024 医術篇(8)

話し・笑い・言霊による治病法

“只今筑後地方では、話で人の病気が治ると云うので、町や村の学校に人を集めて盛んにやって居るそうであります。  その先生と云うのは、姓名は判りませんが、二十年位修行し、只今は佐賀県の方に道場があり、大変な人が集まり、唖、聾、盲、その他の病者が嘘の様に其場で治ると云う話ですが、如何なる事でありましょう。

“これは宣伝である。絶対に嘘である。アメリカでも大分流行った事がある。それは例えば、肺病なら、自分で「自分の肺病は治った」と云うのである。それで相当に治ったものだ。又、言霊で「腹の痛み去れ」というと除れる。然し之は本当に治ったのではない。  一時的である。又、医者で、或時間話しをして、医学を第二にする法がある。之も相当効果がある。昔、「笑わせて」憂鬱病など治す方法もあった。然し病気は浄化であって、根本的に除らねば駄目で、他の方法は皆一時的である。(S24・4・28)

一般霊医術の毒素

“御浄霊に依れば、霊が浄められて毒素は体外に排除されますのに対し、他の霊医術では施術後、体的毒素はいかがなるもので御座いましょうか。右、御教示の程を御願い申し上げます。

“他の方法は固まる。(S23・12・28)

苫米地の療法

“日本トリビューン紙上にて、  苫米地氏は「私の霊治療は固めるのだ」と申されて居りますが、この方の霊は水系統のためでしょうか。それとも昔の霊治療と言うのは固める働きしかなかったものでしょうか。又、植物にも大変効果があったと申されて居りますのはどういう意味でしょうか。やはり不純物を固めるから発育がよくなるのでしょうか。お伺い申し上げます。

“苫米地氏のは臼井式で、固める方である。臼井式は海軍内に多い。病気が重くなると医者にかかれと言っている。(S24・9・3)

腕輪により肩凝らずという

“左の事につきお伺い致します。知人に、左手首に金色の腕輪(砲金製かと思いますが)をはめ、又右足首にも同様な輪をはめて居ります。其の為左手首から空中電波か何かをキャッチ致し、右の足首にアースし、双肩が凝らなくなると云うのです。如何なる理由でしょうか。

“肩が凝らなくなる方が悪い。大いに張らした方がよい。その浄化で毒が減る。肩へ集るのが他へゆくと、外の病気になる。空中電波で毒が減る訳はない。(S24・11・26)

電撃療法と精神病、(言霊治病、入浴療法、気合術)

“御伺い申し上げます。  電撃療法と申すのが新聞に出て居りましたが、精神病で困り抜いた者が生れ変った様によくなったとあり、療法は前額部に九十ボルトの電流を二秒間通すのだそうですが、科学によって精神的浄化作用が行われるものでしょうか。

“一時的である。治りきりにならぬ。それを本当に良くなったように医学は宣伝する。憑霊が電気を嫌う。始終やると外に害を及ぼし、身体が腐る。精神病で入浴療法というのがある。狐は入浴を非常に嫌う。赤ン坊など、入浴すると泣くのは狐が憑いている。電気は五ボルト乃至十ボルトなら死ぬが、九十、百ボルト位になると身体を通過して何ともないものである。絶対に治るものでない。気合術なども一時いい。「痛み去れ」というと去る。然し長く続かぬ。結局は浄霊により霊の曇りを除るのでなくては本当でない。外に治るべき法はない。(永久的である)(S24・6・23)

ラジウムで穴あく

“池田都留栄(三十七歳)は、子宮癌の為一昨年十二月子宮、卵巣、喇叭管等を剔出し、其後七月頃迄ラジウム、レントゲン治療にて焼きましたが、治らず、遂に医者に見放され、昨年八月頃より浄霊を受ける様になりましたが、間もなくラジウムで焼いた所がひどく痛み、遂にそこから直径一寸位の穴があき、又、直腸の中途に穴があき、用便の際腫脹したところから出血致します。直腸に穴があいてから後は肛門からは全然便が出なくなりました。又癌が出来たのでありましょうか。尚、早く穴が閉塞する様にならぬものでしょうか。御伺い申し上げます。

“之はどうしようもない。医者でやった事をこっちでやるのは不合理である。治るとも治らぬともいえぬ。ラジウムでやったのは治らぬ。(S25・2・7)

咽喉組織破壊

“三十八歳の男ですが、咽頭部全体が化膿しておりまして、幾分組織を破壊されております。いかなるわけで御座居ましょうか。御教示御願い申し上げます。

“薬毒が喉の附近に集まる。訳なく治る。組織は破壊されぬ。ラジウム放射で組織が壊れる。そのように見える。(S24・7・3)

顔面神経麻痺に電気

“私は昭和十五年八月頃より顔面神経痛に罹り、左半面が麻痺、目も口も良くきけません。最初御灸、其の後手術したり電気療法を致しましたが全治せず、其の間、名古屋医大にて十年前からのでは直らないと見放されました。昭和二十四年五月入信戴き、都築亭吉さん、加藤一先生等より毎日浄霊を受けて居りますが、今の処変化がありません。治癒致しますで御座いましょうか。

“治るが固めてある。電気が一番悪い。これがなければすぐ治る。頭と頸の周りを浄霊すればよい。(S24・5・16)

電気の固め

“治るが固めである。電気が一番悪い。之がなければすぐ治る。頭と頸の周りを浄霊すればよい。(S23・11・16)

二本拇指手術の可否―家族反対あり

“私は昭和二十年にお光を頂き、二十一年家内一同入信させて頂き、以来数々の御利益を戴き乍ら、感謝の生活に、楽しく信仰させていただいて居りますが、主人はどうしても信仰して呉れませんので、主人のお光は主人に話をせずに戴き、  時期の来るのを待って居りましたが、少しづつわかって来ましたので、光明如来様もお祭りさせて戴きましたので、私は嬉しくて毎月のお祭が楽しみです。昨年七月男の子を産み、安産の御守護を戴きました。其の子供がどうした事か右の親指が枝が出た様に二本有りますので、大変驚きました。信仰の浅い母や主人は一日も早く手術をすると主張しますが、私は因縁を話して手術することは神様に申し訳ないと、この事で毎日争いが絶えません。如何致したらよろしいでしょうか。謹んでお伺い申し上げます。

“争いが絶えない事は地獄で、面白くない。手術したとて大して悪くはない。手術したらよかろう。浄霊すると一つが退化して除れるが、長くかかる。承知せねば主人の言う通りにせよ。(S25・5・5)

痣を取る事

“生れ付きの痣は取っても宜敷いでしょうか。取る方法は金平糖草の汁を布に浸し、痣の上に貼り、四、五時間で水腫れになりますから布を取り、浄霊をしておけば痛みもなく、肌も綺麗で、痣も取れました。生れ付きの痣を此の様な方法で取って、霊的に如何でしょうか。痣は左頬で、赤痣です。(女子、十七歳)

“(結構である?)(S24・10・26)

医療器具の処置

“此の度、主人の残しました医療品を結核療養所にお使い頂くお言葉を頂きまして厚く御礼申し上げます。就きましては薬品、超短波、注射器等不要な品は売って御道の為に用いた方がよろしゅう御座いましょうか。それとも人に害を及ぼすもの故、焼却致した方がよろしゅう御座いましょうか。尚、輸送困難なガラス張り薬品棚はいかが致しましょうか。右、御教示お願い申し上げます。

“邪魔でなければとっておいてもよい。将来は博物館に陳列される。売っても罪滅ぼしになるからいい。

手術した臓器は出来ぬ

“家の姉(兄嫁、二十六歳)が去年二月に大手術をし、子宮に卵巣、盲腸を切り除ってしまった様な始末、其れ以来今日迄頭が痛くなったり腸が痛んだり、面白い日が続かないと言っていますけれど、一体どういう訳でしょうか。又、御力頂いても、片端の様な人が丈夫な体になれますでしょうか。

“手術の為である。丈夫になる人とならぬ人がある。いくら浄霊しても切り除った臓器は出来ぬ。臓器を切り除るのは非常な罪である。手術は医学ではない。医術なら切り除らずに治す事である。之は野蛮人のする事である。之は技術に過ぎぬ。切って除る事を進歩とした。斯ういうのは何ともいえぬ。浄霊してみて毒だけを除る。それで苦痛はそれだけなくなる。苦痛は少くなるが、再び出来ない。普通の身体にはなれぬ。そして徳を積む。 (S24・11・26)

ギブス・マッサージ・手術(肩)

“私は当年五十二歳ですが、十六年前リュウマチを病み、左肩より腕の関節が悪く、  不自由を感じて居ります。其の時氷で長く冷しました。昨年一月入信、本年に入り左の肩と悪くない右も同様に痛みを感じて居ります。信仰させて頂く事により全快致すものでしょうか。

“全快する。固めてしまったのだ。悪くない方の肩が痛くなったのは、そこに固まっていた。左が痛んだ場合右も痛いが、強い痛みの方を感じ、その為に一方は気付かぬ。一方が治ると一方の痛みに気が付くのである。一方が治るまでに一方が固まった。故に痛みを感ぜずに済んだ。リュウマチは関節に起る。起りたてならどんなのでも治る。それを固めるから、ギブスなどで痛みがとれた時が固まった時で、足は曲らぬ。そこをマッサージし、屈曲させる。心得のあるマッサージならいいが、強くマッサージしたりする。先にリュウマチで固めたものを肱で強く曲げ、マッサージで腕がブラブラになったものをみた。浄霊は元通りに治る。大したものである。固まったのは元へ戻すから、痛みや、熱が出る。  手術したのはよく筋を切るから治らぬ。

腰骨脱臼児と機械

“生後一年二ケ月の女児、右腰の骨が脱臼しているのに気付き、整形外科に参りましたところ、結核性骨膜炎との事、至急機械をはめて手当しなければ不具になると申されるそうで御座います。母親は御浄霊で治したいと申されますが、その場合、骨が外れなくなるまでちょっとの間機械をはめて御浄霊した方がよろしゅう御座いましょうか。

“機械をはめぬほどよく治る。  (S24・4・23)

骨折部の金属板(足)

“私は現在大阪方面を開拓中でありますが、本年五十歳の男子、二年前左大腿部を自動車に轢かれ、骨折して居ると云うので手術により切開し、骨に直接金属板を当てて、外形は普通ですが、以来膝関節が屈折不能となりました。  本年四月二十五日より御浄霊をして居りますが、大した変化はありません。このまま御浄霊を続けたら良いでしょうか。或いは又もう一度手術して金属板を除去して御浄霊を続けたら幾分よく動くようになるものでしょうか。御伺い申し上げます。

“金属板を除去すると治るかもしれない。(S24・6・7)

ギブス除るとだるい(腰骨カリエス)

“二十四歳の男子、一年前より腰骨カリエスで、本年一月、腰部人為穿孔し、排膿しております。脊柱彎曲にはなっておりません。  右足(腿付根)が曲ったきりで伸びません。私、御浄霊を十四回させて頂きました。膿は大変少くなりましたが、濃くなって参りました。腰も軽くなり、痛みも此の頃は有りません。臭気も殆どなくなりました。栄養剤注射一ケ年しました。他に薬は致しません。ギブスを除る様に申しますが、本人は除ると体がだるいと言って除る気にならず、更に腰部だけのギブスをこしらえると言っております。家には光明如来様を祭り、入信も四名させて頂いております。御救い頂けますでしょうか。

“ギブスを除らなくてはいけない。除ってだるいのは結構である。浄化旺盛だからで、栄養剤の注射はよくない。神様から与えられてる食物でよい。(S25・5・13)

骨折に銀線用う(腕)

“私は先は山師にて、昭和二十二年十二月四日、東海道松並木伐採作業中左腕骨折、腕の骨一本は銀のかすがいで止め、他の一本は複雑骨折の為、銀線を芯にしてつなぎ、その上に骨を集めて巻きました。それから傷の処が化膿してたえず膿が出ます。膿の出るのが止ると激痛が起きました。骨折の時六回手術、激痛の為四回手術致しました。昨年十一月二十三日初めて茅ケ崎新町教導所へ参り、その後十二月五日入信、本年一月十八日初めて激痛が起き、膿が二合位出ました。現在手首が内側に少し動くのみで、他方へは全然動きません。指は内側に少し曲って居て、曲げるのは少し出来ますが、  延ばすのは出来ません。手は物をつかむ事が出来ない為、殆ど使えません。医者は手術の時「本年二月頃になったら巻いた銀線を除ってやる。そうすれば手が利く様になる」と言いましたが、如何致しましたら宜しゅうございましょうか。又、どの程度治りますでしょうか。右、宜しく御守護をお願い申し上げます。

“銀線など除った方がよい。そういうものは出来るだけ除る。そうすれば動くようになる。(S25・2・18)

腹膜と肋膜の除水

“六、七年前より腎臓、膀胱、睾丸結核を病み、二年前より脊椎カリエスの浄化で亦々悩みました。そして盲腸部を中心に下腹部がふくらみ、注射器で二回、六合ずつ取った事がありました。其の後入信させて頂き、腎臓は楽になり、脊柱の曲りも段々よくなりましたが、今亦五、六合位溜ってまいりましたが、右の事は霊的に原因すると思われますが、其の因縁を御教え願います。

“霊的ではない。薬毒が主である。一番厄介なのは腹膜の水を取る事である。取ると暫くして同量溜る。又、取ると段々期間が短く多量に溜り、終には毎日取らなくてはならぬ事となる。故に取る癖をつけたらもうお仕舞である。水を取った癖のついたのは手を出せない。効果がなければ駄目とする。肋膜の水は取っていい事がある。水が溜った場合、浸潤しても痰になって出る。腹膜は腎臓と尿道へ行く道へ溜ったり膀胱へ入る入口へ溜ったりするから、それを溶かさぬと出なくなる。下腹部に一ぱい毒があり――。元は腎臓であるから、之を充分する。又、副腎をやる。膀胱も浄霊する。

腹膜の除水

“湿性腹膜炎の患者(教修生)、今まで月一回一升位の水を取って居りましたが、御浄霊をさせて頂く様になりましてから(五ケ月)水を取りませんが、腹が肥大して来ました。如何なものでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“水を取ると溜る量が段々多くなる。斯ういうのは溜る力が強く、なかなか浄霊がきかぬ。(一、二回のならいいが)(S24・1・28)

腹水取った腹膜(排水不治の限界回数)

“吉浦よしゑ(三十五歳)、二、三年前より腹膜炎を患い入院致し、一ケ月で全快致しました。その後むくみが来て腹水の状態となり、医師の勧めにより二週間絶食療法を行いました処、一時は全快の状態となりましたが、心臓苦しく、又、小便の出が悪くなりました。現在では十日に一度位注射器で腹部より水を取って居ります。本人は衰弱甚だしく、  御浄霊は十日目で御座いますが、御浄霊前より水の溜りが早く、むくみもひどくなり、小便は一日に三百グラム位しか出ません。尚、本人は非常に咽喉が乾きます。本人の母は九年前脳溢血にて自宅で死亡、主人の父は二十八年前汽車中にて脳溢血にて死亡致して居ります。何か霊的に関係御座いましょうか。又、御浄霊法を御教示お願い致します。

“霊的関係はない。水を取った為である。やってみる外はない。請合えない。腹膜の水を十回以上取ったのは駄目である。(S24・4・7)

カリエスで取る腰椎の水

“二十二歳の男子、昭和十八年八月中耳炎手術後カリエスを起し、腰椎から液を取ったそうですが、現在は歩行困難で、横に足を引きつけて歩きます。小便が出たくても出ない事もあり、又無意識に排尿してしまう事もしばしばあります。之は如何なる原因でしょうか。

“腰椎の水は大変大事なものである。それを取るのは実に危険である。非道である。(S24・9・13)

背水を取る

“知人の子供(二歳、女)、出生後二ケ月程して俄かに頭が大きくなり、(小さい西瓜程)日赤に入院、約二ケ月間治療を受け、三十五回抜水(背中より)致しましたが良くならず、退院しました。その後、観音様の御利益の御話を聞かされ、母親入信、御光を頂かせて頂きました。それより約二ケ月程になりますが変化がありません。この病気は治るでしょうか。或いは霊的でしょうか。お教え下さい。

“背中の水を取ったのが悪い。一つの癖がついて、その水がなかなか頑固となる。腹膜など、一月が半月、十日、一日と、溜るのが短縮される。なかなか頑固である。(S  (*)・7・8)

水を取る事(膝関節)

“高橋キリ(五十六歳)、二週間程前編物をして居り、それが終って立ち上って見ましたら膝の関節が腫れ上って居りました。二日後に医者に行って注射器で二回水を取りましたが、又元の様に腫れて来ると申し、浄霊に来ましたので四日間浄霊致しましたが、良くも悪くもなりませんが如何なものでしょうか。御浄霊法を御教授下さい。

“肋膜や腹膜などで水を取ったのは必ず再発する。そして段々溜る量がきっと多くなる。且つ時日も短縮される。  十日が五日、五日が三日というようになる。気長にすれば治る。(S25・2・7)

人工呼吸

“水におぼれた場合、人工呼吸の必要があるでしょうか。

“浄霊を知ればその必要はない。人工呼吸より上である。(S24・4・3)

酸素吸入、毒発生の母体

“呼吸困難に陥っている重病患者に酸素吸入をすると呼吸が楽になるが、酸素が呼吸に及ぼす影響に就て――

“酸素吸入すると、酸素は乾かすものであるから、それだけ楽にはなるが、非常にわるい。医学的はどこまでも一時的で、必ず反動がある。毒は水素に湧き、苦痛は皆水素である。

神経梅毒という事

“私が浄霊している患者、五十六歳の男子、二十三年一月発病、医師の診断の結果、メニエール症状で、原因は神経梅毒で、耳鳴りし、耳下腺が曲っていると言われ、耳から水を取り、サルバルサンを十二本ばかりうちました。医者で治らず色々手をつくし、信仰もあらゆるものをして、結局今では神様はないかの様に申しております。最近十回程浄霊させて頂きましたがあまりはっきり致しません。全治致すでしょうか。又、浄霊法を御教示お願い致します。 

“治るには必ず治るが、最初から放置しておけば今頃すっかり治っている。それを極力病気保存法と悪化法をやられていたもので、大体神経梅毒なんてない。寧ろ無神経梅毒ならあるかもしれぬ。梅毒は決して苦痛を伴わないものである。耳鳴りは梅毒ではない。耳下腺が曲ってるなどという事はあり得べき事でない。実に出鱈目も甚だしい。耳下腺に毒あり、浄霊すれば治るが、悪くした方法が強烈のため手間どる。浄霊個所は苦痛の所、耳鳴りは大抵耳下腺に毒があり、でなければ延髄である。問題は十二本のサルバルサン注射がどこへ浄化して来るかが問題である。

胃・肝臓痛、各所激痛、便秘、(アメーバ赤痢)

“七年以前、胃の附近が歩行にも軽痛、尿は一日数回、次第に肝臓も痛み出し、便秘するようになり、医者より肝臓にアメーバ赤痢が入ったと、注射「ヤテミン」八十本、其の他百本し、現在左右肩胛骨、脊柱両側、肝臓に激痛が時々起り、御浄霊で腹部膨脹、吐気あり――

“食事が少いから便秘するのである。アメーバ赤痢などが肝臓へ入る訳はない。当分は悩む。塊がとけても濃いとすぐには出ない。お腹を浄霊すれば小便がでる。吐気は背部の薬故出してしまえばよい。(S24・1・23)

頭痛より盲目

“五十三歳の男子、二年前に突然夜中に頭痛がして、翌日目がかすんで見えなくなりました(外見は何事もなく、瞳孔が少し大きい)為に一年間医者にかかりました。本年二月十三日より浄霊をずっと続けておりますが、全然変化がありません。先祖では唯祖母が脳溢血で四十年前に死亡しています。何か霊的でしょうか。又、浄霊法をお教え下さい。

“霊的ではない。頭の毒が溶けて眼から出ようとした。医学の為に盲になる人は非常に多い。長くかかる。(S25・5・7)

日本脳炎より唖す(氷冷)

“本年四歳の男子、日本脳炎で入院、  四十日間氷で冷して居りました。医者が見切って退院させ、それより両親は入信致し、光明如来様もお祭りし、只今毎日浄霊を致して居り、食事も進んで参りました。口を利く事が出来ません。元の様な体になりますでしょうか。

“すっかり治る。氷で冷した為に斯うなったのであるから、固まったのを浄霊すると治る。放置しておいても治るものである。熱くした所へはすべて毒が寄ってくる。脳炎は日射により膿が頭の中へ入り、目や鼻から血膿が出て治る。(S23・12・16)

耳下腺排膿・不治とさる

“当年十三歳の女子、四歳の時より右耳穴と耳下腺より膿が出る様になり、その間種々の療法を致しましたが、今では医者も全快の見込みはないと申しました。御浄霊にて良くなりましょうか。

“全快するものを医者で全快せぬようにした。療法で悪い原因を作った。耳下腺に塊がある。それを溶かせばよい。膿が出れば治るのを、膿を足すような事をした。気長に浄霊すれば治る。 (S23・12・26)

中耳炎より聾す

“医療による十五年前よりの中耳炎、現在、鼓膜は破れて居りませぬが聞こえません。霊的と思われますが、それならばお祭りの方法に就いて御伺い申し上げます。

“霊的ではない。医療の為聞こえなくなったのである。腎臓が肝腎である。気長にやる。  (S24・2・2)

医療被害例(淋巴腺炎より手術・失明)

“私は昭和二十二年一月入信させて頂きました。昭和十四年頃より湿性肋膜炎及び湿性腹膜炎にて各々一年程患いましたが医師に罹り全治致しました。其の後、十八年頃より下顎に拇指大位のグリグリが出来、段々大きくなり、医師は化膿性淋巴腺炎と診断致し、其の後、化膿の様子にて切開致しましたが、化膿不充分で少量のキミズや血が出たのみで御座いました。それ以後、毎日病院に通いましたが、下顎全体が爛れた様になり、耳の後方にグリグリが出来、化膿して潰れてはカサブタが出来、痛みますので、医師と手を切り二ケ年許り自然に放置致しました。其の中徴兵検査に合格致しました。当時左眼が悪くなり、目頭の所に針で突いた様な穴があき、絶えず涙が流れ出し、軍医は結核性涙嚢炎と申し、下顎の方は淋巴腺炎と診断致しました。数日を経て、両眼の中間より左眼によった所に豆粒大のものがポッとふくれ上り、具合が悪く、手術を致し、涙嚢を除去致しました所、手術の結果骨膜となり削骨致しました。以後毎日洗眼塗薬致し、淋巴腺の方と両方にて太陽燈及びレントゲン治療を行っておりましたが、両方共に益々悪化致し、右頬、下瞼、下顎等が爛れ、痛みますので医師と手を切り、自宅にて自然放置致しましたが、現在では鼻孔、鼻、右頬、下瞼、鼻下、耳の後等にカサブタが出来ておりますが、痛みません。多少痒みは御座います。見た所全体にかなり赤味を帯びております。下瞼は引き付けて動きません。二十二年十二月頃より疥癬にて五ケ月位休み、二十四年二月、熱海に御参詣以来右眼に御浄化を頂き、激痛を伴い、眼を風にあてると痛み、涙が出て開いて居る事が出来ず、現在失明致して居ります。御浄霊を頂いて居りますが、カサブタが取れては出来て、同じ事を繰り返しております。如何致しますれば宜しゅう御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。尚、家には大光明如来様も御屏風観音様も御祀りさせて頂いております。

“医療で作った病気で、これこそ常に言う医学のそれで、神の救いの目標は茲にある。結核性というのは出鱈目で、淋巴腺の膿が涙になって出た。放置しておけば治ったものを、手術して出なくした。涙嚢という大事な器能を除ってしまった。それで骨の方へ集った。外へ出なくすると中へ腫れてゆく。洗眼や塗薬で薬毒をドシドシ入れた。レントゲンは固める。これが実に悪い。方々から出ようとして――。出来るだけ浄霊して段々出す外ない。  月々か年々に良くなる。十年位はかかろう。外へ出られぬから眼の裏へ溜って失明した。治る。(S25・5・1)

医療被害者(淋巴腺手術)

“私は昭和十八年淋巴腺炎にかかり、直ちに切開手術を受け、六ケ月程にて全快致し、其の後、昭和二十四年七月海水浴に行き右病気が再発し、レントゲン診察を受けし処、肺浸潤と診断されました。此の方の苦痛はあまりありませんが、淋巴腺炎の再発が最も苦痛であります。本年八月十日に入信させて頂き、毎日浄霊を受けて居りますが、入信間もなき事とて如何にすれば救われるものか不安な気持であります。母は信仰心なく半信半疑の心境です。如何にすれば此の苦痛より救われる事が出来ますでしょうか。御教示願います。

“之も医療の被害者である。傷をつけるときっと出なくなる。(S24・9・16)

医療被害者(胃下垂より手足麻痺)

“三十一歳になる三男が八、九年前より胃が悪く、色々現代医療を致しましたが、漸次悪化し、医師は胃下垂と申して居りますが、此の頃では頭も常に痛み、手足も麻痺し、特に手は常時こまかく震え、食事も自分では食べられません。異様な連続的な咳と共に痰、鼻汁が出で、浄霊致す様になって体重もだんだん減少し、昨年より二貫目程少くなり、未だ苦しんで居ります。家族も全部お光を頂き、昨年十一月には光明如来様も拝受、お祭りさせて頂き、  本人も浄霊を非常に喜び、常に善言讃詞を拝誦し、  又附近の人々にも不自由な身体で浄霊し、一生懸命にすがって居ります。如何におすがり致しましたら救われますか。又、浄霊法を御教示願いたいと存じます。

“之も被害者で、手足等も全部薬毒である。(S24・9・16)

猩紅熱性緊縮性病(足腰起たず)

“私、本年一月十一歳になる男子と一緒に入信致しました。男子は四歳の頃より腰足が不自由になり、医者では猩紅熱性緊縮性病と云い、色々手当を致しましたが思わしくなく、現在は浄霊を戴いておりますが、変りが有りません。浄霊方法はどうしたら宜敷いでしょうか。本人は痛がりませんが、走る事は出来ません。

“毒が腰と足へ固まったのである。いろいろ手当をした為に治らぬのである。治らなくしている元は腎臓で、特に下半身の悪いのは皆腎臓であるから、その周りを押して塊のある所をやれば大抵治る。効果のない事は絶対にない。(S24・10・16)

関節リュウマチの固めと手術

“本年三十歳になる婦人で御座いますが、十八歳の頃右脚が急に痛み出し、注射により一時快癒致しましたが間もなく再発致し、膝頭を中心に腫れ、激痛にて注射、鍼、灸、電気療法等種々致しましたが効果なく、反って病状は悪化し、膝は棒状に伸びて曲りません。医者からは悪性リュウマチにて快癒不可と申され、其の後全然医療を受けて居りません。本人は養女で、養父は死亡致し現在養母と二人暮しにて、昭和二十二年八月、養母と共に入信致しました。光明如来様、御屏風観音様をお祀りし、熱心な信者で御座いますが、入信以来大した御浄化もなく、右膝も変化御座いません。尚、昭和十九年頃より尾 骨(ビテイコツ)附近より少量の膿が排出して居り脊椎カリエスの様でも御座います。入信前に相当医療を受けて御座いますが、棒状の脚は全治致すもので御座いましょうか。又、如何なる箇所を御浄霊致しますれば宜しゅう御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。

“之は関節リュウマチの固まったもので、手術をしていなければ治る。浄霊は膝の裏である。相当固まっているから長びく。痛み出し、腫れてくればしめたものである。(S25・5・22)

モルモットと施療(神経切断)

“私の父、右足の激痛と左半身が少々きかない為、種々の医療を受けつつ悪化、遂に昭和二十一年東大に入院、激痛を止める為とて運動神経に関係なく脊髄神経を二本切断致しました。処が逆に絶対的に歩行不能となり、尚続く激痛をおさえる為アルコール注射を致しました。而も膝も少々攣(ツ)れたまま固まり、痛みに堪えかね、十ケ月の入院も何の効果なく、逆に医療に愛想をつかして退院、其の後約二年マッサージを続けて来ましたが、施療した時は痛みが軽くなる丈で一向よい方向に向いません。  約一ケ月前より本教を知り、浄霊させて頂きまして、一時は楽になり、寝返りを打ったりあぐらをかいたりする事が出来る様になりましたが、痛みはむしろひどい様です。脊髄神経を切断し、アルコール注射をして神経を麻痺させた為、つねっても何しても何等の刺激も感じないのですから、痛みはない筈ですのに、  尚激しく、特にタバコを吸いますと、その瞬間、局所が猛烈な激痛を覚えます。如何にしたならば早くこの苦痛から救われましょうか。その原因も併せて御教示願います。

“憤激すべきである。原因は医者にやられたのである。治す為にしたんでない。研究の為にやったものである。大学に入院するという事は、モルモットや二十日鼠と同じ事である。昔は施療患者というのがあった。之こそ真にモルモットだ。研究の為に殺してもよいというのである。浄霊をすると麻痺はとれる。一時は痛みを増すが、それを越すとズーッとよくなる。  (S24・9・5)

医学被害(風邪より関節炎、盲腸手術)

“満二十歳の男子ですが、一昨年二月より風邪の為肺炎を患い、七月頃から坐ると膝に痛みを感じる様になりました。その時に結核性関節炎と診断されギブスをはめました。現在もギブスをはめて居ります。時々動かすと膝が痛みます。昨年の十二月九日に盲腸炎を致しまして切開手術を致し、その時に腹膜炎を併発し、現在、盲腸の切口はふさがって居らず少しづつ排膿致して居ります。如何なものでございましょうか。

“盲腸炎は右腎に塊がある。医学の犠牲である。

子宮より膀胱・腎臓病を作った医療

“本年三十八歳の女、八年前子宮内膜炎にて入院治療せしところ、一年後に膀胱炎とのことにて膀胱洗滌をなし居りしところ、今度は腎臓結核とのことにて治療せしも、手術はせず、医者より三年間の寿命と言い渡され退院、現在小用が三十分、一時間毎に出ており、夜は不仕末をいたすとの事にて御浄霊を頼まれましたが、右は如何なる原因に依りましょうか。

“入院加療の為膀胱炎を作った。内膜炎なんて病気はあるべき筈はない。中の粘膜へ熱が出た。子宮附近の毒が溜った浄化である。腎臓も作ったものである。薬毒が滲みて膀胱になり、膀胱を手当して腎臓へ行ったものである。(S25・5・3)

子宮発育不全より冷感、(脊髄水を取る)

“三十六歳の女の信者、入信前に時々大変眠くなる事があり、その時は耳の後ろへグーッと空気の入る様な音のするのを感じました。医師の診察を受けました処、子宮の発育不全が原因であるとて、内膜掻爬の手術を受けました。すると一週間後より後頭部延髄の辺で骨がバラバラに外れた様な感じがしました。後頭部の芯がタターンと躍ったり鳴ったりする様な気が致します。其処で入院し、脊髄液を取りました処、頭がガーンと鳴り、後頭部を常にたたかれて居る様でもあり、身体が左右に動揺して居る感じで御座いました。又、時々頭の中心から足の下迄水を流される様な感じが致します。昨年十二月入信後は大変楽にして戴きましたが、近頃頸部の左右が交互に膨れ、押すとペコンとへこみ、ポコポコと音が致します。また鳩尾の処にも固結が御座います。再婚致して居りますが、前夫は発狂して死亡致し、御浄霊中その霊が憑った事も御座います。  右に就き御教えをお願い申し上げます。

“眠くなる時は霊である。子宮掻爬はナンセンス。発育不全など、睡眠に関係のある訳がない。脊髄液を取るのは非常にわるい。  頭等の症状はその為である。光明如来様をお祭りする。(S25・3・21)

カルシュウムと結核

“肺結核の知覚症状なき人の死体解剖に依り、多くの人の肺には、一度肺結核に侵された痕跡があり、其の個所がカルシュウムに依りて固められていると聞きますが、何故、肺結核に犯された個所に特にカルシュウムが作用するかに就て――

“カルシュウムは人間の身体にある。  一度侵されたという事は、自然浄化により治り、之が集ったものである。カルシュウムを製造したり、服むと器能が弱る。注射等により入れたカルシュウムと身体で作るカルシュウムとは違う。カルシュウム注射は蕁麻疹の原因となる。魚の骨にあるというが、骨は猫が食うもので、美味しい所を人間が食べる。苦いものは毒だから、食べさせぬよう神様が造られている。良薬は口に甘しが本当である。薬に分量のあるのは、毒であるから分量を定めるのである。(S24・12・13)

薬剤使用と霊の曇りの関係

“薬剤使用者は霊体に曇りがあるので自然と使用する様な動機になるのでしょうか。御伺い申し上げます。

“あまり関係はない。  (S24・12・23)

注射の効能

“注射で死亡する方がよくありますが、そういう場合、その注射薬中に世間で言う毒薬があり、その力のために死んだりするのでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“薬はない。もしありとすれば米の飯位である。毒で弱らせ、浄化を停止するのが実際の効能である。毒を入れても――。浄化停止されているが――。注射液が身体中へ回らず、一個所へ固まる。

注射禍の現在

“最近頻々として起る注射禍は、昔は予防注射で毒素が陰化されていたものが、浄化が激しくなった為却って誘発されるのではないでしょうか。

“前は注射したものが、身体中へ回って固まって停止した。今はその部から浄化される。  (S23・12・22)

薬毒による諸症状

“発病してから一ケ年位になります。御光を戴いてから二十日位ですが、それ迄はあらゆる療法も医薬も用い、何等見るべき効果もありませんでした。  医師は慢性胃腸病と診断しましたが、症状は、食欲なく、不規則な胃痛があります。便通はこれも不規則に一日一回乃至二回、硬、軟何れでもなく普通です。尚、不眠が続き、体重が減じて行きます。不眠の為か顔色は蒼白だと人が言います。一昨年十月十五日に妻が死亡(中風)して居ります。浄霊をうける様になりましても余り変りがありません。これは何かの因縁でしょうか。又どうしたら救われますか。御教え願います。

“薬の中毒で、夜の世界のものは、昼の世界には何でも反対になる。今迄は薬で固めた方がよかった。夜の世界では溶かす働きがなかった。顔色の悪いのは毒が多く血が不足している。斯ういう人は特に頸の周りに毒が沢山ある為である。薬毒――。(いろいろ考えさせるのは、霊が考えさせる)(S24・2・27)

長い薬毒病

“私は三十五歳頃から日々医療に接してきました所、昭和二十一年十二月入信させて頂き、其の後、光明如来様、又二十四年一月大光明如来様を御祭りさせて頂きましたが、  その頃より浄化を頂き、食進まず、息切れして少しの仕事も出来ず、約四十日位にて少し楽にさせて頂きましたが、其の後も時々浄化を頂き、頭、首すじが重く、食進まず、便通悪く、胃の下部が気持悪く、動悸を打ち、息切れがして毎日体がふらつき、仕事も出来ず、少しの咳が出ても右の胸部へこたえる時も度々ありましたが、現在同様な状態が続いています。薬毒でしょうか。又、如何なる原因でしょうか。御教え下さい。昨年一月より約一ケ年半浄化を頂いて居ります。如何なものでしょうか。

“薬毒である。浄化は長い。背中に固結している。背中、頭、肩をよくする。触って熱い所をする。薬毒はナカナカとれぬ。私など未だに三十六年前の薬で、歯で苦労する。(S25・5・27)

九神薬による病気

“私は三十六歳の時、夫に死に別れ三人の子供を抱え、夜遅くまで働きました所、胃の病にかかり、九神という薬を三年間飲みましたが、今は浄霊して居りますけれども、毎日のように、時をうって四時から五時頃の間、肩から胃にかけて体がしわって来るのですが、如何なる訳ですか。

“九神の為、新しい病気を造ったようなものである。肩胛骨附近と肩を浄霊すれば治る。  (S24・4・28)

浄霊で治癒遅き薬毒病患者(毛髪汚れ落ちず)

“四十八歳の女、一ケ年前から神経痛とリュウマチで浄霊致してますが、その人は以前大阪の芸者で、脇下にグリグリがあり、梅毒の疑いで血液検査されました。天候の悪い時は節々が痛み、腫れ上り、其の腫れも時々変り、又毛髪もどんな良い石鹸でもソーダで洗っても落ちません。以前三年間ペニシリンや色々の注射を多く打ちましたので、最初のみで浄霊前後から少しも効果がありません。何の原因でしょうか。

“薬毒が非常に沢山ある。毛髪などもそれで、節々が痛むのもそれである。梅毒ならば痛まぬ筈である。つまり薬毒病患者である。

薬の祟り

“本年四十歳の男子、現在、左肩が痛み、腕の自由が利きません。昨年十月入信、本年三月大光明如来様を御祀りさせて頂き、御浄霊を続けて居りますが、中々よくなりません。此の家では二百年前、当家の下の家に二百年以上経った榎が御座いましたのを切りました所、色々の禍が御座いましたので、代りの榎を植えましたとの事で、その木が丁度当家の裏にあり、何かと他家へ迷惑を掛けますので、昭和十二年に切ったそうで御座います。其の後、昭和十三年一月、坐骨神経痛を病み、同年六月、四歳になります長女が水疱瘡で死亡致しました。榎の祟りではないかと思い、  神主に頼み祠を作ってお祀り致しましたが、尚昭和十四年八月と十五年五月、支那に於て本人が急性盲腸炎を患い、十九年七月、次女(三歳)が急性肺炎にて死亡致し、十九年末より本人の肩が凝り出し、二十二年より悪化し、二十三年より痛みが加わり、二十四年より就寝時にのみ腰が痛み出しました。其の間、電気治療其の他種々の療法を行って居ります。之は榎を切りました祟りの様に思われますが、御教えをお願い申し上げます。

“榎でなく薬の祟りである。坐骨――薬毒――。木の祟りとなれば、二百年も祟らぬ。  せいぜい数十年である。(S25・4・21)

薬毒に苦しむ(ノーシン)

“四十七歳、薬毒に苦しむ女の信者、二十歳頃から服薬、最近まで朝昼晩にノーシン十服位飲んでおりました。八月二十八日、薬をやめさせ、教修致しました。御守護のほど御願い致します。

“之は浄化が起るから、よく前に言っておいた方がよい。(S24・9・9)

半身不随より眼かすむ(注射禍)

“昨年九月頃から眼がかすみ注射を続けた処頭がボーッとして左半身不随となり、歩行困難となる。本年二月妻が入信、本人は四月入信、光明如来様をお祀りしてからは次第に手足が利く様になり、一人でお参りが出来る様になった処、九月頃から再浄化烈しく、  手足は不自由、便意も不明確となり、笑いも怒りもせず、全く人形のようになって了いました。十一月四日、夕食に立上ろうとした途端にヨロヨロとして柱の角に後頭部を打付けて倒れ、人事不省となり、御浄霊一時間程して気が付き、  其夜明け頃から数回に亘り胃液のようなものを吐き、次第に正気になり、ハッキリ言葉も出るようになり、三日目には手足は完全に、頭も明確になり、唯今では眼だけが少しかすむ位となりました。本人は発病後約一年二ケ月間の事は全然記憶が無くなって居ります。如何なる理由でしょうか。

“注射の為である。頭の毒が浄化して、目から出ようとしたのである。

歩行不能となった精神病者(注射禍)

“三十八歳の婦人ですが、昭和二十二年頃精神に異常を来たし、電話をかける風をしたり、歌を歌ったりする様な状態の為脳病院に約一ケ月入院をして、精神異常は治りましたが、二十四年の十月頃に肥り出して歩行が余りよく出来なくなりました。又、本年初めより今度は全然歩行が出来ず、一人で立ち歩く事が出来ません。又、坐って居ても時々倒れて終います。歌も忘れっぽくなって終いました。食事は普通に食べて居りますが、直ぐに腹が減って物を食べたがります。右は体的な御浄化でしょうか。霊的でしょうか。御伺い申し上げます。

“熱は大抵右延髄(大抵右)か頭部(大抵右)である。耳下腺をやる。精神病の注射が原因である。 (S25・1・18)

中耳炎に脊髄注射・手振れる

“佐野高蔵と申す教導所の主人で御座いますが、十年前に中耳炎を患い、脊髄に注射を致しました。中耳炎は治りましたが、手が無意識に振れて、最近は電車に乗る事も困難で御座いました。昨年四月入信致しまして、夫婦共熱心に信仰致して居ります。御屏風観音様をお迎え致しまして以来、非常に結果は宜しゅう御座います。入信以来お小便は何時も濁って居ります。濁りが少くなりますと、体の具合が悪いと申します。祝詞を奏げましても憑霊現象は御座いません。眠りますと、何の変化もなく普通人の如くで御座います。不思議に思いまして、本人の眠って居ります時に、これは霊的ではないでしょうかと語り合いますと、少々手が動き出しました。  之は霊的で御座いましょうか。又、注射の為で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“注射の為である。脊髄から手の方へ向って浄霊すればよい。(S25・1・21)

掌化膿より咳激し(注射)

“信者岡部健蔵(五十三歳)は、本年四月中旬左手の掌が化膿し、医師の治療を受け全快、  間もなく五月上旬頃より左側坐骨神経痛になり、起居歩行も困難となり、医師にて痛み止めを十二本注射致しますと腰及び左膝が伸びなくなりました。  五月三十一日より御浄霊を受け、御守護にて追々楽にして戴き、八月十一日に教修を戴きました。八月九日は仕事も出来る程度になりました。十月十八日頃より第三回の浄化にて坐骨及び背骨等の痛みの為立てない事もあり、尚、咳と共に痰が出る様になり、その時は下半身、背骨等が、激しく痛みます。咳は夜間多く出て二時間位しか眠れません。如何致しましたらお救い戴けましょうか。

“医師の作った病気である。出るのを止めた。痛み止めの注射十二本が降りて足腰が動かなくなった。薬が痰になって出る度に咳が出る。痛い所を浄霊すればよい。(S24・11・9)

注射薬の浄化

“私の浄霊して居ります児玉つぎ子(三十一歳)は、肺結核にて一ケ年程医療を受け、背中に注射を六十本程しています。今年八月より浄霊を始め、九月入信、幾分楽にさせて戴きましたが、此の注射薬が浄化して来た時は如何になりますでしょうか。又、その場合如何にさせて戴いたら救われましょうか。御浄霊法を併せ御教示下さいませ。

“浄化して来た時、その都度それに応じてやればよい。単に注射薬でもいろいろある。 (S24・11・7)

ゲンノショウコに就て

“二十一歳の人妻、七月末より浄化し、八月末一度快方に向いましたが再び浄化し、現在では衰弱して腰は立たず、右耳下腺がひどく腫脹し、全身的に微熱が出て参り、咳も時々出ますが、腰が痛む為咳切る事が出来ません。左腎臓及び腹膜が大変固くなって、腹が張るそうであります。最近迄御粥しか通らなかったものが、近頃は一日二回御飯を一杯づつ食べられる様になりました。その原因と浄霊法を御教え下さい。又、一旦快方に向い、その後再び浄化の際は実家より当人の母親が参りまして帰ると同時に床に就きましたが、如何なる理由でしょうか。実家の方は未だ観音信仰がよく解って居りません。何か霊的原因がありましょうか。又、本人は以前に持薬として九ケ月間ゲンノショウコを飲んだ事があるそうですが、今後如何にしたらよろしいでしょうか、御教え下さい。

“他にも種々漢方薬はあるが、  最も悪いのはゲンノショウコで、ゲンノショウコの中毒は大抵腹膜、腎臓である。これは一たん治っても又再発するので、  よほど気長にしなければならぬ。何遍も繰返す。食欲さえあれば治る。ゲンノショウコの中毒は、請合ってはいけないと先によく言った。(S24・10・27)

ゲンノショウコと疥癬の特色

“私の父(四十八歳)、疥癬で睾丸迄もはち切れる程肥大し呼吸、心臓共に大変苦しみを致しますが、御守護を御願いしてより浮腫みは引きましても、依然として呼吸苦しく、特に大便、小便後苦しみがひどくなるのは如何なる理由でしょうか。猶、父は漢方薬(ゲンノショウコ、波布草)を十年程飲んで居ります。又、浮腫む人と全然浮腫まない人とありますが、其の理由を御教え下さい。

“ゲンノショウコを多く飲んだ病気は先ず請合えぬ。大抵だめである。あの位毒のものはない。外の薬ならそんな事はない。斯ういうのを飲むのは自殺行為である。漢薬は多量に長く飲むからいけない。疥癬は息苦しいのが特徴である。こういうのは枕を高くするとよほど違う。というのは、疥癬の毒はよほど多い。外部へ出るよりは内部で溶ける方が量が多いから浮腫む。それが心臓や肺を圧迫するので息苦しい。寝ると上の方へ行くから苦しい。起きてると下に行き、圧迫せぬから楽である。枕を高くすると下の方へ行くから楽である。峠は越したようだから、そう心配はないと思う。今日の新聞に、京都でジフテリヤ注射で五百人発病、大阪日赤で調べている――浄化が強くなって来た。今に医者自身、薬害を知る。(S23・11・16)

胃重と水死の子

“七年前、男子(十六歳)、暗夜自転車もろとも断崖より転落、水死致しました。ところが三年前よりその母は胃が重苦しくて飲食物が通らず、毎夜十二時頃眼をさまし水死せる子供の亡霊に悩まされます。如何処置致したらよろしいでしょうか。(その母は十二月に教修を頂きました)水死せる子供と母の病気は霊的に関係ありますでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“光明如来様をお祭りして、その部屋へ寝ると次第に治る。霊に執着がある。胃の重苦しいのは亡霊と関係ない。原因はゲンノショウコである。背中にある。(S24・1・28)

肥満の女

“三十六歳になる信徒の女、肥満の質(タチ)ですが、胸から咽喉にかけて苦しくなり、横に寝る事が出来ず、浄霊を始めて十日位になりますが、未だ蒲団にもたれているのです。如何なる原因で御座いますか。此の人の家族は熱心な信者ですが、父親は曽て浄霊に依って治った人でありながら、治ったら既に用はないと言った態度ですが、何か霊的関係がありましょうか。右の原因と、浄霊法を御教え下さい。

“肥っているのは腎臓の水気で、漢方薬を沢山服んでいるんだと思う。ゲンノショウコならとても治り難い。腎臓をよくやる。之は注意すべき事だが、ちょっとでも小便が出たかったら、我慢せずに行く事である。

六○六号の薬毒と限定数

“現在浄霊している四十三歳の男子(未入信)、五ケ年前に梅毒にかかり、六○六号を打って一時は治りました。現在は肺浸潤です。三ケ月浄霊をしまして少しよくなりました。首も回らなかったのが少し回る様になりました。六○六号は三十本位打っております。近頃あまりよい方に向いません。完全に治るでしょうか。天国の福音には手をかけない様にと読みましたが、  今後浄霊を続けたら良くなるでしょうか。お伺い致します。

“本当の六○六号なら十二本以上打ってはいけない(事になっている。)三十本打つのはインチキで、本当の六○六号ではない。本当のものなら身体が参ってしまう。ひどいのは蒸留水を打つのがある。然し、反って良心的な医者は困る。六○六号薬は軽いから上へ昇る。頭をよく浄霊する。(S24・11・8)

六○六号の安全限度数

“今年三十二歳の婦人、不治の病につかれてより三年、手足不自由、昨年頃から足から手、頭と上って、今では頭の真中に一寸四方位の穴が二ツ開き、膿が出て居ます。全治するものでしょうか。(六○六号十本位)二十六歳の男子(六○六号四本)、カリエス病に悩み、目も悪く、又、兄弟三人肺カリエスで死亡、今浄化中で、関節が痛んで起きる事が出来ません。全治の日数は――

“六○六を四本位ならいい。大した事はない。五本以上打ったのは請合ってはいけない。毒は脊髄から肺へ入る。どれかの霊が憑ってるだろう。治癒日数は判らぬ。

六○六号の使用限度

“四十一歳の女、  二十年前六○六号を予防の為百本ばかり致しました。家中入信して居ますが、若しこの注射が浄化して来た時はどうなりましょうか。

“六○六号は十二本以上は打てない事になっているから、百本以上打つはずはない。それはインチキであろう。

霊的歩行不自由、六○六号の定量

“田中為次郎(五十一歳)、七年前より歩行中小さな石にでも躓く様になり、終戦後特に悪化、専門大病院、指圧、電気、其の他種々の療法を受けましたが病勢は反って進行致し、本年二月、本教へ参りましたので、御浄霊を致しました処、日一日と好くなって参りましたが、最近は目立ってよくなるでもなく、心配して居ります。本人と奥様は御守を戴いて居ります。実は本人の兄が四十二、三歳の頃より同様病状にて、五十歳頃より歩く事が全く出来なくなり、  口も充分回らなく、初めての人ですと全然聞きとる事が出来ません。足のふらつきが激しくなると共に身体も痩せ、木が枯れる様に十三年後六十三歳で死亡致しました。  只今の本人が兄と同様症状なので心配致して居ります。何か霊的に関係がありましょうか。尚、本人は六○六号を二十本余注射を致してあります。御浄霊の方法を御教え願います。

“六○六号は十二本が正規の数である。二十本というのは薄めた訳である。兄の霊が憑いてるらしい。光明如来様をお祭りして、御神書を読み、祝詞を奏げるとよい。(S24・4・7)

小児のサルバルサン禍、(精神病とサルバルサン)

“四歳の男の子でございます。昨年七月、第二回目の腸炎を致しまして、全く白痴状態になってしまいました。医師は疫痢、脳炎を併発し、失語症になったのだと申して居りました。それから三ケ月程して乳母車より落し、舌を噛んで腫れましたが、頭には傷はなかったのですが、全然言葉は出なくなり、怯えた様に頭をぴょこんと下げ、手足を突っ張る発作が起る様になりました。今も尚日に数回致します。此の子は赤ちゃんの時、  毒が出たからと言ってサルバルサン注射を八本、尚脊髄よりパンピング療法を三回致しましたが効果なく、癲癇が起る様になりました。発病後丁度半年にて入信させて頂きました。癲癇は大分楽にさせて頂きましたが、少し様子が変って参りました。以前は倒れると共に震い、泡を吹く事もありましたが、五月初めより二声、三声泣き声を上げるだけで、後、唇の色が無くなりました。七月頃より五声、六声泣いてから震う様になりました。変った霊が憑依して来るので御座いましょうか。そして全治させて頂けましょうか。御尋ね申し上げます。

“霊的とサルバルサン注射と両方であるが、サルバルサンが根本原因である。も一つは死霊が憑る。梅毒で精神病になるよりはサルバルサンでなる方がずっと多い。治る。長くかかる。少しづつ治って行く。(S24・8・27)

腸カタルより言語不明瞭

“私の子供(十歳)は昭和十六年六月二十五日に急性腸カタルにて発熱、四十度に上り、同年九月二十五日、発熱も前と同じ様な状態にて、爾来病弱で今日に至るも未だ言語が不明瞭にて学校も延期して居ります。浄霊のみにて治るでしょうか。又、その原因を御教え願います。

“薬毒がある。聾唖というほどでない。頭から浄霊する。親が信仰して、一人でも多く助ける事である。

医学禍(咽喉結核、ストマイ)

“私の姉、本年一月中旬発病し、咽喉結核と判明しました。ストレプトマイシン五箱注射した結果平熱になりましたが、今後が心配であります。御浄霊を戴いて救われたいのですが、全快の見込みがあるでしょうか。御教示御願い致します。

“注射で抑えたのである。何れは熱が出る。

医学禍(ストマイ、衰弱)

“一生懸命衰弱させた。ストレプトマイシンは如何に作用するか知らぬから何ともいえぬ。方々身体をみて、局部的熱発部をする。胃に毒があり圧迫している。背中を主にしてやる。食欲次第である。肩、頸、腎臓――気長に少しづつやる外ない。(S23)

ストマイの薬毒

“私の浄霊させて戴いて居る織作妙子(本年二十歳)、結核にてストレプトマイシン三十本、気胸一ケ年やって居り、現在身体は起して居ります。食欲もありますが、ストレプトマイシンが浄化してきた時には救われるでしょうか。最善の方法をお教え下さい。

“早く溶け易いのと溶け難いのとある。浄化して来ても大した事はない。(S24・11・8)

ストレプトマイシンとセファランチン

“ストレプトマイシンの薬毒とセファランチンの薬毒とはいずれが強烈で御座居ましょうか。

“薬剤師でないから分らぬが、後から出来た方が毒が強いとみるべきである。一時抑えである事は薬自身一時的と証明している。後の薬が出るのは、先の薬が効果がないからである。効果があればそれで解決する。  (S24・1・22)

セファランチンにて発声不能

“三十七歳の女、現在教導師補ですが、結核症状の御浄化が五、六年続いております。特に咳嗽多く、発熱は微熱並びに弛張熱が出ております。四年前セファランチンを十日おきに半年間服用致しました。今年二月頃より声が出なくなっておりますが、一般状態は元気です。主に何処を御浄霊させて戴きましたらよろしゅう御座居ましょうか。御教示御願い申し上げます。

“セファランチンは悪い。声の出ぬのは喉頭結核である。右延髄の塊、ここが一番熱が出る。(S24・7・3)

ペニシリンの浄化

“過去に於てペニシリンを注射して治った患者が浄化した場合、如何なる症状となりますでしょうか。

“固めた場合、ペニシリンで固まった所が溶ける。頭に固まれば頭痛になり、腰の場合は腰が痛む。又、神経を使う所へ寄る。腕を使う人は腕へ、そこへ浄化が起る。

ペニシリン注射

“ペニシリン注射を打った人に浄霊を行った場合の浄化をお教え下さい。

“変った事はない。薬毒の作用は大体同じで、普通の浄化でいい。

ペニシリン禍

“浄霊はその個所。ペニシリンの薬が固まったものである。浄霊すれば直に治る。(S23・8・7)

足痛にペニシリン打つ

“足痛の為、二年ばかり前より医者の手当を受けて居りました三年生の子供が、遂に立てなくなっていましたのが、一ケ月位の御浄霊の御蔭で今では松葉杖で村中遊んで回る様になっていますが、未だ膿が出ていまして、完全には治って居りません。ペニシリン四本打ったきりでありますが、完全に治りましょうか。

“完全に治る。ペニシリンを打った為、治りがそれだけ長くなっただけのものである。  (S24・4・28)

注射で身の回りの動作出来ず

“私の兄、秀雄(二十六歳)は、神経衰弱の為、飛行隊より戻され、悲観の余り精神に異常をきたし、入院し、半年にて全快しました。後一年間働き、又発病し、九ケ月間入院しました。その際、電気治療、ペニシリン注射等を行い、その為か、身の回りの動作が出来なくなりました。父の兄弟の長男等は皆死亡して居りますので、霊的に何か関係があるのでしょうか。

“無論関係がある。身の回りの動作の出来ぬのは薬毒の為である。段々治る。浄霊すれば治る。(S  (*)・12・15)

ペニシリン・ズルファミンと漢方

“ペニシリン、ズルファミン剤の薬毒の結果と其の害作用――

“害作用は凡ゆる薬毒は等しいが、ただ、良い薬程毒は強いから、浄化作用を弱らすから、よく利く薬ほど毒が多い。  葉、根、木、皮の漢方薬は毒は弱いが、量を多く用いるから薬毒の害は大差ない事になる。一番毒の強いのはゲンノショウコで、之を沢山飲んだのは浄化の起った場合生命が危いとみるべきである。

脊髄病といわれ両足不自由(ビタミン注射)

“本年五十二歳の男子、一ケ年前脊髄病にて医者にかかり、其後ビタミン注射を続けて行って居りました処、七ケ月前、  両足不自由となり、現在神経衰弱となり、歩く事が出来ません。二ケ月程前から妻女が入信致し、浄霊致しました処、皮膚面に痛みを感じたのに驚き、御浄霊は其の後受けて居りません。此の様な患者は如何なる病状で不随となるのですか。又、如何なる為に皮膚が痛むのでしょうか。

“ビタミン注射の浄化である。  皮膚の痛むのは薬の浄化である。脊髄病などはない。コジツケである。両脚の不自由なのは注射の為である。浄霊は背中を主にする。(S24・11・27)

膝疾患と貧血、(パピナール)

“私が浄霊をして居ります三十七歳の女、産後膝部疾患の為半年間入院して居ましたが、血液が普通人の半分しかなく、貧血の為心臓が苦しく、医師に見放されました。御浄霊しますと非常に苦しみますが、如何なる原因でしょうか。浄霊法を御教示御願い致します。尚、同人の母親は本年九月十一日に入信、本人はまだ入信致して居りません。

“注射の苦しみである。割合い早く治るから我慢して続けなさい。一番痛がるのはパピナール注射で、手を触れなくても痛がる。すべて苦痛は医者が作るんで、薬を聞けば病気は治る。(S24・9・18)

オゾン注射、霊眼と現実化

“二十三歳の女(信者)で御座居ます。突然呼吸が荒くなり、吐く息一方となり、ピッタリと息が止まって了いました。(此の発作約五分間)驚いて体を揺り動かし、名を呼びますと呼吸を始め二、三秒で又右の状態を起します。此の状態を繰返す事連続七時間、此の間心臓は平素と変り御座居ません。前から聞いて居りましたが、色々な注射を約二十本位は打って居り、外にオゾン注射を数本打って居るそうで御座居ます。肺臓を締め付けられる様に苦しみますので、注射液の気体化したのではないかと思い、息の止った時に肺門部を御浄霊致しますと一、二秒で呼吸を回復致します。此の発作が午後八時より午前三時迄、休みなく、御浄霊の手を休める事が出来ませんでした。二時間後の午前五時から午後八時頃迄又発作を起し、今では頭痛を訴え、鼻汁を出し始めまして、一寸楽になりました。翌日、夜七時頃より猛烈な頭痛とうめき声をあげ、頭を左右に振り、二時間ばかり意識不明となり、御浄霊を致しますと鼻汁と涙を多量に出し、それからケロリと楽になり、元気が出て参りました。尚、家族の者(未入信)が此の発作を起した翌朝使いに出た際、  八十歳位の男で乞食同様の老人に出会い、その際、風呂敷を落したのを拾ってあげた処、顔をつくづく眺めて、貴方の家には病人が居るでしょう、昨日より今日の方が楽でしょう、お昼頃迄には楽になりますよ、と言われたそうで御座居ます。気味悪がって右の話を致しました。(事実前日より楽になって居ります)呼吸の止った原因と怪老人の言葉につきまして御教えを御願い申し上げます。

“オゾン注射で死ぬ者がある。  止められると新聞に出ていたが、害があるんだと思う。霊が憑ると時々呼吸のみする事はない。故に注射の中毒と思う。今一つは不明で、強いていえば祖霊が霊眼を開けさす事がある。祖霊によっては霊を濃くするのがある。人間で霊が見えるのもある。(S24・7・1)

ノーシン中毒

“私、生来頭痛にて多量のノーシンを服用し、按摩にも相当かかった事があるが、今肩凝りに悩んで居ます。御浄霊法は――

“ノーシンも中毒する。肩へ薬毒が固まっているから、それを溶かせばいい。霊力が強くないと溶け方が遅い。固い所へ、奥へ入るよう集注する。

モヒ注射

“モヒの注射をした出動軍人であった者、足を切断したのが原因でその注射を受けて居ります。浄霊でよくなりますでしょうか。

“モヒ注射は割合い治りいい。浄霊でよくなる。一ぺんにやめると苦しいから、浄霊しながら段々量を少くする。モヒ注射すると食欲なくなり、衰弱していけない。

注射の固まり場所(注射の遺伝)

“最近十日間に先天性股関節脱臼と申し、三歳位の幼児で、立つ頃より走行不能となり、股に毒結のある子供や手のブランブラン等の子が次次と浄霊に見えましたが、この様な症状の子供が多いのは如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“親が注射を受けたのが子供に遺伝するのである。注射は大抵手から足へ固まる。医学の病気生産能力が殖えた訳である。(S24・9・2)

小児の中風的症状

“三歳の女児ですが、先月の初めに発熱しました。体全体がブラッと力が抜けてしまい、医者に一週間かかりましたが熱が下らず、一週間目より浄霊を始めた処熱が下り、右腕と左足が動かないが、あとは動く様になりました。一週間位で大分動く様になりましたが、まだやっと起してやると坐る位ですが、立てる様になりますでしょうか。尚、足は左で腕は右が動かないのですが、如何なる原因で御座いましょうか。浄霊法について御教示をお願い申し上げます。因みに祖父は脳溢血で死亡致して居ります。

“中風とは違う。中風なら片方だけ固まって動かなくなる。注射すると斯ういう事がよくある。それであろう。(S24・8・8)

生後注射

“昭和二十三年十一月に生まれた小児は三百匁位しかなく、生後四ケ月目頃にペニシリン一本を五回に分けて注射したのだそうですが、その後発育が悪くなり、一年半経過しました。現在で漸く生後六ケ月位の状態で御座います。御浄霊三回にて大分元気になりましたが、この家の長男は戦死、長女は脳を病んで早死していて、この子供の母親は次女で、他家より養子を迎えて家を立てていると言ったような家ですので、何か霊的なもののように思われますが、御守護頂けましょうか。右、御伺い申し上げます。

“注射の為である。注射した子供は力がない。赤子の注射は特に悪い。(S25・5・13)

指震い頭汗する幼児

“生後九ケ月の女児、(生れた時、泣かないので逆さまにしたり尻を打ったり人工呼吸等をして泣かせましたが、  後注射を四本程打ちました)左腕が余り動かないので御浄霊致しました処ややよくなりましたが、手を上にあげる時、左手の中指がブルブル震え、泣く時は左頭部にだけ玉の様な汗を出します。外科医、整骨師に見せましたが異状ないと申します。御浄霊は毎日致して居りますが、どこに重点を置いたら宜しいでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“注射薬を震える指の筋へ打った為である。頭の汗は結構である。治る。浄霊は悪い所、注射を打った所である。(S24・7・3)

医療禍

“当年三歳の女児、  人工早産で、生れた当時より病弱にて医療を受け、注射等も多分に致しまして、それより今日に至るも這う事も出来ず、只転がるのみにて、足は非常に冷たく、夜昼安眠せず、物音に驚きやすく、おびえて居ります。今月二日より浄霊を始めましたところ、一回にて足の冷たいのが暖かくなり、元気が出て安眠もとる様になりました。今では坐る事が出来る様になりましたが、浄霊を続ければ歩ける様になりますでしょうか。この病気は如何なる原因にて起るものでしょうか。浄霊は何処をやればよろしいでしょうか。御伺い申し上げます。

“注射の為で、生後の注射は一番害を蒙る。発育しない。薬が浄化するに従いよくなる。  (S24・9・16)

注射による小児麻痺

“左記の事に就て御伺い申し上げます。十歳になる平井伸忠(昭和十二年八月二十五日生れ)、発育不良にて生る。その後甚だしく育ち悪く高熱、下痢等時折あり。一年八ケ月目に漸く小児麻痺と判り、斯様な状態故、その境が判らなく、現在の状態は一見したところ五、六歳位にて、歩行出来ず、手足は自由に動かず、又、発育不良にて、その発育状態は左右同じなれど、力は左が強く右が弱くて、右関節が直線に延びないで、這うこと及び坐ることは出来、頸は一年半前より安定して、言語を発しないが泣いたり笑ったりする事は正常の子供に近く、こちらの言う事はよく判り、喜怒哀楽は判り、気むづかしく、食事、排便、排尿等、その他いろいろの希望は父母には判ります。一寸した音に目を閉じて大変驚き、善言讃詞、祝詞を聞く事を喜びます。私共、昭和二十年二月に入信させて戴きました。その後光明如来様奉斎、信仰致して居りますが、救う事が出来ますには如何様に致しますればよろしゅう御座いますや、御指導御願い申し上げます。

“生後八ケ月後にした注射の為である。その為に極く僅かしか発育しない。必ず治る。頭と腎臓をする。(S25・5・7)

リュウマチから心臓・浮腫・肝臓・腹膜(十一歳)

“十一歳の女児で御座いますが、昨年十二月半ば頃から関節リュウマチにて痛み、注射にて痛みは止りましたが、すぐ心臓が悪くなり、一日置きに注射をして居りましたが、三月始め頃より急に病状が悪くなり、身体中腫れ、肝臓が痛み、食物も薬も吐くようになりました。其の時はじめて御浄霊を致しましたら、一度で吐き気が止まり、腫れも四日ばかりでひけましたが、脈搏は一分間に百二十より少くなりません。それに腹膜の浄化もなかなかおさまりません。二ケ月ばかり浄霊を続けておりますが、其の間腫れたりひいたりしておりましたが、最近腫れがひかなく、苦しむ様になりました。又、発病の時から声がかすれております。浄霊を一ケ月ばかり致しました頃黒色の血を吐きました。食欲は普通よりやや減少致しました。此の儘浄霊を続けていましたら楽になりますでしょうか。御浄霊法をお教え下さい。母親が入信致しております。屏風観音様のみお祭りしてあります。

“光明如来様をお祭りしなければいけない。之は注射中毒である。脈は十一歳位では百位があたりまえである。腎臓をする。後は苦痛の所である。コーヒー色のものは古い血である。(S25・5・7)

脳炎で注射(低能)

“十五歳の女子ですが、五歳の時に脳炎を患いまして、注射を七本致したきり冷しませんでしたが、其の後頭が悪く、此の程御浄霊を三回致しましたら大変喜びまして、おとなしくなり、仏様へ御線香を上げましたり、何遍も御礼を申します。同じ病気で姉が九歳で亡くなって居りますが、霊的で御座居ましょうか。亦、薬毒の為で御座居ましょうか。亦、治る見込みが御座居ましょうか。御教示下さい。

“霊的ではない。頭へ毒が固まって今日に至ったもので、浄霊により毒素が溶け、段々普通になる。脳膜炎などすると反って頭がよくなる。  毒を固めるから頭の器能活動が出来ぬのである。  (S24・2・25)

予防注射の降部

“七月十五日の朝日新聞記事に、北日本各地に小児麻痺――、(青森発)六月はじめ青森県八戸市に集団的に発生した小児麻痺は同市だけで四十八名、県下各地を合せて十四日現在百二十六名となった。(仙台発)宮城県下でも十四日までに六十九名(死亡八名)発生し、昨年一ケ年の発生数の約四倍に達している。(山形発)山形県では村山、庄内方面で十四日現在三十九名になった。(札幌発)北海道でも札幌、函館、空知、渡島地方に既に四十九名発生。と御座いました。これはジフテリヤ予防注射の御浄化では御座いませんでしょうか。又、霊的の関係に就きまして御垂示を御願い申し上げます。

“ジフテリヤ予防注射は合っている。重い注射は足の裏へ、他は膝から下。足をビッコ引いたりなどすると医師はすぐ小児麻痺という。(S24・7・19)

ジフテリヤ注射毒

“お伺い申し上げます。本年二歳になります男の児、生れて間もなくジフテリヤにかかり半年程注射、薬にて病院通い、続いて眼をわずらい又半年程医者通い、この頃元気にはなりましたものの右眼は雲がかかってしまい、頭は石の如く固く、塩気のものは全然食しなく、飯は一粒も食べません。(乳のみにて)御浄霊をさせて頂きましたら御飯を頂く様になりますでしょうか。生きられますでしょうか。

“ジフテリヤ注射の薬毒であるから治る。眼も気長にやれば治る。(S23・12・22)

復員後の病気

“本年二十六歳の男子、二年前、復員一ケ月後より発狂しました。家庭の様子は六年前本家の裏手に離れを建てた所、その完成と同時に父親が急病で死亡、その後は暫く変化がなかった所、今度長男復員後の発狂となったので、病院にも種々の神様にもみてもらったが癒りません。伏見稲荷の白菊大明神は、家を建てる時刈取った棗(ナツメ)の木に弁天がおられて其の祟りだからと言い、社を造り、お祭も怠りないのですが一向、一年も経つのに見込みがありません。本人は至って大人しい狂いで、浄霊を喜んで受けて、楽になると言うので妹にお光を授けたばかりですが、弁天さんの祟りとは如何なるものでしょうか。

“弁天様ではない、木龍である。弁天様なら水の中である。兵隊へ行く時注射を沢山するので、その毒が頭へ固まったものである。頭を浄霊すればよい。復員後の病気は殆ど注射である。(S23・12・16)

種痘の着不着

“種痘を植えてもつかぬ人がありますが、どういう理に基くものでしょうか。又、その健否は如何でしょうか。

“天然痘がなくてつかぬのでなく、天然痘の毒がどこか固まってる為つかぬ。何年経っても何度植えてもつかぬのは本当にない。何年か経ってつくのは、  一個所に固まっているものである。

歯科医の注薬

“虫歯になって歯医者に行くと必ずと言う程神経を抜き、セメンを詰め、治療を致しますが、これは自然にさからうと思いますが、良いのでしょうか、悪いのでしょうか。御質ね致します。

“止むを得ぬ。神経が痛むのは、神経の奥に薬毒が溜るからである。泥棒があるから警察があって、一時的手段を講ずるようなものである。故に、一時的に神経を抜いて埋めるのは止むを得ぬ。セメンを詰めるのも、薬毒のある間は止むを得ぬ手段である。但し、その際消毒薬を詰めるのはいけない。きっと後で痛む。之は私の体験で明らかだ。消毒薬が腐って膿になって出ようとする痛みである。(S24・9・7)

セメン服用

“以前健康体であった人が虫下しに「セメン円」を一回飲みましたが効果がないと言うので、翌日五、六回分を一度に飲んでから胃が非常に悪くなり、食後二、三時間程経てから一度か二度激痛があります。種々医薬を飲みましたが中々治らず、約半年間苦しみました。終いには食物を吐瀉する様になり、其時苦い水を出す様になり、益々やせて来ました時、本教の御浄霊を受ける様になりました。段々よくなり、約一ケ月にて痛みもなくなり、吐瀉も治りました。此の原因は「セメン円」の多量によるものでしょうか。それとも他の原因から来たものでしょうか。御伺い致します。

“勿論セメンの為で、而も薬を入れた。セメンは建築に使うものである。(S24・11・18)

DDTの使用

“蚊と蚤は人間に必要と思いますが、余り多いと睡眠に差障りが有りますが、その様な場合DDTの使用は宜しゅうございましょうか。

“使っても構わぬ。(S24・7・9)