寸鉄活人　（栄光百二十号）

拙者の弟子は、キリストと同じ位の奇蹟を現わしているのは御存知の通りだ

だから拙者はキリストの造り主といってもよかろう、というと凡倉はイキリ立って、拙者を気狂いというだろう、気狂い野郎が見るとねというと愈々本物の気狂と思うだろうという奴が本物の気狂なんだから、日本は何と大きな精神病院ではある事よといったら、ブン殴られるだろう、桑原々々

世の中は進歩するので、自殺のやり方も段々変って来た。三原山や華厳の滝や多摩川上流はもう古い

之からは酔払いバス、火吹き電車、○○に○○して貰う事だが、之が一番有効だ、といっても判る人は判るが判らない人は判らない、とは判るまい

（栄光百二十号　昭和二十六年九月五日）