不感症

之も割合多い症状でありますが、原因としては、精神的と肉体的と両方であって、精神的に於ては極度の羞恥又は全然恋愛のない強制結婚の為と思ふのであります。 肉体的としては、下腹部の水膿溜結の為性器が圧迫されて、未発達の為であります。

治療としては、下腹部の浄化法によって水膿を溶解し、後は時日の経過によって其発達を促すより外に方法は無いのであります。性器発達によって精神的方面即ち恋愛不足も羞恥感も相当緩和される訳であります。

〔浄霊箇所〕
下腹部、鼠径部、背面腎臓部

不感症(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)