著述編

対談記

明主様と法大文学部長美術評論家谷川徹三氏との御対談(一)

四月二十六日、法大文学部長美術評論家谷川徹三氏が来訪され、明主様には御親しく御款談遊ばされました。この日谷川徹三氏は、四月二十一日開館された箱根美術館に立ち寄り、数々の美術品を鑑賞午後五時三十分碧雲荘に到着。待つ間もなく明主様には奥様御同伴...
対談記

書は人格を表現する -ある客との御対談より-

客 書は大分前からおやりになっていらっしゃるのですか。明主様 二十年位前からやってます。客 支那人の書は非常に剛健で線が太く細かい点にくよくよしない様でしっかりしてますが。明主様 支那で一番旨いのは王義之ですね。旨いものです。日本では弘法大...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 肥料迷信打破も急務

阿部執事 新聞でも自然栽培の面を取上げてみたら如何ですか。兎に角五年で五割増産することは確実なのですから、これが一般の農家に普及したら大変いいことと思いますがね。明主様 今度の報告の中でも反当り十三俵というのがありました。阿部執事 この方が...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 私は宗教は嫌い

明主様 私は大体宗教は嫌いなのですよ。小西氏 私はあなたのような教主にお目にかかったことがありませんね。外の宗教の教主にはよく会いましたが、大抵はコケおどしをやられたり、いきなり、「南無妙法蓮華経」と言われたりしてびっくりしたこともあります...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(二) 医学の根本的革命

小坂氏 この「アメリカを救う」の表紙は大変な表紙ですね。阿部執事 店頭に置いてあっても、すぐ目につきますからね。小坂氏 これでは必ず目を惹きます。明主様 これはあっちの大統領はじめ有識者に全部配るつもりです。小坂氏 明主様、最近日本には不思...
対談記

明主様 国際情勢と医学農業問題について大いに語らる 報知新聞社取締役社長 竹内四郎氏 外二氏との御対談より(二) これから世界はどうなる? 

竹内氏 教主様は予言はおやりになられませんか。明主様 やらないこともありませんが、信用に関わりますから、危なっかしくない余程確かなことでなければ言いません。しかし今度栄光の正月号(一八九号)には戦争の事に関して「世界夢物語」として、全体の三...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(一) 日本の使命

明主様 もう一つはこういう事も言いたいのです。講和以前には言いませんでしたが、民族では日本人が一番優秀なのです。これは事実を見れば分りますが、日本人くらい世界中の文化を吸収できる国民はありません。以前に一寸した小さな講演会で話したことがあり...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(一) 今後の新聞

竹内氏 今のところ報知ではスポーツ、芸能、文化の三つを主眼としてやってますので、外の新聞とはスタイルが違ってます。明主様 やっぱり外の新聞と同じ編輯の仕方では駄目です。私は斯う言うことを考えたことがあります。サン新聞は写真が汚くて、鮮明を欠...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(一) 完成の暁は世界的大演奏会を

竹内氏 救世会館が完成したらああいう処も世界的の音楽家、たとえばコルトーとかをよんで、演奏させたら、非常にいいと思いますね。私は若い時に聞いたことがありますが、それも粗末な市の公会堂でしたので、なんとなく気の毒な気がしましたが、やはり周囲の...
対談記

竹内四郎氏外との御対談(一) コルビュジエ式に宗教感覚を

明主様 それに、大抵の宗教建築というのは古臭いもので、何百年何千年前の様式になってます。ところがそれでは何も意味がないと思います。やはり凡てその時代に合っていかなければなりません。むしろその時代よりも先にいかなければなりません。つまり指導的...