著述編

救世

絶対的健康診断

私が長い間多くの人の身体を診査した結果一大発見をした面白い事があるからかいてみよう。それは例外なく健康の判定には肩の硬軟を見る事である。肩を押してみて軟い人は必ず健康で相当重症な病気に罹っていても必ず治るのである。斯ういう人は又平常なかなか...
救世

真理を説く

私の唱える説の殆んどは、何処かに今迄と異った意味が含まれている事を認めない訳にはゆくまい。というのは今迄唱えられて来た凡ゆる説は世に知れ亘り、今更新しく書く必要はないからである。今日何程巧妙に説いてみても、それは畢竟同じ説の焼直しに過ぎない...
救世

献金に就て

先頃本紙に載せられ、本教収入の標題下に書かれた献金に就て、本教の方針が如何に搾取を好まず自発的献金であるかの一例として 最近左記の体験談を寄せて来たから報告するのである。之によってみても、本教御利益の素晴しいかでこの感激によってやむにやまれ...
救世

又しても奇蹟

去る三月廿五日は、五六七大教会年次大祭の三回目の初日であったが当日の参拝者五百六十七人という数字が出たので、これを知って驚かぬ者はなかった。神様は時々想いもつかない奇蹟を御見せ下さるので、如何なる事でも自由自在な御力を揮はせられるのが分るの...
救世

豚に真珠

よく昔から、豚に真珠という言葉があるが、その通りの事が平気で行われている、その事をかいてみよう。茲に一人の人間があるとする。その人は、病気とか災難とか、兎に角不幸に苦しんでいる場合、偶々本教の話をするや、飛付いて直ちに入信し救われる人もあり...
救世

宗教不感症

普通常識からいえば、世の為に尽すとか、人を幸福にするという事は善い事に違いないから、賛意を表し援助をしたくなるのが真の人間性である。処が不可解にも甚だ冷淡に振舞う人をよく見受けるが、そういう人は案外多いようである。彼等の偽らざる心情は、世の...
救世

病気とは排毒作用

抑々、病気を最も判り易くいえば病気とは体内にある不純物、即ち有毒物を種々の形によって排泄さるるその過程をいうのである。従って此世の中に病気ほど結構なものはないので、もし人間から病気をなくすとすれば、人間は健康を保ち得ず、到底長命などは覚束な...
救世

おかげばなし批判 暴風に耐える無肥栽培

幸福に導きつゝある教へ(本文省略)此報告で驚くべき事は、教修を受けたその日に偉大なる治病力を顕はし得た事である。勿論医学の医の字も知らない人であるにみて尚更驚かない訳にはゆくまい。何時も言う通り、数十年の研鑚を経た専門家の治病力に比較し、浄...
救世

おかげばなし批判 注射の逆作用

次ぎ次ぎに病気になる(本文省略)此患者の経路をみると、わが神医術の理論を肯定して遺憾なしである。最初の一つの病気が治るや次の病気が発り、又治るや次が起るというような事実は、医学で治っても根治ではなく一時制えという事を物語っている。又根気よく...
救世

おかげばなし批判 浄霊は無病療法

腫物は自然に抗はず排膿(本文省略)此腫物の治し方は自然であって、如何なる腫物でもこれと同様の経過をたどるものである。勿論放任しておけば充分腫れ切って自然に小孔が開き排膿し治癒するのである。処が、それまでの間激痛が伴うので手術をするが、その際...