026 医術篇(10)

産制と衛生(優秀児)

“一、人工流産の結果、又は産児調節の身体に及ぼす影響につき御教示下さい。

“産児調節の仕方によって異う。陰陽の霊気交換で非常にいい。器具を使うと霊気の交流を妨げられ、活気がなくなる。半分自涜行為的になる。長くやるとよくない。故に今にやめるようになる。産児制限すると多産者がなくなる。優秀な人間は多産者中より出る。多産児は優秀である。大切にすると偉いのは出来ぬ。(一人や二人では可愛がられるから独立性に欠ける)産制すると坊ちゃん嬢ちゃんばかりとなり、その国が衰える事になる。今、急に子供が殖えたのは、戦争に行っていたのが帰った為で、夫婦別居したのが暫くぶりで一緒になり、精力旺盛で受胎し易い。船員や海軍々人など子供が多い。外地引揚者などもそうである。(今の政府は目先だけに捉われている)(S24・6・25)

精虫の根源

“人間の精虫は如何なる作用に依って製出されるものでせうか。又、霊界とは何んな関係があるものでせうか。

“人間の精虫は、霊子といって、つまり生れ代ったのと、霊界から新生したのと二つある。人間の元で、神の意志によって出来たもので、その物質化したものが精虫で、極く小さいものである。製出は、神様が造ったもので、造る過程は人間には分らぬ。科学的にいへば精虫だが虫といふのは変である。霊子といふのが本当である。(S24・11・19)

想像姙娠

“想像姙娠という事が御座いますが、如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“子供が欲しい欲しいと思いつめていると、偶々月経不順の時、出来たと思い、或程度までお腹が大きくなるが、違う。(S23・12・1)

想像姙娠と流産

“最近姙娠して流産、又は月経が中絶し姙娠した様だと思ったら又月経が有ります。以上の場合は霊が体内に残って早く又姙娠すると言ふ事を言はれますが、如何でせうか。御伺ひ致します。

“之は姙娠ではない。想像姙娠はよくある。出来るだらう出来るだらうと思ふと月経が止る。人間の神経作用でお腹が膨れるが、四、五ケ月経って月経が一度に出て治る。であるから、想像姙娠が強いと思ふ。本当の流産は必ず血の塊が出る。

子宮外姙娠

“最近私の取扱っている患者の中で、医師の診断に依れば子宮外姙娠八ケ月だと言われましたが、御浄霊をして居れば如何になるもので御座いましょうか。

“之は間違いで、子宮外姙娠は喇叭管へ姙娠するのであるから、喇叭管に八ケ月いるなどという事はない。育つ。二、三ケ月経てば痛くて堪えられない。又、そんなに拡がるものではない。(S24・7・26)

子宮外姙娠と浄霊

“子宮外姙娠の御浄霊による治癒迄の道程及び現代医学の解釈の誤謬を御教へ下さい。

“喇叭管に姙娠するのは事実である。痛いから手術するが、浄霊は二、三日で下って治る。霊が浄霊によって正しくなる。(S24・8・9)

出血多量と外姙娠

“私宅は教導所として開放し、又、教導師として御手伝いさせて頂いて居ります協力者(野々山きん、四十歳)、御手伝い中、先日急激に出血致しました。其の状態が約二十五日間続きました。其後十日間程経過せるも気分悪く、現在白帯下が有ります。家族の者心配の余り医師の診断を受けました処、子宮外姙娠との事、急ぎ手術せよとの話ですが、本人は毎日浄霊も続け、どこ迄もお縋りして居ります。御浄霊の方法を御教示下さい。

“子宮外姙娠は非常に痛む。外姙娠なら浄霊でじきに治る。出血が二十五日間続くのはおかしい。外姙娠ではない。腰、腎臓部を浄霊する。  (S24・8・27)

子宮外姙娠手術す

“私は昭和十四年子宮外姙娠にて手術を行い、昨年九月ラジウムにて癌を焼き取りました。本年二月再発して、医者は手術を奨めますが、私は医者の手を離れ、御浄霊を受けて居ります。経過は大変良好で御座いますが、今後順調に御浄化を戴けましょうか。御教え下さい。

“癌ではない。子宮癌は殆ど誤りである。子宮外姙娠など何でもない。

前置胎盤の原因

“出産の際、前置胎盤といって、一命にも関する事が御座いますが、霊的に関係が御座いましょうか。又、御浄霊により完全出産が出来るもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“人間は裏表になっているのがある。前置は後方に毒多く、毒の少い方へ胎盤がゆく。浄霊で治る。逆子など浄霊で治るから――。(S24・5・11)

前置胎盤の姙娠

“前置胎盤で手術した後、姙娠しても差支へないでせうか。そして前置胎盤は如何なる原因によるものですか。

“之は差支へないと思ふ。霊的にも体的にも原因はあるが、お浄めすれば治る。逆さ子でもお浄めすると正常になる。

前置胎盤と逆子

“妻(三十八歳)が三年前に「異状姙娠、前置胎盤」と言ふ事で開腹手術を致し、現在母子とも健全ですが、再度姙娠致して居ります。医者は前回の如く異状姙娠の憂ひがあると申しますが如何で御座いませうか。普通今迄は放任すると出血すれば生命を失ふと申されます。私は御浄霊の体験が少いのですが如何にしたら御救ひ戴けるでせうか。又、前置胎盤とはどういふ状態なのでせうか。御教示願ひます。

“そのような事はない。前置胎盤とは、胎盤が子宮の後ろへ付いてるものであるが、それが前へ付いてるものである。心配する程のものでない。逆子でも治る。(S24・6・5)

胎  教

“世間でよく申します胎教に就て御教示を御願い申し上げます。

“胎内にいる時の赤ン坊を教育する。善い事を聞くと、赤ン坊は、心がその影響で善い人間になる。偉い人や美人の写真など、母が見る事をする。これは確かにある。非常にいい事で、偉い人の書や絵など始終みると胎教になる。(信仰雑話を読むとよい)(S23・11・18)

胎児の意志想念と胎教

“胎児が母体にある間意志想念が働いて居るものでしょうか。

“意志想念は働いているともいえるし、働いていないといった方が事実に合う。何となれば、胎児の意志による表現が何もない。そうかといって全然そうでもない。胎教といって、母が良い事を聞くと胎児にいい影響を与える。綺麗な顔など見てると影響するという。寧ろ親の想念が胎児に影響する訳である。もし胎児に意志想念なしとすれば、影響は受けぬ訳である。然しないといってもいい。

子の容貌の親との相似(胎教)

“子供の性質並びに容貌が父親に似る者と母親に似る者と、又、何れにも似ざる場合に就て御質ね致します。

“その時によっていろいろある。父が母の姙娠中家にいると割に父に似ている。父不在で母が始終見る人の顔に似る。それで美人の側にいるとか、神書を読むとかすると、その影響を受ける。それで胎教は意味がある。

胎動止る

“会員、二十四、五歳の婦人、姙娠五ケ月頃胎動の停止したるに気付き医師の診断を乞いし処、既に死亡して腐敗し居る為手術を要する旨申し渡されましたが、手術を嫌い御浄霊を受け約十日にして胎動あり再び診断を願いし処「死んでは居なかったな」との返答あり。此の症状は一時的仮死の状態とでも申すのでしょうか。若しそうだと致しますれば、それは如何なる原因によるものでしょうか。

“心配するか、胃が縮小して食欲が少くなる時子供の栄養まで出来ぬ。こういうのが衰弱する。(S24・12・3)

胎動の悪寒(死霊)

“三十五歳の初姙娠婦、現在八ケ月、胎動を感ずる都度地の底に引込まれるような感じと共に悪寒を覚えますが、如何なる訳でありましょうか。

“死霊が憑くと背中が寒い。生霊は暖かい。霊的因縁で、お腹の子供に関係がある。即ち胎児に死霊が連絡するのである。祝詞や御讃歌を奏げてやれば治る。先妻の死後三ケ月目に後妻に入ったとしたら、先妻の霊であらう。妻の死後は一ケ年は結婚を我慢しなくてはいけない。(S23・12・2)

姙娠六ケ月・腹膨れず(胎児死亡)

“会員、三十歳前後の婦人、現在姙娠六ケ月なれど腹部膨満せざる為医診を受けし処、三ケ月目位にて死亡し居る旨申し聞かされ、手術を迫られましたが、本人は何等苦痛なき為手術を不安に思い、御浄霊の続行を希望致し居りますが、若し死亡致し居ると致しましても、御浄霊により排出されましょうか。尚、此の婦人は二児あり、流産一回致し居ります。

“本当に死んでるものとすれば浄霊で出る。古血が溜って斯ういう事もある。浄霊すれば悪いものは出る。(S24・12・3)

五ケ月の嬰児の状態(霊)

“五ケ月以後の流産児の霊と、四ケ月以前の霊の状態――

“五ケ月になると完全に人間の形となる。(S24・8・9)

堕胎

“現代行われて居る産児制限の今後の社会に及ぼす影響は如何でしょうか。又、一回でも堕胎を行った人は入信して救われますでしょうか。御伺い申し上げます。

“堕胎しても入信して救われる。堕胎は一種の殺人である。誰かを救えばその罪は消える。(S(*)・7・8)

悪阻

“悪阻の霊的原因に就て――

“体的である。臍と心窩部の毒。胃の拡がる度に出す――。(S24・10・26)

悪阻の原因

“私の妻(三十三歳)は姙娠五ケ月目でありますが、姙娠と同時に悪阻になり、爾来四ケ月苦しみ、御浄霊を行いますと二時間位は楽になりますが、一寸仕事をすると又苦しくなります。如何なる原因でしょう。

“みぞおちと臍の間に毒があり、子宮の膨脹によって排除、嘔吐する。之が悪阻である。普通は、簡単に治る。簡単にやり、腎臓もよくやる。

悪阻の浄霊個所

“悪阻の全く無い人と極くひどい人がありますが、如何な訳で御座居ますか。御伺い申し上げます。

“腹部に毒素があり、子宮が拡がると毒が邪魔だから嘔吐で出す。元は腎臓で、患部と共に浄めると割合い簡単である。

子癇の原因

“子癇は霊的で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“怨みの霊である。(生む事を妨害する怨み。産後は血が少い為霊が憑り易い)(S24・2・21)

姙娠と浮腫・子癇

“先日御守護御願いいたしました大畑ひな、八月二十七日出産予定で一ケ月程以前より全身的に浮腫し、御浄霊させて戴いて居りますが、だんだんひどくなり、起居にも苦痛を感じて居ります。又、二、三日前より脱腸の御浄化を戴き、特に足部の浮腫がひどく、御浄霊させて戴くとかえって苦痛が激しくなります。このままにて無事出産出来るか、家族の者は非常に案じて居ります。何卒御守護御願い申し上げます。

“子癇に就いて一、これは簡単である。腎臓だけよくやれば二、三度で大抵治る。霊力が足りないのであろう。子癇が起れば霊を浄霊する。(S24・7・29)

子癇より手足震う

“本年四十一歳の女、十六年前、出産の時子癇を患い、同時に腎臓を病み、医療にて治りたるも、六年前より左手が震え始め、更に一昨年夏、俗に言う「ヨウキアタリ」を患い、其の後両手足震え、日と共に其の度を増し、寝て居る時、読書、歌を作って居る時等は全然震えませんが、手足は自由にならず、文字を書くことも出来ません。相談をし始めると急に両手足共震え出します。本人及び同家の人々は一生懸命に観音様に御すがりして、或いは霊的に関係があるのではと屏風観音様を御祭りして居ります。如何なる原因によるものでしょうか。又、全治するものでしょうか。御浄霊は主にどの辺をすればよいでしょうか。

“注射でよくそういう事がある。霊的としてもそういう事はない。恐らく注射の中毒であろう。浄霊で治る。頸部の横が元である。(S24・7・3)

姙娠中の無感覚排便

“姙娠九ケ月の女性(二十四歳)、二度目の出産ですが、便通が意識なしに出てしまいます。医者は胎児の頭で大腸をおさえて居ると申します。出産せぬと治らぬとの事、そうでしょうか。

“これは合っている。然し斯うなるという事は間違っている所があるからである。括約筋が伸縮しないのである。肛門から奥を浄霊すると治る。

姙娠中の発咳・肺門苦し

“本年二十七歳の女子、姙娠八ケ月頃より咳、痰、寝汗等ひどく、産後も以前と同様の浄化を戴いて居ります。一ケ月過ぎても咳をする度に排出されます。咳の出ない時は肺門が苦しい様です。如何なる訳でしょうか。御浄霊法を御教示願います。

“毒が固まっていて浄化している。頭の毒が溶けて咳になる。首の周り、肩も多い。急所を発見してすると治る。よく心得ていればよい。(S24・11・8)

姙娠時の好き嫌い 

“姙娠致しますと急に今まで嫌いだった食物や煙草などが好きになりそれがその後ずっと続く人があり、又出産後もとへ返る人も御座いますが、これは如何なる訳でございましょうか。お教えを賜り度く、御願い申し上げます。

“子宮が大きくなり胃を圧迫するので、胃が変る。悪阻と同じ理屈で、胃の下の方と上の方に塊がある。それが胃の方々を圧迫する。それで胃が種々になる。多くは嫌いなものが出来るのが多い。子供の前の世の好き嫌いが親に影響する事もある。食べ習わすと好きになる事もある。(S24・9・22)

姙娠して酒・煙草を欲す

“或婦人、姙娠すると決って煙草やお酒がのみたくなる――

“宿った赤ン坊が生まれ更ったものである場合、前の世の嗜好を親を通じて表わすのである。それで特種の物が好きになったり嫌いになったりする。又、生れたては爺、婆の顔になってるが、日と共に子供の顔となるもので、之も前世の死んだ時の顔が出るのである。

腹帯をする日

“戌(イヌ)の日に腹帯すると安産するといふ事を言はれますが、何か意味が有りませうか。信徒としては十八日、二十三日の方がよいと思はれますが如何なるものでせうか。お尋ね致します。

“迷信である。犬は沢山生むからアヤかる訳である。十八日、二十三日がよい。(S25・5・7)

腹帯の注意

“姙娠五ケ月目になりますと腹帯をさせますが、腹帯はした方が良いのですかしない方が良いのですか。又、受胎児の関係は如何なものでしょうか。

“西洋ではしない。子は小さく育った方が出よい。又、働きよい関係もある。但し、あまり固くすると流産するから注意すべきである。各自、自由にせよ。子供を大きくしない方がお産が軽いからというので締める。これは必要はない。日本人だけで、外国はない。お腹にある毒だけの圧迫で沢山だが、お腹に毒の塊のある人は寧ろ悪い。反って早産する。軽く締める方がよい。(S24・9・13)

岩田帯

“姙婦の結ぶ腹帯を岩田帯と申しますが、この名前は何処から出たので御座いますか。

“やはり何か意味はあろうが、命や運命に必要ないから知る要はない。やはり岩の言霊で、やはり硬くしっかりする所から岩田帯と名付けたのであろう。帯はしっかり締めても構わぬ。綿では具合が悪いので布にする。(腹が落ちるから働き難いので、田舎の人は臨月まで働くから、作業のしよいようにという点もあろう)(S23・12・3)

産前後の心得

“産前産後に就きまして注意致すべきことを承り度く存じ上げます。特に食事、入浴期、御浄霊等如何致すべきでしょうか。お伺い申し上げます。

“産前の注意する事はない。ただ上へ手を挙げると流産する事がある。転ぶと胞衣(エナ)が首へ巻きつくという。転落などすると流産や早産の憂いがある。食事や仕事などは普通でよい。あまり大切にすると、育ち過ぎて出ぬ事がある。反って働く程軽い。産後古血の出きらぬうちは活動は不可である。子宮を氷冷するのは大変わるい。古血が出るだけ出なくてはいけない。一週間前何かすると古血が寄る。歩くと足へ、起つと腰へ、眼を使うと眼へ――之等が痼疾となって恐ろしい。心配すると頭へ来る。一週間過ぎれば便所へ行く位はよい。三、四週間は身体をかばい乍ら動かす。出血と運動を睨み合してやればよい。出血が出切ればよい。本当にふだん通りになるには七十五日かかる。一番いけないのは一週間、次は三週間、三十五日過ぎると大体何してもよい。夫婦関係も三十五日以内はいけない。食物は差支えない。三週間経てば入浴してよい。梅干も食欲など減らねばよい。産後間もなくの食は普通の軽い物がよい。あまりしつっこいのはモタれるからまずい。腹帯は小さく生んで大きく育てるので、之は適度にする。強くやると流産する。中位にやればよい。(S(*)・11・23)

御神前での産

“光明如来様を御奉斎させて戴き、尊い御守護の下歓喜に満ちた日々を送らせて戴いて居ります。妻の分娩する日が近づいて居ります。然し私の家には光明如来様をお祭りしてある部屋と玄関の部屋と二間あります。玄関部屋で分娩する事も出来ず、勿体ない事ですが止むなく光明如来様の御部屋で分娩する外ないのですが、差支へないでせうか。御伺ひ申し上げます。

“結構である。お産などは出来るだけ光明如来様の御前がいい。御無礼とか勿体ないなどといふ事はない。昔からよく言ふが、斯んな事を言ふのは立派な神様ではない。神様に力がないので、勿体なく見せかける為のお守人の策略である。人は神と共にあり、神に離れるのは反って危い。こういふ間違いは今迄に沢山ある。(S24・11・15)

引き潮出産難産か

“昔の人の言うのに、引き潮の時に生まれた子供は寿命が短いと言われ、又親の体が弱く割合い難産と言われます。如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“少しはあるが、あるというのはその人の罪の軽重による。逆の事になる。人助けにより逆の運命に直る。神は大慈大悲で、よい方へして下さる。(S24・7・28)

暴風・雷鳴時の出産・死亡

“暴風、雷鳴時に於ける出産又は死亡は何か意味のあるものでせうか。

“少しはあるが、大した事はない。大きい事にブツかるのは、それに相応した理由がある。神経質の産婦などはその衝動に影響する。

過早期破水

“主人の浄霊を受けていました或る信者、姙娠八ケ月にて羊水が降りたと申し、大変心配して居りましたが、臨月にならないうちに羊水が下ってしまうのはどんな場合に起り、又この時の処理は如何にすればよいでしょうか。

“羊水が降りればすぐ生れる訳である。ただ漏れる場合があるから、ないとはいえぬ。又、羊水でなく尿が降りる場合もある。必ずしも尿は尿道だけからのみ出るとはいえぬ。外に苦痛など無ければ気にする要はない。放屁なども、尻の穴からのみではなく、女の前の方から放屁するのがあるし、口からするのもある。之等は音がしない。(S23)

帝王切開

“帝王切開の手術は比較的安全だが、癖になる。切らなくては出なくなる。即ち之は腹部切開手術である。(S23・7・2か)

死・早産の霊原因、死者に鞭打つ

“死産及び月足らずで生れるのは如何なる因縁があるのでございませうか。

“まだ信仰に入っていない訳である。霊的と体的と両方ある。その人の身に罪が非常にあると、神様から宝を頂く故、毒血(曇り)のある場合、それを除る手段として死産や流産する場合がある。又、子を恵まれるだけの状態になっていない。物質的に子が出来る工作をするから出来るが、その資格のない場合流れたりなどする。又、前生の罪の為まとまって生れる迄になっていぬ場合、中途で駄目になる。不純な男女関係で出来る場合、その祖霊で生れたがり、遮二無二自分の子孫に生れやうとして、どの腹でも生れんとする場合、之は風紀に関係するから――。私の先妻はどうしても子供が産めず、四度共駄目であった。最初は流産、次は非常に大事にし育ち過ぎ、十一ケ月になり、大きすぎて出られぬ。三日間陣痛し、今度は母体に影響するといふので子を殺して出した。次は大いに乱暴したりして流産した。次は中位にしたらチブスとなり、腹中で死んだ。真黒になっていた。出してから死んだ。よくよく子供は許されぬと思った。宗教的に考へると訳があったが言へない。死者を悪くいふのは非常にいけない。或三十七、八歳の女を悪く言った。その時、奥様が腹痛み、いきなり「駄目だ」と言はれた。死にもしないのにおかしい。「誰か」といふと口が利けぬ。首を振る事によって返事させた。悪くいふと霊界で苦しいから、それを言はないでくれと、それを頼みに来た。悪くいふと向上の妨げとなる。特に大先生に言はれると響きが大きい。成可く言はん方がよい。

悪阻と不姙・流産の原因

“姙娠三ケ月後悪阻で苦しんでおります。浄霊致しましても尚苦しみます。殊に胃の部が苦しいと申します。余り苦しいので医者でおろしましたらけろりと治りました。これは毒素の関係でせうか、霊的でせうか。

“毒素の関係で、じき治るのだが、急所が外れていたのでせう。悪阻はみぞおちと胃の間の毒で、これは子宮が拡がるにその毒素が邪魔になるのである。人によっては尿毒が溜る事がある。腎臓をよく浄霊する要がある。流産の原因は子宮の周りに毒のある時、子宮が拡がる場合毒素のためつかえて拡がらず、やむなく下に向ふ。之が流産の原因である。前屈・後屈があるが、子宮の前面か後面に毒がある。多くは後屈で、腹部の毒のため後ろに押される。前屈は後部の毒が前へ押す。医師が手術で毒を除るのは一時的で、前より余計に溜る事になるから何にもならぬ。又、子宮発育不全、之は子宮の周りに毒があり、それで発育しないのである。又膣と子宮の位置の違ふ場合、子供が出来ない。

流産の原因

“謹みて御伺ひ申し上げます。私は三回も続けて流産をいたしましたが、如何なる訳で御座いませうか。

“流産の原因で一番多いのは、子宮周囲に毒が固まっている。後屈は腹に毒があって、後方に押されているもので、之が多い。前屈といふのは、背中(尾 骨(ビテイコツ)の方)に毒がある。之は少ない。因は腎臓であるから、これを浄霊すると治る。子宮の周りに毒があると、姙娠して子宮が大きくなるとそれ以上は拡がらぬ。その為中の子は大きくなれず、やむなく外へ出るより外ない。そういふ人は腹が必ず固い。宿ったものが浄化不充分で生れ代る場合、生れると不幸だからといふので先祖が出す事がある。悪阻の原因は臍から心窩の間に毒がある。子宮に妨害になるから出す。浄霊すると治る。医学では、梅毒が原因といふが、苦痛のあるのは梅毒でない。梅毒は無痛である。(S24・1・6)

流産に由る頭痛

“流産をしますと頭が割れる様に痛む人がありますが、如何なる訳で頭へ来るのでせうか。御教示を御願ひ申し上げます。

“流産する時頭の血も混って出る。急激な脳貧血で、これこそ浄霊で治る。腹膜と腎臓の毒で子宮が圧迫されるのが流産の原因である。(S24・8・8)

死産・流産の原因

“死産、流産には霊的に特殊な意味がある事でございましょうか。御教示御願い申し上げます。

“霊的に意味はあるが、普通は体的の方が多い。一番原因で多いのは、腹に塊があり、流産する。よく脂肪が厚くなると姙娠しても生れぬという。之は腹膜の毒である。此毒の為子宮が横へ拡がらぬ。それで下へ降りてくる。悪阻は子宮の上の方に毒があり、子宮が拡がるにつれそれを突上げる。臍と鳩尾の間を浄霊する。流産、死産は生霊の場合もあり、怨みの霊が憑いて生ませまいとする。死産は大抵薬毒で、そこへ寄って来て発育しない。大抵は医療で、都会に多い。(S23・12・28)

死産の原因、(医学の事を言う事)

“此頃、新聞で死産が多い様に出て居りますが、何ういう訳でしょうか。お尋ね致します。

“薬毒に因る。姙娠中、普段薬を服むと死産し易い。薬は身体を弱らす。死産の原因は身体が弱るからで、薬は全部毒であるから自殺行為になる。医学の間違いは言わぬよう注意した人があるが、教団の為を思えばそうかもしれぬが、救いの為には止むを得ぬ。

死産(産婦引付け)

“二十五歳の女、お産するや、赤子は半分出て、産婦はヒキツケ状態になり、子供は薄黒くなって死亡しました。何か霊に関係がありますか。

“産道が狭く、つかえる為圧死したのである。大きく育ち過ぎる場合もある。赤ん坊は頭が出れば後は出る事になっている。そういう子供の出来るのは――。子供が動物霊の再生で、動物の形体が残っている為腰部辺が大きかったものだと思う。黒くなったのは圧死したのである。(S24・1・7)

姙娠良好でも死産する理由

“母体に異状なく日数も充分なのに死産するのは如何なる訳でしょうか。御教示願います。

“母体に種々の原因がある。一番多いのは薬毒の為で、姙娠する前に服むと非常に弱る。薬によって女の美などよほど減る。身体が弱った為に子供も弱く、ちょっとした事にも子供が死ぬ。又、産道が小さく、窒息する場合がある。(S・7・8)

死産分娩

“当年二十六歳、教修生の妻、体は非常に健康で、本月出産、胎児も臨月まで異常なく、体重も一貫二百匁あったそうです。然し産婆の言うには、出産三日前に死んでいるとの事、切断分娩致しました。昨年もやはり一貫二百匁ある死産分娩致して居ります。これは何か霊的のものでございましょうか。(此の主人の父親は四年前に即死して居ります)尚、医師は今後を恐れ、避姙手術を奨めますが、如何いたしたらよろしいでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“こんな理屈はない。もっと悉しく質ねよ。(S25・5・23)

産後の浄霊開始期

“産婦が七十五日間御浄霊をしてはいけないといふ事は、霊的に何か関係が御座いませうか。

“これはそんな事はない。血の出るのが全く止れば浄霊してもよい。但し二十一日間はいけない。血が治まらなくては体を動かしてはいけない。古血が残ってると使ふ所へ集まる。であるから、古血が出切るまでは使はぬようにする。であるから、産後二十一日間は神経を集注する事はいけない。つまり悪露の出てる間はいけない。普通三十五日間といはれている。であるから、七十五日間経てば身体が固まる。それからは何してもよい。

産後の食事と浄霊

“昔から産後の食物はイカを食べると悪い、又はキウリ、ナスが悪いと色々食物を忌みますが、如何でせうか。次に、姙婦及び産後の御浄霊は如何致したらよろしいでせうか。

“そんな事はない。何を食べてもよい。産後の浄霊は、悪露が出切ってからにせよ。(S24・7・19)

産婦の食事と起居と流産

“産婦の食事と起居に就て御伺ひ申し上げます。

“食事は軽いものを食べる。安静にしているからである。起居は、産後血がおさまるといふ――。古血の残っているのは使ふ所へよく寄ってくる。目を使ふと古血は眼へ来る。頭を使ふと頭へ上る。故に、産後は精神病になり易い。手足を使ふと腰へ来る。大体二十一日間は安静にする。古血の出終るまでは神経を集注しない。絶対安静は一週間でよい。坐ったり徐行位は差支へない。出血のある時はいけない。悪露の時も注意する。何も出なくなったら、普通の状態でいい。流産は一日か二日安静にすればよい。(S23・10・19)

お産とパーマネント

“お産の前後にパーマネントをかけて不自然に頭をあたためる事は差支えございませんでしょうか。

“大して差支えない。お産に影響する事もない。(S24・7・23)

臍の緒の処置、(明主様の臍の緒)

“臍の緒は各地方の習慣で、埋めたり、焼いたり、又は保管し、母親の死後一緒に処分したり致しますが、正しい処分法を御教え賜りたく御願い申し上げます。

“臍の緒は大して重要なものでない。私の家では臍の緒は蔵ってあった。これに付き非常に良かったと思った事があった。金庫へ入れておいたが、或時拡げてみた所、生年月日から時間まで書いてある。それまで思っていたのと二、三日生年月日が違っていたんで、初めて知った。二十三日午後十一時としてあった。であるから、年月日、時間まで書いて包んでおくといいと思う。(S23・10・21)

産婦の頭の方角と後産

“お産の場合、産婦は如何なる方角へ頭を向けたらいいでせうか。又、後産は如何なる方角へ埋めたらいいでせうか。墓は如何でせうか。

“人の踏まぬ所ならよい。頭の方角はどちらでもよい。強いて言へば艮の方である。汚物は見せぬようにした方がよい。(S24・4・10)

後産の埋め場所(方角)

“後産は心配ですから、どちらの方向へ埋(イ)けたらよいでしょうか。

“鬼門の所さえ除ければいい。人の踏まぬ所を選ぶ。(S24・4・28)

後産の埋め場所と障り

“お産の後産を土地によりそれぞれの個所に埋めますが、その埋めた上を一番先に踏んで通った動物と同じ種類の動物を本人が非常に恐ろしがります。何か訳がありませうか。

“一時的のものである。後産はいくらか霊線が通じているから、斯ういふこともあり得る。故に成可く人の踏まぬ所へ埋めるとよい。

胞衣の埋め場所と子供の死

“今より三十年位以前の出来事です。出産の時の後産(胞衣)を埋めてあるものを、どうした間違いか田の中へ入れてしまった為でせうか、其の子供が十七歳で死亡致しました。其の後家中都合が悪い事が次々起って参ります。或人の話を聞きますと、胞衣を田に入れた為天日のお怒りを受けたのだと言はれます。その様な事はありませうか。若しあるとすれば如何すれば良いでせうか。お伺ひ致します。

“胞衣を正確にしたって死ぬ子供はある。斯んな事はない。胞衣はそう重要なものではない。胎内の子供に栄養を与へるに重要なものであるが、之を大切に保存するのは、気安めに過ぎない。他の原因である。入信して徳を積めば段々良くなる。(S24・6・8)

後産を川へ流す事

“後産の下り物を川に流せば悪いといふのは何故でせうか。

“常識で判る事だ。綺麗にしておくべきものを、後産など川へ流すのは汚す事だし、社会的に言っても悪い。土へ埋めるのがいい。

多産婦の老貌

“子供を沢山生んだ婦人は生まない人よりもふけて見へますが、子供を生む事は天職を完うして居ると考へられますが、右の理由は如何なるわけでございませうか。御教示御願ひ申し上げます。

“そうでもない。子供を生んでも若く見へるのがある。子供の為化粧も構はぬから老けて見へるのであらう。お産は毒素を出すから、反って若くなる訳である。薬を服めば年をとる。(S24・9・9)

産後頭痛・逆上

“私は昭和二十三年十月出産、四時間後突然大出血し医師に掛かり、「内膜掻爬」をしました。十四日目に勝手仕事をし、又寝込み、医療を受け一ケ月程で良くなり、其の後又痕(アト)が悪くなり、腰湯をしたり高貴薬を用ひたりし、すっかり悪化し、頭鳴り、頭痛あり、逆上がし、少し動いても血が騒ぎ、便所へ行く事も出来なくなりました。本年一月以来薬を止めて浄霊を戴いて居りますが、一進一退です。何処を浄霊致しましたら宜敷いでせうか。お伺ひ申し上げます。

“一番肝腎なのは、頭と首の周りである。薬毒である。薬が減るに従ひ治る。気長にやればすっかり治る。

産後驚愕・頭痛除れず

“二十年前、産後一寸驚きましてから頭の痛みが取れず、夢ばかり見て十一時、十二時頃に目が覚めると眠る事が出来ません。何の為でせう。

“産後は古血が腹に溜っている。そして神経を使ふ所へ毒がゆく。斯ういふ人は驚いたので頭へ行ったのである。気長に浄霊する。足を使へば足へゆき、何年か経つと痺れて動かなくなる事がある。であるから、出血がなくなってから段々始める。悪露がある中は未だ本当でないから、激しい事をしてはいけない。古血の固まったのは割合い溶け難い。(S24・1・6)

産後眩暈・顔火照り・足冷ゆ・動悸(憑霊)

“三十三歳の女、昨年正月に出産(初産)があり、本年三月末に突然眩暈がして気が遠くなり、顔と頭だけが熱い様な感じで、足が大変冷えますので、その儘寝込みました。四月下旬から脈搏は普通ですが、動悸が頭へ強く響く様になり、時々横隔膜のあたりから胸へかけて圧迫があり、顔が熱くなり、物がぼやけて見えますので、足には湯たんぽをあて、頭は水枕で冷やして実母散を飲み、ホルモン、カンフルビタミン、ヒロポン等種々の注射を九月中旬まで続けましたが全然効果なく、医師は心悸亢進症、心臓脚気、血の道等診察を受ける毎に違います。九月下旬から御浄霊を受け、三日目に月経が何時もより余分にありましたが別に変ったこともなく、十日目あたりから乳の下部の圧迫は楽になりましたが、今迄全然感じなかった臍のあたりから左胸、頭の方へ圧迫を感ずる様になり、動悸は余り楽になりません。現在は臍の周りから胃部にかけて固結があり、七日程前から腹が鳴ります。食欲は発病以来平常通りで、殆ど衰弱もございません。右の動悸は如何なる訳でございましょうか。尚、本人の実母及び祖母が心臓病で亡くなって居りますが、霊的関係が御座いましょうか。

“斯ういう霊が憑る。産後心配して頭を使うと古血が上る。一時固まり、三月末にその浄化が起った。顔面の毒は浄化して火照る。動悸は祖母が憑っている。浄霊で治る。(S24・10・19)

古血に因る動悸・眩暈

“三十八歳の婦人、四年前お産致し、直後腰が次第に曲り、心臓が悪く、少しの事にも動悸が致して、又、寝起きの時は特に眩暈甚しく時間がかかります。四ケ月間浄霊を続けました。浄霊する前よりも相当良くなって来ましたが、本人は何かさわりがある様に思へて仕方がないと何時もおびへて居ります。本人の義弟にあたる人は自殺して居ります。又、現在の家は元馬小屋でした。何か霊的でせうか。又、その病気は全快しますでせうか。お伺ひ申し上げます。本人は入信して居ります。

“霊的ではない。お産の為に古血が腰へ集った。起居し過ぎたとみへる。それで古血が心臓の近くへ行って固まった――胃と心臓の間へ固まったのである。又は腰から心臓へ固まって、一寸した事でも動悸する。二つの中の何れかである。眩暈は脳貧血で、頭を動かすと眩暈する。固まっているから時日がかかる。(S24・11・8)

血の道より冷性

“二十年前から出産後血の道、腎臓病に罹り、ここ数年前まで薬、鍼灸等あらゆる手当の結果今では全身活動がにぶく、左半身が冷たく、寝床に入ってもなかなか温まらず、一年前から浄霊を行っておりますが、薬毒のため頭の毛が抜けておりますが、今では薄く毛が生へて来ましたが、何分慢性病のため治りがにぶく、これも何かと霊的(二度目の縁にて主人たる者は四度目に当り、三度目の先妻は狐霊がついて毎日主人を迎へに行く其の関係)にて病も進行するのではないかと思ひ、病人も何年もかけて回復するのではないかと思ひます。

“薬毒である。一時的抑えによって大きい苦しみの因を作る。又、或いは霊的かもしれぬが浄霊で治る。

産後の血の道

“四十一歳の女、十三年前から産後の血の道で苦しんで居ります。昨年一月より御浄霊を戴き大分快方に向ひつゝありますが、血の道は不治の難症だとも云はれますが、本当でせうか。

“産後の血の道は、血の出切れないうちに神経を使ったりなどするとそこへ血が寄る。使ふ局部へ寄り、此血は普通なかなか出難いものである。血の道は必ず治る。いろいろ症状がある。本当は七十五日間は普通の事をしてはいけない。七十五日で殆ど普通の通りになる。

産後の無月経と氷冷

“私は二十一歳の時子供を産みましたが、産後出血致しましてより月経が少しもありません。以前より冷へ症で御座いましたが、医師の診断では異常はないと申します。女として月々あるのが当然です。本教の浄霊を受けてより二年近くなり、冷へ症は良くさせて戴きましたが、まだ月経はありませんが、如何なるわけでございませうか。今後浄霊を続ければある様になるでせうか。御伺ひ致します。

“よく古血の下る時、子宮を氷冷する。その為に固まり、喇叭管を塞ぐので、月経の血が喇叭管を通らなくなる。月経の血が無理に通らうとする。之が月経痛である。浄霊して塊を溶かせばよい。(S24・10・27)

産後無月経

“私は今年四十歳になりましたが、三十一歳の時お産をしてより月経が一度あっただけで止りました。教修を戴きまして三年になりますが、矢張り止ったままになって居ります。この儘なくても差支え御座居ませんでしょうか。御尋ね致します。

“月経がなくてはいけない。肺病など進むと月経はなくなる。月経がなくなると内部は大分衰弱している。(貧血の為か、喇叭管が塞がっているかである。大抵は貧血の為である)(S24・2・3)

産後の無月経と有月経

“産後月経がすぐある者と、次の子供が出来るまで全然無月経の者とある訳。又、どちらがよろしいのでせうか。月経と子供との関係――

“産後すぐに月経などあるべき筈はない。古血の残っているのが出るのである。月経がなくとも子供が出来る事がある――本当ではないが。年をとってならない事はないが、若い時はない。

産後の寸白

“俗に「スンバク」と申しまして、御産をした婦人に多く身体の一部の血管がみみずばれの様になっている人があり、又中には身体の一部が痙攣致す方がありますが、如何なる意味がございませうか。御伺ひ申し上げます。

“足に多い。産後古血が下り切らぬうちに足を使ふとそこへ固まる。古血の下りる間は一個所を使はぬようにする。痙攣はその為である。筋がつるのである。(S24・7・22)

産後足不自由

“八年前お産をしてから両膝関節が腫れ自由にならない人を浄霊して居りますが、自由になるでせうか。又、どこを浄霊すれば宜敷いか。御伺ひ申します。

“治る。産後未だ古血が出切らぬうちに歩くと古血が膝裏へ集る。膝の裏を押すと塊があって痛い。そこをすると治る。産後悪露の出ないうちに神経を一所に集注するのはいけない。産後よく精神病になるのは悪露の為である。古血は浄霊で減る。(S23・11・16)

産後歩行困難

“三十五歳の未入信の婦人、昨年六月お産して産褥熱を起し、其の年の九月迄入院、漸く歩く様になったが、十月頃より歩行困難となり、現在床に就いたままで寝返りも困難です。来客のある度毎に、又誰でも身体に一寸でも触れた丈で汗が出て一日中止らず、且つ非常に寒さを感じます。食欲は一日に粥一杯丈で相当衰弱して居ります。尚、舅が酒に酔って路上で倒れ提灯の火が身体に回り黒焦げになって死亡して居ます。此の様に産褥熱が長く続くものでせうか。

“霊とは関係はない。歩行困難は薬毒の為で、気長にやれば治る。割合い早く治るのもある。

婦人の両足斑点

“四十歳の女、両足膨れ、赤き斑点が生じ立つ事が出来ません。又、顔にも赤の斑点が出来ました。如何なる理由ですか。本年九月に入会致しました。

“子供を産んだ人によくある。内出血であり、薬毒である。産後など足を使ふとよく斯ういふ事がある。そうでないのは月経に因る場合と、薬毒に因る場合である。毒血が浄化によって皮膚へ出てくる。赤いのは敗血症ではない。(S24)

産後毎に足裏ふくる

“お産した人で、足の裏の方にみみずの如く紫色になっている人があり、原因は産後の古血が出きれぬうちに歩く、その古血が足へ溜る。その癖がついているからお産の度に足へ下る。ゲンノショウコの浄化が起ると大抵助からぬ。一種の自殺法である。腹膜になり易い。産後一週間は安静にして古血の降りる間あまり身体を使はぬようにする。三週間で古血が降りる事になっている。悪露の下りる間、あまり使ってはいけない。(S23)

産後少出血長く・足腰冷ゆ

“三十六歳の婦人、十年前に二人目の子供が生れてから後姙娠三ケ月程の腹となり、約七年間は月経が順調でしたが、其の後一年半の間毎日少量の出血が続き、それから現在迄約一年間は半月づつ出血を見て居ります。出血の際、別に痛みはありませんが、足腰の冷へが甚だしく、食事を少し余分に食べてもなかなか寝つかれません。現在迄医療はお灸以外全然加へて居りません。病因、浄霊法、姙娠の可能性等について御教示御願ひ申し上げます。

“どこかに故障がある。子供時代の薬でも非常に影響する。何年経っても薬は減らぬ。人間は食物以外は消化出来ぬ。食ふべからざる物を食ふと残る。萎縮腎であるから浄霊すれば治る。月経の血液の溜る個所がゆるんで漏れるのである。姙娠はする。(S24・7・29)

産後腰痛・背骨曲り歩行不能

“私は昭和二十三年四月、産後三ケ月後に腰が痛み、背骨が曲り、七月頃より膝の力が抜け、歩行が出来なくなりました。続いて足が痙攣する様になりましたので、医師に相談致しましたら、手術をすれば治るとの事で、昨年一月に入院し五月に脊髄の手術を受けました。けれど足の痙攣は治らず、歩行も出来ず、それが二ケ月後に四十度以上の熱が出て、直後痙攣が止まり、物にとまって立つ事が出来る様になりました。それで九月に退院いたしました。その後は又痙攣がひどくなり、歩行も出来ず、足が引きつっています。十月に観音様のお話を聞き、母が入信して浄霊をして頂いておりますが、其の後大した変化はございません。どうしましたらお救い頂けますでしょうか。

“産後の古血が溜ってる。足の筋と神経を圧迫している。見当違いの手術した為痙攣が治らぬ。腰をよく浄霊すれば必ず治る。古い人に時々やってもらうといい。(S25・4・26)

産褥熱

“私の家は九人家内の農家です。三年程前より肺炎を同一人が三回、又お産の後高熱にて意識が遠くなったり、父が神経痛にて悩んで居りますが、一体どういふ訳でせうか。特にお産の後などは、自分では高熱でもさのみ苦しみもしませんが、他人から見るととても苦しい様に見へますが、浄霊致すにどの様な点に力を入れたらよいでせうか。

“産褥熱である。褥熱といふ。身体中触ってみて一番熱い所をやる。一局部から出る。押してみて痛い所である。これを浄霊する。(S24・11・26)

産後神経痛執拗

“五十歳の女、産後の肥立ちが悪く、私が二十一年の秋から浄霊させて頂いて居りますが、段々悪くなり、今では起き上る事も出来ません。その人は二十一年にお光を戴いて居ります。現在は神経痛の様な状態ですが、どうした理由でせうか。又、治るものでせうか。御教へ願ひます。

“訳なく治る筈だ。見当違いか、霊力が足りないのである。急所が外れてる。腎臓の下の方に痛む個所がある。顔面は或薬毒である。人によって、霊力の強弱がある。長くやってる人程霊の放射は強い。(S24・3・15)

出産と食道癌

“知人の妻(四十三歳)、出産しました処、産後の身体の調子が悪く、医者に診て貰ふと食道癌と云はれました。食欲が少なく苦しんで居ります。未だ浄霊を始めたばかりですが、私は経験が少ないので、誠に恐れ入りますが原因と浄霊法を御教へ下さい。

“出産によって食道癌になるといふ事はない。食道癌と出産は関係はない。食道癌なりや否やの判別はし難い。(今一層悉しく書け)

母乳・牛乳の影響(国土と食物)

“母乳、他人のもらい乳、牛乳、ミルク等は乳児に対し霊的関係がありますか。御教へお願ひ致します。

“いくらかあるが大してない。母乳は普通、他人の乳はその授乳の人の影響を受ける。(その人の性格を受ける)私も近所の寺の妻君の乳を受けた。兄弟中(三人兄弟)私だけが全然違ふ。その乳が影響しているんだと思ふ。牛乳やミルクは特に日本人は影響する。先祖代々牛の乳などやらなかったから、大いに影響する。どう言ふ影響かといふと、斯うとははっきり言へない。はっきり言ふと面白くない。(肉体的に変る)必ずしも悪いといふ事はない。霊統があるから体的の事では中心は変らぬ。他国に長くいると、その土地の人に同化するもので、之は果物、野菜の如きもそうで、昔は白菜は真白だった。此頃は青いのがある。西洋のと日本のとも違ふ。之は地霊によるので、地霊は国によって違ふ。国々によって皆違ふ。日本人でも白人くさい人がある。地霊は濃い薄いがあり、日本は一番濃い。野菜など日本のが一番栄養がある。ジャガ芋と薩摩芋――。所が、多くの人は知らず、逆に考へている。であるから西洋式のもののみ良いように思ひ、食べさせようとする。医者などは飴をなめさせぬ。(チョコレートやオート・ミールなどを与えようとする)先に治療に来た六歳の子に羊羹をやると、生れて初めて食べるといふ。飴を食べさすと疫痢になるといふ。前には納豆や味噌汁を医者は嫌った。特に胃の弱い人は嫌ふ。本当に霊気を知らぬのである。(S23・11・3)

牛乳哺育の影響

“一、此の頃母乳がなく、牛乳にて育てて居り、子供の体は太りますが、動物の乳と母乳との霊の差は甚だしいと思ひますが、如何様で御座居ますか。

二、又、其の子供の副霊の作用にて、不幸を招く事はありますでせうか。お伺ひ致します。

“一、大した影響はない。大きくなるまでに抜けてゆく。明主様が二十八の御時チブスで入院せられた際、二ケ月牛乳ばかりでやられた事があった。(S24・10・8)

離乳に就て

“私の長男茂富(モトム)は、昨年三月二日出生致し、母乳が充分な為か御飯は一日に一口程しか戴かず、果物や御菓子は戴きます。尚時々御浄化を戴いて居りますが、元気はとても宜敷いのですが、御飯を普通に食べる様になる迄、無理に母乳を止めさせる必要はありませんでしょうか。御教示願います。

“乳を無理に停めてもいい。誕生を過ぎているから乳はやめた方がよい。乳を長く飲ますと、体が弱い。体力がない。誕生か誕生前にやめるといい。辛いものや、塩などを乳に塗るといい。先に、健康な子供の家があった。査べると生後半年経つと御飯粒をやるようにしていた。(S24・6・28)

宮詣りの日数

“赤子出生後御宮詣りをする風習でございますが、男女の御宮詣りの日数は幾日目が本当で御座いませうか。御伺ひ致します。

“男は三十二日目、三十二は五になる。女は三十三日に詣る。三三━六。  (S24・4・9)

浄霊して悪化した母乳

“猟師をやって居る或る教導師の妻、昭和二十二年八月に三人目の子を生み、母乳で充分育ちました。本年五月二十六日男子を産み、三日間は充分乳房も張り、乳もありましたが、四日目より漸次不足しだしました。産前より乳房の附近にしこりが少しありましたので、それを毎日浄霊を続けて居りますが、だんだん不足し、現在では母乳と人工乳と半々位づつやり育てて居ります。今迄あった乳が急に出なくなった原因と、御浄霊法を御教え願います。因みに此の人の夫は猟師ですが、海の上の漁師もやって居ります。今度の事に就いては殺生を商売として居る事を心配して居りますが、如何なものでしょうか。

“浄霊したんで固まったのが溶けて(拡がり)乳腺を圧迫する。固まったのが脹れたのである。(それで出なくなった。今度の子供だけは我慢する)霊力が不足していると長くかかる。浄霊は峠がある。(病気の)峠へ来た場合、浄霊した為悪くなったというような事はある。(浄霊で苦しくなる人は峠へ行くからで、霊力の強い人は峠を越さす力がある訳である)狩人などの如く、営業の為やったのはズーッと罪が少い。故に年一回位供養する。(S24・6・25)

母乳不足の因

“母乳の出方に就て――、右、御教示御願い申し上げます。

“胃の圧迫と乳腺の圧迫とある。乳の周りに固まって塞いでる。胃が小さくなってると、子供の分と一・五人分食べられぬ。(S24・2・18)

細  乳

“本月二十五日に教修を戴きました青野華子、二月十五日に四人目の子供を安産致しました。二十二日より御浄霊させて戴いて居りますが、乳が三分の一以下の細さで御座いますが、如何御浄霊させて戴きましたら宜しゅう御座いましょうか。

“乳の出の悪いのは乳腺の周りに毒があり、細くなってる為である。乳腺は十二本あるとしている。又、胃の小さいのが原因のとある。乳の所を押して、痛い所の圧迫を除る。又は胃部に固い所がある。胃の裏表と、乳部を浄霊する。

乳切れ

“本年三月頃より乳首が乳切れし、膿を持って居ります。六月より浄霊を受けて居りますが余りよくなりません。どういふことでせうか。右、お伺ひ申し上げます。

“乳へ毒が寄っている。治りいい。自分で浄霊するといい。霊が通らぬのであらう。病気は奥の方から出てるものである。(S24・8・28)

脚気乳(乳児色便の原因)

“脚気乳の原因――

“乳児脚気などというが、之は間違っている。薬毒である。母乳の薬毒が多い。青便や泡便など、みなそうである。

母乳搾る事

“御産をしましてから御乳が出過ぎて大変困って居ります。朝から晩まで搾りっきりにして居ないと直ぐ張切って固くなって仕舞います。勿論赤ちゃんは普通です。霊的に何か原因がありましょうか。私は子供が生れる度にそうなるのですが、如何にしたらよいでしょう。御伺い申し上げます。

“搾るから殖える。搾るのをやめよ。すると張ったり出すぎたりするが、それは一時的で、段々治る。搾るのがいけない。(S24・5・4)

母乳の捨て場所と神経作用

“産後母乳が有り余ります場合、その母乳を人の踏む所か「流し」に捨てますと乳が出なくなると申しまして、人家の人の踏まない荒壁に吸ひ込ませる習慣のある所が御座いまして、事実、人の踏む所に捨てまして以後乳が出なくなった人が御座いますが、その様なことがあるもので御座いませうか。若し有りと致しますと如何なる訳で御座いませうか。お伺ひ申し上げます。

“荒壁へ吸ひ込ませるなどといふのは迷信である。本当はどこへ捨てても同じだが、人を育てる母乳であるから、清い所へ捨てるのは良い事である。悪い所へ捨ててはいけないと思ふと、その神経作用で、悪い事が起る事がある。(S25・2・2)

異常出産児の原因

“胎児が袋をかぶったまゝ生れたり、逆児で位置を変へてもすぐ戻ったり、臍帯を首に巻いて生れる訳――

“大きく転ぶなどすると、臍帯が巻きついたりなどする事がある。本当に自然の防衛法である。逆子は浄霊で治る。袋かぶるのは一時的である。憑霊的にどうという事はない。

逆児の原因と性交

“信者の家で子供六人産れた中二人続けて逆児が出来ました。逆児は如何なる原因でせうか。霊的原因で御座いませうか。御教示御願ひ致します。

“霊的でない。性交の技術が間違っている。浄霊で簡単に間違っているのが治る。公開では言ひ難い。(S24・9・8)

逆児の原因

“逆児の原因――

“霊的でなく体的であるが、公開の席上では言えない。(S24・4・2)

発育不全・異常便の子

“生後五ケ月の松浦篤(アツシ)と云う男児、月足らず(九ケ月)で生れ、生ながらに非常に胃腸が弱く、青便、粘液便等の下痢又は便秘等が絶えずで、今以て一度も平常な便のあった事はありません。母親は乳脚気と云う事で、山羊乳を飲ませて居りますので、現在は停乳して居ります。又、今までに医療に従って居りましたが、発育の程度はやっと二ケ月位のもので、比較的に元気はありますが、体は痩せ細って骨と皮ばかりです。そして下腹には玉子大の幾分軟かみのある固結があります。之が御浄霊を致しますと、逃げるが如くに腹中を移動致します。又、此の児が生れる前に母親は二度も流産致しました。大体右の様な状態で、現在、御浄霊は三回したのみですから目立って効果は見えません。今後尚御浄霊は継続致しますが、此の児の病状には霊的の事はないので御座いましょうか。腹中の動く固結は霊的のものでしょうか。又、此の様に衰弱致して居りましても、私とこの児の親達とのお縋り如何によって救って戴けるもので御座いましょうか。甚だ失礼乍ら御伺い申し上げます。

“赤ン坊は随分ひどくとも助かるものである。一番悪いのは薬で、浄霊なら尚早い。青便、粘便は結構である。毒が出る。医師は乳脚気などというが、曖昧極まる。毒素――即ち薬を服んだせいで、或程度で止る。便秘は差支えない。物をよく噛んで、水分を摂らねば便秘する。(便秘したいがうまく成功しない)(自家中毒も嘘である。糞が身体中廻ると思っている)下腹は霊、流産した霊かもしれない。山羊の乳は無論いけない。(五ケ月以上は祀る)吸わないから乳が出ぬ。吸い出したら出る。青便は本人の毒か親の乳の毒かである。(S24・6・23)

臍の緒の離れ方と健康

“出産時、生れた子供の臍の緒が取れます場合、早く離れる子供は生後健康で、遅く離れる子供は虚弱と昔からよく言われますが、何か関係があるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“不完全な所があるから弱いので、身体の方に栄養が足りなかったりなどでそうなる。(S24・12・1)

赤ン坊の青尻

“生れた赤ン坊の尻が青いのは何故でしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“種々説がある。薬毒であって、それが皮膚へ出て来ている。血の混っているものである。毒血は下へ生理的に下りやすいもので、それが斑点になる。(S24・1・28)

青斑尻

“幼児の尻に青い斑紋があるのは日本人と蒙古人だけで、西洋人にはないと聞いていますが、如何な理由で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“毒である。日本人特有の毒である。漢方薬か食物の毒である。(S24・7・22)

難産の子の青痣

“当年二十歳の娘(昨年十二月入信)、生れる時、難産で産婆が左の目から頬へ手を当てて出した為、赤くはれ上って居り、尚二ケ月後屏風にぶつけ、白目が青くなり、成長するに従って目の周り、頬から耳まで青痣が大きくなって来ました。これには霊的原因があるのでせうか。又、治るので御座いませうか。治るとしたら如何様に浄霊致しましたなら宜敷いでせうか。御教示下さい。

“内出血が皮膚へ出て来たのであるから、治る。(S24・7・5)

乳児の経血

“女児が生後三日位で普通の月経と同様な事があり、近頃度々右のような事を聞きますが、これは如何なる訳でございませうか。御伺ひ申し上げます。

“少しの間で後無くなる。生れる時に古血を呑む――それが出る。近頃、喀血をする子がよくあるが、医者は胃潰瘍だと言ふ。そんな筈はないので、之は呑んだ血を出すのである。(S24・5・2)

有歯の出生児

“生れ乍ら歯が一本乃至二本生へている赤ん坊がありますが、何か霊的に意味がありませうか。

“月がかなり後れたんだと思ふ。発育がいいのである。

有歯の赤子出産

“生れながらに歯の生えていた子供で御座いますが、出産予定は正常にて、上下前歯二本ずつ生えております。如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“月後れの出産である。

有歯の赤子

“生れながらに歯の生えた子供が御座いますが、如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“月後れで、上歯のみが発達したものである。(S24・2・9)

喉仏二股

“鳥取県の信者近田春子さん(二十五歳)の生後四ケ月になります子供の喉仏が二股となり、其の先端が左右の食道壁に触れております。お乳をあまり飲まず、発育不良で御座います。夫婦共入信して居り、入信後の子供との事で御座います。昨年五月、長女(三歳)が池に落ち死亡致して居りますが、右の事と関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。

“こんな事はよくある。薬毒が原因である。池に落ちた霊と関係はない。(S25・5・21)

奇形的小睾丸

“当年六歳の男子、最近気付いたのですが、睾丸が非常に小さく、奇形児の様にも思はれる節があります。御浄霊により御治し頂けるでせうか。

“浄霊してもよいが、大きくなるにつれて治る。(S24・12・3)

陰部排便(奇形)

“昨年五月生れた女児、便が非常に出にくく、陰部からも出ます。どうなって居るのでせうか。又、耳の附近から膿が出ます。初め浄霊して居りましたが、後医者へ行って死んだそうです。その時最後に黒便をし、顔に赤線が十本程出たそうです。どう言ふ因縁でせうか。

“奇形である。陰部から排便するのは直腸に穴があいていて、そこから漏れるのであらう。陰部から放屁するのがある。黒便は、溜っていた便が出る。又、血の固まった為に黒くなる。赤線は、苦しみの為のイキみに因る。(S24・1・27)

生歯遅い小児

“本年七歳になる女児、半年程前乳歯が一本自然に抜け、未だ本歯が生えて来ません。浄霊は怠って居りませんが、如何で御座いましょう。日時を経れば生えて来るものでしょうか。御伺い申し上げます。

“生えてくる。生え方の遅いのは身体の衰弱している点がある。(S(*)・7・8)

生歯時の発熱

“生後十ケ月の女児、下前歯二本、次に上前歯三本生へて参りました。ところが、生へる毎にその数日前から気むづかしくなり、発熱いたします。これは歯の生へる為の浄化でせうか。又、歯には無関係の他の浄化でございませうか。お伺ひ申し上げます。

“昔から歯が生へるとそういふ事が殆どある。毒がある為、刺戟するんで毒が集る。毒がなかったらそういふ事はない。(S25・1・26)

子供の涎と夜泣き

“子供が涎が止ると夜泣きをすると言われて居りますが、その理由を御伺い申し上げます。

“涎は子供の浄化作用であるから良い。それが止ると、どっかへ集って痛いとか、痒いとか不快になる。大人でも痰や嘔吐などのある時は具合がいい。(S24・11・17)

双生児は不運

“双生児の相互の霊的関係についてお伺い致します。

“非常に親しくしたものが再生した時双子となる。女と女の双児は女と女が親しくしたもので、男と女の場合は情死者である。双児は運が悪い方が多い。その時代の罪が残っている。四ツ子、五ツ子は畜生道へ堕ちたのが生れたもので、その時の習性が残っている。(S24)

葡萄状姙娠の原因

“主人公は蛙の生れ代りである。(S24・8・6)

両性児(卵)

“男になった鶏の両性であらう。女が済んで男になった。お腹に宿ってから、精虫が男女混合した訳である。精虫が合併、密着した。(S24)

一卵性・二卵性双生児

“同じ双生児でも一卵性双生児と二卵性双生児とは大変違ふ様に見受けられますが、霊的にどの様な差異があるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“霊的差異はある。一卵性は血統であり、他人と親しいのは生れ代って二卵性となる。双生児は情死などしたのが多い。(S25・3・22)

情死者の再生(密着)

“情死の霊の生れ代りで、抱合い心中は前で密着する。離れた心中は蔽いかぶさる型、背中合せもある。背中合せは愛が薄い方であるから、どっちかが娑婆に執着があるから、娑婆が恋しいに違いないから、早く生れ易い。  (S23)

双生児の切離し

“足は押してみて痛い所があれば単なる毒素である。毒素の浄化も足りない。一方が死ぬ時に、足の方は治るが、臍は絶望(ダメ)と思ふ。くっついて生れるのもある。  (S23)

卵巣より鬼子現わる

“去る五月二十九日、西日本新聞の記事に、「宮崎市吉村町(農業)野中リマ(七十二歳)は、十六日午後同市橘通り伊地知婦人科病院で手術後卵巣から真黒な頭髪と眼球に鬼歯二本を持った長さ七糎、幅四糎の顔をした重さ一貫目の鬼子が現われた。手術後経過良好であるが、二十年前にシコリが出来て手術を奨められたが、そのままにしていたもので、此の鬼子は二十年間胎内にいたわけである」伊地知医博談「之は人間の出来そこないで、専門語では卵巣奇形腫と言い、卵巣内で未分解細胞が異常分裂をはじめた矢先、更年期の旺盛脂肪間取と相まち、腫れ上って生じたもので、一万人に一人位の珍しいものです」とありました。之に就いて御教示お願い申し上げます。

“之は解釈がちょっと変である。無論元姙娠したもので、相当発育したもので、ただ局部的に発育したものである。宿ったものが前世の罪があった。その罪の為生れる事が出来なかった。そして、そういうものだけが発育したのである。二十年間胎内にいたのは事実である。(S24・6・2)

前置胎盤、奇形児、(熱愛の猫生む事あり)

“前置胎盤に就て御説明をお願ひ申します。

“之はよく大出血の原因になるなどといふが、浄霊をすれば何の心配もない。逆さ児でも浄霊によって訳なく治る。故に前置胎盤といっても大したことでなく、子供は無事に生れる。葡萄状鬼胎といふのがあるが、之は母親が動物から人間に転生したためで、動物時代の習性即ち沢山子供を孕む癖が残っている訳である。双子などもそうである。奇形児などは怨みを受けた霊が奇形として生れ代ってる場合もある。又、猫を非常に可愛がる人があるが、之は間違っている。猫が人間の子としての扱ひを受ける事になるので、猫が非常に慕ひ、その人の子として生れる事もある。それは子の様に可愛がる故に、子の様な関係になってしまふのである。要するに何事でも度を越すといけないのである。(S23)

複数児出産

“最近私の地方で双生児が沢山生れましたが、霊的に何か原因がありませうか。又、男と男、女と女、男と女と云ふ様に性が一致する場合と異なる場合とあります。又、外国には六人も七人も子供の生れた例があります。如何なる原因に依りませうか。

“動物再生の人はその習性が残っている。大抵犬が多い。(S24・11・26)

双生児(男女)

“親戚の者に男子と女子の双生児が生れましたが、此の様な場合何か祖先に因縁が有るのでございませうか。又、他の霊的関係によるものでございませうか。

“二子、三ツ子、四ツ子などは四足に生れたものが人間に生れてくる時、動物霊の時の性能が残っている。多産性が残っている。も一つは心中とか、非常に愛し合ったものが死ぬとかいったものが、その想念がどこまでも続いている為である。離れられないような愛の執着と、現世への執着である。

双生児

“双生児の霊的関係に就て――

“双生児は男女関係が多いが、殆ど心中もので、その他極く親しい親友等もある。三ツ子、四ツ子は違ふ。前世動物時の習性である。人間として一人生むのが本当である。(S24・2・4)

多生児

“双子、時には三ツ子、四ツ子等が生れますのは如何なる因縁に依るので御座いましょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“(動物の習性が残っている)(S23・10・18)

獣面の生児

“榛原郡五和村の或る寺の住職の妻が、二月初旬に、お産は軽く済んだそうで御座いますが、生れた子供は人間でなく獣でもなく、上半身に黒い毛が生えて熊の形で、口は耳元まで裂けて居ります。目は一つで顔の中心にありまして、下半身は人間の形で御座いました。助産婦は驚き、其の母親は尚更びっくり致し、乳も呑ませずに居りましたそうで御座います。其の為か子供は短時日にて死亡致しました様子で御座います。これは何の再生で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。

“熊であろう。霊界で浄化される場合、下の方から浄化されるものであるから、下半身が人間になり、未だ浄化される部分が残っている。早く人間に生れたい(執着の)為に上半身が残った。(完全でないうちに生れた)此家の祖先である。人間に憑依したり、人間に生れたりする場合、上が人間になる。(S24・2・21)

葡萄子

“姙娠による葡萄子とはどうして出来るものですか。霊的の意味をお教へ下さい。

“葡萄状鬼胎――之は前世に動物だったものが転生した時、前の世の動物性が残っている為である。動物の中、葡萄のように繋がって生れるものがあるが、それである。

葡萄状鬼胎の原因

“葡萄状鬼胎は霊的関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。

“動物から人間に転生したものである。蛙だと思う。蟇蛙の卵のようなものである。(S24・3・1)

葡萄状鬼胎

“葡萄状鬼胎とは体的の疾患でございましょうか。

“蛙の分子が残っている。(S24・7・9)

葡萄状球菌

“医学でいうところの「葡萄状球菌」について――

“黴菌が繋がっているから葡萄状球菌という。(S24・8・19)