岡田先生療病術講義録

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梅毒

此病気の原因及び症状は、不純の性交後一週乃至三週位にして、亀頭下に豆状の固結(疳瘡(カンソウ))を生ずるのであります。梅毒に於けるそれは、無痛であるのと、硬結性が特徴であります。そうして飽迄進行性で、次で、横痃(ヨコネ)を発生しますが、之も...
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膀胱結石

此病気は、膀胱内に一種の石が出来るのであって、排尿の故障又は痛苦を伴ふものであります。原因は、胆臓からの胆汁が浸出し、それが腎臓を通過して膀胱へ入り、尿中に混入せる水膿と結合し、化学的に結石するのであります。之は、胆石と同一の理であります。...
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膀胱結核

此病気の症状としては、排尿時の前後、激痛を伴ひ、普通必ず多少の出血を見るのであります。原因としては二種あります。一つは、腎臓結核が移行したものと、一つは、膀胱自体に発生したものとであります。第一は、腎臓の説明にありますから、第二を説明します...
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腸撚

之は、腸が撚れると謂はれてゐますが、非常に痛む。そして水一滴飲めないのであります。腸が撚れるので、其為、腸穴が塞がるからで、一週間以上も飲まず食はずで苦しみ、終に仆れるんであります。之は助からぬとしてありますが、本療法では一週間以内で容易に...
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虎列剌

治療した事はありませんが、赤痢と同じ様なもので、今一層激しい浄化作用と思ひます。勿論、コレラ菌に誘発されて、毒素排除作用が起るので、大浄化作用なのであります。赤痢も虎列剌も、伝染病ですから取扱ってはならないものでそういふ疑のある患者は、即時...
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赤痢

之は、浄化作用の最も激しいもので、赤痢で下る血は皆毒血なんであります。浄化作用ですから非常に結構なんであります。其証拠には実に治りいい。私はどんな酷いのでも五日を越した事はありません。 六日目には飯を食って歩く位であります。浄化作用ですから...
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腸痙攣

之は、腸が非常に痛む病気で、之は物に中った場合と、水膿溜結が腸の蠕動と触れ合って痛むのとあります。後者は、胃痙攣の場合と同じ様なものであります。軽症は一、二回、重症は一ケ月位で全治します。(岡田先生療病術講義録 昭和十一年七月)
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腹膜炎

之は、水が溜るのと、膿が溜るのと二種あります。此点丁度、肋膜と同じやうであります。そして膿が溜る方がズーと治りいいんであります。膿の溜ったので随分酷いのがありますが、割合順調に治るのであります。そうして今日、大抵の人は極軽い腹膜炎に罹ってゐ...
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腸疾患

腸疾患で一番多いのは盲腸炎であります。盲腸炎は、本療法では実に容易に治るのであります。場所は丁度、臍の一、二寸下から右の方へ寄った所で、医学で謂ふ虫様突起部で、之へ膿が急激に集溜するのであります。症状は、非常に痛んで熱が出る。 普通手術によ...
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糖尿病

糖尿病は、甘い小便が出るとしてあります。症状は、疲労感と、喉が渇くのと、尿の排泄多量と、尿意頻繁とであります。又、歯の脱落も特徴であります。此病は、患者自身の発見ではなく、医師に言はれて知る人が大部分であります。此病の人を診査しますと、必ず...