第二の超奇蹟

 第一の超奇蹟は六才の子供で、前記の通りであるが、此患者は年令が五十七才なので、而も経過が余程違ふので、之も素晴しい奇蹟である。そうして、子供の方は六人の医師が説明の際、異口同音に一旦消滅した軟睾は新生する事は、医学上絶対ないと曰はれ、子供の軟睾が失くなったやうに思はれたのは、実は下腹部に近い所に潜んでをり、皮膚が出来たので、下って元通りになったと曰はれたが、此患者の写真を見ても分る通り、全部新生したものに違ひない。としたら医師は何と曰うであらうか、訊きたいものである。


之によっても分る通り、浄霊の奇蹟は医学で分らうとするのは全然無理である。といふのは此奇蹟の根本は霊であるに対し、医学は霊を知らず、体のみで判断するからである。之にみても分る通り、医学の革命とは、唯物一辺倒である医学の盲点に対し、病原は霊にある事を知らせるので、それが分れば此患者の奇蹟なども、至極簡単に分るのである。つまり之が霊主体従の真理の事実の表現である。


陰茎新規交換の大奇蹟

(本文省略)

(医学革命の書 附録(おかげ批判) 昭和二十八年)