著述一覧(未発表)

年代不詳

哀れなるものよ汝の名は文化人なり

此題を見た文化人は吃驚し、昂奮を禁じ得ないであらう。だがまあ落ついて次を読まれたい。私は印度の有名な故ラヴィンドロナート・タゴール翁の煉瓦の文明といふ、文明否定論の思想は有ってゐない事を断はっておく。否寧ろ文化をしてより発展する事を念願とす...
年代不詳

無題

私は、斯う思ふ事がある。今日迄、出現した大宗教家の事績をみる時、その人格に於ても、透徹せる神観、人生観、未来観は固より、道義の実践者とし予言者であり、愛と慈悲の権化ともいふべき、尊崇措く能はざる大神人である事は勿論であるが、惜しむらくは救世...
年代不詳

吾人類に告ぐ

私は、主神より人類救済の大使命を受け、救の力を授けられ、今や遍く神の愛を伝え、神の経綸を達成せんとするものである。 三界は、今や正に大転換の秋(トキ)迫れり、キリストの最後の審判、釈尊の仏滅の二大予言は此事である。 人々よ、速かに目覚めよ、...
年代不詳

御講話

どういふ形で祖先の罪は子孫へくるかといふと、多く脊髄へくる。御自分の犯した罪は外へくる。頭と脊髄へくる、之は何か、祖先から子孫へ流れる形は経である。祖先の霊線は頭へ来てゐる、目の上へくる。よく頭が重いといふが、之は祖先が霊界で苦しんでる証拠...
年代不詳

御講話

いふまでもなく此治療は、霊的治療といふもので、之だけを知っておくとよろしい。人間は霊と体で出来てゐる。霊といふものは人間の形をしてゐる故に、指なら指一本でも霊はある。死ぬと霊界といふ別の世界に行く事になる。生きてると肉体は現界にゐるが霊は霊...
年代不詳

御講話

擦って治した代りとして、草根木皮をコスリの代りに用ひた。コスリが転化して薬となり、手をあてるから手あてとなった。所で、人間の身体に草根木皮の薬なるものが入った。それが人間の血の濁った根本、薬が人間の身体に入った為、血濁り、身体弱り、病気に罹...
未発表御論文

年代不詳

・御講話 ・御講話 ・御講話 ・吾人類に告ぐ ・無題 ・哀れなるものよ汝の名は文化人なり ・神中心の世界 ・無病運動を起せ ・人療法と神療法 ・正直は辛い ・共産主義の将来 ・粘りに就て ・一人対一人では駄目だ ・物価高低の見方 ・政治は正...
未発表御論文

神言祝詞(ノリト)

掛巻も綾に畏き。伊都能売之大御神の宇豆(ウズ)の大前に慎み敬(イヤマ)ひも白(マオ)さく。豊葦原瑞穂之国は天地初発之時(アメツチナリイデシトキ)より。天照皇大御神の大御稜威(オオミイズ)を以(モチ)て。平けく安らけく治まりしかど。天之...
未発表御論文

迷信の実例 (昭和十年)

迷信の如何に恐るべきかは、未だ充分に、世間に知れ渉ってゐないやうに思ふ。それで之から大いに戒告の為に、実例を有のまんま記いてみる事にする。(一)○○講の、御主人は役員までしてゐる信者であるが、此信者は、特に恐ろしい程の迷信的要素を含んでゐる...
未発表御論文

滑稽阿呆文学 インチキ世界

世の中は、段々進んで箆棒に、便利になったは良いけれど、それと一緒に何も彼も、インチキ誤魔化し御一緒に、進んで来たとはうっかりと、気も許せない娑婆じゃわい。インチキの中にも種々の、インチキらしいインチキや、裃着けた御立派な、インチキさへも御座...