御神書

栄光

栄光141~150号

■栄光百四十一号 昭和二十七年一月三十日・ビルマ米に就て■栄光百四十二号 昭和二十七年二月六日・医学と浄霊・罪の因は薬・生命の継ぎ足し■栄光百四十三号 昭和二十七年二月十三日・本教に迷信はない・手術は野蛮?・龍神はある?■栄光百四十四号 昭...
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私の美術修業

今年の夏は、愈々箱根神仙郷の美術館が出来(シュッタイ)する事になるが、之に就ての奇蹟を少しかいてみよう。私はいつもいう通り、若い時分から美術が好きであったが、それは只見て娯しむだけの事で、世間よくある好事家(コウズカ)程度であった。勿論金...
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医学が悲劇を作る

吾々は現代医学の盲点を常に指摘し、警告を与えているが、事実医療による被害者の如何に悲惨なるかは、誰も気付かないのであるから大問題である。左の例などは到底読むに堪えられない程のものである。此感謝報告をかいたのは、シベリヤ帰りの元軍務に携った人...
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速度の芸術とピカソに就て

抑々、東西芸術を比較考察してみると、西洋は動的であり、東洋は静的である事がよく分る。例えば音楽にしろ、西洋は飽くまで動的で速度的であり、聴く者をして勇躍爽快、自からジッとしては居れないようになるが、そこへゆくと東洋の方は、静かに落着いた気持...
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暴力は野蛮時代の遺物なり

之程進歩した文明世界であっても、暴力なるものは、依然として凡有る方面に猛威を逞(タクマ)しうしている。その中で最大なるものとしては勿論戦争であるが、次は何と言っても暴力による革命であろう。然し昔の革命には暴力が附物となっていたが、之は今日の...
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絶対力

抑々宇宙に於ける森羅万象の活動の源泉は、言う迄もなく神の力である。一切の生成流転も力の現われであり、万有を動かすのも、静止させるのも勿論力である。人間始め凡ゆる動物から、黴菌に至る迄力によって生れ、力によって死滅する。要するに力そこ無限絶対...
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神を見せる宗教

よく世間信仰のない人に信仰を勧める場合彼等は此世の中に神仏等あって堪るもんか、若しあるんなら、是非見せて貰いたいといって、サモサモ自分は文化的人間の様に思って迷信は真っ平御免だとテンデ相手にならないのが、一般人の態度であろう。それが最も甚だ...
栄光

九分九厘と一厘

此論文は文明の創造中の一節である。前項に述べた如く、戦争の原因は人間に内在する悪そのものであって、此悪なるものの本質は何であるかというと、曩にもかいた如く動物霊の意欲の表われであって、其行為が動物的であるに見ても明かである。動物とは勿論獣類...
栄光

地上天国に就て

現在の世相を観るに、日々の新聞ラヂオでも分る如く、碌でもない事が余りに多すぎる今日ではないか、誰も知る通り、ザット数えても戦争は別として、ヤレ官吏の汚職、殺人、強窃盗、詐欺、万引、自殺、一家心中、結核や伝染病問題、米の不足、住宅難、金詰り、...
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天国篇

左記の論文は文明の創造中から、新春に相応しいものとして載せたのである。私は科学篇、宗教篇を次々かいて来たが、之から最後の天国篇をかくのである。併し此所論は真の意味に於ける前人未説のものであって、文明世界設計の根幹ともなるものであるから、その...