腸カタル

腸カタルは割合多い病気で、之は大腸カタルと小腸カタルとあります。大腸の方は重く、小腸は軽いのであります。原因としては、二種類であります。一は、自然浄化作用に因って、膿が下痢となって排除される場合と、一は、毒物を食った為の中毒作用であります。

ですから、毒物を食った覚へがなくて下痢するのは、浄化作用に因るものと思へばいいのであります。本療法によれば普通一、二回で治ります。

〔浄霊箇所〕
腹部、痛みのあるところ、発熱部

腸疾患(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)