此人の三例を見ると、その一つの赤ちゃんコンクール大会に於て、優良児の選に入り、賞状まで貰ったそうであるが、此赤ちゃんは生れてから、五回の注射を全部断り、受けなかった位だから、無論薬も服まなかったであろう。之が為優良児となった事は勿論である。此様な訳で、今日の子供が割合弱いのも、薬を体へ入れるからだといふ事がよく分る。之を以ても子供に痛い注射をさせ体を弱らせ、病原を作るのであるから、その愚かなる、実に哀れなものである。
今一つの例は、之は霊的宗教的であるから茲にはかきたくないが、併し之も真実であるから、唯物思想の人達に対する頂門の一針としてかくのである。それは昔から流産の子供は祀らない事になってゐるが、之は大変な誤りで、此霊が祀って貰ひたい為、気を付かせるべく、命日を選んで憑依するのであるから、簡単に祀ってやれば、それで治るのである。処がそれを知らないから、ヤレ注射ヤレ何々などといって、見当違ひの事をして苦しむのである。
御守護の数々(元看護婦の手記)
(本文省略)
(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)