著述編

栄光

取違いの例

左の御蔭話はよくある例だが、これは重大な意味を神様が教えたのであるから、この文を添えたのである。これを一言にしていえば、“神を頼りにせよ。人を頼りにするな”という事である。というのは自分は浄霊の力を戴いているのであるから、自分の病気でも自分...
栄光

光に就いて

我救世教は光の宗教であるのは今更言う迄もないが、面白い事には余程以前から私の事を世間ではお光様と曰っている。この言葉は私が言い出したのでもなく、信者が曰ったのでもない。では誰が言い始めたかというと、忘れもしない数年前、静岡新聞に載っていた本...
栄光

超科学

左の稿は目下執筆中の、医学革命の書中の一節である。私は先日ラジオで、最近帰朝した湯川博士を囲んでの、座談会の録音を聴いたが、それによると最近科学の方でも、余程私の説に接近して来たようで、喜びに堪えない次第である。それによれば素粒子論に対して...
栄光

神徳斯くの如く験かなり

本教の信仰は昔からある凡ゆるそれとは大いに異っている。というのは既成宗教に於ては、神と人との関係が余りハッキリしていないのである。といっても彼のキリスト教始め数ある宗教の中には、成程熱烈な信仰を捧げる時、驚くべき奇蹟が現われ、神意が明らかに...
栄光

迷信時代

現代は迷信時代といったら、智識人は怪訝な顔をするであろう。中には救世教という駈出し宗教のくせに“アメリカを救う”とか“結核信仰療法”とか“自然農法解説書”などと次々一般人の読書欲を刺戟するような、巧みな題名を附け、宣伝を兼ねて大いに売らんと...
栄光

栄光221~230号

■栄光二百二十一号 昭和二十八年八月十二日 ・迷信時代 ・神徳斯くの如く験かなり ■栄光二百二十二号 昭和二十八年八月十九日 ・超科学 ・光に就いて ・取違いの例 ■栄光二百二十三号 昭和二十八年八月二十六日 ・御守から出る光波 ■栄光二百...
栄光

油断ならぬ結核の現状

左の記事は去る五月三十日の、朝日紙神奈川版に出ていたのであるが極めて慎重な審査の結果、結核容疑者十三パーセント強というのであるから、余り楽観できない実情である。最近日本における結核患者の死亡率激減したといって喜んでいるが、成程死亡率は減った...
栄光

植物は生きている

私は庭の植木を手入れするのが好きで常に枝を切ったり形を直したりするが、時にはうっかり切り損ったり切りすぎたりする事が間々ある。又木を植える場合、場所の関係もあって、止むなく気に入らない所へ植える事もあり、周囲の関係上、木の裏を表へ出したり、...
栄光

世のインテリ族に物申す

凡そ世の中に命の要らない人は一人もあるまい(自殺者は別だが)。処がこれ程尊い命が救われ、その原因である病気が治ってしまうとしたら、それで問題解決何も残らない筈である。とはいうもののそんなドエライ治病法がこの世の中にある訳がないから、そんな戯...
栄光

病は簡単に治るもの

この人は足掛十年も病んだ結核が、約一週間で治ったので驚いて入信し、それから色々の病人を治す力を与えられたという、恐らくこれ程の奇蹟は到底信じ得られないであろう。この患者の治った経過と、治病力を授けられてからの事実をみれば驚嘆の外はあるまい。...