私の光に就いて

これは信者はよく知っているから、事新しく言うまでもないが、最近の御蔭話中にあった左の報告は、霊視者が子供であり然も色々な面に渉っての光であるから、一つの参考にもなると思い、この文を添えたのである。そうしてこの霊視は正確である事も附言するが、これを読んで自分もそういう能力を得たいと思う人もあるであろうが、それは無駄である。というのは人間にはその人特有の能力を与えられているもので、万事は神様次第である。そうして、私の光は日に月に強くなりつつある事で、何れは色々な形で見える人も増えると共に、それに準じて病気の治り方も顕著となり、奇蹟もその通りになる。従って一般にも分りが早くなり救われる人も増える訳で、段々面白くなって来るのである。

この様に私が有っている光こそ、人類肇って以来一人もないので、それが為人類は病貧争の悩みはどうする事も出来なかったのである。従って公平に言って、昔からの如何なる宗教の開祖でも聖者でも、私から見れば光が弱く、弟子位に当るのであって、これというのも全く時が来たからである。

お光の霊視能力をいただいて

(本文省略)

(栄光二百三十七号 昭和二十八年十二月二日)