此偉大なる救ひ

 本教のモットーである病貧争絶無の世界などと聞くと、之は単なる理想論であって、実現の可能性は決してないと誰しも思うであろう。何しろ今日までの世界から観ても、そのやうな夢はあり得ないからである。処が私は常に之を断言して憚らないのは、如何に確信に充ちてゐるかを信じられたい。此報告にある如く、此一家は余程以前から死人病人絶え間ない程で、地獄そのままの状態が長年続いて来たのである。処が偶然本教を知り入信するや、忽ち天国的家庭となり、それからは皆健康に恵まれたのであるから、此例にみても本教の救ひの業の如何に偉大なるかが分るであろう。 之に比べたら、現在医学の情ない有様はよく分るのである。従って人が造った医学に対し、神の造った医学が如何に卓越せるかが判るであろう。嗚呼哀れなる仔羊を一日も早く救うべく念願するのである。


無医薬具現の御守護

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)