迷信医学の恐ろしさ

 私が常にいふ如く、医学迷信による被害者の、如何に恐るべきかは、左の患者の例を見ても分る通り、此様な医学の被害者は、今日日本だけでも何万人に上るか分らないであろう。之が医学の進歩としたら、之以上進歩したら人類はどうなるであろうか、考えただけでも慄然として言葉はないのである。此様な恐るべき罪悪を世界中が知ったなら、世界は空前の騒ぎとなるであろうが、それも遠い将来ではない。案外早くはないかと想像してゐるのである。


 何となれば神はそれを知らしむべく、先づ私に指命をされ、旺んに奇蹟を現はし、知らしめつつあるのである。之に較べたら戦争の被害などは、或期間だけであるから知れたものだが、之こそ人類永遠の苦悩を齎らす以上容易ならぬ問題であるから、之を知らす本教こそ、文字通りの救世の業である事がよく分る。


卵巣膿腫を救はれ医学の誤謬を知る

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)