著述編

光明世界

大光明世界の建設 光明如来

観音様は別名光明如来と申され、光に依って一切を救はれるのであります。今日迄の宗教は罪障消滅するには非常な努力をしなければならないのでありまして、それでもなかなか一生懸っても消滅は六ケ敷かったんでありますが、それが今度は観音様に依って至極簡単...
光明世界

大光明世界の建設 真のミロク

今日の如き澆季末法(ギョウキマッポウ)の世が来る事は、お釈迦様は能く御存知であった。何故なれば、此の世は火宅(カタク)だとか厭離穢土だとか仰有ったのであります。此の世では幸福といふものは得られない。何処迄も苦しまなければならない。苦の娑...
光明世界

大光明世界の建設 罪障消滅

今晩は此処が観音会の仮本部になりましての第一回の講話会であります。昨日は、大変雨が降りましたが、今日は大変に好いお天気で、恰度祝詞にもあります如く五六七の世、それは五風十雨であります。五風十雨とは五日目に風が吹き、十日目に雨が降ると言ふ事で...
光明世界

大光明世界の建設 --会主仁斎先生の御話--

昭和十年一月一日本部発会式席上に於ける明けまして御芽出度う御座います。お蔭を持ちまして大日本観音会も、発会の運びになりまして、非常にお芽出度い事と存じます。この発会は、もっと遅い積りでありましたけれど、観音様の方で、非常にお急ぎになられたの...
光明世界

光明世界

■光明世界一号 昭和十年一月一日 ・大光明世界の建設 --会主仁斎先生の御話-- ・大黒様のお話 --会主の御講話の続き-- ・巻頭言 ・阿呆文学 枝葉末節文化 其 一 ・阿呆文学 枝葉末節文化 其 二 ・千手観音の霊写真に就て ・余が発見...
光新聞

誠の有る無し

誠のあるなしを最も簡単に知る方法を書いてみよう。誠のある人は何よりも約束を重んじよく守る事である。単に約束を守る守らないだけでは世人は大した事とは思はないが、実を言うとなかなかそうではない。即ち約束を守らないという事は人を偽った事になるから...
光新聞

旭日昇天

本教に対し、次から次へと妨害者が表はれるのは何故であるかをかいてみよう。本教のような明朗な宗教に問題など起る筈がない訳で不思議に思うであらうが、それには理由がある。之を最も判り易い例えは、朝太陽が東天に昇る時、大抵は雲が表はれては光を遮る。...
光新聞

今日の世相

今日の世相位悪化してゐる事は未だ曽てなかったであらう。何よりの證拠は犯罪の激増、監獄の超満員、未解決裁判の多数、迷宮入り事件の少くない事等によってみても明かである。右の事実は表面に現はれただけのもので、いはば氷山の頂点でもあらう。茲で私の経...
光新聞

金詰りの原因

今の世の中で誰も一番困っているのは金詰りであろう。至る所金詰りの声が充満している。とすれば一体金詰りの原因は何であるかを知る事と、何時まで続くかという事とどうしたら解決出来るかという事と此点を誰も知りたいであろうから茲に説明してみよう。先づ...
光新聞

結核予防は不可能か 神医学を信ぜよ

旧臘報知新聞所載結核予防法全面的に改める会社などで強制的な検診結核による死亡率は年々減少してゐるが患者数は依然増加し、わが国から結核を徹底的に追放するためには強力な結核対策が必要となったので、厚生省ではこんど大正八年以来改正されてゐない現行...