今日最も多い病気で、医学では最も治療困難とされてゐるものの一つに小児麻痺がある。事実医学で治った例は嘗てないからである。処が左記の如く一生不具と諦めてゐた患者が、一年足らずで全快し、普通人と同様な立働きまで出来るやうになったのであるから、世界的驚異に値するといっていい。此病気に罹ったら最後、折角此世に生れ乍ら一生涯不具者として、不幸な日々を送らなければならない其悲しみは、言語に絶するのである。
故に之を読んだだけでも医師は考へねばなるまい。事情が許されるなら、此浄霊法に身を投じたいだろうが、そうもゆくまい。何しろ社会的名誉もあり、妻子眷族を養はなければならない責任があるからで、その点充分お察しはするが、何れは現代医学の無力が判り、浄霊医術と交替になるのは、何等疑う処はなく革命は当然であろうから、其覚悟をする必要があろうと思ふ。
小児麻痺を御救ひ戴いて
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)