御神書

地上天国

御説教

昔から宗教と名のつくものは、例外なく戒律が主となってをり、それを御説教によって諭えたのは誰も知る通りであるが、我メシヤ教に至っては、御説教が非常に少ないのは信者も知る通りで、之に対し幾らかの疑問を有っている人もあるであらうし、又未信者から訊...
地上天国

文化的野蛮性

本教は知らるる如く、病貧争絶無の世界建設をモットーとしているのであるが、深く考えてみると、右の三大災厄の根本は、何といっても人間の野蛮性がまだ残っているからである。従って此点に目覚め之を払拭してこそ真の文明世界が生れるのである。では一体其野...
地上天国

善の英雄と悪の英雄

昔から各時代、各民族には幾多の英雄、豪傑、聖者、偉人等が出たが、之等頭角を現わした人々の事蹟を冷静に検討してみると、大体に於て二つの型がある。先づ一の方は人の目をそば立て、歴史に遺るような大きな事蹟を残した英雄、豪傑型で、其殆んどは目的の為...
地上天国

私の光

此文は文明の創造中の一項目であるが、早く知らす必要があるから、茲に掲載したのである。私は仏教に就て、今迄何人も説かなかった色々の事をかいて来たが、勿論之は神示によって知り得たものばかりで、読む人は驚異の眼を瞠るであろう。とすれば何故神は今日...
地上天国

伊都能売の身魂

私は今迄幾度となく、伊都能売の身魂の事を言ったり記いたりしたが、余程難しいと見えて、真に行える人は何程もないようである。処が決してそう難しいものではない。根本が判って習性にして了えば案外容易に実行出来るものである。実行出来ないというのは、非...
地上天国

浄霊と幸福

本教浄霊は病気を治すのが目的のようになっているが、本当からいうとそれだけではないので、もっと大きな意味がある事をかいてみるが、一言にしていえば浄霊とは幸福を生む方法である。というのは単に病気といっても勿論浄化であり、其因は霊の曇りの解消作用...
地上天国

本教と文化革命

世間一般から観ると、本教は宗教を看板にしており、些か変ってはいるようだが、ヤハリ新興宗教の一種に過ぎない位に思っているであろうが、それも無理はない。今迄本教の如き素晴しい宗教は出なかったからである。というのは本教は既成宗教的観念で見て分るや...
地上天国

時局雑感

今年の正月になって熟々思われる事は、去年の今頃との異いさである。衆知の如く去年は、朝鮮の動乱も酣(タケナワ)にして、前途は暗雲垂れ込め、雨か風か予想すらつかない、無気味な感が濃厚であったからで、それが今年に入って、其様相は緩和された事は事実...
地上天国

真文明とは何ぞや

私は目下文明の創造なる大著述を執筆中であるが、此目的とする処は、現在迄の文明は根本的誤謬の文明であって、真の文明ではない事を知らせんが為である。というその何よりの證拠は、何程文明が進歩したといっても、文明の最後の目標である処の人類の幸福なる...
地上天国

地上天国31~40号

■地上天国三十一号 昭和二十六年十二月二十五日・真文明とは何ぞや■地上天国三十二号 昭和二十七年一月二十五日・時局雑感■地上天国三十三号 昭和二十七年二月二十五日・本教と文化革命■地上天国三十四号 昭和二十七年三月二十五日・浄霊と幸福■地上...