三 真善美の調和は神の御経綸である

教祖は、真善美の調和は神の御経綸であると説かれます。晴れた夜、空を仰げばそこに無数の星が、それぞれ運行を誤らず、整然と輝いておるのではありませんか。これこそ神の御経綸であり、真善美大調和の象徴なのだと仰せられるのであります。また一輪の花にも真善美の調和がある。これによっても神の御経綸を窺うことが出来ると教え給うのであります。宇宙全体にも調和があり、万有悉くにも調和があると説かれるのであります。

考えて見ますと、世界二十何億の人間は皆その顔形を異にし、その個性もそれぞれちがっており、又その仕事も千差万別でありながら、相互依存の大調和を保って、一つの世界を形成しております。また人体の構造についても、科学者が解剖し分析してゆくと、実に壱千兆以上の細胞から成立っており、而もそれ等の細胞は、各々個性をもっておる生きたもので、それ等が各それぞれの役割をもってよく調和しながら活動しておる事がわかるということです。この大調和こそ神の御経綸であらせ給うことを物語る、何よりの証拠といえましょう。

(世界救世教教義解説 昭和二十六年六月一日)