罪と病気
“人々が日常生活に於て不知不識の間に道に外れた行ないをし、その為に霊体の曇りを増す事も多いと存じますが、この場合の曇りは物質化して毒となりませんか。若しなるものでしたら肉体のどこに集るものでしょうか。この様な曇りを除くためにその人の本守護神(例えば眉間等)を御浄霊する事は如何でしょうか。右、御教示御願い申し上げます。
“罪が発生すると曇りになる。手で悪い事すると手へ来る。人の眼を誤魔化すと眼へ来る。二枚舌を使うと舌癌や声や喉に来る。(以前女中で片眼の潰れたのがいた)浅草の花川戸に花亀という質屋があり、ひどい事して財産を作った。或僧侶が本尊を預けて金を借りた。 金を返しに行くと、そんな覚えはないという。僧は軒下で首を吊った。その祟りで盲になり、伜は道楽して末路は悲惨だった。眉間の浄霊は精神病で、憑依現象の時である。(S24・2・8)
一家断絶的運命(全家族変質・病弱)
“本年一月入信致しました三十九歳の婦人、神経痛にて毎日御浄霊を頂いて居ります。昭和二十二年八月(産後十ケ月目)より右足太股(モモ)の裏に親指でおした位の所がキリキリと錐でもみ込む様な痛みが続き、腰も痛む様になり、特に夜半一時頃より激痛が伴い、呼吸するのも響き、今にも呼吸が止るのではないかと思う事が度々御座いました。医者や薬と色々手当を受けましたが効果なく、寝たり起きたりして二年半過しました。昨年十二月より御浄霊を頂いて居りますが、少しは以前よりは楽にさせて頂いて居ります。又、時々喉がつまり、シャックリと咳と同時に出る様な咳が出ますと痛みが止ります。最近は午前一時頃より五時頃迄が悪く、朝起床後一時間位は特に悪く、暫く坐って居りますと自然と楽になります。主人(三男、四十九歳)は頭が悪く、算数など小学校三、四年生程度しか出来ません。主人の兄弟も頭が悪く、長兄(五十三歳)は妻帯も出来ずブラブラ致して居り、次男(五十一歳)も兄と同じで妻帯致して居りません。人の来る事と、又、人と対談する事を嫌います。長女(五十七歳)も少女の頃より病弱で御座います。母(八十歳)も最近中風の様でよぼよぼして居ります。此の三人の兄弟は仲が悪く、母を三人で取合って居りまして、母子四人一緒に食事をした事は御座いません。父は中風にて十二年前に死亡致しております。尚、本人宅には一月御屏風観音様をお祀りさせて頂いております。本人の御浄化は薬毒に由るもので御座いましょうか。又、霊的に何か関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“霊的関係がある。種々な罪がウンとある。一日も早く御奉斎して一生懸命徳を積んでメグリを打切らなくては一家断絶してしまう。(S25・5・21)
罪や祟りある家庭、(盗癖の娘)、殺した蛇の転生
“家庭の不幸が多い為、勝手に今までの神様のお札を河に流しました。其の夜夢で蛇があらわれ私の手にまきつき、其の時死んだ娘が線香を持って来て蛇の頭を真赤に焼きましたが、蛇の尾に白いものが見えました。娘が鉄道自殺した時、手に包帯をしてあげた時の事を思ひ出し、娘が蛇になって来たのでせうかと思ひます。娘は一人子で、養子を迎へて子供が二人出来ましたが、物質に恵まれていながら手癖が悪く、近所の人に時々迷惑をかけ、夫にいやがられ、夫は他に女をつくり、家庭は複雑して居た為赤ン坊を連れて自殺したものです。お教へ下さい。娘は四年前お光を受けました。
“家にひどい罪穢や祟りなどがある。お光を頂くだけでは本当に救はれる訳にはゆかぬ。光明如来様をお祭りしなくてはいけない。お光だけでは個人だけになる。蛇は娘さんかもしれない。(S (*)・12・15)
縊死憑霊に悩む、(一家の罪と憑霊)
“富山県婦負郡仁歩村の村中徳太郎さんの一家は五名全部入信致しまして、昭和二十五年二月五日、光明如来様も御祀り致し、農業に従事致して居ります。本年二月二十三日、長女(三十歳)が富山市の某家に嫁入り致し、三月十六日、里帰りの途中、腹痛の御浄化を頂き非常に苦しみましたが、どうにか実家迄辿り着き、直ちに御神体にお念じ申し上げ御浄霊に依りまして激痛が止りました。其後憑霊現象となり、「神霊なり」と謂い、祖霊、龍神、狐霊等いろいろ変っての憑依の連続で御座いまして、祖霊は長女の祖母で、二十五年前縊死致して居ります。霊の申しますには「此の子を嫁入り先へ帰すと殺してしまう」と申して居ります。又、龍神の憑霊は神の道を説き善徳行を積むよう勧めます。嫁入り先の家は浄土真宗で未入信で御座います。又、三月二十六日より徳太郎さんの妻(五十一歳)にも狐霊が憑りました。現在、妻、長女両名共憑霊致して居りまして、腹痛、頭痛が絶えず起り、終日身体が震い眠られなかったり、食事もまずく、日々憑霊に悩まされて居ります。余り長い期間なので、家内中農業も出来ず、両名の御浄霊に専心して居る状態で御座いますが、右は如何なる訳で御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“こんな訳はない。何か事情がある。祖霊及び一家に罪が多いと、誰かに憑って払拭しようとする。信仰雑話などよく読ませると祖母の霊は救われる。もう少しそのままにしておく。(S25・5・11)
三児死亡の婦人の重態
“長男栄一(昭和十五年十一月二日出生、昭和十六年八月三十日死亡――病名、胃腸病)長女愛子(昭和十七年七月二十七日出生、昭和十九年十二月十二日死亡――病名、腹痛)次男正樹(昭和二十年四月二十七日出生、昭和二十一年十二月八日死亡――病名、腹痛)右三児の連日の看護に依り身体の強度の疲労から十月七日より病床につき、医療を約二ケ月施す。十二月十三日重態におちいり、御浄霊に依って救われ一時小康す。其の後里方へ帰り療養、再び嫁入り先にて患い、二回程繰返す。現在里方にて療養中。如何なる原因に依るものでしょうか。如何御浄霊させていただいたら宜しゅう御座いましょうか。右、御教示御願い申し上げます。
“よほどの罪ありと認められる。充分徳を積むべきである。(名前から主人は女、妻は男の名になっている)(S24・2・8)
乳吸わず眠って死す嬰児、育つ条件
“三年前に教修を戴いて居ります三十歳の信徒、生れた嬰児が、長男も次男も、生れてから乳を吸う意欲なく、スヤスヤと眠り続けて一週間位の間に死亡して終いました。次男は教修後に生れて同一の状態でありました。夫は入信して居りません。右に就て御教示を御願い致します。
“入信すれば斯んな事はない。おかげ話にもよくある。祖先は生れるようにしているんだが、罪があるんで、育つべき状態におかれていない。出来るだけの条件はあるが、育つだけの条件は揃わぬのである。(S24・11・9)
子供痩せて奇形状となる(霊を見る)
“伊藤幸代(昭和二十二年一月十二日生れの私の子供)は、出生当時は丸々と太って居りましたが、歩行し始める頃より痩せて、臀部、腹部を出っ張って、両足の中関節をやや外側に曲げてびっこ状にカタコト歩きます。又、寝る時には大抵俯せに足を曲げてかがんだまま寝、時々腰を上下してむずかったりします。今年の三月頃でしたが、寝ていた子が、突然天井の一角を見つめて「恐い恐い誰かいる」といって泣き叫ぶ様なことが二、三回ございました。此の子の祖父母は二人共四十代で結核で亡くなり、その子(主人の兄弟)四人も子供の時死にました。二十一年六月主人も入信させて頂き、光明如来様も御奉斎させて頂いておりますが、主人の実家が反対で、主人もそれに引連られ勝ちな状態です。何卒右御教授御願い致します。
“罪の消えるよう働く。霊が見えたので、迷ってるか祟ってる霊である。結核と子供は関係ない。事情の許す限り信仰のお役に立つ、それにより子も親もよくなる。(S25・5・6)
子育たぬ家屋
“私の今住んで居ります家は前住者も子供が育たず二人なくなって居ります。私が住む様になってからも五人もの子供が生れては直に死んで居ります。如何(イカガ)したらよろしいでしょうか。
“信仰に入ればいいのであるが、非常に罪や因縁のあった場合簡単にはゆかぬ。そういう家に入る事も霊的にその人が悪いし、そういう悪因縁の――。光明如来様をお祭りし、一人でも多くの人を助ける。するとその家が良くなるか、その家を離れる事となる。自分自身の霊的状態をよくするのが根本である。
必ず七日の日に続死の乳児(祖霊)
“昨年十一月七日女子出生、同月十日死亡、背に紫紺色の斑点一面にあり。本年十一月四日に再び男子出生、同月七日死亡、右半身に紫紺色の斑点あり。いずれも母乳を一回口にしたのみでありました。御産は共に非常に軽く生れました。両親とも御教修を戴いて御浄霊をさせて戴いて居りました。今後健康な子供を授かる様御教示御願ひ申し上げます。
“親に毒血がよほど多い。斯ういふのは育っても駄目である。此次あたりは年も経っているからよいであらう。然し文面では、何か霊的の訳がある。七日に死んだ霊で――祖先が非常に罪を重ねた。それを子孫に分担して貰ふ。他人とすれば怨みの霊で、信仰を励み、大いに徳積む外ない。(S23・11・18)
白痴出生続く
“弟の養家の三代前の先祖は非常な財産家で、子供にも恵まれましたが、よい子は早死し白痴同様な人が一人無事でしたので、其の人に同町より嫁を取りました処、其の嫁も賢くない為か出来た子供は又白痴同様なる為に、私の弟が嫁をつれて夫婦養子となりました。弟は昭和十九年出征して戦死した為、其の弟の嫁に此度は私の妻の弟を養子として入れました。世間の人は此の二人の間に又白痴が出来ると噂していますが、そんな事があるものでしょうか。私は養家の先祖を喜ばせるためと本人のために入信させたのであります。夫婦は男二十一歳、嫁は二十八歳。
“よほど汚れが溜っている。出来るだけ信仰を励み徳を積む。多くの人を助けるようにすれば罪が減る。罪が減れば良い子が出来るようになる。(S24・4・28)
一人息子のみ死す
“私の村の部落では男子の兄弟の多い所はみんな無事復員しましたが、一人息子の所は戦死か戦病死かが多いですが、何か霊的原因があるので御座いましょうか。
“死んだ方のは罪汚れ多く、家が断える運命だったのである。(S24・6・2)
臍の緒顔に巻く(顔の罪)
“或る女の信者、十月二十三日夜、男子を分娩致しましたところ、赤ちゃんの顔に臍の緒が巻き付いておりました。産婆は「こんな赤ちゃんは仏に因縁がある」と申します。又、信者の家に来る坊さんも、生れた時肩に臍の緒が懸っていたと申します。右の様な事は霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“前の世の罪である。臍であるから腹である。顔が腹の役をする。顔に対する罪とか怨みで、顔を汚すとかどうかするのである。(S24・11・21)
三児鳥目、(子続死)
“魚、煙草、お菓子等の商店で、四十五歳の信者で御座いますが、父は大工で母は早く亡くなり、後妻の子が家をついで本人は分家し、昭和元年妻を迎えました。子供が産れますと一年前後で次々に三人胃腸病で死亡致しました。屋敷に何か有るのだとも言う人があり、その後道路の改修により移転して屋敷跡を掘りましたが、石の道標が出ただけで御座いました。移転後も二人同じ状態で死亡致しました。店の都合で又移転致しました所、それからは子供も育ちますが、現在六人の子供が御座いまして、十七歳(女)、九歳(男)、三歳(男)共に鳥目で御座います。当人も若い頃から鳥目で、父も鳥目で御座いました。妻は耳が遠く。家の母も祖母も耳が遠かったとの事で御座います。御屏風観音様もお祀り致し、御浄霊もさせて頂いて居りますがはかばかしく御座いません。如何なる原因で御座いましょうか。別段恨みを受けます様な心当りも御座いませんが、如何様に致しますれば宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“鳥に関係がある。鳥が人間に転生したのか又は前生で鳥刺しなどで鳥を沢山殺したなどの罪があったものと思われる。浄霊でも心掛けで治る。子供が三人死んだのは医者へかかった為で、之も罪穢が沢山あるからである。気長に信仰し人を助ける。その徳で罪がとれる。(S25・2・21)
肛門孔なき子
“昨年十二月教修を戴きました妻(三十四歳)、昭和十七年五月長男を分娩、健在、昨年五月姙娠四ケ月にて流産致し、本年十月女児を出産致しましたが、肛門の形は有りますが穴がありません。出産三日目に手術を致しましたが九日目に死亡致しました。私も右の女児死亡五日前に教修を戴きました。右不具の子供の出産の原因の御垂示を御願ひ申し上げます。尚、幽世大神は御祀りさせて戴ひて居ります。光明如来様は床が完成次第に御奉斎させて戴く事に御願ひ致して御座います。
“前の世の罪である。原因は公開の席上では言へない。(S24・11・19)
無肛門の産子
“私の所属する教会の信徒です。昭和二十三年夫婦共入信致し、光明如来様を御奉斎させて頂いて居り、数々の御利益を戴き、一家感謝の日々を過させて戴いて居ります。去る四月三十日男児分娩致しましたが、其の嬰児には肛門が無く、通常の位置に薄い跡が在るのみで、腹部が次第に膨脹致し、五月五日朝死亡致しました。右の原因は霊的に如何なる意味が御座居ますでしょうか。
“前の世の罪である。 (S25・5・6)
逆睫毛(神の邪魔)
“逆睫毛は治りますか。
“之は若い中なら簡単だが、年寄は癖になっているから治り難い。之は浄化作用でなく、神様に対する罪である。眼は日月で、神様の邪魔するのだからきっとそのような罪を犯したのである。信仰に入れば必ず治る。
逆睫毛と手術
“逆睫毛に就いて御説明下さい。
“霊的で、目は日月、日月は神となる。従って先祖が神を蔽い隠すような、神に対する間違った事をした罪による。故に手術しても、抜いても後出る。(S23・9・2)
逆睫毛、魚の目
“逆睫毛と魚の目について御伺ひ申し上げます。
“一種の罪である。眼は日月(カ―火、ミ―水)、目はカミになる。故に神様へ対しその人か祖先かの逆な事をした刑罰である。信仰へ入れば治る。イヲの目といふ。足の裏へ出来る。一種の毒素が流れて足の裏へ溜る。漢方薬と思ふ。
逆睫毛の治癒
“親子で逆睫毛で悩んで居る者が御座いますが、之が原因と御浄霊に就きまして――。右、御教示御願い申し上げます。
“前の世の罪で、神に対する御無礼である。浄霊で罪は消える。(S24・7・23)
逆睫毛と前世
“逆睫毛は抜いても抜いても生えるのは如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“祖先が神仏に御無礼した罪で、自分が前生にそうした罪かもしれぬ。目は日月である。(S23・12・1)
逆睫毛
“逆睫毛の原因――
“目の罪で、人の眼を痛めて、悪い考えで――。(S24・10・6)
目と頭の病気の霊原因、井戸の祟り
“私宅母、兄と相次いで頭の病気で亡くなり、現在父は盲目です。或家相見によれば、裏軒下に在る井戸の精気が「ヒサシ」にふさがれ、よくない、位置を変えた方がよいとの事で、又最近も妻が歯を病み浄霊致しましたが、痛みが止りませんので井戸で祝詞をあげお願い致しました処、急に歯茎から水が出て痛みが止りました。井戸を如何しましたらよろしいか御教示下さい。
“目は日月で、頭の病気と盲目はそうでない。頭は神であり、目上の祖先に対する無礼である。目の下は家来である。大いに信仰を励む事である。井戸の側へ生米とか塩、生魚、野菜等を上げ、月に一ぺん位ちょっとお祀りしてやる。(S24・8・6)
左眼血塊生じて失明(日の神への罪)
“妻は本年一月、私は本年二月入信させて頂きました。当時肺門淋巴腺でしたが、三月十六、七日、五六七教本部で大先生様に御面会をさせて頂きましてより段々と楽にさせて頂き、今ではすっかり元気になりました。厚く御礼申し上げます。その頃(三月下旬)より私の女児(六歳)が左眼に御浄化を頂きました。初めの中は血の塊の如きものが出来、それが段々と白くなって参りました。現在も毎日私が御浄霊をし、三日に一度位は教導所の先生の処へ行き御浄霊をして頂いておりますが、一向捗々しくありません。今でも全然見えません。霊的でせうか。又、如何にしたらお救い頂けるでせうか。
“血の塊は瞳の方へかかると白くなるものである。見えないのは祖先の罪か前世の罪がある。左の目とは火の系統の神に相当するから、之は相当長くかかる。即ち目の罪であって、火の系統の神に御無礼か何かあったのを子供の眼で償ひをする訳である。治るには治る。
生来の盲目
“四年前入信させて頂き光明如来様を御祭りさせて頂いて居る家の三歳の女子が、生れた時より少し左眼の目付が悪い位に思っていましたが、二ケ月位前に瞳が白くぴかぴか光って何も見えないことに気が付き、親が引続き浄霊させて頂いて居り、私も二回程させて頂いて居りますが目脂も涙も出ません。尚、その子は特にお爺さんの家の大光明如来様へお参りしたがり、又、智慧は進んでいる様で御座います。此の目は治るで御座いましょうか。
“治るには治るが、ヒマがかかる。罪である。生れた時から見えなかったもので、それで目付がわるい。頭をよく浄霊する。延髄にも塊がある。左眼なら右、右眼なら左に塊がある。(S24・7・6)
夫婦眼病(眼の罪)、夫の贖罪
“或夫婦、主人が眼病にて一昨年入信し、御浄霊にて殆ど全快した所、昨年頃よりその妻が両眼のお浄化を頂きました。主人が公用にて出張より帰宅致しますと、必ず妻が眼の浄化を頂きます。これは如何なる訳でしょうか。
“目に関する罪がある。未だ罪が残っているのを、妻君がそれを引受けたのである。人の目をくらますような罪を作ったのである。
全家族眼病(目の罪)
“私は生れつき強度の近眼にて、尚両親、祖父(死亡)、姉二人及び姉の夫まで家族全部目が悪く、特に母は失明して居ります。又、私は御浄霊(特に脳天、前額部、両眼、肩、腎臓、腰等)して戴きますと苦しくなりますが、何か霊的関係が御座いましょうか。
“祖先の中、神様に対して御無礼があった罪である。眼は日月で、神様となる。気長にして信仰を深めると罪が消えてゆく。
眼病多き家族
“四十三歳の女、眼がかすみよく見えず。此の婦人の姉妹六人あり、三人が同じ徴候といふ事です。尚、この母も更に母の兄姉七人の中四人まで眼が悪く、婦人の子供四人あって長男(二十歳)が同じ様な眼です。霊的で御座居ませうか。
“目の罪である。人の目をくらました罪である。又、神様に関係した罪、神様をかくすとか、神様の目を誤魔かすとかである。浄霊し、大きな手柄をたてる。(S24・8・19)
二枚舌・治癒可能か(供養の要)
“舌の裏にも一枚舌が付随している本年七歳の女児あり、その兄も同様奇形でありましたが、これはどういう訳でしょう。又、お浄めで治りましょうか。
“之はやはり二枚舌の罪である。二枚舌の為に非常に苦しんで死んだ人の怨みの霊の祟りに因る。舌のみでなく、痣などもそうである。ブン殴られて死んだ霊などの怨みのため生れ乍らに手が動かず自由にならないのなどある。盲にも怨みによるのが多い。ひどいのは代々祟ってやろうと云う怨霊もある。私の子供の頃近所に経銀といって、経師屋で贋物の名人があった。その人が一番うまいのは虫食いを作る事で、それを作る時は一室へ閉じ籠って誰も入れず、線香を使って作ったと云う事である。そうして大儲けをして立派な家に住んだが、終に盲になった。それに就て私の父はよく云った。「経銀が盲になった。これは多くの人が贋物をつかまされた怨みのためだ」と。又、以前に片方の眼がつぶれた女中を傭った事がある。聞いてみると、以前に奉公した家の坊ちゃんが打った空気銃の弾が過まって目に当ったためにつぶれたんだそうで、なおよく聞き質すと、その女中のおやじは銃弾の贋物を沢山作って各地方へ売った。その弾で、その娘の目を失った訳であった。以上の様な症状は供養が一番いいのであって、浄霊では一寸難しいが、少しで食い止める事は出来るだろう。又、それ以外その人の行ないによって治らぬ事はない。九分まで治らぬが、絶対に治らぬと云う事はない。 (S23)
舌癌と舌の罪
“六十二歳の男子、舌癌にて医師に見放されましたが、御浄霊を三回程致しておりました処、舌の腐蝕した部分が落ち黒血が沢山出ました。その都度頭部の苦痛が去り、一週間後には肉が出来てきて食欲が増して来ております。家族のものは早速入信し、本人も非常に喜んでおります。今後如何にしたらよいでしょうか。
“大変よい事で、助かる。そのまま続ければよい。之は本当の癌ではなかったのである。頭の毒血が舌から出ようとして舌に固まったものである。本当の癌は痛みも出血もない。苔みたいなものが重なっている。之も治らなくはない。舌の故障の罪はその人の言葉によって人を苦しめたような事、例えば裁判などで、その人の言葉によって罪を着たために怨む、その怨みの罪が舌へおデキになったりなどするのであるから、人に怨まれるような言葉は注意しなくてはいけない。
不語の小児(口の罪)
“私は現在五人の子供があり、今迄に長女と家内が種々御守護を頂き、誠に有難う御座いました。次男(十二歳)、三男(七歳)が頭が悪く、幼少の頃何れも引付けなどが何度もあり、特に三男は昨年一週間の間一言もものを言いませんでした。御浄霊は引続きやらせて頂いて居りますが、二人共言葉がはっきり判りません。これは親の犯した罪でございましょうか。又、先祖の何かの知らせでしょうか、罪でしょうか。只今は一家全員入信させて頂き、ひたすら御縋り申して居り、一心に御浄霊を続けさせて頂いて居ります。普通になりましょうか。
“霊が憑っている。浄霊は頭である。先祖の罪で此親が引受けている。口を利いて罪を犯した言葉の罪で、神様の悪口とか、信仰へ入る人の邪魔をするとか、嘘をついたりして、人の不仕合せになるような事をするとかで、父母が大いに良い事を言えば罪は消えて行く。信仰して人助けし、浄霊すれば或程度よくなる。すっかりとは判らぬ。(S24・7・26)
耳鳴りの罪(邪教宣伝の罪)
“十二年前より耳鳴りで悩んで居る四十五歳の男子で御座いますが、昭和十九年に入信致し、今日迄御浄霊を頂いて居りますが、大した変化は御座いません。祖父は耳鳴りがもとで神憑的精神病で死亡致して居り、又、父親は現在耳鳴りの為耳が遠くなって居ります。何か霊的の様に思われますが、如何なもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“見当違ひではないか。(頭脳内にあり)又、耳の罪であらう。悪い事を聞かす、即ち邪教の宣伝などそれである。(S25・2・12)
出血貧血の遺伝
“私の家に生れる男子に限り皆一寸した傷をすると出血が溢れる程になり、極度に貧血を起し、医師は稀に見る血カイ病と称し、特別の治療法なしと申されます。しかも此家より嫁いだものの出生子も同様で御座います。霊的に如何なる関係がありましょうか。又、浄霊で治りましょうか。
“此家には罪があるから、子孫が霊的に曇っている。即ち血が濁ってる。血が濁っているほど多量に出血する。良い血は出ない。信仰に入って大いに徳を積むと曇りは浄化する。そして血が浄まると幸福になる。(S23・10・15)
処女膜硬化
“当年二十五歳の女で御座います。処女膜肥厚の為結婚出来ず悩んでいます。何か霊的原因があるので御座いましょうか。右は教修を受け、御神体もお祀りしています。
“前世の関係である。天罰である。前の世にそういう罪を犯した為塞がれたものである。(S24・5・2)
出臍の因縁
“兄弟全部が出臍ですが如何なる訳でせうか。
“少しはある。本当は引込んでいるのが本当である。その家の血統である。(祖先が)お腹を突出す、即ち威張ったのか、又臍は勇気であるから勇気を出しすぎて罪を作ったとかいふ事があるのであらう。 (S24・8・16)
祖先の罪による不幸(断絶の恐れ、祖先の罪による脊髄)
“私の親類でいとこ同士の夫婦で子供が五人ありましたが、長男(三十歳)、次女(二十四歳)、三女(二十一歳)の三人は「セムシ」で何れも十歳以降発病しました。次男(九歳)は小児麻痺です。長女(二十七歳)のみは健康体で結婚して居りましたが、子供も無く、夫婦共肺結核におかされ、それが原因で夫婦心中致しましたので、事実上相続者無き状態です。又、或る易者の言ふには、其の家の屋敷に大きな欅の木があったのを、現在家の主柱にしてありますが、昔其の木の下で武士が殺されたので、其の者の恨みからだと申しますが、どんな因縁でせうか。如何に致しましたら救はれるでせうか。御伺ひ申し上げます。
“祖先の罪が沢山ある。易者の言った事は信じられぬ。欅も龍神が住んでる時切ると祟る。セムシ(カリエス)三人は祖霊の祟り、その祖先なるものが封建的人間で、威張り、人に頭を下げさす事を好み皆おじぎさせた罪である。夫婦心中も、続けるだけの徳がないのだからやむを得ぬ。(S24・12・15)
神罰――一家全滅の働き(不幸続き)
“私の家は先祖代々不幸続きで御座います。特に気違いが多く、眼病、変死等続いています。私は男四人女四人の八人兄弟の三男で御座居ます。長兄の三女と次兄の次女は気違いとなり、次兄は庭にある四百五十年の大木を切る為に其の木に登って作業中に転落して死亡しました。長女は片眼で御座います。私は、今年教修を頂きましてから後は、御浄霊を戴きますと全身がウキウキするような感じがしたり、熱が出たり、骨ばかりになったような感じがしたり、左の眼が霞んで来たりします。私の父の兄弟は父以外の四人共気違いになって死にました。曽祖父、母は両人共気が狂って死亡し、其の母方の母は盲目で御座いました。三代前までは太田姓を名乗って居た村の旧家であったそうで御座いますが、或る事から一家断絶を命ぜられ今の田崎姓に代り、其の後は衰亡に傾いて居るようで御座います。代々伝わって来た木彫の観音像が御座いましたが、或時長崎の知人で少し気の変になった人の請いによって一時貸したそうで御座います。其の人は小刀で其の観音像のアゴに少し傷をつけたそうで御座います。それから三日目の昼御飯の時に天井から青大将二匹と白蛇一匹がブラ下って来たので青大将は二匹共殺しましたが、白蛇は逃げて時々出て来ては子供達を驚ろかすそうで御座います。今は其の観音像は返してもらい、私の次兄の家に安置して居ります。私一家は何かの祟りがあるのではありますまいか。また如何致したら此の状態から逃れる事が出来ましょうか。御伺い申し上げます。
“神の祟りである。先祖で神社を潰すとか壊したとか、人に信仰をさせぬようにするとか、所謂神罰で、非常に重い。人間の祟りなら斯んな事はない。一家全滅の働きである。此信仰へ入り、人助けをすべきである。外の信仰では絶対駄目である。(S24・8・12)
霊的聾耳(怨念は龍神となる)
“私の主人の父は聾で、主人の兄弟は五人(男四人女一人)あり、長男より一人置きに聾です。私は四男に嫁いだ者で、子供三人(男一人女二人)持ち、男の子は死亡し、長女は幼時は異常ありませんでしたが段々耳が遠くなり、今は聾同様です。主人の兄も子供四人(男一人女三人)持ちましたが、男の子は死亡し長女が同じく聾です。私は二十年にお力を頂きお浄めしていますが、同じ状態であります。この子供は如何なる理由なのでせうか。又、今後特に注意すべき事をお教へ下さい。
“祟ってやるといふ決心の霊があり、自分が聾にされたといふ怨みである。あいつの為に聾にされた、代々祟ってやらうといふ訳であらう。又斯ういふ場合もある。神様の話など妨害して聞かせぬやうにする。そういふのは神様の方の(反対の)龍神、天狗などで、代々祟ってやらうといふ怨みである。「人を聾にした怨み」である。出来るだけ多くの人を救ふ。そして徳を積み、神様の守護を仰ぐ。先に、子供が二十歳過ぎると死ぬといふ例があった。霊媒で査べた所、二十歳過ぎて殺した方が、よけいに打撃を与へるといふので、代々祟ったのであった。人の怨みが一番恐ろしい。斯ういふ怨みの霊は龍神になる。龍神になると非常に力が強くなり、訳なく人も殺す。日蓮の行者など非常に龍神を恐がるのがある。(S23)
首動かず・手足首利かず(祟り発生の時期)
“未入信の女で御座いますが、十一年前より首が左右に動かず、手首足首も自由が利きませんので仕事が出来かねております。姙娠致しますと大分楽になるそうで御座います。この家の仏壇にある仏像(釈迦如来か阿弥陀如来か判然致しません)の手首がとれているそうで御座いますが、何か霊的に関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“前世の罪に因る。非常に重い罪穢である。その為に怨みがついたのである。バラバラ事件の如くに切られた者で、それが解決されない為に、出て来た。こういうのは生れてから間もなく出るのと、生れる時に出るのや、暫くしてから出るのなど、いろいろある。信仰して罪を消される事だ。(S25・2・12)
霊の邪魔(御神書、積徳)
“霊が邪魔している。霊の執着をとらなくてはいけない。とるには出来るだけ御神書を聞かせるように読む。出来るだけ此人も徳を積む。気長にやる。光明如来様によく御願いする。どうもこうもない。急に起らない。一生懸命身魂を磨けばよい。(S25・5・23)
頭肥大して死亡・生児育たず(刑罰)
“或信者で御座いますが、生れます子供が生後皆次第に後頭部が大きくなり、数ケ月後死亡致します。数年前日蓮宗を信仰致しまして出来ました子供が一人だけ成長致して居りますが、他人に会う事を嫌ひ、無口で御座います。此の事について医者も原因不明と申して居りますが、何か霊的に関係が御座いませうか。御教へをお願ひ申し上げます。なほ、この信者はいとこ同士で結婚致して居ります。
“いとこ同士の結婚は差支へない。頭の祟りで、祖先の罪である。何か頭――目上とか、上の人に対する大きな罪である。その怨みか刑罰である。入信して徳を積む事である。(S25・1・12)
下痢・減食衰弱の子・霊見ゆ(御神前に寝かす)
“昨年一月大光明如来様を御奉斎、御手伝いさせて頂いて居ります。本年一月二十八日より四歳の甥が胃腸の浄化、御浄霊するも高熱と腹痛、下痢が甚だしく、逐次食事の量も減り、二月に入ってからは水も戻してしまいます。一週間後小康を得、食事も多少保ちましたが、又保てなくなり、気管支炎を併発し二、三日前より衰弱は極度に達し、尚夜半奇妙な泣き声と共にむずかります。十四日十二時頃添寝して居る母親が突然うなされて苦しがり、気が付いてから聞いて見ますと、恐ろしい顔をした人が三、四人来て左乳房の上に乗ってしまったそうです。その時丁度其の子が左乳をさぐっていたそうです。右の霊的原因――
“大光明如来様をお祭りした御部屋へ寝かす。すると邪霊は側へ寄り付かぬ。水菓子は食べぬ方がよい。流動食がよい。霊が邪魔してる。治る。
紫斑で四肢脱落
“雑誌の婦人生活五月号に出ていました記事によりますと、中村久子、五十五歳の婦人で飛騨高山の生れで御座いますが、四歳の時に足が痛いと泣き出したので見ますと、左足の甲に直径三糎位の紫斑が出来ていたので、医者に見せますと脱疽病と言ったそうで御座います。其後何の苦痛もなく手がポロリと落ちたと言うことで、それからは次々と紫斑が出来ては両手両足四本とも脱落してダルマの様になって生きて居るそうで御座います。此のようなのは何の浄化で御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“紫斑は毒血の肉出血で、猛毒であるが、之は怨みの霊であろう。手足を切られたバラバラ死体のようにされたその霊の執念であろう。極く執着が強いとこういう事がないとはいえぬ。(S24・9・12)
刺針の足起たず
“本年十七歳の未入信の娘で御座いますが、四歳の時右足に針がささりまして、間もなく抜けましたが、其の後足首がはれて歩行困難となり、小学校三年頃より左足首も同様になりまして、歩行が全然出来ず、現在ではダルマの如くで御座います。痛みもなく冷えても居りません。神経痛やリョウマチの様でも御座いませんが、何か霊的に関係が御座いましょうか。御教えを賜り度く御願い申し上げます。
“足首を切った霊が怨み、祟っている。足首を切って死んで治らぬのである。針が刺さったのは霊がやった。入信して浄霊すれば治る。(S24・12・11)
毎年爪むける因縁
“或婦人の信者(二十五歳)、毎年二月頃になりますと両足の中指の爪が少し痛みまして決って生え変るそうで御座います。何か霊的な原因でもあるので御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。
“霊的である。前世爪をはがして死んだ怨みのようなものである。(S25・5・1)
子への祟り
“私の妻(三十七歳)は、結婚後六年位で痙攣を起し、色々手当を致しましたが治らず、四年前に御浄霊を受けてより軽くなり入信致しました。昨年七月、女子を分娩してより強く起り、先月九日に実家の御風呂にて女の子を入湯中、子供を放したのを知らずに居り、五分位経てから気付いた時は既に死んで居りました。死後二日目に死んだ子供が迚も恐い顔になりました。今後如何に致しましたなら私達は救われましょうか。御教示を御願い申し上げます。
“霊が祟っている。特に子供に対し祟っている。霊の執着を除らなくてはいけない。信仰して光明如来様をお祭りしなくてはいけない。そして人助けをしなくてはいけない。その徳により早く祟りがとれる。(御讃歌を聞くと執着がとれる)(S24・8・5)
鉄道自殺者の因由、(首骨時々外る、怨霊自殺せしむ)
“三十一歳の婦人の信者、五年前より首の骨が時々外れるので、整形術師の所へ行き元通りにして貰って居ました。最近になって、一層ひどくなり、元通りにし一時間致しますと外れます。三月九日夜、御浄霊しておりますと、憑依現象となり、二十五年前に鉄道自殺した叔父の霊が浮き、頭と腕が切断されて居るので元通りにして欲しいと申すので、霊的に元通りにした処、非常に喜んで帰りました。憑霊中この肉体の首が外れるのはあなたが憑っていたからですかと聞きますと、それもありますが外にもある、と申し、その外の事は何も申しませんでした。その後本人の首は外れないで今日に至って居ります。首が外れるのは如何なる理由によるのでしょうか。
“鉄道自殺の霊の為には違いない。自殺して首を切られた。その一つの元は、生前か前世に人の首を切ったような事があり、その怨みの霊が憑って首を切らせるべく自殺せしめた。それで訳が云えないのである。
再度眼を突く(怨み)
“妻もん(五十二歳)、昨年七月十七日、田の草取りの最中、稲の葉先で右目を突いて以来、日に三度は必ず浄霊を続けて居りますが未だに光がさしません。最近は目脂も涙も止って了いました。左目は五年前脱穀の時、もみが当ってそれが原因で失明して了いました。如何なる因縁でしょうか。治るものでしょうか。御教え下さい。
“目を潰そうとする怨みの霊が憑いている。過失ではない。出来るだけ祝詞を奏げ、御讃歌や信仰雑話等を読むとよい。そうすれば治る。(S24・5・4)
家絶やさんと企む怨霊
“祖先への怨みの霊が家を絶やそうと狙っていたものである。先に二十歳を過ぎると子供が死ぬのがあった。その怨霊が或霊媒に憑って言った所によると、赤ン坊で殺すより、二十歳頃の方が余計苦しむからだという。霊によってはなかなか考えるのがある。(S23)
二十歳前後に跛になる家族
“男女を問はず二十歳前後になりますと脚の故障で歩行困難(ビッコ)になる家族がありますが、其の原因を御教導下さい。
“怨みの霊である。脚をいろんな事で不具にされると、代々祟ってやらうといふ怨みで祟ったものである。霊によっては年頃になってからやるといふのがある。赤ン坊の中に祟ったんでは面白くない、年頃になってから祟らうとする。年頃の方が打撃が大きいからである。信仰に入って人助けをして、その罪を消す外はない。信仰の徳がつくと怨みの想念が寄って来れなくなる。(S23・10・2)
変死と病気続く(祖先の罪)
“私の祖父は十年前に変死し、伯父は五年前に戦死し、残った伯母と子供は地震で亡くなり、死に絶えて、後へ私共一家が相続しましたところ、間もなく父はふとした事で背骨を打ち、三、四ケ月以後病み出し入院、ギブス手当中下半身麻痺し、一寸の身動きも出来ず、医師より全快不能と言われ退院致しました。昨年一月以来先生より御浄霊を戴いて居ります。又、私と父は入信致し、光明如来様も御祭りさせて戴いて居ります。現在では支えてやれば足が運べる様になりました。父の病因を親類の人が先祖の怨みと言われますが如何でしょうか。又、如何にしたら元の様に健康に成る事が出来ますでしょうか。謹んで御伺い申し上げます。
“先祖に苦しめられた霊の祟り(怨み)である。浄霊で治る。ギブスの為固めたものである。(S24・9・16)
死産児多き理
“私は今日迄五人の子供を持ちましたが、皆流産又は死産或いは生まれて間もなく死亡し、全然育ちません。今年二月教修いただき七月二十三日御蔭様にて安産いたし、親子共元気ですが、お乳があまり出なかったのが御浄霊にて大分出るようにして頂きました。以前亡くしました子供を兄の墓地の側に土葬して居ますが、遠い関係で掃除も行届かず、兄の方より文句を言って来るので、近日中にお寺に引取ろうかと思います。以前墓を掘った事がありましたが、骨が解らぬので、その所の土を少し骨瓶(コツガメ)に納めて移してよろしいでしょうか。
“霊が兄に文句言わしたのである。祖先が武士などで、大勢の人を殺したとかいうのが祟るのが多い。子供の多く死ぬのは、大抵そうである。
四児続死、拇指二本の子
“私の分会の教導師辻常盛(四十歳)の子供は次々に四人死亡し、現在七歳の男子だけです。末子の光恵(本年一月四日生れ、一歳)は左手拇指が二本あり、今月八日頃迄元気でしたが、九日夜辻氏が夢で首を締められ、ハッとして眼をさまし、子供に憑かれると大変と思い浄霊を施した時子供がキャッと叫んで泣き出し、それ以降一日数回霊が憑り、一生懸命浄霊しましたが、父親が浄霊を始めると手を振っていやがり、第三者が浄霊するとおさまっていきましたが、遂に十四日死亡致しました。これは何んな因縁でしょうか。お伺い申し上げます。
“怨みの霊が祟っている。祖霊を怨んだ霊である。親と子供に関係がある。拇指二本というのは、贋親が出来て追っ払われたような怨みである。入信して出来るだけ、徳を積む事により、怨みの霊が解決する。(S24・11・18)
子供全部異常の因縁(祖先の罪)
“或る信者の家庭ですが、両親は共に健康で人柄もよく、信用ある人ですが、その家の子供は皆変なのです。男子は皆頭が変で、少し変り者で、女の子は皆極端な近眼なのであります。如何なる理由ですか。御伺い申し上げます。
“祖先の中罪を作ったものがあり、子供に対する罪か、子供がひどい目に会った罪で、そのような怨みであるが、生命を奪るほどではない。これこそ、信仰して、熱心に人助けをしなくてはいけない。
足の祟り
“或る信者の家庭(母一人だけ入信)で、九人の子供が御座いましたが四人死亡(男一人、女三人)、女の子は三人共足の病気で死亡致しました。現在残っている子供は、男の子は三人共健在で御座いますが、女の子二人は足が悪く、其の状態は生長するに従い次第に悪くなりつつあり、姉の方は十三歳で歩行出来ず、妹は十歳にて、走らない程度の歩行は出来ます。何か霊的の様に思われますが、如何なるもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“足に祟っている。祖霊で、生きている時足を折ったかで、一生歩けなかった怨みの執着である。大いに人を助けると、その徳により罪が消えてゆく。(S24・10・1)
足への祟り(祖先の罪)
“姉妹共に小児麻痺の如き歩き方を致しますが、其姉の子二人(男)共同じ様な歩き方を致します。霊的関係をお教え下さい。
“一種の祟りである。祖先の一人が誰かの足を砕いて死んだとか、或いは不具にして、その人が執着の強い人で、一生怨んでる等――その想念が祟っている。その執着をとればよい。それには一人でも多く助けて、その徳により怨みの執着が消えるから段々良くなる。
食事時異常の女(食物の怨み)
“三十四歳の女、食事をする時、誰かが自分の茶碗の御飯に唾をかけると云って一粒一粒捨て乍ら食べたり、或いは手拭等でふき乍ら食べております。本人はその誰かに「別の茶碗で食べろ」と云ったりしますが、やはり駄目らしく、御浄霊は二十回位続けましたが別に変りがありません。何かの霊が来ている様に存じますが、如何したら宜しいでしょうか。
“食物の恨みの霊、手数が掛らず治る。精神病の一歩手前のようである。以前、食べようと思うと耳元で「毒が入っている」などという人があった。之はキツネである。これも狐霊に人間の霊が憑いたものである。之は右延髄固結のため霊細胞が稀薄になり、憑る。
投げつける子(霊憑)
“二歳の子供が、何でも手に持つと直ぐ怒った様に投げつけてしまいます。どうしたら宜敷う御座居ますか。
“霊が憑っている。霊が面白くない事があるので、品物に関する怨みをもって死んだ霊である。光明如来様をお祭りし、信仰して人助けし、浄霊もすれば、段々治る。
歯の黒化する因縁
“或十歳の女の子、二、三年前より歯茎から歯の方へ段々黒味がかって参り、唯今では上前歯四枚を残してすべて幾分黒味を帯び、丁度お歯黒を染めた様になって居ります。此の女の子の祖母も以前之と同じ様になり、歯を入れ替えたそうで御座います。如何なる原因で御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“特殊の毒と、霊的の何かある。歯に関係した怨みである。お歯黒か何かの怨みである。信仰で、怨みがとれれば治る。(S25・5・1)
一定年齢に無毛頭となる
“私の関係して居る信徒の家庭は、子供五人の内男子三名は生れた時は無事ですが、十五、六歳頃になると眉毛や頭髪が一本もなくなります。女の子は無事ですが、男子三名とも禿頭になりました。現在迄に約三ケ月浄霊致しましたが変化ありません。原因と浄霊法を御伺い致します。
“前世か祖先で、何かの祟りで、さもなくば坊さんの生れ代りかしれない。坊主で執着の強いのはどこまでも坊主の想念がしみついていて、神様に入れぬ。気長にすれば治る。(S25・5・15)
不語・不聴の姉妹
“耳が聴えて口の利けない姉と、口は利けても耳が聴えぬ妹が御座居ますが、如何なる因縁によるもので御座居ませうか。又、御浄霊で回復致しますでせうか。
“何かの祟りである。治る。(S24・3・2)
突然声立たず
“本年五十九歳の男、二年前に突然声が立たなくなりました。体には異常ありません。四年前に息子が腸チブスで死亡して居ります。声の立たなくなったのはそれから二年後の息子の命日の前日に当ります。本格的に入信しつつあります。一週間程御浄霊致しました。御浄霊の時前に座っただけで“くやしい、くやしい”と泣きます。霊的原因を御教え下さいませ。
“何か祟っている。信仰を続けていれば治る。 (S24・8・19)
酒乱の前夫の霊に苦しむ
“私は二十二歳の折、弘前市蒲田徳太郎の下に嫁ぎました。夫は毎日二升程の大酒を呑み、揚句の果は大酒乱となり、女狂いを始め、女中等の髪をむしり取ったり、二階より吊したり、又私をもなぐり殺し同様にされる事は毎夜の如くでありました。主人はこうする事により一種の満足感を得る様でありました。私は余りの恐ろしさより、結婚生活三年で一子(女)を残し夫の下を逃げ去り、東京医科大学の薬剤師として、爾後二十三年間独りで生活して参りました。夫が死亡した事を知りましてより現在の金子家に後妻として六年前嫁ぎました処、不運な事のみ起ります。二十一年六月御守様を頂きましてよりも強盗が六回も侵入し、一度などは心臓を凶器で刺され、医者は助からないと言うところを御守護を頂きまして一命を取り止めました。余りに続く災いに、或る時霊の見える人に見て頂きましたところ、先夫の霊が身近につきまとって、必ず怨み殺してやると言いつつ息を引取ったとの事ですが、御守様がある為身近に寄る事もならず、少しく離れて窺っているとの事、生死霊の祟りと申されました。一時は位牌を造り、毎朝善言讃詞を御奏げして居りましたが、却って気持がイライラしてとても続けられませんので、今ではよしております。どの様に致しましたらこの恨みの霊を払う事が出来ましょうか。何卒御教示下さいます様御願い致します。尚、仏壇に屏風観音様を御迎え申して居ります。
“光明如来様をお祭りすれば、それで霊が働かなくなる。だんだん弱ってくる。その人が入信しなくてはいけない。祝詞を出来るだけ聞かす。(S24・9・5)
金神の祟りという事
“よく屋敷の中を修理したりしますと急に体が悪くなり、行者の様な人に見て戴きますと、金神様の祟りですと申されますが、ほんとうにあるものでしょうか。又、金神様はどういう目的で屋敷の中に居るのでしょうか。お伺い申し上げます。
“金神は沢山いる。一番の総統領、総帥は艮の金神様で、眷族は沢山いる。それが金神になっている。よく転んだり、躓いたりするのは艮神の祟りなりというが、之は種々な霊がやるので、龍神、狐霊の類で、家のどこかに憑依しているのが祟る。金神様は神であるから、そう祟るなどという事は当らぬ。(S24・1・14)
金神の祟り
“金神様の祟り等と申し、御嶽教では其の除(ヨ)けを致します。相当な重病人でも其の除けを致します。金神様の除け等が果して出来るもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“金神の祟りというのは狐か狸の類である。御馳走を食いたい為にイタズラするのである、食物を上げて拝むから、金神除けという御嶽教は――。半分迷信である。何にもせぬ方がよい。何にもやらなければ先方も諦める。
姫金神の祟り
“私の村の某家(未信者)で工場を新築致しました所、子供が次々と三人死にました。見てもらいますと、姫金神の祟りとの事で、八人殺さなければ済まないと申します。姫金神様というのは如何なる神様でどうしたら此の家は救われるで御座居ましょうか。御教示御願い申し上げます。
“姫金神など何万もいる。こういうのは蛇である。工場敷地に何かある。
赤蛇の怨み・執着、神と人霊の速度
“赤い蛇は、人間が蛇になったものである。(執着による)怨みの霊である。奥さんの生命をとらなくちゃならぬと狙ったのである。之はお浄めしても効果はない。霊的でも効果のない場合はあるが、別の意になる。夫が正当でない婦人関係のあった場合、その罪穢を贖罪すべく、浄化される。蛇を殺した祟りのものをやった事がある。二十年位前、その人が始終胃がわるい。その人の父が畑を耕作している時、蛇が真二つになった。その霊が祟っている。お腹をすると腹中を廻り、音がする。執着の強い霊は見える。お岩のように非常に執着の強い為に眼に見える。執着が除れると、霊が稀薄になるから見えない。偉い神様ほど稀薄で軽い。上になるほど移動が早い。霊の重いのは東京大阪間を三分位、修行を積むと一分位、普通の神は一秒位、最高の神は一瞬である。普通の光より早い。(S23)
臍の緒首に巻く(異常出産、蛇)
“四歳になる子が生れる時に臍の緒が一結び結ばれて生れ、今年生れた子は首に五巻まいて浄霊の御蔭で生れましたが、何か因縁によるものでしょうか。
“因縁は蛇である。蛇がアダしたのである。信仰が深くなるに従い、そういう事はなくなる。
蛇霊の処置
“親類の人が十年前に私宅の屋敷蛇を殺して以来病人並びに死人が四年間に四人出ました。困り果てて日蓮行者に見てもらったら蛇の怨みと判り、屋敷外に宮を作り祀ったら其後死人は出なくなりました。今後どの様にしたら良いでしょうか。
“蛇は先祖で、それを殺したので怒った。そのまま続けていたらよい。信仰が或程度まで行ったら処分してもよい。(その中人間に再生する)光明如来様に、先に霊界へ行った龍神が一日も早く人間に生れるよう祈る。三年位祭って、其の後やめてもよい。 (S24・3・17)
眼病三代続く(蛇の祟り)
“十九歳より今日迄眼病で苦しんで居りましたが、浄霊を受けてより良くなりました。当家三代眼病が続きますが、如何なる訳でせうか。
“三十六歳、蛇の祟りである。蛇を殺すと頭を叩くんで眼を潰す。故に憑ると眼がつむれない。浄化なら三代続く事はない。斯ういふのは蛇を祀ると直ちに治る事がある。(S23・12・16)
結婚後死す兄弟(蛇の祟り)
“私の兄弟は六人あったが世帯を持ってから次々に死んでいき、現在では私と姉の二人だけになりました。この霊的原因をお教え下さい。尚、法華教にてみて貰いましたら、父が仏壇の上にいた蛇を殺したその祟りとかいう事です。そういえば兄は蛇々々と言いつつ死にました。
“之は無論お父さんが殺した蛇の祟りである。青大将はよく、仏様の近くへ寄りたがるものである。又、祝詞を奏げると聞きに来るものである。祝詞を奏げ、幽世の大神様に「人間に生れ代ってくるよう」お願いしてやるとよい。
唖続出の家(木龍祟り)
“栃木県小塩江村小倉のある家にて次々唖で御座いますが、何か霊的関係が御座居ませうか。御教へを御願ひ申し上げます。
“木龍が祟っている。桜も祟る。信仰で治す外はない。(S24・5・22)
兄弟で眼病、前方見えず、蛇の祟り解決の道
“六人兄弟の中、長兄、四男、長女の三名が悪質の眼病で、その中四男は死亡しました。長兄は二十五年前頃よりだんだん見えなくなり、視野が非常に小さく、前方は全く見えませんが横は人の顔ぐらい見えます。長女は医者に全然かからず、矢張り視野が小さく、針の穴に糸が通る外は見えません。毎日御浄霊して居ますが、まだ変化ありません。三十年位前、父が病気の時、病室の天井を大きな蛇が通って居るのを見て恐れ、近所の子供を呼んで殺したそうです。
“蛇が怒ってそういう事をするのである光明如来様の御部屋へ寝かすようにし、出来るだけ徳を積むと、蛇は救われる。病気治しをするといい。
蛞蝓多数蝋をなめる
“福井市のある家で、毎夜十二時頃になると、ナメクジ五十匹位が出て、ローソク及びマッチの硫黄を全部食べてしまいます。ナメクジの色も種々あり、いくら予防方法を講じても駄目との事で御座います。何か霊的に障りでも御座いませんでしょうか。御伺い申し上げます。
“ナメクジに何か霊が憑いている。(人間でない)動物か何か沢山殺したものがナメクジに生れたものである。干乾みたいにして殺したものの霊であり、硫黄などの斯ういうものの好きな霊である。祝詞を奏げてやる。信仰に入り、言い聞かせるといい。蛇などはよく人語が判る。(S24・8・11)
鳥の啼き声のみ発す―再生
“二十歳の男子、鳥の啼き声しか云ふ事が出来ません。それは鳥の霊が憑依したものでせうか。鳥の生れ変りでせうか。
“鳥が祟ったもので、殺された鳥の生れ代りで、多くの鳥が一匹になって生れ替る。普通の鳥の生れ代りと違ふ。 (S24・6・19)
四、五歳より足立たぬ家
“京都府何鹿郡豊里村の或る家で、子供が生れると痙攣が起り、四、五歳から足が段々立たなくなってしまいます。長男だけは漸く国民学校六年を卒えましたが、その後矢張り足が立たなくなりました。末子は本年十四歳の女子で、坐ったままよく前に倒れ、額を強く打ちますが、平気で痛がりません。四人兄弟共現在は大便を「オカワ」で取って居る状態です。如何なる因縁でしょうか。
“これはよほどの祟りである。足が立たぬ為発育しないのであるが、オカワでとった習慣が残っている。祖霊が多くの人の足を害した罪で、足に祟っている。狐、兎等、ワナで鼠とりのような調子で、動物をいくつも殺したものと思う。足を動かなくして殺した、それが生れた子に祟っているのである。
猟者の病気は治り難い
“父の神経痛に就いて――。前記の如く父の神経痛は御浄霊により大分よくなりましたが、近頃は少々飽きたらしく、よく愚痴ばかりこぼします。一ノ宮附近の疝気を治す観音様に封じて貰い度いと申しますが、私は御浄霊を信じて居ります。十年程前には猟が好きでした。その為多くの生物を殺した為、何かの怨霊に憑かれ、病気も治らず眼も片方見えなくなったのかと思います。如何にしたらよいでしょうか。御教え下さい。
“猟する人は、殺したものの霊が祟り、始末が悪いその為普通の病気より治り難い。一生懸命人助けする。父が殺したものに対し自責する。始終祝詞を奏げると、憑いてるのが早く浄まり、改心する。
殺した動物死霊、怨みの浄化
“四十歳の男、今年一月頃より眠ると恐ろしい夢を見て熟睡出来ません。衰弱は加わり、四月十五日頃より鶏、牛、猫、赤児の死の苦しみをなし、一日置きに霊に悩まされて居ります。良い日は正常でありますが、少しでも眠ると忽ち霊憑りとなります。右の原因と浄霊法とを御教示願います。
“殺したものの霊の怨みである。光明如来様をお祭りした部屋へ寝るといい。そして頭を光明如来様の近くへ置く。常に祝詞を奏げる。又、浄霊もいい。すると怨みが浄化して治る。
白子(白兎の怨み)
“当年二十一歳の男子、生れつきの白子と云ひ、全身が真白にて、頭の上などは特に白く、目だけは赤く、太陽の出ている時は非常に眩しくて歩行困難であります。祖父が猟人で、よく兎を取った様ですが、霊的でせうか、薬毒でせうか。
“白兎霊の祟りである。兎は始終暗い所を好み、明るい時を嫌ふ。普通の白子は白蛇の再生である。
奇病発生不動信者の家(鳥霊の祟り)
“未入信の者で御座いますが、先代より不動明王の先達を致しており、当人の親は昔種々行を積んだと申し、火の中へ入ったり剣の上を渡った等と聞いて居ります。息子である当主も、現在先達で御座います。最近銃猟を致して居りましたが、其の後急性心臓病になり、医療も効果なく危篤状態になりました所、御浄霊により一度は楽にさせて戴きましたが直ぐに悪化致し、全身の苦痛甚しく痛みは体中を移動して居りました。三日三晩交替の御浄霊でも中々本当にはよくならず、不動明王の祟りではないかと思ひ、早速他の先達に依頼致し不動尊で言ふ「ザ」を立てて貰ひました所、不動が浮きまして次の様に申しました。「何月何日何時に不動尊の使ひに出した烏を射ち止め、一発で死なず三発も射ち、其の烏が肺を打ち抜かれその為にお前が今苦しんでいる。神の用を致す者が生物を殺してよいか」と物凄い言葉で御座いました。事実其の通りの事が有った由で御座います。其の後烏のお祭りを致してお詫びし、御浄霊を続けますと四日目に御守護を戴き良くなりましたが、今度は其の妻が急に発狂し、御浄霊致しますと暴れ出し、又同時に側にいた信者も熱を出し危篤状態となりましたので、其の母が御浄霊させて戴きまして翌日二人共良くなりました。以前此の家にて白狐を見た事が有ると言ひます。不動明王と白狐と又三人の妙な病気に何か霊的関係が御座いませうか。お伺ひ申し上げます。
“不動尊の信者には斯ういふ事が時々ある。烏の霊が祟った訳である。発狂したりなどするのは、その家に罪穢が溜ってるからで、その隙へ邪神や邪霊が入ったものである。入信すれば解決する。(S25・2・12)
全身疣
“三十八歳の未入信者、結婚後間もなく身体の一部に疣が出来、現在首から上、手首、足首の先は出来て居りませんが、全身に拡がって、其の数幾千あるか判りません。疣は固くなく軟かくフカフカして居ります。何か霊的に関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“ひどいのはブラ下るのがある。色は普通の皮膚の色であるとすれば蛙の霊の祟りであろう。薬毒の場合は色が変っている。軽い疣は沢山ある。疣蛙とか、蟇も疣だらけである。 (S24・10・11)
全身疣無数
“五十七、八歳の男子です。全身疣の様なものが大は卵大位、小は小豆粒位のものが無数にあります。誠に気味が悪うございます。何か霊的なもので御座いませうか。
“よくある。私は写真でみた事がある。よほどの罪である。怨みの執着(業)である。強い霊的祟り、動物の怨みかもしれない。浄霊して光明如来様を拝ませると、怨みの霊の執着が減る。身内の人が一生懸命人助けすると違ふ。(S24・2・4)
悲鳴上げ仮死状態となる
“謹しんで御伺ひ致します。私の父(五十九歳)は去年三月飲酒中発病、医者にかかりましたが効果なく困り果てておりました所、観音様の御縁を頂き、昨年十月より浄霊を受け、十二月に御光を頂き、光明如来様もお祭り申し上げました。其の後経過も徐々に快方に向ひ喜んでおりました所、本年一月頃より夜中に苦しんで飛び起き、手を振り変な事を云ふ様になり、二月三日、昼の二時頃急に「何かが居る、何かが居る」と悲鳴を上げ、一、二分後に全く死の状態に入り、驚いて浄霊を行なった所、暫くして息を吹き返しました。本当に有難うございました。後で父の話によりますと、左脇腹で何かが暴れ、そして手先がぶつぶつに穴があく様な感じがしたと申しております。どういふ訳でせうか。又、今後もその様な事があるでせうか。
“手先に穴があく様な事で死んだ霊で、左脇腹は狸である。祖先に殺されたなどの因縁によって 付け狙はれたなどの事もある。
黒霊に襲わる
“夜床に入り未だ眠りつかぬ内に薄黒い塊或いは人の形をしたものに床の上から体を押えられ、又は首を締められたりすることが多く、お守りをかけると退散して朝まで眠ることが出来ます。襲ひかかる霊は何物でせうか。そしてこれは如何なる訳でせうか。又二人床を並べて寝て、一人だけが襲はれて、他の一人から声をかけられると平常にかへります。その訳も教へて頂きたい。
“黒い影は皆わるい邪神とか邪霊で、首を締めるなどは怨みである。生霊の場合もあるが、大抵は死霊である。信仰が進み罪が減ると霊も斯ういふ事が出来なくなる。
(「化人形」お話)
黒いものが見えたら祝詞を奏げればよい。変死や地縛の霊などは深刻である。
押し付けられうなさる
“左記の事項に付き御教示御願いします。眠りに付かんとする時、押し付けられんとするが如くうなされて苦しむ人。
“霊が苦しめる。(霊が来て押し付ける)(S24・2・18)
祖母病気にする黒塊
“動物霊か何か祖母さんを狙っていたものである。黒とか赤は邪霊である。白とか黄色は神様である。霊といふものはふだん行動する時丸くなる病気も此霊がやっている。 (S24・1・15)
黒霊に悩まさる
“私はコロンビアの嘱託をしているものでございます。夜半二時頃床に就き、間もなく等身大の黒い人影に脅かされました。寝る時は部屋の窓に鍵を掛けておいたのですが、塀を乗り越えて窓を開けて入り、同時に私にかぶさり、頭が電気にかかった様にしびれ、身体を締められ、口も利けなくなってしまひます。記憶も全くなくなり、暫くして平常に復します。十一月二十一日、横浜の並河教導所にて床に就き、間もなく直径二尺位の丸い黒い玉が体に入り前記の状態になり、大先生に御守護をお願ひ致しますと益々体を強く締めて来ます。私が作曲をしたり教修生を作らうとしたりしますと特に強烈にまいります。昨年の二月頃からこの様な事が時々ございます。右の理由を御教示御願ひ申し上げます。
“邪霊である。邪霊は黒い人間の形――。生霊と死霊とあり、邪魔が目的で来る。信仰に関係したものを邪魔するのだから宗教に関係ある邪霊で、例へば親の信仰していたものが段々弱ってくるとか――。早速御奉斎すれば、なくなるか弱くなる。
夜半に苦しむチブス患者
“先日のチブス患者、兄弟四人相次いで結核で亡くなっております。今迄信仰していた日蓮宗の方でしつっこくお浄霊を反対します。一家族目が覚めて観音様にお縋りしております。夜半に苦しくなるのは死霊でせうか。
“しつこいのはすべて邪神である。本当の正神はあっさりしている。これで判別すべきである。狐霊が祀ってくれと云ふなら早く祀ってやった方がよい。チブスの症状は夕方四時頃発熱し脈と熱は平行せず脈が低い。チブスは腹部を浄霊すれば二、三回で癒る。話を総合すると蛇の霊でせう。蛇の霊は逃げ廻る。兄弟四人結核で亡くなったから、その誰か一人の霊でせう。
不幸続出と拷問所跡の家
“私の家庭は疫病にかかる事おびただしく、数名の家族が死亡して居ります。次男は疫痢で、三男は結核で、次女は喉頭結核、三男の妻は急死、六男は疫痢で、長男は浜松上空で戦死、長男の妻も日頃弱く、実家へ帰りましたが、子供が二人あり、其の一人は、私の実母が水死して後生まれたのが三ツ口になって生れ、誠に不思議な出来事に恐れをなして居ります。家庭はこうして日頃地獄の思いを続け乍らの日暮しで、最後は残る私共も生残る心持ちがなく困って居りましたが、最近観音様の御救いを頂き、早速乍ら大先生様に御願い申し上げ度く、今日御参拝に参りました。屋敷は元死に絶えた家であります。裏の畑は拷問所であります。御教え下さい。
“余程悪因縁がある。光明如来様を御奉斎する事が根本である。或いは拷問所の死霊が苦しい為に助けを乞う為かもしれない。その家に罪が沢山あるから、そういう家に越す事になる。此信仰以外には救われぬ。 (S24・12・15)
城跡の家・次男発狂
“私の次男義男(二十二歳)は四年前突然発狂し、無闇に喋り、家の者、特に私に対して怒鳴ります。入院七ケ月、その間頭部に電気等をかけ一時おとなしくなりましたが再発し、私が昨年五月入信し御浄霊を致しましたら乱暴する回数が多くなり、又時々発疹したり下痢を致します。私の家は元城跡であって、昔武士が切腹して相果て、その後祀られて居ないそうであります。私の家は父の代で分家したのでありますが、私の兄弟は五人中四名若死し、私だけとなり、又私の子供は二人を残して四名若死致しました。妻も目下病臥中であります。七年前父は精神病にかかり、口癖の様に馬の祟りだと申しますので馬頭観音を信仰して治った事がありますが、如何なる因縁でありましょうか。尚今後如何にさせて頂きますれば救われましょうか。御教示御願い申し上げます。
“城跡などはあまりよくない。然し、そこへ越すだけの因縁―曇りはある。人が死んだりなどして霊界に汚れがある。一家が救われれば明るい霊界へゆくようになる。祝詞を奏げる。浄霊は後頭部、延髄をする。又、徳を積む事である。浄霊する事により一ぺんに勃発する。如何に罪穢が溜ってるかが知れる。馬の祟りなどは本当である。殺したり虐待したのであろうから――。(S25・1・16)
入浴中死亡せし風呂の使用
“信者の親戚の八十余歳の爺さんが、家内の者の留守に自分で風呂を沸かして入浴し、風呂の中で死亡したそうで御座います。此風呂は其儘で使用致しまして宜しいでしょうか。
“最初入る時に祝詞を奏げるとよい。光明如来様によく浄めていただくようお願いして使用すればよい。(S23)
自殺者あった井戸の処置
“跳び込み自殺をした井戸の後始末は――
“地縛の霊となっているから三十年間はそのままにしておく。時々祝詞を奏げてやるといい。又、自殺者の家族が入信すると早く済む。そうすれば十年位も経てば埋めてもよいのである。
地縛霊の祟り(私生児霊家族続死せしむ)、(地縛霊働く期間)
“私の実家(鳥居)は父(死亡)が買ふ前に住んで居た人の娘が私生児(男子)を生み、娘の父親がその子を殺して現在の庭に埋めましたが、直ぐ知れて掘り出しました。父はそんな家とは知らず買ひました。その為か実家の長男は死亡し(二歳の時)、他家に嫁(イ)った長姉の長男も子供の時に死亡、次の姉夫婦及び子供三人共全部死滅しました。何か関係が御座いませうか。尚、実家の弟が観音様に大反対を致し、母の入信をさせません。殺された子供の霊を祭った方が宜しう御座いませうか。宜しく御守護御願ひ申し上げます。
“光明如来様をお祭りし、その家の主人が信仰する事である。無論祟っている。霊は地縛になっている。子が、友達が欲しいので伴(ツ)れてゆかうとする。光明如来様の御光によって成仏する。普通三十年位はそこにいる。執着の強いのと、人間を殺す罪により、刑罰も長くなる。その為三十年以上にもなる。大抵二、三十年位は地縛の霊が働く。
死亡者続出する家屋
“西宮市近郊の或る家で最近建築した人は一家四人が三人迄死亡し、続いてその家を買った人も二人家族の主人がすぐ死亡し、三代目の家でも既に二人死亡し、一人は目下病床に伏し、飼猫迄が病気であります。その敷地は元池も大木もなく野原でございまして、祀り度くても何うしてよいか判らず困って居ります。御神体を御祭りするだけで宜しいでせうか。
“霊が祟ってる。このままではいけない。水があるとすれば龍神である。古戦場の跡とすれば、沢山の人殺しがあった事になる。地縛の霊がいて、建物を建てられると苦しいのであらう。非常に執着の強い、怒りっぽい霊である。地龍も居所へ建物を建てられると嫌がる。だから、早く撤去しろといふ意味である。一番いいのは移動する事であるが、二、三十間以上どけばいい。それが出来ぬ場合は、光明如来様をお祭りしてお願ひする。すると年限の経つうち救はれて解決がつく。又、夢で知らされる事もある。 (S24・4・2)
障り多い屋敷
“祖父が商売で金儲けをし、六十四年前隣の屋敷を買ってから次々不幸が重なり、墓地は他家の石碑が二本来て居りますが、墓相といふ事もありませうか。道路拡張の為取りこわした稲荷をお祀りする場合、方角の良否などありませうか。
“屋敷に解決つかぬ霊がある。何かその要求がある。それを気付かす為にいろいろな事をする。(霊界は順序階級が一番やかましい)大体一番多くある例は、池とか井戸とか埋めて家を建てる。龍神がいて怒り、居所を作ってもらひたい為にする。(墓相もある)天然石を墓にするのはいけない。天然石は庭石にする。方角はない。庭へ祀る。あまり高くてはいけない。人間が(畳へ)座って、頭より上になってはいけない。(S23・11・25)
悪因縁あった家の現在
“私は昭和二十二年五月より肋膜炎にて三年程病み、昨年五月入信させて頂き丈夫になりましたが、私の屋敷内にはもと六十人位の人が埋めてあるとか、又武士の宝が埋めてあるとか云はれます。私の家庭は父が水死、兄は脳溢血で死にましたが、現在は何事もなく家内五人の中三人まで御光を頂いており、光明如来様もお祭りさせて頂くことにお願ひ申しました。人々が云ふ因縁とこれ等の病気との間に何かの関係が御座いませうか。又、関係あるものでしたら今後如何に致したらよろしいでせうか。御教示お願ひ申し上げます。
“深いものはないが(自殺なら)罪があるに違ひない。今も尚無事なら大して気にする要はない。(S・25・1・16)
古墓ある長屋に奇病(処理法)
“八軒長屋の裏露路に古い墓があります。何でも古戦場の跡とかで戦死した武士の墓だそうで御座居ますが、丁度便所の汲取りの際いやでも其の角を廻らねばならず、汚すこともままある由です。その故かその長屋には全戸に一人づつ常に妙な病人が絶えません。長屋住民全戸で御祭りすれば祟りはなくなるでしょうか。取敢えず御神体をお祭りし、機会あれば移転したいと存じていますが、何も知らぬ他の人々が気の毒と思いますので御伺い申し上げます。
“一日も早く移転した方がよい。未だ霊の残ってる事もある。墓をそういうもので汚されるのを嫌がる。気付かせる為に病人を起すのである。もっと清い所へ移すとよい。汚して申し訳ない、清い所へ移すからと言って、墓を洗ってやって祝詞を奏げてやり、成可く附近の出来るだけ清い所へ移す。垣根をつくり木も植えてやる。霊も非常に喜び、反って守護する。(S24・4・22)
出血と墓跡の家(無縁霊祀)
“本年四十六歳の女が下から出血が激しいのです。其の患者の御浄霊をさせて戴きましたのです。毎日の様に出た出血がお蔭様で月に一回位になりましたのですが、何分全快が手間取っております。其の家人の申されますのに、屋敷が墓地の跡地で有ったと申されます。死霊の為に全快が手間取るので御座いませうか。御教へを御願ひ申し上げます。
“之は死霊(地獄の霊)が憑いている。血の池地獄か何かの霊である。(光明如来様が長いと言はれたといふが――)墓地の跡はいけない。供養されぬ霊が沢山いるから祟ってくる。光明如来様をお祭りし、信仰を一生懸命にすれば救はれる。あまり長くかかるやうなら合同で祀ってやる。その人の家の仏様か小さい仏を買って一緒に祀ってやる。無縁の霊とする。これは面倒であるから菜食にしてみよ。出血は菜食に限る。それで先ず止る。
死体遺棄の塚所への家と眼病
“私の屋敷は昔死体を捨てた所で、塚があったそうです。私の家では交互に眼病に悩んで居ります。昔の事に関係がありましょうか。
“死体を棄てたとか、墓があったなどという地所はいけない。そこに残った霊が家を建てられると苦しむ。家を除けられたいとか、又はもっと祀られたいという訳である。然し光明如来様をお祭りすると非常に喜ぶ。故に、お祭りすれば反っていい。霊は光を一番喜ぶ。光を得て早く救われる。眼病なども、そのどれかの霊がやる訳である。
墓地跡の敷地と盛り場
“家の敷地又は庭等が昔墓地であった様な場合は、地鎮祭をして祀るだけで宜しいでしょうか。
“ズーッと古い時代のならよいが、新しいのは禍いがある事がある。迷っている霊が沢山いるから、いろいろ障りがある。それで以前は皆盛り場にした。人の大勢集る所にした。この信仰に入って、光明如来様を祭れば大丈夫である。その霊が救われる。
敷地の霊の祟り(墓地移転と霊の移転)
“元相当の財産家でしたが、其の家の墓地が小学校敷地になったので別の処に移転して、そこに校舎を建てましたが、其の後不幸が続いて、現在では財産も家屋敷もなく、家族として嫁に行った方一人ですが、其の人も子なしで、養子を迎えましたが家出して居りません。如何なるものでしょうか。
“祟る霊がいて祟るのかもしれない。ことわって手続きすればよい。やむを得ぬ事情があるなら、霊が祟るとしても大して祟れない。霊は理解の悪いもので、墓地を移転したとしても、やはり元の所へ行くものである。よく詫びるだけでよい。祟られたり不幸があるのは相応の理で、それだけの罪があるのであるから、詫びてよく信仰し、人助けをして罪を減らす事である。
墓地跡の地への対処
“以前此の村の墓地変更の時、旧墓地であった場所を買ひ入れて柿の木を植えましたが、気持が悪いので薮にして放置してあります。又、其の一角に周囲約八尺位の大銀杏が生えて居りましたのを本年一月に売却、製材致しました。右の墓地や銀杏の木に関係あるでせうか。又、あるとしたら如何にしたらよいでせうか。御伺ひ致します。
“今迄変った事がなければ霊は居ない。霊がもし居れば何か気付けをする。墓地だった場所には大抵古い霊がいる。家などを建てるとよく祟る。木でも植えておけば差支へない。踏んだりすると嫌がる。その墓地に向って、祝詞を奏げる。(イヤな事があったら) (S24・6・28)
火葬場跡の家
“或る患者の家は以前山の中腹にあったのを、其の人の代になってから家を麓に建てました。当時は何の災いも有りませんでしたが、五ケ年間に祖母、妻、子供四人を病気でなくし、村一番と云われた財産をもなくする様な不幸続きな為、或る人に拝んで貰いますと、其の土地は以前に火葬場であったから不幸であったと云われました。其の後暫く何事もありませんでしたが、最近に至り息子の嫁が別段不和になる様な事もないのに、だんだん離れて行く様です。如何なる訳で御座いましょうか。又どう致したら宜敷いで御座いましょうか。御教示を御願い致します。
“火葬場であったとすればまずい。霊が残っていて、助けてもらいたくていろんな事をする。であるから、火葬場ならば家を移した方がよい。信仰へ入って人助けして、御守護戴ければ自然にうまくゆくようになる。(S24・5・28)
火葬場修理の発起人死す
“私の村の火葬場が大変破損していますが、修繕すると発起人が最初に焼かれると云はれます。本当ならば如何にしたらよいでせうか。実例が二、三ございますので誰も手をつけません。御伺ひ申し上げます。
“そんな事はない。発起人は良い事がある訳である。信者なら大丈夫である。 (S24・9・18)
廃寺跡と狐霊
“廃寺の隣に狐霊のつきました精神病者があり、毎日その寺へ行き踊り狂って居ります。狐霊と廃寺は如何なる関係がありましょうか。
“その寺の墓へ祀られた霊で、畜生道へ堕ちて狐になったような意味である。古寺の跡には相当いろんな霊が残っている。であるから、寺の跡には変な病人などが出る。(よく精神病が出る)墓地跡などには興業物のような賑やかな場所を造るのがいいとしている。要するに、光明如来様をお祭りすればよい。霊は救われる。光を求めて霊が集ってくる。曾て八戸へ行った時、馬が寄ってくる夢をみた事がある。翌日馬を沢山みた。死んだ馬が光に寄って来た。
無住古寺と動物霊と無縁
“無住の古寺と動物霊又は無縁様と何か関係が御座いますか。ありましたらお教へ下さい。
“坊さんがあまり善い事をしていないので斯ういふ結果になったのである。霊界ではそういふ所が沢山ある。動物霊も無縁も供養されぬから、墓にいる連中は古寺へ集っていろんな事をやっている。これは檀家も責任がある。故にそういふ檀家は幸福にはいかぬ。碌な事はない。(S24・1・7)
寺跡の住居
“寺跡と云ふものは敢て差支へありませんか。
“寺跡に住むのは差支へない。墓地でなければよい。乾の場所は差支へない。艮へさへ建てなければよい。
神社跡を墓地とした過ち
“二児を肺病で失い、尚、現在長女が肺病で只管お縋り申しております信者で御座います。家族全部入信、光明如来様をお祀りさせて頂いております。此の家では、主人の兄と其の家の両家にて神社の敷地の一部を買収致しまして墓地を作りましてから両家共不幸が続く様になり、兄の家では九人の子供の中五人迄次々と肺病にて死亡致しております。此の度の長女の病気も右の墓地に原因がある様な節が御座いますが、若しそうで御座いますならば如何致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“神社の神様にお詫びして、お許しを乞う。神社の龍神――守護神か何かの龍神が怒ったのであろう。返せる場所だけ神社へ返し、お詫びして、光明如来様にお詫びする。大変な間違いであった。 (S25・5・1)
龍王碑所のゴミ捨て場
“岡山県和気郡伊部町に八大龍王の碑が祭ってあり、現在はもったいなくもそこがごみ捨場になって居り、附近に住む人が種々浄化を受けられますが、何か原因がありますか。八大龍王様のお知らせでしょうか。御伺い申し上げます。
“八大龍王は人間に憑ったりして活動しているからゴミ捨場にしてよい。(S24・6・7)
不幸絶えぬ部落
“私の住んでいる坪(七軒の部落)のお寺に、昔千手観音のお像がありましたが、今より約三百年前その寺の住職がこのお像を盗み出しました。その時、観音様が非常に勇んだので、その坪の別名を「勇んだ」とも申しております。その盗まれた時からその坪には病気が絶えず、財産なども失って困っております。その坪には現在観音様の堂跡が「塚」になっております。如何にしたら良いでしょうか。御開示御願い申し上げます。
“此信仰に入ればよい。(S24・4・10)