岡田茂吉

栄光

結核亡国論

今日本に於て、結核は非常な勢いを以て蔓延しつつある事は衆知の通りである。而も始末の悪い事は、実際上患者の総数も、死亡率も本当の事は全然判らないのである。何となれば当局が発表した数字によれば、二十年前も患者数百五十万、一割の死亡とみて十五万と...
栄光

栄光91~100号

■栄光九十一号 昭和二十六年二月十四日・結核亡国論・宗教、哲学、科学の一致■栄光九十二号 昭和二十六年二月二十一日・霊主体従の法則・事実は雄弁なり■栄光九十三号 昭和二十六年二月二十八日・アメリカと正義・阿呆文学(五) 貧乏追放・浄化作用■...
栄光

阿呆文学(四) 結核なんか何でもない

今最も喧しく言われている結核問題を、訳なく解決する方法を教えて上げよう。然し此方法たるや実に奇想天外で、人間共が聞いたら吃驚仰天するに違いない。余ッ程腹帯を締めてかかるんだね。前口上は此位にしておいて、愈々本文に取掛るが、先ず最初一発の原子...
栄光

道治国

今更言う迄もないが、我日本は法治国である。尤も世界中文明国と名の付くものは、悉く法治国で、一の例外もないが、実をいうと法治国即ち憲法で治めるというやり方は、理想的とは言えない。何よりも事実がよく證明している。見よ法律の力のみでは、犯罪を無く...
栄光

おかげばなし批判 治癒率百%の「発疹チフス」

批判のお言葉毎年発疹チフスによる当局の予防施設や、国民の不安は尠からぬもののあるのは衆知の事実である。処が幸いにも、左記の体験による報告があったので載せる事にした。之によると、本教浄霊による治癒率は医療と比較にならぬ程の、素晴しい成績である...
栄光

インテリの悲哀

昭和廿五年十二月十四日「夕刊読売」紙に左の如き記事が載っていた。画家の惨めさ中村研一一日一題昨日の夕方私は、或彫刻家の未亡人の訪問を受けた。年はもう七十五、六である。約三十年未亡人生活の間、五人の子女を育て上げそれがちっとも、実を結んでいな...
栄光

阿呆文学(三) ヘンドンナモンジャイ

抑々、此頃何だ彼んだと、噂に上るメシヤ教とは、一体全体どんなものじゃい。名前からして救世教と漢字でかくんだから、東洋的と思ったらナーンだ!片仮名でメシヤ教とあるんだから、どっちが本当なんだか、サッパリ判らないと仰言るだろう。成程御尤も千万そ...
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薬毒

本教が常に薬毒に就て注意を与えているが、左の新聞記事は、よくそれを證明しているから、載せてみよう。昭和廿五年十二月六日 朝日新聞所載その薬待った看護婦「薬」誤って調合『千葉発』五日朝八時頃、千葉県海上郡矢指村岩井松五郎村会議長は、同村議十四...
栄光

ハワイ日刊新聞 「ヘラルド紙」への寄書

今度、貴社々長代理牧野ジョセフ氏が日本へ来られ、世界救世教の話を本教幹部から聞かれた処、是非教祖たる私に、何か書いて欲しいとの御頼みなので、一文を茲にかく事にしたが将来ハワイの土地へも、本教教線が拡がる日の来るのは、大いに期待している処であ...
栄光

御守の偉力

先日はレントゲンよりも御守から発する光の方が、強力であるという実例をかいた記事は、読者は今更乍ら感激したであろうが、今度更に、別な奇蹟の報告があったので、左にかいてみると共に、其解説をしてみるが、之は実に珍しい、今迄にも例を見なかった事であ...