『自分で自分の健康診断をする場合にも、体中を触ってみて熱のある所に毒素があるのだから、触ってみてずっと冷たければよいですが、何処かに熱がありますから、其処が急所です。それから押してみて必ず痛い所があります。人によってはまるっきり痛くない人がありますが、これは何かというと、毒が無くて痛くない人はまずないでしょうが、毒が固まりきって少しも浄化が起こってないのです。それで痛いという事は固まりに幾らか浄化が起こっているから痛むのですが、浄化が全然起こっていないと痛まないのです。ですからこういうのはかえって危ぶないのです。(中略)大抵な人は何処か痛いのです。そういう所を自分で浄霊するなり、後の所は人にやってもらうなりすると、それは健康になります』
『大抵な病人は、まず一番最初首を下げさせて頭の中心を浄霊するのがよいです。この奥の方です。此処が人間の一番の中心ですから、この真中が体全体に影響するのです。此処を浄めて、それから肩ですが、肩は前から其処を狙ってやり、それから後から其処を狙ってやるのです。(中略)ごく凝っている人は肩の上からやるのです。そうして肩を柔らかくすると頸の廻りの固まりもずっと溶けますし、又溶かしよくなります。それから手足の工合の悪いのもやっぱり肩です。ですから足が工合が悪いという人は、肩をやると足の工合がよくなってしまいます』 (「浄霊法講座」より)