の呼吸によって夏冬が来るとの御教へですが、北半球と南半球で夏冬が反対であるのはどんな原因によるもので御座いませうか。
二、地球自体は何らかの運動を行ってゐるもので御座いませうか。
右御教示の程を御願ひ申し上げます。
“水の緯になる。地球の熱は狭い、下と上とあり、火は上昇してゐるし、水は下降する。上昇する方は――。地球の呼吸運動。不動説は宗教的で、二十三度傾斜してる。(S23・12・18)
万有引力説
“万有引力説につき御教へを御願ひ申し上げます。
“引力のみでなく、斥力といふ反対の力もある。引く力と押す力とある。ニュートンは引力のみをいった。引力がなければ、地球の上にゐるものは危なくて、いつ飛んでゆくか判らぬ。要するに重量である。ただ、物体を主にするか地球を主にするか、考へ方の違ひである。引く力は火の力、ヒ―引く(平和)押す力は水の力、月―ツク(争)話でも、聞く事を主にすべきである―引く力になる。駆引は丁度よくやる。「負けるが勝」とは家康の戦法だが、人間は凡て退くと勝つ。聞上手になる。ベラベラ喋舌るばかりではいけない。(S24・8・1)
地球引力
“地球の引力に就て――。
“地球は地霊が発散している。引力はニュートンが唱えた。斥力は押返す力、はなす力。昔は斥力を利用して月世界へ行けるなどといった。之は地霊の性質がそういうものを持っているのである。
万有引力
“万有引力もやはり霊線の作用で御座いませうか。
“地霊の作用である。 (S25・2・3)
磁気(気圧)磁石
“地球磁気の原理の御説明。
“地面から始終霊気を発散してゐる。地霊である。天文では之を気圧といふ。山の上とか高い所ほど雲があり、地霊は薄くなる。土に邪魔されるから、地霊の発散がその所だけ少いのである。であるから霊気が強く出ると、雲が晴れ、弱い時に雲が多い。磁石は、北の霊気が強いからである。
磁気嵐と地球
“太陽の磁気嵐云々とありますが、これは火素の増量と関係ありましょうか。
“太陽は呼吸しており、その呼吸運動で変化する。春夏秋冬はそういうものである。で、観測する場合、太陽熱が激しい時と少い時とある。之は如何なるものにも動揺はある。日も月も地球との関係が非常にある。釣り合ってゐる。地球の磁気は、地霊の呼吸によって発散してゐる。山の上は、地霊が山で遮ぎられる為、地霊が少いから雲が寄りやすい。気圧が高いと晴天になるのは、気圧高いのは、地霊が充分な訳である。霊界が曇ると、地霊よりも曇多くなると曇天になり、雨など必要になってくる。
地霊の濃淡
“信仰雑話に「すべての鉱物はその土壌の性質、地霊の濃淡、気候の変化、年代の長短――等によりその種類が発生する」と拝読致しますが、地霊の濃淡とは如何なるものでございませうか。右御教示御願ひ申し上げます。
“地殻の岩石の硬軟である。岩石などあると遮ぎられる。(S24・11・23)
河豚中毒と土の霊作用
“河豚に中毒した時、身体を土中に埋めると治るとよく申しますが、土の霊気に何かその様な作用があるものでせうか。
“土には浄める作用がある。土中に埋めておいて年月が経つと綺麗になるものである。各国によくあるが、ドイツでも土療法というのがあった。粘土のような温泉があって、身体に土が密着して病気がよくなる事があった。
稲田に気体上昇の理、地霊と食物
“早朝稲田を見ますと、陽炎様の気体が上昇するのを見受けます。これはどうした訳でありますか。
“稲田―水田が蒸発する。水蒸気である。日が当って水蒸気が立つ。水蒸気の立つ水田と立たぬ水田とがあろう。それは地熱が地を通すのにムラがある。岩石のある所とかない所、土の硬化した所と少い所、水が多く流れる所とない所等、そういう関係でちがう。地下水のある所は余計に立つ。太陽の出ぬうちでも水蒸気は出る。地霊は日本が一番濃い。非常に濃い。であるから、野菜など日本が一番うまく、栄養があるに違いない。外国の食物でも、日本へ渡ると変化してゆく。地熱が地を通す。
地震と天候
“地震が御座いますと雨が降るとか、風が吹くとか聞きますが、地震と天候とは如何なる関係が御座いませうか。
“七つ雨に四つひでりといふ。昔の人は斯ういふ事をよくいふが、あるにはあるが、地震は地殻の収縮であるから、地震のある時は、地の深い所が地割したりなどの変化をする。そして地霊が始終発散する。天候は地震の関係でかはる。気圧は地霊の強い時雲を晴らす。地殻の変動の為、気圧に変化を齎(モタラ)すからである。(S24・6・19)
寒暑と地水の温度
“暑い時は土中が冷え、寒い時は土中が暖いのは何故でせうか。
“之は地下の温度は一定してゐるのであるが、地上の温度の高い時は冷く感じ、寒い時は暖く感ずるのである。
夏冷冬温の地下水
“地の中は夏冷たく冬温かく、又井戸水や泉は同様、夏は冷たく冬暖いのは如何なる原因によるので御座いませうか。御教へを御願ひ申し上げます。
“地熱の為である。冬温いのは、地熱より外気が冷いからであり、夏はその反対である。雪などは上から溶けるのでなく下から溶ける。高山へ行くほど冷いのは、太陽熱より地熱作用の方が強い為である。(S24・8・12)
噴火に就て(温泉)地球の未完成―熱海、強羅
“噴火の霊的な御説明をお願い申し上げます。又これは光明世界に於ても持続されるものでしょうか。
“光明世界には無くなる。噴火は地球が未完成であるからあるのである。噴出するのは必要がある。温泉などそれで、熱海は一般の噴火とは異うが、箱根などは昔噴火したものである。穴を開けるから熱が高い訳で、そこへ地下水が通って湯になる。であるから温泉を造る為の噴火ともいえる。箱根など石が沢山ある。必要な石が用意してある。爆裂火山でガスを噴出したもので、強羅が中心になっている。茶焦の岩石もそれである。硬い滑らかなものは表皮のもので、火山によっては硫黄を噴出したのもある。湖水を造るにも必要で、芦の湖、中禅寺湖などそれである。又瀧なども出来る。湯の湖、(白根山)五色沼、湯滝がある。金精峠を越すと菅沼、丸沼、尾瀬沼等がある。何れも湖水で、之等は自然美を造る為に出来たものである。富士の噴火は灰を降らせた。埼玉あたりの畑など、未だに噴火の灰がある。作物にいけないというが、実は火山灰があるから畑にいいのである。火山灰が混ると土が固まらぬ。之等は農作物の為に神様が降らせたのである。一時は火山の毒があってわるい。箱根などその為木が小さい。那須山の木もそうで農作物は全然駄目であった。(S24・1・22)
焼山爆発
“焼山爆発について御言葉を頂き度うございます。
“方々にある。爆発するのは、地熱が噴出する。地熱の燃えてる熱が強すぎると、ハケ口を見付けて息を漏らす。火でなくガスの場合もある。(S24・2・18)
地震と龍神(ムー大陸、日本海)
“観音様或は龍神と地震と関係がありませうか。
“神道では、龍神と地震に関係あるやうにいふがそんな事はない。之は「信仰雑話」に説かれた如く、地殻の収縮によって起る現象である。太古に於ては、地殻も固まって居らなかったので、大激震が屡々あって、今日の如く固まった。何万年か前には想像もつかぬ大地震があった。太平洋にはムーといふ大陸があり、人口五千万位あったといふ記録を見た事がある。日本海は陥没して出来たものである。日本は元、今の倍以上も広かった。
地震時の火柱
“地震の時、よく火柱が立ったり、空が光ったり致しますが、如何なる原因が御座いましょうか。又、是が例の「椋平虹」による地震予知法と関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“地熱が地殻の内部的変化により、地を通して光が出る。地割から地気が出る。
地震後の天候変化(箱根の多霧雨)
“地震のあった時間により、風が吹くとか、病気が流行するとか、雨天になるとか云ひますが何か関係がありますか。
“昔からよく諺があるが忘れた。地震は地殻の収縮で、地霊が影響する事がある。どこか地が割れるから、そこから地霊が一遍に上る。地霊が上ると雲がどくので晴れる。(高気圧は濃く、低気圧は淡い)地霊が少いと低気圧が発生する。病気には関係ない。(箱根に霧多く雨多いのは、地霊が上り難いからで、地震の後は日照が多く、風も立つ)(S24・12・27)
鳴戸の浄化
“阿波の鳴戸の汚穢の消滅とは、汚濁せる物質の霊を地球の中心部の霊気に依って消滅さるるので御座いませうか。
“霊でない体である。世界中の汚いものを、出来るだけ海水で浄化し、浄化し切れないカスを消滅する。海水などすぐに乾燥する。(S23)
鳴戸以外の渦巻
“阿波の鳴戸のほかにも潮流の渦巻いてゐる所がありますが、何かわけがありますのでございませうか。
“深い穴である。他のものは一時的なものである。地球が陥没の際に出来る。簡単なものである。一時的地殻の収縮により穴が出来、そこに渦が巻く。(S23・10・24)
海龍と海流
“海流と海龍の関係――。
“海龍は海の流れを自由にする。神命によって海流を変える事をする。海蛇は又ちがう。海龍は霊で働く龍神。よく潮流の変る事があるが、之は海龍でなく、海底陥没の為である。特殊の場合のみ海流が働く。
海流の変化
“太平洋上に於ける暖流、寒流の相会する所は、大体金華山沖との事ですが、年によって相当其の位置に変りのあるのは如何なるわけでしょうか。
“海底陥没の為である。海底は始終地殻の収縮の為、陥没している。それで変る。今年鰯がとれないのもその為である。暖流が寒流になる。段々海底は低くなり、海は深くなる。 (S24・2・14)
無機物の呼吸
“植物、鉱物、其の他万有は悉く呼吸すると承って居りますが、有機物の呼吸状態は判らせて戴きましたが、無機物例えば岩石、鉱物等の状態はどの様に考えましたらよろしゅう御座いましょうか。
“無機物の呼吸は、その機関がないから判らないが、一定の変化はある。肺があったりなどしないから、呼吸という事はピッタリしないが、定期的に変化はある。地球にそれがあるように、春に草木が伸びるように、鉱物もその時に発生する。春に変化する。活動する。変化しようとする。故に、秋は実が実る如く硬化する。そういう変化で、之等が呼吸という形にもなる。花咲き変化する如くである。(S23・11・4)
鉱相学
“佐藤信淵の著書の中に、「地中に含有される鉱物、金、銀、鉄、銅或は鉛等は、夜半子の刻に見れば、含有されてゐる鉱物の種類により変った霊気が立上ってゐるのが判る。子の刻は、太陽が丁度其の正反対の裏側を照らしてゐる時刻である」と記してあります。それに依って山相が知られ、含有される鉱物の種類が判ると言ふ事を尋ねられたことがあります。之に付き御教示お願ひ申し上げます。
“鉱相学はある。之によって金をみる人がある。山から金色の気が光線の具合でみえる事がある。他の金属は判らぬ。鉱物は、徳によって出るのであるから、徳のある人はよく判る。(S24・6・2)
鉱脈南北に走る理
“天の川(銀河)、磁石、火山脈、鉱脈等南北に走行しておりますが、物質である鉱脈の南北に走る理由を御教示下さい。
“日本は南北に細長いから、こうなっている。今の三倍位あったのが、陥没し、骨だけが残った。 (S24・5・13)
高級鉱物
“高級鉱物程地下深部に産出する理由。
“高級鉱物は硬い。金は柔かいが粘着力が強い。(密度は細かい)地下程圧力を受けるから硬くなる。(鉄は赤土の硬化したものである)(S24・2・23)
金の生成年間
“金は何年位経って出来るものでせうか。
“分らない。硬化の極点に達したもので、少くとも何十万年、何百万年経ってゐるものと思ふ。(S23・12・12)
石炭層の厚さ、原油生成の経過
“一、石炭は樹木が地下に於て炭化したものと伺って居りますが、一寸常識で考へられない程、厚い層をなして居りますのは何故で御座いませうか。露天掘の炭層は如何にして出来たもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
二、原油は如何なる状態で出来るもので御座いませうか。お伺ひ申し上げます。
“一、太古の森林は今考へるやうなものではない。大抵松であって、葉などが重なり合ってゐた。それが地震などによって埋没して層となる。大森林のものである。亜炭は新しい。
二、神様が必要あってお造りになったもので、地層の中に油の集溜個所がある。之は絶えず動いてゐる。それは気流や地霊などによって移動する。故に或一定量である。然し無くなれば次の動力が発見されるから決して心配はない。(S25・5・22)
石油発生の理
“石油(原油)は如何にして発生したのでせうか。
“石炭が地熱によって溶けたものである。戦時中、石炭の液化といふ事をいったが、石炭を溶かすと石油になるのである。然し段々掘ると出なくなる。今秋田をやってるが――。昔はイソウズの油と言った。温泉はちがふ。地層の表面の岩石にキレツが生ずる。そして地熱がその間隙から発散する。それが石炭をとかすのが石油であり――。地熱はつよいガスだから、しみ込む事はない。
海に清水、岩に花の怪
“遠州相良の沖合十八丁位の所に愛鷹岩と言う岩が御座いまして、その岩から真水が噴出して居りますが、如何なる訳で御座いましょうか。又、気多村京丸に京丸牡丹と申し、遠くから見ますと崖の中途に牡丹が美しく咲いて居りますが、採りに参りますと無いそうで御座いますが、如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“海の岩石の穴から、地下水が噴出するのである。割合浅い所である。岩のある質に、光線があたり、牡丹が咲くように見えるんだと思う。(S24・3・11)
桜島上空火光の怪
“鹿児島市南日本新聞の流星記事、「九月九日午後九時頃、鹿児島県桜島上空に一見火の玉の様な怪火が現はれ、青白い火花を発し、其為一瞬市内は真昼間のやうに明るくなった。右の怪火は宮崎県都城市内でも見られた。測候所では見当がつかない」尚目撃者の談によれば、月と星が衝突した様に見えた瞬間、赤い長い尾をひいた怪光が発したさうでございます。右の現象は霊的に何か訳がある様に存じられますが、お伺ひ申し上げます。
“噴火―地熱がハケ口を求めて地上へ噴出する。本当に火を発するのは、地上へガスが発出する。強いガスが出たので、上空で濃い時火が燃える。水が強い時反って燃える。噴火口のガスが燃えたのである。(S24・9・22)
溜水黒変する地方
“和歌山県西牟婁郡長野村では、二月以来三回の降雨毎に溜水が真黒になる奇現象を呈して居ります。同村は平地より三百尺程高い農村ですが、如何なる訳でしょうか。
“土の方に原因があろう。(雨)―黒色の雨がふるとすれば、そんな事はない。溜っているうちに変るというのは土の災いである。(堅い、為)鉱物が含有してるか、鉱物があって土にシミるか、何れにしても鉱物に関係のある原因であるとみられる。地中にある鉱物は、温泉などは土に影響する。鉱石などを洗うから、そういう所は木の育ちがわるいから、大体判る。だから那須野などは、暫くは作物が出来なかった。硫黄の為である。箱根山などは大木がない。爆発して黄鉄鉱が多い為である。(S24・4・2)
河川汚濁の原因
“最近関東地方の河川は、特に汚濁が目立ってゐますが、之は天変地異に関係がありますか。
“陥没か何かで亀裂してゐる所があり、そこから水が流れてるためと思う。(S23)
今後の気象学(唯心、唯物的)
“五風十雨になります迄の気象学は、どの様に進みましたらよろしいのでございませうか。
“気象学は進んでくる。今迄は唯物的にやったから進み方がおそいが、之からは唯心的に進むから早い。之からは五風十雨になる。唯物的には原爆で、機械的にさうならう。二十一世紀の原稿かいてゐる。 (S24・2・4)
曇り勝の陽気
“最近数年間は、以前見かけました様なクッキリした入道雲を見る事が出来ず、何かハッキリしない天候気候である様に思はれますが、これは何か霊的な訳があるので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“大した意味はない。理由はあるが又元のやうになる。いろいろな変り方がある。人間の心が曇ると、霊界へ移るから一切ははっきりしない。気持のよい陽気などは少くなる。 (S24・11・22)
暖候の理由(火素増量)
“今年の暖い気候の理由――。
“之は火素の関係があらう。地球は人口が殖えるにつれ、年々暖くなる。人間は地熱を吸収する生物である。霊界が昼になった為、著るしく火素がふえた。丸い光とか、気候が温かいなどは、それに関係してゐる。
高温の理と火水の関係(夫婦)
“今冬の気温の高いのは、如何なるわけでございますか。御伺い申し上げます。
“理由はあるが、知る程の必要もない。温いのは水分が多いのである。水分が多いと火気が強い。故に雨の降った時は一番(*)い。夫婦でもそうで、男の方も妻がなければ本当の力が出ぬ。女でも夫がなければ、力が弱い。アメリカの水によって日本の火は消されたが、今度はアメリカの水により日本の火が強くなる。火と水の関係である。夫婦で仲がいいと夫も元気になる。喧嘩すると水が強すぎて火気は消される。勢がくじかれる事がある。
雨前の暖暑、水爆の原理(水分と熱)
“雨の降る前、冬は暖かく、春は涼しく、夏は蒸暑い変化の訳――。
“火は水によって燃えるので、水気があると反って暖かい。冬でも晴天の日が本当に寒い。水分が熱を出すのである。温度など日本より南洋の方があついが、凌ぎいいのは水分が少いからだ。夏は水分による熱。最も強力なる水素爆弾は、水分を抜いておいて火を爆発する。そこへ瞬間的に水素を入れるのである。
人口増加と気候と地上天国
“最近日本読書新聞紙上に「日本気候七百年周期説」と言ふ新学説が、慶応の西岡秀雄教授によって実証されたと言ふ記事が載って居りましたが、それによると、江戸時代末期は寒冷期に当り、更に十三世紀鎌倉時代、五世紀末頃が寒冷期に当り、逆に十五、六世紀室町時代、九世紀平安時代初期が暖期に当るといふ結論を得たとの事ですが、大学説は長野県木曽御料林の樹令八一○余年の桧の年輪成長状況、法隆寺の用材その他(江戸時代末期の実証材料)、或は千葉県銚子又は和歌山県白崎のアシカ島の事跡、及比較的寒冷且湿潤な土地に自生したトチノキの分布地帯をトチノキの葉の圧痕のある葉底土器、及種子の出土と各種の文献によって精細に考察した処、遺跡に現はれたトチノキの分布地帯が、現代のそれと比較して暖帯林地域に属して居る事も推定しえたとしてあり、又、遮光器土偶説によって東北地方に遮光器(雪めがね)使用の風が行はれた事実を以て、気候変化の問題を関連させてこの説の裏付としたと言ふ事が御座いましたが、大学説と御神示の昭和六年以降の大気の変化といふ事実とは、霊的に或は体的に見て如何なる関連がございますでせうか。
“一つの循環率で、凡ゆるものに循環率がある。気候は、人間が殖えるに就て暖くなる。シベリヤにも、南北極にも人が住むやうになる。気候の変化が大きくなり、地上天国になる。(S23・10・23)
気候の暖化と人間
“北海道の気候が昔に比べてとても暖かになっているという事や、南の魚が段々北の方で漁れ出す様で御座いますが、何かいわれが御ざいますでしょうか。御伺い申し上げます。
“気候は段々変る。寒い所は暖かになる。シベリヤなどよほど暖くなってゐる。満洲などもそうである。気候が平均するのである。人間が住むようになると暖くなる。人間の発散する熱は強いもので、人いきれなどもそうで、とても温めるのである。人間が住むようになると霧も少くなる。南極、北極も今に陸地が沢山出来て、今に人が住むようになる。だんだん寒暖が平均してゆく訳である。
高温多雨の原因
“最近気候が大変暖かく、雨が多いのは如何なる訳ですか。又雨の多いのに電力が不足するのは如何なる訳ですか。
“人口が殖えるに従い、気候は暖くなる。日の光が強いと雨が多い。電力不足は需要が殖えたのと、設備不充分の為である。(S24・11・27)
周期と寒暖(平均化)
“過去の歴史上、気候の変化が七百年位を周期として寒暖の波があり、江戸時代よりこの方漸次暖かくなりつつあると言ふ学説があることを、読書新聞紙上で見ましたが、大先生様の御霊示とこの現象は霊的に如何なる関係がございませうか。御伺ひ申し上げます。
“凡ゆるものには周期がある。七百年位のみではない。寒暖は人間が調節するもので、人口が殖えるにつれて平均化される。(S25・2・8)
今年の天候(気候の平均化)
“今年の天候は農作物には好ましくないと、古老達は申してゐますが、如何でせうか。悪いとすれば如何なる管理方法を採ればよいでせうか。又暖冬異変は霊界と関係がありませうか。御伺ひ致します。
“未だこれからである。二月では何とも決められる訳はない。又人間が宇宙を支配してゐるんでないから管理ではない。それよりは了見を良くして、善い事をすればよい。気候は、或程度人間が作る。地球は、寒い所も出来るが、気候は年々平均化してくる。そして住みよくなるのは確かである。(S25・2・27)
電波と気候
“或学者が七百年周期として天候が一般的に暖寒があり、今年は暖期に入ってゐると申します。之は宇宙間の浄化作用で御座いませうか。又此の様な変化が私達に如何なる浄化作用を及ぼしませうか。亦それに対し、私達の心構へは如何に致したら宜しいで御座いませうか。
“学者の言ふ事を、信用しすぎてゐる。七百年周期の根拠――戦争などはあるが気候の周期的は考へられぬ。であるから信じなくていい。地球全体の気候が中和されるのは事実である。無線電波で気候が変遷される。人間の分布も拡がってゆく。之は確かである。(S24・7・16)
(地球の暖化)暖冬
“例年相当量の雪が降る小浜町に、今年は少しも雪が降らないのは、どんな訳でせう。
“今年の気候の暖いのは、理由はあるが、大して関心を持つべきものでない。全体的に地球は暖い所が拡がって行く。
寒国暖化(文化と気候)
“近年東北地方では、目立って雪がなくなって来たとの由ですが、これは如何なる原因によるもので御座いましょうか。右御教示の程を御願い申し上げます。
“気候が平均してゐる。シベリアなどは昔住めなかった。北海道も暖かになった。文化が発達するにつれ、気候が平均してくる。ラジオなども影響がある。人間が多く住むようになると暖くなる。山は霧が多いが、人間が住むようになると少くなる。人間は熱の塊だからである。(S23・12・18)
人間と寒暖
“昨年頃から寒暖が平均されつつある様に感じられますが、処によって寒暖の差は無くなって来るものでせうか。御伺ひ申し上げます。
“段々無くなる。人間が温度を平均する働きをする。五六七世。 (S24・12・23)
地球暖化と人間
“昨今の暖さは、地球が何度か南へ傾いたと世論があります。如何ですか。
“そんな事はない。地球は暖くなるのが本当である。それは人間が殖える為であり、地熱を吸収するからである。日光湯本なども昔はもっと寒かった。(S (*)・1・25)
梅雨の必要―理想世界の天候
“将来五風十雨となった時、季節的な梅雨などはどうなるので御座いましょうか。
“梅雨、之はある。田植には大いに水が必要である。木なども大きくなりかけ、春の芽吹きして、花咲いて、実成る時で、水分が必要であるからである。五風十雨とキチンと決る訳ではない。大体之のように決る事である。(S23)
季節と風
“春は東風、夏は南風、秋は西風、冬は北風というように吹きますが、季節と風の関係を御教え下さい。
“地球上の万物は、科学的にどうの斯うのという事でなく、そのように造られている。そして人間に必要なものが育ったりなどする。人間に斯ういう風が必要であるから、神様が造られた。春は東、夏は南、秋は西、冬は北と相応の理により、そういう風に造られてあるものである。春は初める。東から太陽が出ると同じ意味で、秋は凋落で西へ日が沈む。北は寒いが、寒くないといけないからで、南は赤道から渡ってくるから、特にはっきりしているのは日本だけで、西洋にはこれだけ四季がはっきりせぬ。(S24・4・13)
二百十日の訳
“二百十日に暴風雨がありますのは、如何なる訳でありましょうか。右御教示御願い申し上げます。
“造物主が知っている。冬寒く夏熱いのは如何いう訳かというようなもの。その時分に暴風雨を起すように造った。想像していえば言える。その時分に、そういう風が吹かなくてはいけない。然し、此間のような大きい台風は、人間が作ったもの(曇らせて)である。 (S24・9・3)
台風の北進、低気圧とその針路
“台風等は南に発生、北進します。今迄気圧の関係のみによるものと知らされておりますが、詳細を教示下さい。
“台風は南も北もない。地球は火の線が経に行っており、真中が一番濃い。地球の中心を経に貫いている。火は狭く細い。広くは及ばぬ。南北極は流通してるが、温かい方が南極になってゐる。陸の方は北の方に多い。台風等は、すべて浄化作用で、丁度洗濯して乾かすようなものである。低気圧は廻りつつ進行する。針路は出鱈目のようだがそうではない。地球の空間に汚れが溜る。その部分を低気圧がゆく。曇ったものは一個所へ集ってゆくものである。判り易くいえば、はたきをかけるようなものである。雨は水洗い、雷火でやく。丁度濃い毒素の塊のようなもので、それが方々へ溜ったものを焼く。旋風もそうである。
台風海上発生の理と季節
“台風は海上に発生する様に聞きますが、何故陸地に発生しないでしょうか。又厄日、二百十日、二百二十日には、昔から天候が荒れ、暴風雨がよくありますが、如何なる訳で御座居ましょうか。御伺い致します。
“之をするのは龍神で、陸地では大きい龍神は住めない。地龍、山龍等はあるが、大きい龍神は皆海上にいる。地上の汚れは皆海へ流れるので、どうしても海に溜る。それが鳴戸で海底へゆく。そして地上にもいくらか残る。台風は季節で起る事になっている。人間でも草木でも季節がある。木の根が張るのは風の為でそれ故に風の必要がある。木質を固くするには根を強くする。その為には風である。それは二百十日か二十日頃が丁度いい訳である。然しその上人間が汚すので、序でに余計強く吹く事になる。(S24・9・7)
低気圧多く南発す
“台風及び低気圧は南方に発生し、本土を浄化し北方に去り、太陽は東より西への道を通りますが、霊的に何か意味が御座いますのでしょうか。
“低気圧は多くそうであるが、そうは決ったものではない。北方からゆく場合もある。低気圧は、熱を必要とするものであるから、南方は熱が多いので、そっちへ行く。天地間の浄化作用であり、掃除である。先には、浄霊の時は吹いたものである。之は風の自然作用をとったものである。然し之は嫌われる。医学的の頭があると、治療する人の梅毒などを考える。風の浄化は、普通は左進右退だが、右進左退の場合もある。低気圧はグルグル廻って進むが、その中心―渦巻の真中、ここが一番強い。中心は大抵海か島である。渦巻の中が低気圧の圏内である。龍神が働く。蛇は人間に働く場合など真直でなく渦巻いて働く。でないと一部の浄化しか出来ない。(S (*)・1・14)
台風南洋上発生の理由
“先日来の台風を見て居りますと、殆どが南洋上にて発生し、日本本土に上陸して居ります。信仰雑話を拝読しまして風、水、火すべて神が行はれる浄化と伺って居ります。今回の台風を霊的に御教示お願ひ致します。
“南洋で発生するといふのは、掃除する龍神の住居があるのである。(S24・9・8)
台風頻発
“日本本土に襲来する台風が多く、旦近年は季節外れの場合が多くなり、今年は例年より早く、昨年は非常に遅く迄度々襲来しましたが、如何なる理由でありませうか。御教へ願ひます。
“浄化力が強くなったのである。霊界が昼間になり、火素が多くなった為である。(凡ゆる面の浄化が強くなった)(S24・6・25)
台風の眼
“最近新聞に出て居りました、台風の中心(暴風の目といひ、レーダーで捉へました水蒸気の渦巻を写真版にしたもの)は、無風帯であると申しますが、霊的に如何なるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“廻ってゐるものの中心は、風避けしてるようなもので、無風帯である。中心―真中は、龍神がゐない。龍神は大した大きいんでない。巻いてる外はその余波である。(S24・9・2)
台風と日本
“日本に台風が多く、外国に少いのは、如何なる理由からで御座いませうか。
“そうと決ってはゐない。米国など日本の何倍といふ台風が吹く。日本は山があるから小さくなる。アメリカは大平原だから大きい。映画のハリケーンなどは物凄い。之は私のみた映画中一番素晴しかった。光明世界になれば台風もなくなる。(S23・11・22)
龍巻
“龍巻について――。
“霊界で曇りのひどい所に対し、その曇りの堆積を龍巻でとってしまふか、又は火でやくか、いろんな方法で清掃するのである。龍巻は龍神の特性を実に良く出してゐる。即ち風を蛇行形に巻くのである。龍巻は局部的のものである。暴風なども渦を巻くが、之等は凡て龍神の形になってゐる。(S23)
龍巻(龍の昇天)
“龍巻について御伺ひ申します。
“霊界の曇の強い所は、普通の暴風ではとれぬ。然し浄化しなくてはならぬ。するとその掛りの龍神がゐて曇がとれる。又、龍の天上する時も龍巻が起るといふ。水底に居て修行が済んで、雲をよんで、雲に乗ったり、雲に蔽はれたりして昇る。龍神は水がなければ活動出来ない。(S23)
旋風減収の原因
“昨夕の新聞に依りますれば、印度マドラス洲東海岸地方は、十月二十七日の大旋風について、十七日発表されたインド政府の推計によれば、損害五億ルピー、米作の減収三十万トン、八百万人近くの住民が餓えにひんしてゐると報ぜられて居りますが、右は霊的に如何なる御浄化で御座居ませうか。御伺ひ申し上げます。
“その地方の霊界に、曇が多量に出来た為の浄化で、やむを得ぬ事である。(S24・11・19)
雷の原因(道真)
“雷は如何なる現象ですか。
“雷は霊界の曇りを焼き払ふのである。之に伴ふ雨風はその上、水で洗って風で吹き払ふ浄めの業である。又、他の理由もある。菅原道真が霊界へ行って火龍となり、彼を陥れた者を雷火によって悩ました例もあるが、斯ういふ事は相当偉い人でなくては出来ぬことである。
落雷の理由
“落雷の理由に就て――。
“火の働きで、曇のひどい所を焼いて了ふ。火の浄化作用である。
雹と龍と雷雨
“二十一日の夕方、中京地方に季節外れの烈しい雹と雷雨がありましたが、如何なる原因でせうか。或人が何処かの池の龍が昇天したとか言はれますが、雹と龍の昇天と何か関係があるのでせうか。
“雹とは関係はない。龍が昇天する時は、龍巻や大雨を起す。水気がないと天へ昇れない。雹は急に中界に寒波が行く時に、雲が分散して凍る。雷雨は浄化作用で、霊界の曇を火で焼くのである。
雨火浄化に風を伴う理
“雨又は火事の浄化の際、風が伴いますけれども、水又は火を司どる神と風を司どる神の御働きは、何時も同時同所に在るものなのでしょうか。
“龍神がやる。別の場合もあり、一方が手伝う事もある。(S24・7・23)
朝焼、夕焼
“朝やけ、夕やけが天候急変の兆とされたり、暴風雨の前兆とされてゐるのは、如何なる訳でせう。
“大した意味はない。霊的意味とはいへぬ。天候が変る兆しである。霊的といふより天文である。すべてのものに兆しはある、長い経験でよく当る。
朝陽夕陽の光の差
“一、太陽が朝上る時と、夕方沈む時には、大きく見え光が弱いのは、如何なる訳でせうか。
一、北極と南極より見た場合、太陽の出る位置はどうなりませうか。
“一、空気の関係である。地球に近い空気の層を通すから、光が弱るのである。又地熱が非常に関係がある。
一、北極と南極では、ちがひはない。南北は――。(S24・11・9)
虹の七色と丸味
“時雨の時、虹が七色になり丸くなってでるのは、どういふ訳でせうか。
“虹が七色になるのは、学説の如く、太陽の光線が分光されたものである。丸くなるのは、宇宙にある一切のものは丸い形をしてゐるので、又太陽でも月でもさうであるが、遠くからみると、凸凹のものでも何でも皆丸く見えるものである。大体凡ゆるものは丸い形になってゐる。神様でも人間霊でも、 遠くへ行く時は丸くなってゆく。明主様のお身体の中にも大きい丸い光の玉がある。それから光が出て、お守を通して働くのである。
蜃気楼
“蜃気楼の原因――。
“霧の濃い所が壁のようになって、映像が写るのである。(S24・11・19)
昼夜は呼吸か
“一昼夜で一つの呼吸になって居るとお伺ひ申し上げましたが、それはどういふ意味の呼吸なので御座いませうか。
“何かの間違いであらう。(S24・9・13)