霊界の記憶なき再生(人間に不明の必要)
“再生の現界人に霊界生活の記憶がないのは如何なる訳でせうか。
“記憶があってはいけない。娑婆で仕事をする上に妨げになる。霊界の判らぬ事と寿命の分らぬ事は人間に必要である。私はよく思ふ、先方の心が分ったらいいと思ふが、やはり判るといけない。心を聞くのも嫌になる。判らない所に良い所があるのである。先に大隈公が、非常に記憶がいいので、その良さに苦しんだといふ事である。
前世歴史の忘失
“現界人は何故自己の歴史を忘却しているのでしょうか。
“前の世の記憶は消失するよう神様が造っている。例えば、あの娘は前の世で俺の女房だった、すぐに親しくなるのは何でもない――などとなると、現界の秩序が紊れる。自分の部下だった者が社長になっている場合等もあると(都合が悪い。)その為にそういう風に神様が造られている。(S23・10・13)
前生の不明
“霊は個性を持って輪廻転生すると聞いていますが、現世の人々の大部分に自分の霊の歴史が全く分らないのは如何なる訳でせうか。
“判らぬ方がよい。判ってはいけない。判ると障りになる。例へば、人間が自分の寿命が判るとすれば働く気がなくなる。人間の寿命が判ると活動力がなくなる。何時までも生きるつもりだから活動が出来るのである。又前生で自分の家来だったものに現世に於てはその下に使はれてる様な場合、馬鹿々々しくなる。故にその人の前生は魂そのものにも判らぬ様にしてあるのである。然し全然判らぬ事はなく、或る霊覚をもてば余程判る。前生に於る霊の一生の事がそういふ型をするものである。大先生は応神天皇とか、画家の光琳、源義経などに生れられた事がある。大先生は昔光琳が好きで堪らない事があり、商売なされた時光琳堂といふ商号をつけられた事がある。
生前の記憶
“生れて前生の意識不明なのは何故でしょうか。
“生れ更った時、前の世の意識はなくなる。(覚えていると都合が悪い。あの娘は前世女房だから手握る位よいだろうとか、前の世の子分が社長で、それに使われるという事もある)(S23・10・17)
再生は血縁に限るか
“人間が現世に再生するに血縁の腹を主にかりて来るのでせうか、それとも他人の腹を借りる場合もあるのでせうか。
“昔から腹は借り物といふが、血縁はなくとも腹を借りる。血縁はなくとも因縁はある。何か関り合いはある訳である。血縁のあるのもある。因縁はある。(S24・11・19)
再生と家系
“人間が再生する場合常に同一の家系にのみ再生するのでせうか。或いは別の家に再生する事もありませうか。
“ズーッと末端へ再生する事はあるが、全然縁のない所へ再生する事はない。落し子は沢山ある。妻以外の女と関係する場合、その時宿る事がある。その腹を借りる場合がある。霊的の事は全然判らぬ。養子、養女など必ず縁がある。故に養子は実子と思ってよい。(S24)
死児再生と命日
“此の子(三歳)は光明如来様を御祭りしている家に父母と一緒に間借りして居りますが、以前兄の昭さんは浄霊を受けつつも死んだのであります。此の父親が昭さんに執着した為か、不思議にも命日に当る昭和二十二年四月十日に生れました。そして昨年十一月頃突然足の踝が腫れ出しました。(所謂カリエスらしいと思はれます)兄の昭さんと霊的関係がありますか。又治るものでせうか。御伺ひ致します。
“再生である。よくある事である。親が死んだ子供に執着のある時、直ちに生れる事がある。一年後でも生れる。大抵はその命日を選ぶものである。注射したものだと思ふ。浄霊で治る。(カリエスでない。普通の腫物である)(S24・3・17)
昼世界の転生・再生
“昼間の世に於ての転生と再生との状態に就て御伺ひ申し上げます。
“転生は段々なくなる。畜生道へ堕ちる人が漸次少なくなる。再生は永遠にある。(S24・11・14)
畜生へ転生の場合
“霊界に於て畜生道に堕ちて再生した場合、その動物の体内に宿り動物として生れて来るものでせうか。又、その動物に憑依するのでせうか。御垂示御願ひ申し上げます。
“両方である。普通霊界に行って畜生になる。人霊で腹が減って盗み食ひし、同化霊となるのもある。(S24・12・28)
禽獣虫魚への転生
“本来、禽獣虫魚であって、それが人間に転生する事があるもので御座いましょうか。若し御座いますれば、如何なる事情によってで御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“どういう訳か、人間でありながら、禽獣虫魚のような想念をもって行ないをするとそうなる。神の如き行ないをすると神になる。普通が八衢、地獄へ行く。鳥にはよくなる。(S24・5・21)
蛙・魚虫類に堕つる人間
“信仰雑話に、『生前の想念と行ないが人間以下に堕落し畜生同様になると畜生道へ堕ちる』と拝見致しますが、蛙や魚虫類に再生するのは如何なる想念、行為のためでしょうか。
“想念が畜生同様になると、相応の理によってこうなる。蛙などに人間が堕ちる場合蛙の性格がある。蟇である。なめくじは一寸ない。外の虫には堕ちる事がある。偶に魚に堕ちる事がある。水に対する罪で、漁師等が魚をとった金で悪い事するなどである。(S23・7・13)
人霊が蛙に転生の場合
“人は動物の霊界へ落ちた場合、転生して蛙となる場合があると伺ひましたが、蛙になりますのはどの様な事をした為で御座いませうか。
“蟇蛙になる。普通の蛙ではない。それで蟇蛙は霊覚がある。極く怠け者か何かである。年中のっそりのっそりしている。(S24・1・29)
雌鶏に生れ変る人間
“身持ち不行跡の男は鶏に生れ変るとの事で御座いますが、鶏の雌鶏は何の生れ変りで御座いましょうか。
“皆鶏になる訳ではない。雌鶏に生れるのは、人間でいえば女郎、芸者、パン助のようなものである。(S24・7・2)
刑事・探偵は犬に生れるか
“信仰雑話の中に『刑事は生れかわった場合犬になる。但し探偵はこの限りにあらず』とお書きになってありますが、霊的に考えまして同一の仕事をやって居る様に思われますが、如何に違いますものでしょうか。お伺い申し上げます。
“世の中の為と思ってやり、又その通りになると良い働きになる。結果によって大変違う。善い事をする為に悪い事をする時(止むを得ぬ。)善い事をする為に獣の真似をする。(S23・10・19)
女の男生(女形、男役女)
“女は男に生れ変る事が出来ませうか。
“之は沢山ある。女や男に生れたりする。私など毛ムクジャラでないが、前世は女であった。変性女子とは女の生れ代りの事である。女形は、女の生れ替りである。良い女形は喉仏がないといふ。オペラの男役は男の生れ代りである。
男のような乳
“二十歳の女ですが、乳が男の様です。体は石の様に固く、此処数年吹出物が出て居ります。霊的に関係ありましょうか。
“前の世に男で、霊界に長くいない中に生れたものである。執着によっても男に生れたり女に生れる。此次は男に生れようというのは男に生れる。そういう事はよくある。女でも毛深いのがあるが、男の生れ代りである。変性男子とか変性女子とかはそれをいう。女でいて男に、男にして女に生れるのは偏らぬからいい。私など毛がないから、前世女であった。(S23・10・26)
乳大きい男
“男の方で乳の大きいのは霊的に何か関係がありますか。
“前世女で、その形態が残っている。反対に女で毛深い人もある。(S23・11・27)
外国人に再生する日本人
“往生した日本人の霊が外国人に再生する事がありますか。
“外国人に再生する事がある。日本人で外国を崇拝して、外国へ生れたらよかったと思ふ人がある。斯ういふ人は外国に生れる。外国人で日本に生れた人もある。
異人種への再生
“異人種に再生する事がございませうか。
“大いになる。米国人など、日本人や支那人の生れたのは多い。デューイなど、東洋人の血がある。髪など黒い。そういふ方が人間が出来る。スターリンは本来東洋人である。(S23・10・28)
青眼の子
“満一歳の子供、眼が外人の如く青く、他の部分は異状ないそうで御座いますが、毒素の為か、霊的の意味が御座いましょうか。又、白子、西洋人のように髪の赤い人、縮れ毛は霊的に如何なる意味が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“何代か前の西洋人が生れ代ったもので、それが一部に残っているのである。信長時代から相当帰化したものがある。(S23・12・21)
同性愛
“同性愛とは如何なる霊で、その行為は神への冒涜でしょうか。
“男霊と女霊で、必ず男女の性格をもったもので、一種の因縁でどうする事も出来ず、同性心中などする。前世で愛し合って成功しなかったものが、女が男に生れたもので、勿論間違っている。すべては陰陽になるべきであるのに、これでは陰々である。同性愛だけになれば種族は絶える。(S24・6・3)
女子に憎感
“自分の子供二人のうち、女子の方はどんな場合でも憎らしく、男子の方は可愛くて仕方が御座いません。何か訳が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“前の世に母が一人は苛められ、一人はよくされた。その愛憎が残っている。一つの執着であるから、信仰してると抜けるから段々減ってゆく。信仰の一番肝腎な事は執着を除る事である。(S24・5・21)
御書見て笑む嬰児
“去年八月生れの男児、生れて三ケ月頃から地上天国の額を見上げてはニコッと笑ふのですが、何う云ふ訳でせうか。一日幾度となくその様子を見るのですが、不思議に思はれます。
“子供に前の世の想念が残っているか、或いは年をとってる人の霊が憑いているかで、前世で信仰心の強い人の霊に想念が滲みついて残っていて、字を見て嬉しいといふ事もある。子に字が分る訳はない。
乳児お詣りを喜ぶ
“一歳の男子、本月十七日の月並祭の時より、大光明如来様にお参り致します毎に笑ひ、喜びますが、如何な訳で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“生れ代って来たばかりで知っている――といふのは、老人等の想念が残っているんで喜ぶのである。(此子供が前世の想念が残っているか、或いは年寄りの再生かである。或いは前世の信仰心がシミついているのかもしれぬ。子供は分らないから、その霊である)(S24・5・27)
肩掴み歯食いしばる子
“三歳になる女の子ですが、人の肩でも何処でも掴んで歯を食ひしばりますが、之はなぜでせうか。御教へ下さいませ。
“前世に口惜しいとか苦しいとかいふ事があって死んだのが、残っているのである。大きくなってから治る。(S24・1・26)
左利き
“左利きは霊的に何か意味が御座居ませうか、御伺ひ申し上げます。
“手が体主霊従になっている。左の方が楽している。右を多く使ふのが合っている。そういふ人は前の世で体主霊従の事をしたものである。女で嬶天下の如きはそれである。(S24・5・2)
右利きと左利き
“手を使う時、左利きの人よりも右利きの人の方が多いのは何か訳があるので御座いましょうか。右、御教示下さいませ。
“左は霊、右は体で、体を使う。霊は物質に対しては使わぬ。左利きの人は霊が裏返しになっている。(S23・12・8)
左利き
“人間の体で左は霊、右は体と承っておりますが、左利きは何か霊的な意味がございますのでしょうか。
“何でも変ったものはある。動物、植物にもある。心臓が右に移っているものもある。肋膜の為右に移ったもの、又浮遊腎臓もあり、移動するのがある。臓器は融通の利くものである。又、霊が裏表になるようなのがある。左利きは、裏腹などというが、そういう罪によってそうなる。 (S24・2・24)
左利き(火と水)
“生れつき右腕利きと左腕利きのあるのは霊的に何かあるのでせうか。
“前世に於て逆の事をやったのが元で、霊が逆になっている。左進右退は火で、左巻きになっており、右進左退は水で、右巻きになっている。
左利き(陰陽)
“一、左手の良く動く左利きの人は器用だと言はれて居りますが、霊的に関係がありませうか。野球選手には左利きの上手な選手が多い様ですが、これ等に就いて御教示下さい。二、姙娠中に火事を見ると必ず痣のある子供が生まれると言はれて居りますが、霊的に関係が有りますでせうか。
“一、前の世で逆の事をする。その人の仕事が手を使ふべき訳のものを反対の意味の事をする。すると右が左、左が右の働きをする。例へば女がやるべきを男がやるとか、そういふ事はいろいろなものに沢山ある。アベコベ――。(S24・10・19)
拇指より小指出づ
“五月二十二日に出られた或る信徒の男の子、右の手拇指の外側の爪のところから指の半分位の太さの指が出ております。どの様な因縁で御座いませうか。又はこの指はとれるもので御座いませうか。どの様に致しましたら宜敷いでせうか。御伺ひ致します。
“前の世に欲張ったからである。右手は物質である。あまりに取り込んだ為に、拇指が物をとる働きをする。(S24・6・5)
数珠掛筋一本に繋る
“長女(三歳)の両手首の俗に「数珠掛」の処の筋が一本に連絡して居る訳。長男も同様でしたが、昨年死亡致しました。
“無論霊的で、祖先で仏教信者の熱心な人が数珠をかけて死んだ霊が生まれ代ったので、その痕があるのである。
包帯とらぬ子(前生の習慣)
“本年五歳の男、幼時右手の薬指、中指の二本に何時も包帯を締め、取除くと非常に怒り、眼病者である為中々癇が強く致し方ありません。如何なる理由ですか。御教へ下さい。
“前の世に指が悪くて始終包帯していた――それが残っている。之も始終浄霊していると治る。頭を主にして治せば目も治る。
恐怖を知らぬ者
“恐ろしいものを見ても、高い処へ登っても、恐ろしいと思った事のない人はどの様な霊の持主で御座居ましょうか。
“特殊の霊が憑いてるか或いは極く豪傑の生れ更りであろう。恐怖観念が麻痺してるか強いかである。菜食すると非常に恐怖観念がなくなるという。仙人などそうである。(S24・1・29)
瞼下る幼児
“一年生の女児、朝は普通に眼を開きますがそのうち瞼が自然と下って来てしまふのです。浄霊十数回に及んでも変化ないとの事、何か特別な原因があるのでせうか。どんな事に注意して浄霊したらよいでせうか。
“非常な老人が生れたものである。自然に治る。本人と周囲の執着が働く。(S23・10・25)
老人の如き女児
“十一歳の女児、顔は老人の様に見えます。生れた時より腸が悪く食欲も少なく、身体は細く、 そして記憶力悪く常に鼻汁を出しています。風邪をひけば食物がおさまらず上にあげてしまい、斯様な時には床につくことが三、四日あります。現在迄は充分医療を加えましたが少しもよくなりません。御救い願いますには如何致したら宜敷いでしょうか。本年一月、母が入信いたしました。
“年寄りが早く生れ代ったものである。霊界へ行っても娑婆が恋しくて仕様がない。気長に浄霊し、徳を積む。一人前に間に合ふ位にはなる。(S25・1・26)
奇形の原因(上唇不動・右顔引きつる)
“私の子供(十四歳)、生れつき上唇が動きません。又その兄(十六歳)の方は右顔面が引きつって居て耳も片方小さく奇形になって居ります。これは本人の祖母が同じやうだったと聞いて居ります。如何なる原因でせうか。又、浄霊すればよいでせうか。御伺ひ致します。
“祖母さんの霊が生れ替ったのである。浄霊すれば、うまくゆけばすっかり治る。少なくとも或程度まで治る。上唇の動かぬのも、前の世で強く打ったそれが因で死んだものか、長い間の不具のまま治りきらずに生れたものである。(S24・8・9)
海老児
“海老児と云って、生れます時海老の様に曲って生れて来る事が御座いますが、霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。
“腰の曲った婆さんなどが生れる場合、そのまま生れるのである。(S24・3・11)
力士の身体
“御角力取りは皆同じように良く太って居りますが、霊的に何か関係が御座居ませうか。御伺ひ申し上げます。
“前の世で大きい人は此世でも大きい。角力取りの身体を査べると殆ど病人である。尿毒の塊である。だから角力取りは決して長生きしない。昔太刀山を治療した時、六十を越すのは自分だけ位のものと言っていたが、此人は比較的太っていなかった。(S24・5・12)
力士の前生
“お角力さんは何の生れ更りでせうか。
“別に何の生れ更りといふ事はない。角力の生れ更りが多い。毒で肥っている。尿毒の塊である。 (S (*)・12・15)
白髪・手足黒色の幼児
“四歳の女児、頭髪が白く、頭、手足の外部へ出て居る面は黒人の如く非常に黒く、衣服にかくれる部分のみは普通です。生後半年位経った時より体毒を治す為数ケ月間水油をつけたさうです。これと関係が御座いませうか。浄霊法と原因を御教示御願ひ致します。
“水油らしい。油をつけると黒くなる。頭髪の白いのは前の世に死ぬ時白髪で死んだ。それが残っている。黒人の生れ更りではない。段々年とるに従ひあたりまへになる。 (S25・4・27)
生来の盲
“四歳の女児、眼が生れ乍らにして左右共に相当厚い白膜に掩(オオ)はれ、左は全く見えず、右眼は深く窪んで居りますが、太陽や電燈を見せますと明るさが少々解るらしいのです。右は如何なる理由で斯うなったのでせう。治るものでせうか。それから、此の児はとても浄瑠璃や流行歌が上手なのです。
“前世で盲であったのが霊界へ行って治らぬうちに生れた。罪で盲になるのがある。(S24・8・25)
耳聞えて口利けぬ子(唖の霊)
“四歳の男子、耳は何でもよく聞えますが口が少しも利けません。又、泣き声も大きな声で、身体立派で仲々元気であります。この子の祖母の姉にあたる人が唖であったとの事ですが、何か霊的に原因がありましょうか。又、今後如何に御導きしたらよいでしょうか。御伺い致します。
“その姉にあたる人の生れ更りである。前頭部等をする。よほど長くかかる。少しづつ聞えるようになる。子供は余計に治るには治る。 (S25・2・7)
逆子で唖の子
“当年十四歳の女子、逆子にて出産、然も唖でありますが、何か霊的に関係が御座いましょうか。逆子、唖の原因に就いて――
“生れ更って、前生のものが残っている。(S24・4・23)
群集恐怖症―其他の恐怖
“群集に交る事を非常に嫌ひ、又恥ずかしく感ずる人あり、如何なる霊の働きなりや、御教へ下さい。
“群集を恐怖する人があるが、之は前の世で群衆中で踏みつぶされるなどした為、群衆に恐怖を感ずるのである。人が後ろへ行くと恐れる人がある。之は後ろからやられた霊である。特殊の恐怖を感ずるのは、前の世にそういふ目に遇って死んだ人である。浄霊で相当長くかかるが治る。先に往来を歩いたり、電車に乗り、後ろに人がいると恐いといふ人があった。これは千住小塚原で、後ろからバッサリ闇討をやられた恐怖が染みついていたのであった。之は祀ったら治った。蟻などを恐がる人もある。之は蟻に食はれて死んだ動物の霊が憑いているとか、死体を蟻に食はれたものである。
物音への恐怖心(小児)
“私の子供(生後二ケ月)、最近少しの物音がしてもビクビクとして泣き叫びますが、如何なる原因によるのでせうか。又それの浄霊法を御説明下さい。
“斯ういふ子はよくある。前世に変死したりなどしたものとか、大勢踏み込んで殺されたりなどして、恐ろしいといふ想念が染みついている。恐怖心は霊的曇りになってくっついている。浄霊により治る。
面長の人嫌う子
“四歳の子供で御座いますが、丸顔の人には非常に喜んで来ますが、面長の人で御座いますと泣いて恐がります。霊的に何か関係が御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“前世に面長の人に殺されたか、何かの恐怖が染みついている。(S25・3・1)
麦粉製品食すと引付ける
“当年五十六歳の未入信の男子、平常は至極健康で御座いますが、以前より小麦粉製品(うどん、パン等)であれば、ビスケット一枚でも食べると必ず引付けを起し、失神致します。霊的原因によるもので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“卵など食べると痒くなる人がある。前の世の、死ぬ時に斯ういう類のものを食べて死んだ恐怖が残っている。(うどん粉に毒を盛られたなど)肉体的に斯んな馬鹿な事はない。(S24・12・1)
米飯嫌怖する子
“未だ入信しておりませんが十二歳の女子、幼少より米飯を嫌ひ、主に麺類やパン類のみ食べ、麦飯なら絶対に食べません。又、麺類を与へずに置くと二日も三日も絶食しております。何とかしてと思ひ御飯を見せると顔色が蒼白となる程で、極端でありますが、霊的でせうか。一昨日初めて御浄霊を致しましたが、右の原因と浄霊法をお教へ下さい。
“前の世に米の飯によって死んだその恐怖が残っている。食ひすぎて死んだのか飯に毒を入れられて死んだかである。気長に浄霊すれば治る。霊界での浄化が完全でなかった。よくある事である。
蜘蛛恐るる人
“昔から蜘蛛は祖霊と関係ある様に申しますが、或信者で御座いますが、非常に蜘蛛を恐れますが、何か前生との関係が御座いませうか。或いは御先祖の関係で御座いませうか。お伺ひ申し上げます。
“信仰雑話にあるように、死ぬ時に蜘蛛に害を蒙った為に、それが未だ霊に染みついている。大蜘蛛が人を殺す事がある。又、此人に憑いてる副霊としての鳥、虫などが蜘蛛に殺され、その恐怖が染みついている事もある。(S25・4・22)
嫌いな虫に噛まる
“私は生来ゲジゲジ虫が大嫌いで、夜でも必ず私の所へ来りまして直ぐ噛まれます。恐ろしくて困りますが、何か免れる方法を御教示頂き度く御願い申し上げます。
“前生ゲジゲジ虫にかまれ、化膿して死んだような事があって大嫌いなのである。又多く殺したその祟りの事もある。
雷を恐る
“前の世に雷で死んだ人で、恐いと思って死んだのが生れた場合――。雷鳴の好きな人もある。一番は、霊界の曇りのひどい所を焼く。(S23・7・25)
雷鳴で下痢す
“或る男の信者さん(五十一歳)で御座いますが、幼少より雷を非常に恐れ、雷鳴がありますと必ず下痢をするそうで御座います。入信致しましてより恐怖も薄れ、下痢も致しませんが、入信以前の雷鳴による下痢は如何なる理由で御座いましょうか。お伺い申し上げます。
“驚くと下痢したり、小便したり、ひどい時は大便の出る人などがよくある。この人は雷死した恐怖が残っている。 (S24・9・2)
雲・月・星・鼠を恐れる子
“水久保仲吉(大光明如来様御奉斎)の娘水久保恵子(三歳)は、三ケ月位前より雲、月、星を見ると極端に恐がり、又、鼠の音を恐がります。其の他は普通で御座いますが、何か霊的な意味が御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“飛行機で死んだ霊が生れ更って来たもので、空の高い所で夜故障を起して死んだ。死んだのは山とか畑等へ落ち、死骸でいた時鼠が身体を食ったものである。再生の原理が判らぬと、判断がつかぬ。死骸の時虫に食はれる。それで虫など恐がる。(S24・10・12)
赤色を怖れる子
“三歳の男子、赤い物を見ると非常に怖れますが、何故でございませうか。
“死ぬ時に赤い物により、又は赤い物を見て死んだもの。赤い布で首を締めるなどである。赤ン坊など、腰巻で窒息さすなどの事もあり得る。そういふものが再生した場合恐れる。(S24・6・3)
両足首後ろ向きの男(死体扱いの重要性)
“身体の外の部分は普通と変り御座いませんが、只足首から先だけが両足共全く後ろ向きになって居る人が御座いましたが、霊的に如何なる意味が御座いませうか。お伺ひ申し上げます。
“一つは、その人が前世において後ろ向きにさせるような罪を犯した為と、二は、死ぬ時にむごい殺され方か何かで足首から切られて、葬る時に逆に着けられたものである。であるから、死んだ時の死骸の仕方も注意すべきである。(S25・2・12)
無性器の嬰児(男根除去)
“今般受教された方が昨年生みました子は左足がブラブラで、生殖器が全然なく、(但し肛門はありました)直ぐに死亡致しましたが、之は如何なもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“死ぬ時男で男根をとられたものが生れたものである。嫉妬の為亭主を殺したりなどする場合である。(斯ういう事は)生れ代る事が判らぬと解釈がつかぬ。(S24・10・11)
二爪の拇指
“本年春生れた信徒の男子、拇指が爪のところから分れて二本になっております。手術をして指を切取った方がよろしいでしょうか。御伺い申し上げます。
“前の世で死ぬ時に切られたのである。指の付根を浄霊する。(S24・10・5)
不語の嬰児
“父親高橋龍吉(三十四歳)、母親エイ(三十歳)の次女牧子、生後一年七ケ月になりますが、耳は聞えますが物を全然言ひません。御浄霊で言へる様になりませうか。其の原因と浄霊法を御教へ下さい。
“前の世で死ぬ時喉を突かれるとか、蛇に噛まれるとか、高所から転んで突いたとかで発声器官をやられたのが生れ変ったのである。治る。(S24・6・7)
鼻孔ない子
“先般鼻の穴の無い子供が生れました。この子供の祖父にあたる人が二年程前中風で死亡して居られます。霊的に何か関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“中風症状ではないから祖父とは関係ない。鼻を切落されたり、突かれたりして、鼻を潰して死んだり、鼻の穴を潰して死んだ霊の生れ代りである。斯ういうのもやられた所へ祟るものである。手術をして穴を作ってもらった方がよかろう。(S24・10・11)
低能、斜視、近視
“本年十四歳の私の子供、頭の働きが人並以下で、学業成績が悪く、心配して居ります。三年程前から親子三人入信させて頂きました。先日専門医の診察を受けました処「先天弱視、交代性外斜視、強度近視」とのことで、斜視は手術で治るとの事でしたが、謝絶し御浄霊を戴いて居ります。弱視や低能は治るものでせうか。又、本人の名前は「光司」と申しますが、名前に負ける様な事が御座居ませうか。又、霊的な障りでも御座居ませうか。
“之は霊的で、前の世に頭を打ったりなどして死んで、治らぬうちに生れたものである。 (S25・2・8)
嬰児生歯異常
“生後一年四ケ月の孫(男子)ですが、歯が上四本のうち前側の方が一分位中の方へ入って居り、下歯の方は一枚捻じて居ります。どう云う訳で御座いましょうか。又、御浄霊で治して頂けましょうか。
“浄霊で治る。前の世に死ぬ時高所より落ちたか撲られたかで、そのようになっている。
家鴨に似た奇形(転落死)
“三十八歳の婦人、一見して家鴨の様な恰好をして居ります。手も足もありますが、手はブラリとして全然使へません。そして髪を結ふ事と顔を洗ふ以外は両足と口を以て炊事、裁縫、洗濯等を巧妙にやってのけ、女のやる仕事は何でも致します。未だ御浄霊は受けて居りませんが本人は入信を希望して居ります。右の婦人は生れ乍らの不具ですが、十二歳の頃より両親亡き後四人の弟を世話し、その一人は会社の重役に、一人は駅長になりました。亡父は酒呑みにて、母は生存して居りますが、父なき後品行上芳しくなく家を外にして居ります。手の悪い本人は「私の様なものでも御光が戴けるのでせうか」と入信を希望して居りますが、如何でせう。御浄霊に依って治るでせうか。又、右の因縁と入信の可否に就て御伺ひ致します。
“そういふ人こそ入信さす必要がある。子供ならいいが、固まっているから半分位治ると思へばいい。前の世で死んだ時、高所より落ちるとか、家鴨のような形で死んだものである。入信させていろんな事を判らすといい。(S24・11・15)
首回らぬ生児
“生れた時から首が左へ回らぬ赤ン坊、右の頸部が骨の様に出張って居ります。仏の障りと申す人が御座居ますが、原因は霊的でせうか。
“高所から転落し、首が捻れたものが生れた。すっかり治るか不明だが、浄霊で或程度治る。 (S25・5・3)
葡萄児、一寸法師
“葡萄児、一寸法師に就て御伺い申し上げます。
“葡萄状鬼胎――動物の性能が残っている。多産性動物である。動物により、姙娠した際沢山子が出来る。二つ子、三つ子など動物時代の性能が残ってる為である。人間は一人しか生まぬものである。一寸法師は、背の低いのは、脳の一部に欠陥があって、発育すべきホルモン製造場のようなものが欠如している。その為に発育しないのである。霊的にいえば、逆さに落ちて、頭を砕いたりして死ぬとか、頭を切られて死ぬとかの変死者の生れ代りである。又赤ン坊の霊の憑いてるのは、一寸法師ほどではないが普通よりは小さいとかいう位である。
一寸法師に就いて
“頭に欠陥がある。前の世に死ぬ時、頭をやられて伸びる性能を壊した。(S24・10・9)
瞳孔開いてる児
“五歳の女児、生れつき瞳孔が開き、瞳が絶えず動いており、よく物が見えません。そのままにして置きますと全然見えなくなると言われておりますが、霊的で御座いましょうか、又、治るもので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“(前世死ぬ時、強く瞳孔が開いたまま死んだ。)(S24・2・21)
瞳孔の伸縮
“或る子供で、瞳孔が殆ど開いた様になり、時々伸縮して見えなくなりましたが、御浄霊によりどうやら手の指位はわかる様になりましたが、伸縮は依然続いて居ります。又三十七歳位の男で、小さい頃から伸縮する人がありますが、この人は別に視力に関係はない様で御座居ます。瞳孔の伸縮は如何なる理由で御座居ましょうか。御伺い申し上げます。
“前の世で死ぬ時、瞳孔が開いて死んだ。それが残っているのである。瞳孔が開くと見えぬものである。死人は皆瞳孔が開く。(S24・6・2)
雨天を好む児(変死か地獄霊)
“或る私生児が日向を嫌い、晴天の日は全然外に出ないで、雨の日には喜んで外で遊ぶそうで御座いますが、何か意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“晴天の日に変死したもので、その恐怖観念が未だ残っているものか、地獄の霊が憑いている。肺病の時、曇った薄暗い方がよく、晴々したのが気持の悪い事があった。病気の為か、地獄の死霊かが憑っていたものである。地獄の霊は明るい所へ行けない。明るい所を特に強く嫌うなら変死したものである。(S23・12・21)
頭髪を抜く児(前世拷問)
“十三歳の女児ですが、十歳の頃から頭髪が一寸位伸びると皆引き抜いて了います。如何なる訳で御座いましょうか。御教えを賜り度く願い上げます。
“よほど霊的の意味がある。拷問か何かで頭の毛を抜くのがあるが、前の世でそういう事があった霊と考えられる。(S24・9・11)
舌癌と怨念
“四、五年前より舌に芯(小指の頭位)が出来ましたが、大きくもならず痛みなどの苦痛もありません。十五年前に叔母が舌癌で死亡しておりますので、私もその様になりはしないかと心配でなりません。之は浄霊にて治りませうか。
“癌の危険がある。浄霊で治る。前世に於て喋って怨まれた怨念がそういふ事を起さす。(S24・3・20)
怨念の痣
“私の妻(一昨年入信)並びに妻の母並びに母の実母は、女系四代にわたり右手の内側、肘より二寸上に同じく旧一銭銅貨位の痣があります。祖母は黒紫色、母は茶紫色、子供は薄くかすかに見える程度です。これは如何なる霊的原因がありましょうか。(妻も母も祖母の実家は旧士族です)何卒御教示御願い申し上げます。
“前世に怨みをもって槍で突かれたもので、切先からその怨みの霊が通るので、強く印されたので、生れ替っても残るのである。(S25・2・15)
無肛門児
“九月十四日、北海道滝川町に於て生れました男子が、肛門がなく、医師が二回にわたり四寸程手術を致しましたが、肛門は見えません。其の子は生後二十日にて死亡致しました。何か霊的に関係が御座居ましょうか。御教示御願い申し上げます。
“霊的にいえば、前の世の怨みである。又は肛門を突かれたものであろう。蓮華往生などは肛門へ祟る。(S24・10・8)
白なまずと痣
“十五歳の子、三歳位の頃より脚に白なまずが出来、生長するにつれ大きくなります。如何なる因縁でせうか。
“之は前の世の因縁によるので、私なども身へ白なまずが出来てるが、別に苦痛もなく、苦にもならぬので、放置している。それでいいと思ふ。年と共に段々大きくなる事もあるが、之は或程度で止まるものである。痣の原因は面白いんで、赤痣は割合い性がよく、お浄めで治るが、黒痣は性がわるくなかなか治らぬ。痣は怨みに関係がある。私は先に胸に恰度血の滲んだやうな痣のある人をみた事があったが、之は短刀で突いたか何かで死んだ人の怨みの人の霊によるものと思ふ。火傷などさせられ、怨んで死んだのはやはり痣になる。薬毒や敗血症などでなるのは消へるものである。
赤痣・青痣の原因
“人体の痣の原因は種々の説がありますが、霊的には如何なる関係がありますか。又、赤痣、青痣の区別につき御伺ひ致します。
“青痣は人の怨みである。之は浄霊でも絶対に治らぬ。大抵は前世かその人の前の世の怨みかで、人を傷つけた場合、悔しいといふ怨みかで、加害者への強い怨みが執着になって離れぬ。それで、前世、一種の血液の変化がある。赤痣は切られたとか、突かれたものが残っている。之は浄霊で薄くなる。(S24・5・25)
黒痣移動
“私の左乳の上に盃大の黒い痣がありましたが、四歳になる娘の左乳の上にも同様の薄黒い痣がありましたので、不思議に思ひながら自分の乳の上の痣を見ますと、不思議になくなって居りました。何か霊的関係がありませうか。御教へ願ひます。
“黒痣は前世の怨念が固まっている。入信すると怨念は消えてなくなる。(S24・8・28)
痣の原因
“白、赤、黒痣はどうして出来るものでしょうか。
“痣というものは前世に於ける自分の事や他人の事があり―。痣で悪いのは黒痣で、之はお浄めでも効果はない。怨みの想念が黒痣となる。赤痣は薄くなる。自分の火傷とか、切られるなどが霊界で残って、浄化されずに赤痣として残っている。突かれて血が迸っているように見えた人があった。又、怨みなどで、人を火傷させて焼傷の為に不具になるなど、その怨みの想念がやった人に行って祟り、痣になるのもある。昔は拷問などで熱湯を浴びせたので、そういうのは祟る。
痣、黒子、疣
“痣、黒子、疣等は如何なる原因に依り出来るものでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。
“痣は種(イロ)んな原因がある。黒痣は大抵怨みで、霊から霊に染みついていて、除り切れないうちに生れてくると痣となっている。肩を切ると肩へ怨みが来る。或いは半死半生の怨み等は黒痣となる。赤痣は軽い。自分が切られたり、突かれたりし、霊界ですっかり浄化せぬうちに生れる。ホクロは運命の印で、運命に重大な関係がある。首の周りにあるのは着るに不自由せぬ。泣きボクロは憂えが始終あり、鼻柱とか口の辺にあるのは必ず陰部にある。疣は除れるのと除れないのとある。何れも運命に関係がある。それ等は運命を表現されている。 (S23・11・18)
痣は原因
“痣は何の因縁でせうか。お教へ下さい。特に目に見える所にあるのと着物に隠れる所にあるのとは因縁が異るのでせうか。
“赤痣と黒痣がある。赤痣は突かれたとか焼けどの痕跡である。黒痣は怨みで、怨まれる相手に出来る。怨みが悪気になって滲みて行く。執着の塊である。
黒赤の痣
“長男が生れましたが、右足首に薄い黒痣がありますが、赤や黒の痣は何の因縁ですか。お教え下さい。
“黒痣は怨みの霊。(絶対とれぬ)その人の祖先に足首を切られたという想念が祟るんで一生とれない。赤痣は(自分が前世で)斬られたり突かれたりで血が出て、それが残っている。霊界で消えない中に生れ更ったものである。又は火傷したものの再生である。(S24・12・27)
眼の痣
“今年二歳になる女児、眼の部分に土色の痣あり、全快するでせうか。
“痣は治らぬ。紫や黒などは絶対に治らぬ。赤痣は前世突かれたり斬られたりなどして出血したあとで、薄くなる。黒痣は人の怨みで、その想念が染みになる。本人が前世に怨まれたのと、祖先が怨まれたのとある。(S24・3・20)
赤痣
“私は昭和二十五年二月十六日教修を戴きました。生れながらにして左顔、顎にかけて赤痣が有ります。伯母(現在行方不明)もやはり同じ様な赤痣がございます。何か霊的に関係がございませうか。
“霊的関係がある。前世の怨みである。前の世に切られたか、突かれたかし、代々祟ってやらうといふ執着でそうなるのである。之は少し薄くなる位で、治らない。(S25・2・18)
痣
“痣に就て――“痣は前世の想念が残ってるのが出るので、よい意味の事も稀にはあるが、悪い事の方が多い。火傷のようなもの、槍で突かれたようなもの、刀で切られたような感じのものなど、大体痣は怨みの想念の場合が多い。それは大抵赤痣で、怨みで紫色のはなかなかとれにくい。この場合は良い事らしい。(S23・7・23)
鎖骨下赤痣
“私は生れつき右鎖骨下に赤痣があり、今日では直径一寸程になって居りますが、如何なる原因でせうか。御教へ願ひます。
“前の世でその部を突かれて死んだものである。浄霊すると薄くなる。(S24・10・8)
痣は治るか
“顔等にある痣は拡がる様に思われますが、治らぬものでしょうか。
“痣は治らぬ。赤痣は薄くはなる。黒痣は全然駄目である。彫物のように強く滲みている。前の世の罪である。
白い蜘蛛
“今月三日頃横浜日野教導所で午後二時頃御浄霊(信者六名)しておりますと大光明如来様の床の間より一匹の真白な蜘蛛が出て私の身の周りを三回回り、御浄霊中の信者の身の周りを二回回り、畳の上に下りました。一人の信者が捕まへ様としましたが、どうしても捕へることが出来ず、 其の中に元出て来た床の間へ入って行ってしまひました。右は如何なる訳で御座居ませうか。
“本来蜘蛛はわるい。白くなったのは浄化されたもの、よくなったものである。元は人間で、改心して救はれた事をみせたかったのである。此家の祖先である。すべて白いものはいい。人間はよく蜘蛛に生れる。(S24・7・29)
転生の蛙(蛙癲癇)
“或青年が痔病で重体となり、其の後御利益により全快し、光明如来を頂きまして毎日朝夕お参りいたしますが、或る日お参りをし立去ろうとして思いがけなく振返って見ると、蛙があらわれ、数回お軸に飛びつき、早速お浄めをいたしますと窓口へ去りました。如何なわけでしょうか。
“人間が蛙になっている。それが光明如来様に救って戴きたいというので飛びついたのであろう。お浄めをしたら帰ったというのは、それで満足して帰った訳である。蛙の生れ代りなど随分ある。蛙式癲癇は、押潰されたようにギャーッと言って倒れる。痔は単なる浄化であって、蛙と関係はない。(S23・10・24)
蛇自殺・噛食不能児生まる
“信者の家の藁の中に丸くなった儘蛇が骨となって居りました。近所の人に聞いてみた所、人に見せずに祀って居ると家が非常に栄へると教へられ、お宮を求め蛇の骨を入れ、床の間に祀って居ります。それより数年後子供が生れ、その子供は現在七歳ですが食物を噛み砕くこと不能、涎を多量に出し、歩行困難です。祀った蛇と関係がありませうか。
“蛇が人間に生れたがっていたものが生れ代ったもので、蛇の分子が残っているのである。蛇は物を噛まぬし、涎を出すものである。之は蛇が自殺したものと思ふ。よほど人間に生れて来たかったもので、藁の中で餓死したものである。此蛇は祖霊である。徳を積むと母などの苦痛が減る。苦痛が減ると心配事はなくなる。浄霊により治る。(S23・10・25)
蛇を使って出た天国霊
“本年五月二十一日に死亡した二十三歳の女の方が、去る八月二十日、其の姉さんに憑って出て参りました。「私の死因は生存中勤めて居た工場の主任に可愛がられた為、他の人の恨みを受け、蛇を付けられたのが原因だった」と申します。(口中より多量の粘液を出して居りました)「今天国に救われて居る。現界に出させて頂くのに其の儘では出られないので其の蛇を使って出て来ました」との事で御座います。果して天国に救われて居る霊が現界に出ます際、動物霊を使うもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。 尚、憑依霊は「霊界の御浄霊法はこうですよ」と申し両手で浄霊してくれます。又、憑依中本人の本守護神は霊界へ行き、祖先を御浄霊して居りますと本人が覚醒して申します。霊が天国へ帰る時は紫雲に乗って帰る姿がはっきりと分ると申しますが、之に就いて御教えを御願い申し上げます。
“蛇の毒は粘液――ヌラである。胃癌は蛇の霊であるが、大抵は医者の誤診が多い。重くなってからヌラを出すのは癌である。蛇を使って出たというのは、龍神が人間に生れ更って出る事である。人間に憑るようになれば生れ更ってくる。人間というのは、人間化して来ているからである。たしかに天国で救われているに違いない。後は本当である。 (S24・9・11)
蛇の因縁の家
“龍神の御祀りに就いて御伺ひ致します。私の家は高山市の中央、宮川の岸辺で、俗に蛇屋敷と云はれた処で、今から十九年前に新築した時土蔵附近は特に蛇が多かったさうです。父は十四年前胃癌で死にました。父母は夫婦養子で、私達兄弟は七人でしたが、今は姉四人(皆他家に嫁)と私一人現存して居ります。昭和十六年頃或る行者の言に依り家の東方(川岸)に龍神を祭りました。(姫長大明神、白姫大明神)それは、新築の時黒白の屋敷蛇を生埋めにしてあるから龍神を祭るがよいと言はれたからであります。その後昭和二十一年に母も私も御光を戴き、続いて光明如来を御祭りしました。昭和二十三年二月、例祭の時或る娘さんに父の霊が憑り、大変怒って居りました。「俺は家に対する執着の為、蛇となって苦しんで居るのに、御前達が気がつかぬと焼いて仕舞ふぞ」と言ひました。それ以来私も一生懸命御手伝ひを心掛けて居りますが、御祭りは今後如何にしたらよいのでせうか。次は、その御祭りの後でしたか、母が表の小川に蛇が死んで居るから見ろと云ふのですが、私は見に往きませんでした。二、三日経過して何気なく小川を覗くと、長さは一尺位しかありませんが馬鹿に太い美しい蛇が死んで居りました。「気味悪い恰好だな」と思ったら急に流れ出して見へなくなりました。私が見る迄流れなかったのは不思議でなりません。如何なる理由でせうか。御教示願ひます。又如何にしたら祖霊は救はれるでせうか。
“すでにお祀りしたからいい訳である。
ロクロ首実例(半人半蛇)
“二十四歳の女が嫁に行き、一週間程にて離縁となりし為親がその理由をただせし処、中々口をききませんでしたが「実は夫婦で寝ると夜中に首が長く伸び天井を舐める」との事、親は喫驚して「家に居る時はその様な事はなかった」と申して居ります。所が天井にはナメクジの這った様な跡があり、夫は嫁の事とて誰にも言へなかったのでしたが、恐る恐る申し出ました(伸びた時は首に縦縞があるさうです)と言ふ事であります。まだ一度も浄霊した事もございませんが、此の原因並びに信仰を奨めて一日も早く救はれる事が出来るでせうか。お伺ひ申し上げます。
“ロクロ首である。無論蛇――蟒(ウワバミ)で、本当に人間になり切っていない。人間が蛇に堕ち又人間に生れてくる。半ば意識があるべきだが、意識がないのはよほど蛇そのものになっている。美人である。治るのは難しからう。半人半蛇である。(S24・11・7)
白ッ子
“俗に云ふ白ッ子とはどんな原因のものでせうか。又浄霊により治癒致すものでせうか。
“白龍の生れ更りである。 (S24・5・13)
白子
“白子は霊的に如何な関係が御座居ませうか。
“白蛇の生れ代りである。之は治らぬ。 (S24・6・22)
珍しい白子
“或未入信の方の赤児、全身白く、頭髪まで白く、医師も今迄に多くの白子を見るが、この様な真白の子は初めてだと言って居るそうで御座います。又、其の児は日光に非常に弱いそうで御座いますが、如何なる訳で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“白蛇が生れる。非常に白いのとそうでないのとある。初めて人間に生れ更ると白色が多分に残っている。(S24・10・11)
白子の治癒
“二男、四男が白子ですが、長男、三男は普通の者です。両親親戚には変った人はありません。因縁をお教へ願ひます。
“白蛇が人間に転生した場合一代はさうなる。浄霊で或程度治るが、全部といふ事は難しい。
白蛇転生児
“村上勝子(五歳)は生れた時より肉体、頭髪共に真白く、睫、眉毛共白く、眼玉は兎の様に白赤く、智恵は普通以上に良く、生れた時より健康です。世間でよく白子と云はれますが、如何なる因縁でせうか。又御浄霊で治るでせうか。御教示を御願ひ申し上げます。
“白蛇の生れ代りである。浄霊により相当効果がある。五歳位なら治るかもしれぬ。(S24・8・8)
白睫の女
“本年四十一歳になる女で、生れつき睫の白い人が御座いますが、斯ういうのは何う言う訳で御座いましょうか。
“(小林秀二郎――山本勘介の霊の話)動物の霊の再生と思う。
骨なし娘
“十八歳の娘で御座いますが、生れつき骨が御座いません。寝たままで御座いまして、食物も自分では戴く事も出来ず話も出来ません。但し月経は御座います。霊的に如何なる関係が御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“骨が無いのではない。柔かいのである。蛇の生れ代りである。未だ浄化していない。小さいうちなら殆ど治るが、十八にもなると固まっているので、或程度しか治らぬ。坐る位にはなるかもしれぬ。(S24・7・22)
骨なし子(蛇)
“今年五歳になる女の子、生れると同時に現在の父母にもらわれたのですが、生れた時より骨があっても無い様なもので、コンニャクの如き体です。昨年中頃より養父母は入信して毎日浄霊致しておりますが、此れは唯運動神経の発達が遅れているだけでしょうか。それとも何か霊的原因がありますか。又、完全に治るでしょうか。お教え下さい。浄霊法は如何でしょうか。
“運動神経の発達が遅れているといっても原因がある。如何なる原因によって発達せぬかを指摘せねば何にもならぬ。蛇の霊が憑いているとグニャグニャである。龍の生れ代りらしい。龍神が憑いているのもあるが、憑いてるのは局部的が多い。浄霊しているうち段々よくなる。段々蛇の特性が除れてゆく。根気よくして、親が信仰して徳を積む。
操語不能・砕噛不能・涎の子(龍)
“本年七歳の女児、生れつき言語不能、食物を噛み砕く事不能、口より多量の涎を出し、歩行困難、牛の様な状態です。浄霊を行ったら或程度治るでせうか。
“動物霊が早く生れて来たので、動物時代の習性が多分に残っている。牛とすれば噛み砕く事が出来る筈だから牛ではない。龍神(蛇)である。蛇は食物は呑むし、骨が固くならずグニャグニャしているのはそれである。浄霊を気長にすれば一年一年少しづつよくなる。すっかりは難しいが或程度まで治る。人により数年はかかる。年頃までにはよくならう。(S23・10・15)
魚鱗癬
“私は魚鱗癬で悩まされておりますが、治るでせうか。治るとすれば如何なる霊の憑依でありませうか。
“龍神の転生の為である。
痛み感ぜぬ子
“本年八月入信させて戴きました婦人、夫は戦死致し次の夫を迎へましたが、事情がありまして別れ、又三回目の夫を迎へました。一番最初の夫との間に生れました女子、本年八歳になり元気で居りますが、全身つねってもおさへても全然痛いと申しません。肩と首の部分は特に固く石の様で御座います。今回急に両眼共血走った様に真赤になり、それと同時に下瞼より鼻にかけ隈取る様に赤黒い斑点が出て参りました。御浄霊に依り大分薄れて参りました。この斑点や両眼の血走った赤黒色と戦死致しました父親、又は二回目の父親と何か関係がございませうか。御伺ひ申し上げます。
“動物の生れ代りである。動物には蛇とか蜥蝪などのように痛みを感じないのがある。(S24・11・2)
全身の毛毎年生え代る
“本年十四歳の男子、三歳頃より頭髪をはじめ睫、眉毛等全身の毛が抜けはじめ、以後毎年一回チョボチョボと二、三ケ月生えては又抜け切れてしまひます。現在夫婦共入信、昨年五月より御浄霊させて戴いて居りますが、別に変化も御座居ません。発病当時相当に医療を加へましたが効果がなく、最近まで放任して参りました。先祖には僧侶なく、神官の者はあった様で御座居ますが、何か霊的の障りで御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“龍神の生れ代りである。未だ人間になり切っていない。信仰によって或程度龍神の気が抜けてくる。気長にやれば治る。 (S24・5・22)
指紋なき者(河童について)
“先日新聞に指紋のない人の事が出ておりましたが、何か霊的に関係が御座いませうか。又、指紋について御教へを頂きたく御願ひ申し上げます。
“河童の生れ代りか何かである。河童には五本手指があり、指紋はない。河童の感情は人間にそっくりである。河童は人間に近い。河童はよく人間に生れ代る。人間も亦河童によく生れるのである。(S24・6・22)
指紋なき親子
“新聞に指紋のない親子があるとの事が出て居りましたが、如何な訳でございませうか。
“動物霊の生れ代りである。(S24・6・19)
両手足の指六本
“両手両足の親指の外側に親指と同じ様な指のある人がございますが、その人はやせて居りますが非常に力がございます。何の再生でございませうか。
“鳥の生れ替りである。浄霊してみる。すると指の霊が段々萎びてくる。(S24・7・29)
手指六本
“朝鮮人で手指が六本御座います。手術しても又生へて参りますとの本人の実話で御座いますが、何か霊的関係があるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“鳥で、六本指あるものの生れ更りである。浄霊で治る。鳥でなくなり人間になるので、霊的でないと治らぬ。 (S25・1・12)
足指六本の子
“三十三歳の婦人、女子を出産致しました処片足の指が六本あります。之は如何なる霊的原因に依るもので御座居ましょうか。
“前の世に四足だった。四足には六本あるのがある。すっかり除り切れず生れたもので、浄霊しても除れぬ。(S24・4・13)
足指六本の女
“或信者の妹で川辺イツ子と申します十八歳の娘で御座いますが、幼い時右足小指が特に小さく、その隣に小指と同様のものが有りました為手術を致し切り取りましたが、最近又それが大きくなりまして、婚期を控えて居りますので本人及び家族の者が非常に気にして手術を致さねばならないかと申して居ります。如何致しましたら宜敷う御座いませうか。又、霊的に如何なる意味が御座いませうか。御教へを賜り度く御願ひ申し上げます。尚、両親及び本人は未入信で御座います。
“指六本ある鳥の生れ代りである。浄霊で鳥の分子が消え、人間のみになって治る。(S25・3・22)
足手指六本
“吉本道枝(三歳)、生れ付き両手の指が六本、左足の指が六本あるのですが、如何なる因縁によりませうか。
“鳥の再生で、鳥の分子が残っている。よほど因縁がある。(S25・4・6)
足指六本あり
“足の指(右片方)が六本ある子供の因縁――
“よくある。四本のもある。前の世に動物か鳥の如きもので、すっかり浄化済まず生まれたものである。浄霊で治らぬが、差支えない。別に恥ずかしい事はない。鳥の霊はいい。悪人にはない。善良である。
六本指
“手足各々六本宛の指のある子供が御座います。教修を戴いてから生れた次の子供は片手片足の指が六本宛で御座います。之は何の生れ変りで御座いませうか。こんな状態は如何すれば御救ひ戴けるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“鳥か何かの生れ変りである。祖先中に鳥を沢山殺したとかいふ祟りである。次の子供のはその罪が半分になった。六本のを五本にする事は出来ぬ。出来るだけ人助けをする事である。(S24・7・22)
扁平足
“足の裏には何故扁平足(ベタ足)と普通の足とがあるのでせうか。何か毒素とか祖霊に関係がありませうか。
“どっちでもない。前世の関係である。扁平足の動物のそれが残っているのである。
扁平足
“扁平足は何の転生致しましたもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“扁平足の動物の再生であろう。(S24・2・21)
タ行カ行発音出来ぬ原因
“タ行カ行の音が出ない者が居りますが、何の霊で御座いましょうか。
“唖など、或音の出ぬのがある。動物の転生で、前の世の習性が残っているものである。カ行タ行の音が出ぬのは(ちょっと判らぬ――動物に違いないが。)(S23・10・19)
舌の寸足らず
“次の如き症状の根本は霊的又は体的の何れで御座いませうか。よく舌の寸足らずと申しますが、充分人並に話の出来ぬ人――
“前世に畜生道に堕ち、動物に生れ、又人間に生れたものである。舌の短い動物である。故に人間の言語は使へぬ。斯ういふのも一言か二言喋れるものである。 動物の再生はどこかに残っている。単純な事しか喋れぬ舌になっている。浄霊で或程度良くなる。
言語不明瞭の子
“昨年十一月家内が御光を戴き、其の後長女、私と三人共入信し、本年二月には光明如来様を御迎へ致しました。三歳になる次女、本年に入り二回の肺炎御浄化を戴きました。七月二十日頃より百日咳を、七月末に更に肺炎となり、重体になりましたので、御守護御願ひを致しました後は多少楽になりましたが、咳が出て食欲がありません。今では眠るばかりです。又三歳になりますのに言葉がはっきりしないのですが、如何なる理由でありませうか。又土や草等をかまわず口に入れますが、それは如何でせうか。御伺ひ申し上げます。
“動物霊の転生で、(眠るのはよい)言語のはっきりせぬのは大抵(霊的で)――。丈夫になってから質問せよ。百日咳の原因は悪露である。(S24・8・8)
兎唇
“新産児の兎唇に就て――
“前生の動物時代からの転生で、それが未だ残っている。兎の様な霊でせう。口唇と前頭部が浄霊の急所である。
兎唇
“三ツ口の子が出来るのは何の因縁でせうか。
“畜生道に堕ち、兎に生れ、人間に生れたものである。(S24・5・25)
三ツ口
“三ツ口はどういう霊的原因があるのでしょうか。
“先天的のものは兎の生れ替りである。歯の為に三ツ口になるのがある。前の世に切られたのが治らぬのもある。治るのもある。かなりの所まで見よくなる。(S24・7・23)
兎唇の治癒
“十歳の男児で生れつき三ツ口の者ですが、何の因縁で御座いましょうか。七歳の時に歯科医専の整形科で一度手術したそうでありますが、まだ発育するので思うように施療が出来ず、御浄霊の方法、何卒御教示の程御願い申し上げます。
“十歳の男子、やはり動物である。医者の手術でいくらか見よくなるが、浄霊すれば或程度治る。畜生の残ってるものが霊的に消える。すると体の方も或程度消える。三ツ口の所を浄霊する。手術によってどうか。
腋臭の原因
“腋臭(ワキガ)でお困りの方で、御婦人に多い様に思はれますが、腋臭は如何なる訳でなるので御座いませうか。
“獣の血の臭ひで、動物の血がある。西洋人に多い。犬や猫が臭ひを嗅ぐように、西洋人は体臭を好む。
腋臭の真因と外人
“腋臭に就いてお教え願います。
“日本人のは動物から人間に生れ更ったもの、即ち畜生に堕ち又人間に生れたもので、動物の臭いが残ってるのである。西洋人は、肉食する為、動物の血が入っている為である。何れにしても血を浄めると除れる。色盲や多産等皆そうである。 (S23・8・12)
腋臭
“腋臭は浄霊のみにて全治致しますか。御教へ下さい。
“全治に相当日数を要する。(S24・4・10)
腋臭の浄霊個所
“腋臭の原因及び御浄霊個所を御教示御願ひ申し上げます。
“身体全部を浄霊すれば動物の血はなくなる。(S24・6・3)
腋臭と浄霊
“腋臭は霊的浄化でしょうか。尚、浄霊法をお教え下さい。
“前世四足で、獣の血が残っており、獣の血の臭いがする。動物園へ行った時の臭いと同じである。入信して浄霊すると治る。獣の血の分子がなくなる。
腋臭と手術
“昭和二十二年十一月二十三日入信致しました海南市衣奈綾子(三十八歳)は、本年七月より体がむくんで来ました。朝はむくみがないのですが夕方になると又むくんで来ます。これは霊的でせうか。御教示お願ひします。尚、浄霊の方法も併せ御指示お願ひ致します。此の方は物すごく腋臭の臭ひが致しますが、浄霊の方法を御教へお願ひ致します。
“腎臓が悪い。腋臭は動物の生れ代りで、動物の血液が残っている。手術しても何にもならぬ。(S24・11・18)
乳首二ケ以上、女育たぬのは
“私の関係している信者の女の子、三月十五日突然腸閉塞を発病、手術の結果死亡致し、それが因となり父親が入信致しましたが、其の家は元来女の子が育ちません。主人は再婚で、先妻は男子一名得て後離縁となり、その子も間もなく死亡しましたが、伯母(二歳で死亡)に当る人の位牌に戒名のみを刻み込みましたが、如何なものでしょうか。又、女子の育たない理由は如何なる訳で御座いましょうか。又、其の人の長男(十六歳)が両乳首の二、三寸下に痣の様な(上方のよりやや小さい)乳首が二つあり、右側には更に三、四寸下に一つ、合計五個あります。又、猛烈なマルクス主義者で、子供とは思えない程神仏や宗教を攻撃し、其の子を中心に何時も争いが起ります。如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“四足の生れ更りで(牛などは乳が幾つかある)すっかり四足の要素が除れていないから仕方ない。位牌は戒名だけでよい。唯物思想――マルクスは因縁だから仕方ない。今に攻撃出来なくなる(最後の審判が来るから改心しないと生命がない)から時を待つ。神に縋らねば生きられなくなる。女の子が育たぬのは――祖先が月の神に罪を犯したのは、女の御守護が薄くなるから女が育たぬ。(S24・8・5)
外出嫌い・使箸早く・指動かす唖
“今年二十歳になる青年で、生れつき唖で、屋外に出る事を大変嫌ひ、食事の際等は丁度餓鬼が食する如く箸を動かし、其様子はとても真似の出来ない程の早さで、坐って居ります時は常にピアノでも弾く様に指を動かして居ります。此れは霊的にどんな意味が御座いませうか。又、御浄霊により治るもので御座いませうか。
“脳に故障がある。斯ういふ動物は屋外でなく家畜動物であるが、時々外へ出るもので、偶々外へ出て殺されたもので、外へ出ると恐いといふ念が染みつき、人間に生れたものである。又、殺された時舌を致命的にやられたものである。人間に動物性が多分に残っているから、箸を動かすなども早い。指を動かすのは元頭とか腕の筋をやられた時筋が短くなっているとか何とかの為である。指を動かすのはそういふ訳である。(S24・7・2)
耳朶に孔ある小児
“八歳位の男の子で、耳朶の後ろの「へり」の所に針金でついた様な穴が左右同じ個所に、生まれてよりあります。如何なる因縁でせうか。御教へ願ひます。
“前の世に四ツ足のやうなものが生まれ代った。耳に穴を開けて飼はれていたものであらう。
牛の舌と塩(舌剥ける)
“伊豆大島の信者の子(三歳の男児)で御座いますが、十日に一度定期的に舌の皮が全部剥け変るので御座いますが、其の間三日位は痛んで食事が取れないので御座いますが、何か霊的な意味が御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“牛は舌が非常に働く。牛は舌で舐めるのが好きである。浅草千束に平野といふ牛屋があり、娘に婿をとると三日と居ない。夜中に裸にして体中舐めるのである。牛の憑依である。牛は塩を舐めるのが好きだといふ。(S24・1・28)
塩気食わぬ子
“当年五歳の男子で、お飯を食べる時箸を口より離さず、塩気のものは一切食べません。如何なる霊で御座いませうか。
“何かの動物霊の生れ更りで、未だ動物が多分に残っている。変った動物の転生で、動物によっては塩気の物を食はぬものがある、それである。(寝たり、起きれず、口利けぬ)親も信仰に入り徳を積む。気長にすれば治らう。浄霊と信仰により段々動物の性能が抜けてゆく。霊界の浄化によりとれるのだが、親の罪や執着により早く生れた。であるから、此世で浄化する外はない。すっかりとはゆかぬが或程度まで治らう。
乳歯抜けて生えぬ幼児
“松浪笑子(八歳)の乳歯が次ぎ次ぎ抜けて、代りの歯は一本も生えぬままで、現在は殆ど無い様になっています。御浄霊を戴けば次第に生えるものとは思ひますが、斯様なものは如何なる原因で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。
“歯のない霊が憑っている。浄霊して入信すれば又生えるやうになる。歯は二度になる。顔から歯へ浄霊する。(S24・10・2)
手指の爪延びず
“未入信の婦人(四十七歳)、拇指を残して手の指の爪が殆ど伸びず、一年に一、二回しか爪を切らないそうで御座います。何か動物霊の再生で御座いましょうか。お伺い申し上げます。尚、此の婦人は健康で御座いまして、足の指の爪は普通で御座います。
“やはり動物霊の再生で、その性能が残っている。(S25・5・11)
頭髪不伸・縮れる女子(動物分子残る)
“年頃の娘、生れた時から頭髪が伸びず大変縮れて漸く三、四寸位で、男の子の様に薄く、丸くひっついて居ります。(同村に二人居ります)勿論色々手当を致しましたが治りません。霊的の様に思われますが、御浄霊で治りましょうか。御教えを御願い申し上げます。
“前の世から霊界へ行って畜生道へ堕ち、浄化せぬうちに再生した。獣の状態が残っている。浄霊すると相当治る。獣の分子が減ってゆく。信仰へ入って徳を積む。(S24・5・21)
耳動く聾・脳水腫の兄弟
“三十五歳の男子、対談中両耳が馬の様に動く人があります。霊的関係が御座いますでせうか。尚此の人の次の弟は生れつき聾であり、其の次の弟は頭が直径一尺以上もあり、蛸の頭の様にブカブカしております。如何なる因縁でせうか。併せて御教示を御願ひ申し上げます。
“動物の再生で、その習性が残っている。聾も霊的で、自分の前生で死ぬ時に聾になった。それが治り切らぬうちに生れたものである。たまにある。脳水腫といい、水が溜っている病気である。之も霊的である。水死か何かであらう。水死してブクブクになり、水中で倒され、そうなったのであらう。そして水流で岩につかえたか何かで頭に溜ったのであらう。(S24・6・8)
無肛門の嬰児
“生後九ケ月の嬰児で御座いますが、肛門が御座いません。(外見だけは肛門の様で御座いますが、穴が御座いません)肛門部の前に穴がありますが、括約筋もありませんので伸縮致しません為一寸硬い便は通りません。外に身体に異状御座いませんが、如何致しましたら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。
“前世で肛門のない動物であったのである。外科手術で孔を開けた方がいいかもしれない。
指先より虫出づ
“霊気療法(虫封じ)を施しますと指先より白い絹糸の様な虫が出ると申しますが、霊的に何か理由が御座居ませうか。御伺ひ申し上げます。
“虫の出る人はよくある。霊気でなくともなる。別に何でもないが、蜘蛛か何かの生れ代りである。(S24・5・12)
全身疣の女
“三十七、八歳の女、十五年前に結婚、姙娠毎に疣が増し、現在全身疣だらけで、その疣は大小色々で、押えると柔かく、水疱瘡の様です。又、その人の肩は普通の人より盛り上っております。今迄に三人の子供を産み、長男は病死、二人は女の子で元気です。現在姙娠七ケ月で、疣が広まりつつあります。原因と御浄霊法を御教示願います。
“動物の生れ代りである。蛙のようなものである。出るだけ出れば治る。気長にすれば心配はない。(S24・7・15)
疣無数の小児
“七、八歳の小児ですが、大きさは大豆位から小さいのはゴマ粒位の疣が無数に出来、痛みは少しもありませんが次第に増えて行くそうです。此の家は二人の子供に出来たそうです。右の原因と浄霊法を御教示下さい。
“疣のある動物の生れ替りである。子供であるから治るであろう。疣のある所を浄霊する。(S24・11・8)
注文通りのヤマメとる名人
“山梨県南巨摩郡宮小川村で、この地方ではヤマメ捕りの名人とされ、渾名(アダナ)をヤマメといわれる人があり、此人は注文を受ければ必ずその数量だけ捕って参ります。又、魚の大小も注文通り捕って来ると申します。此様な人は霊的に如何なる関係がありましょうか。
“ヤマメをふだん捕って食ったような動物の生れ代りか憑依である。大抵龍神である。
腹ばいに寝る
“六歳の子供、夜分寝る時いつも腹ばいになってしか寝ませんが、之は何か意味のある事でしょうか。右、御教示御願い申し上げます。
“動物霊が憑いているのと、元畜生道に堕ちていたものが残っている。
肉食のみする小児
“当年三歳の男子、乳離れした時から御飯や野菜を嫌い、魚及び肉類のみしか頂きません。一日中肉類か魚をやりませんとひいひい泣きます。どう云う訳ですか。
“動物霊が憑いているか、動物が人間に再生したもので、まあ猫とか犬の様なものだろう。前生の動物霊の性能が、転生しても性癖は多少は残っているものである。入信して気長に浄霊すればだんだんよくなる。
四足の転生児は低能
“親に殺されようとする位頭が悪かった。低能児に悩んだとか、思うようゆかず長く苦しんだ――前世の関係がある。前生四足に生れ、人間に生れたのは頭が悪い。入信して気長に人を助け、御著書を出来るだけ読むと霊が清まる。(S24・5・9)
霊視能力ある児童
“十三歳の女子、生後一週間目に大病で医師に見離され、不動尊行者に頼み生命は助かりましたが発育が遅く、現在でも身長は七、八歳の子供位です。言葉ははっきり致しませんが記憶力はあります。智能程度は低く四、五歳位です。行者の話に依れば、本人には幽霊が見えるそうです。又一度母がその子供を背負って一週間程前に死亡した人の家の前を通った時、その子供が「オバケ」と絶叫して母の背にしがみついたそうです。この子供は不浄の場所を嫌い、葬式やお産の処に連れて行くと必ず帰ってから四十度位の熱を出して苦しむそうです。この様な時行者か祈祷師に頼み川に塩と米を少量流すと不思議に熱は下り平常に復するそうです。又行者の話に依れば、この子供の口が自由に動かないのは神様が止めているからで、神様が御許しになるまでは決して良くならないとの事、又この子供の事に就て行者が祈り始めると五色の僧衣を着た僧侶が行者の眼前に浮ぶそうです。如何なる訳でしょうか。
“四、五歳位の幼児の死者を、近親者を査べればある。供養を怠ったなどで憑いたのである。此子には霊が見えたのである。憑いてる子供の霊は、その前の世で神主とか坊さんとかの職業のものが生れ代ったのである。或いは行者のようであって、その性格が残っている。それが死後霊界へ行って龍神となって、四、五歳位の幼児に生れ代ったものの霊である。