自観叢書 薬毒 前項の如く今日迄、病気の浄化作用を知らず、それを固める事のみ専念したが、固めるという事は勿論浄化発生以前に還元させる事で、本当の事が判った眼からみれば愚の一字に尽きるのである。勿論自然は毒素を排除しようとするのを一生懸命に排除させまいとする... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 真の健康と擬健康 前述の如く、誤謬から出発した医学は、全然病気の真因も健康の要諦も未知であるから、病理の説明などは全然コジツケとしか思えない。即ち漢方医学に於ては、病気とは五臓六腑の不調和からといひ、西洋医学は「黴菌の侵犯である」とされてゐる。之を吾等からい... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 人間は健康の器 よく昔から人は病の器などと謂うが、之ほど間違った話はない、吾等はこれを訂正して人は健康の器なりというのである。前項に述べた如く元々人間は健康に造られたものであるからである。処が実は病なるものは人間に附物で、どうしても解決出来ないのが現実で、... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 健康の真理 抑々、健康を説くに当って第一に心得るべき事は、健康の真諦は自然順応であり、自然尊重である事である。それに就て先づ考ふべき事は、造物主即ち神が人間を造られた御目的は何であるかといふ事である。吾等の解釈によれば、それは真善美の完き世界を造る事で... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 医学の誤謬 抑々、健康を語るに当っては、何よりも病気そのものの実態を把握しなければならない事は勿論である。然るに現代医学の病気の解釈は、驚くべき程の過誤に陥ってゐる。何よりの證拠はこれ程医学が進歩したというに拘はらず、感冒の原因すら今以て判明しないとい... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 序文 私は弐十数年前から人類救済の聖業に従事しつつあるが、勿論私の意識的に創めたものでもなく、企画したものでもない、神が私といふ人間を選ばれ、文化の凡ゆる面に於る過誤、不正、蒙眛の根本義を開示され一切の是正を行はしめ給ふのである。近代文化が驚くべ... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 進歩的宗教 熟々現在社会を見る時、日進月歩の今日如何なるものと雖も、進歩から外れているものは一つもない。処が不思議な事には、人類に最も関聯の深い宗教分野のみは、些かの進歩もみられないで旧態依然たるどころか、寧ろその逆でさえある。何よりの証拠は既成宗教が... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 方法論と結果論 今日、本教によって行われている病気浄霊療法は、兎角世間から誤解され易い憾みがあるから、茲にその点を詳説してみよう。本教浄霊法が治病効果の素晴しい事は近来大分世間に知れ渡って来たが、未だ大部分の人、特に専門家の一群には相当誤解があるように聞い... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 科学が迷信を作る 相変らずジャーナリストは、馬鹿の一つ覚えのように新宗教は残らず迷信邪教と決めている。曰く、終戦後の人心混乱に乗じ迷信邪教が横行して、人心を惑わすとは怪しからんと言うだけで、何の為にそういう現象が表われたかという事などには言及せず、何等の検討... 2020.09.06 自観叢書
自観叢書 私というもの 曩に、「私の観た私」という論文を書いたが、先の客観論と違い、今度は主観的にありのままの心境を描いてみようと思う。現在私ほど幸福なものはあるまいと熟々と思い、神に対し常に感謝で一杯だ。之は何に原因するのであろうか。成程私は普通人と違い、特に神... 2020.09.06 自観叢書