小児精神病は余り多くはないが、時々あるものだが、仲々始末の悪い病気で、此為の親の難儀は並大抵ではない。処が左の報告にある通り、短期間に順調に治ってゆくのであるから大したものである。そこで面白い事には、浄霊によって蛔虫が上と下から合計百五十二匹出たといふのであるから、実に驚くべきで、之で見ると、此病気の原因が蛔虫にあったのであるから、世界の医学史上にも稀有の事であろう。では蛔虫が精神病の原因とは、どういふ訳かといふと、斯うである。蛔虫の為貧血、特に頭脳が甚だしいので不眠症となり、その隙に乗じて動物霊が憑依したのである。併し之も唯物医学では、テンデ分らないから致し方ないが、精神病と癲癇は全部死霊の憑依である事を、医師も知って貰ひたいのである。
之だけでも唯物医学は幼稚なものである事が分るであろう。従って浄霊こそ霊と体の両方の病を治すのであるから、之こそ完全なる医術である。
生後五年間不治と思った小児精神病治癒曙光見ゆ
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(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)