著述編

明日の医術

明日の医術 第三篇

・世界の大転換・三国同盟の意義・夜と昼・善主悪従・霊界の転換・恐怖時代・霊的医術・外殻的文化・御神霊・八紘為宇の意義・大戦争と浄化作用・人間と動物との関係・日本人の優秀性・道徳の根源・霊波と霊衣・罪穢と病気・明日の文化・未知の世界・生と死・...
明日の医術

明日の医術 第二篇

・医学とは何ぞや・惟神医術・神の経綸・病気症状と其解剖・発熱・痛苦・掻癢苦・不快感及び嘔吐・下痢・浮腫及び盗汗・眩暈及び不眠症・憂欝感及び麻痺と痙攣・咳嗽及び逆上・冷及び便秘・既存療法・鍼灸療法・病患と医学の誤謬・一、扁桃腺炎、盲腸炎、手術...
明日の医術

明日の医術 第一篇

・序論・人口問題・各国に於ける人口動態・人口増加率低減の問題・病気の真因・結核問題とその趨勢・肺結核・結核は絶対に感染しない・結核と精神作用・肺結核治癒の過程・学説と現実・B・C・Gの注射に就て・乳幼児の死亡率問題・国民体位低下の問題・体位...
明日の医術

明日の医術

・序論 人類救済の根本・明日の医術・現代人の短命・日本式医術・科学で病気は防げる乎・科学の使命・本療法は、観念療法に非ず・医療と観念・西洋医学の大誤謬 病気の本体・西洋医学の大誤謬 錯覚的治療・西洋医学の大誤謬 対症療法の不可・西洋医学の大...
法難手記

結論

抑々、今度の事件に対し、冷静に検討して観る時、少なくとも公平に行はれた取調べとは思えない。それに就ての、二三の疑問符を抛げてみよう。先づ第一容疑の性格に対し、取調べの峻厳な事と、其日数が多過ぎる事である。私の経験によるも、以前特高時代の時と...
法難手記

ナンセンス

長々と固苦しい事ばかりかいたから、茲で一つ二つ新聞記者諸君や、其他に関するナンセンスをかいてみよう。私が最初連行された時の事である。庵原警察署へ着く少し手前へ来ると、同乗のK部長は『表門は新聞屋が、待ってゐるといけないから、裏門から入らう』...
法難手記

刑務所

私は、今回の事件の為、五日間静岡刑務所(正確にいふと拘置所である)に収容され、獄舎生活をしたが、其時痛切に感じた一事があるから、それをかいてみよう。此刑務所は最近出来たばかりの建物だそうで、設備其他一切がよく完備しており、文化的の香りも高く...
法難手記

人権蹂躪

自由民主々義とは、人権を尊重する事から始まるといふのは、今更言ふ必要のない程、明らかな話ではあるが、実際上それが仲々行はれてゐない事を、今度の事件によって、熟々思はれたのである。意外なのは役人が人民に対し、平気で行ふ人権蹂躪的態度である。何...
法難手記

当局に望む

以上は、詳細に述べた如く、慈悲も涙もない冷酷極まる取調べを受けた吾等として、熟々思はれる事は、どうしても、取調べの任にある人達には、宗教心の必要なる事である。言う迄もなく、被告を悔悟させるには、遮二無二責めるばかりでは効果はない。どうしても...
法難手記

帰宅後

茲で、帰宅後の事も一通りかかねばならないが、帰宅後某弁護士に面会、色々取調べの模様を話した処、其弁護士が言ふには『それは惜しい事をしましたね。被告には黙秘権があるんだから、記憶にない事は答弁しなくてもよかったので、黙ってゐてもそのために不利...