〔歯病について〕

【歯痛】
o歯痛の原因としては、 ①は歯根膜炎で、「歯の根」に膿が溜まるもの。②は歯神経
の痛むもの との二種であります。
o之は、水膿が「歯の根」へ集溜する。その膿が外部へ排泄されよふとして骨膜を穿孔する。それが「激痛」なのであります。
o故に、穿孔されれば痛みは軽減しますが、膿が外部へ出た為に「頬が腫れる」のであります。
oもう一つの歯神経の痛むのは 歯に腐蝕が出来た為に、神経が露出する。それへ冷水
や湯茶等が滲みて痛むのであります。之は歯医者へ行って神経を殺してもらふのが一番速く治るのであります。
oよく歯がブラブラして抜かふかどうしよふかと迷う人がありますが、それは歯の根に膿が溜まってゐるので、浄化すれば根が締まって治るのであります。
〔浄霊箇所〕
歯根膜炎-歯痛個所、肩、腎臓
歯神経痛-脳天、痛い所、肩、腎臓
(尚、上歯が痛む時は前頭部、下歯が痛む時は扁桃、頸部淋巴腺を主にする)

【歯槽膿漏】
o上顎か下顎の辺を自分で外部からおしてみると、痛い所があるので、そこに水膿や汚血が溜結しているから-そこを浄化すると共に、頸腺部等又は顔面特に頬の辺に痛む個所が必ずあるもので、そこを浄化すれば、水膿は溶けるのであります。
o腎臓から發生した尿毒が肩部に集溜し、尚進んで頸部淋巴腺附近に移行する。それが浄化作用によって歯齦から浸出排泄されようとするのである。其際血液も混るが、それは尿毒が血液中に混入して排泄せらるるのである。
〔浄霊箇所〕
患部、肩、根本は腎臓。