著述編

アメリカを救う

伝染病

伝染病は近来米国では非常に減ったとされているが、日本では今以て相当猖獗(ショウケツ)している現状で、これも序だからかいてみるが、先ず伝染病菌である。これについては何人も夢想だも出来なかった程の私の新発見であって、恐らく容易に信じられないであ...
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結核

この病気も全く医学が作るものであって、曩にもかいた如く、薬毒が体内各局部に集溜固結し、その浄化作用として感冒が起り、熱によって溶解した液体毒素は、痰となって肺臓を通って出ようとする。という訳で肺とは喀痰排泄の為の通過路の駅ともいうべきもので...
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この病気は肉食病といってもいい位のもので、これを根本的に説明してみると、最初造物主は人間を造った時、その食物としては穀類、野菜、獣鳥肉、魚肉等夫々人体に適合した物を造られ、それを食う事によって、健康で生を営み得るようにされたのである。勿論住...
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浄霊医術

これから米国に於ける現在の病気状況の調査表と併わせて、私が創成した治療法(浄霊法)によって全快した人達の感謝報告を載せるが、これは全部本人手記のものであるから一点の間違はないので、万一疑のある人は、宿所姓名を詳しくかいてあるから、本人にブツ...
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手術について

日本もそうだが特にアメリカに於ては、近来手術の進歩を誇称し、大いに励行しているが、これは大変な誤りである。というのは手術の進歩とは、医術の進歩ではなく寧ろ退歩であるからである。何となれば真の医術とは、病に冒されている臓器その物を除去するので...
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種痘と薬毒

茲で先天性毒素について説明してみるが、後天性毒素とは勿論生まれてから後に入れた薬毒であるが、では先天性毒素とは何かというと、これこそ祖先以来遺伝されて来た薬毒であって、日本の諺に“自惚と瘡気(カサケ)のない者はない”という言葉があるが、この...
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病気とは何ぞや

序論にもある通り、現在米国に於ける病気の漸増は何が為であるかを、その根本から説いてみるが、先ず病気なるものの発生原因であるが、驚く勿れ病気というものは医療が作るのであって、特に薬剤がその中心をなしているという事実である。つまり病気を治し、病...
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・序論・病気とは何ぞや・種痘と薬毒・手術について・浄霊医術・米国に於ける病気状況・癌・結核・伝染病・精神病・関節炎・心臓病・慢性頭痛持・小児麻痺・動脈硬化及び高血圧症・喘息・慢性気管支炎・腎臓炎乃至腎臓病・脱腸・痔・結論(昭和二十八年一月一...
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序論

今回本教信者立松文二君が、米国ノートルディム大学(カソリック系)に留学、一カ年を経た最近一先ず帰朝したので、予て依頼してあった現在米国に於ける主なる病気の統計を精査記録したものを持って来たので、私は一見するや愕然としたのである。それは同国に...