023 医術篇(7)

外傷は必治・手当恐ろし

“三十三歳、長男山内吉助(大正六年三月二十七日生れ)、六年前爆弾にて頭骨と腰椎に外傷、一旦死体の中に運ばれ、つまみ出されて九死に一生を受け、現在貴い甦生を知り、報恩の生活を求めて五月十一日入信致されます。頭脳の働きのよい人でありますが、現在神経衰弱のごとく頭部に浄化作用続いて、はっきりした気持の日がなく、又親戚には脳疾患の方が何人か有ります。  名古屋万生寺通りの現在の自宅には、昔墓のある処を、墓の供養と共に商店街となりまして、建築二日目に大風と共に倒れ、再建築と共に父親は意志通り呉服商を始めて二日目に交通事故により死去されて後、呉服商を続けて居られます。当人は以前肋膜、肝臓、胆石、腎臓を患った事が有ります。現在脳の浄化作用でありますが、御浄霊と共にめまいが激しく、悪寒の症状にて浄化反応、下痢等有ります。此の脳疾患の原因は霊的からで御座いましょうか。現在食欲睡眠も充分とれます。よき方法をお示し下さいませ。

“爆弾で、脳をやられたのである。凡て外的傷害は必ず治る。メチールでも原爆でも放置しておいて治る。ただ手当の為に悪くなるので、その方が恐い。(S25・5・7)

大負傷も助かる場合

“小樽での一般の出来事で御座いますが、八歳の男子が消防自動車が走って参りましたので、電柱の陰に身をよけたので御座いますが、引き込まれまして、尻から脚の肉を取られまして、骨だけになり、下腹部も裂けまして、検診の際は肛門も無くなり、輸尿管も切れて、死は時間の問題と言ふ事でありまして、出血多量の為心臓も殆ど動かなかったさうで御座いますが、追々に元気付きまして、医者も本気で調べましたら、肛門も助かり輸尿管も切れて居らず、急所急所は皆助かって居りまして、日と共に元気づき、其の後二ケ月位経過致し、全然むき出しになった脚も肉が付いて参りましたさうで御座いますが、右は霊的に如何なる訳でございませうか。御伺ひ申し上げます。

“霊的でもない。急所を外れてさえいればドシドシ元通りになる。骨でも元通りになる。先祖の守護もある。(S24・12・28)

爆風による聾唖

“爆風で耳、口が不能になりました患者ですが、御浄霊で全治致しませうか。御伺ひ致します。

“鼓膜を破ったのは駄目である。衝撃だけ受けて破れないのなら治る。口の不能なのも治るが、之も程度である。頭に原因がある。(S23・11・12)

弾丸の毒

“私は戦争中外地に四年程居りまして、終戦三ケ月前に左側頸部、右肩胛下部貫通銃創を受けたものであります。病院生活四ケ月、其の間負傷直後注射一本を打ったのみ、  其の後の療法は物理療法(マッサージ)、温泉療法約二ケ月程行ない、其の後は軽い労働のかたわら種々の民間療法を行ない、昨年八月より本浄霊法をいただいて居りますが、弾丸の入り口と左肩及び肩胛部と左腕の痛みは負傷当時と余り変化がありませんが、本浄霊法で快癒致すで御座いましょうか。尚、現在では労働以外の仕事には差支えありません。其の痛みは、苦しい様な、焼ける様な、痺れる様な痛みです。何卒御教示の程御願い致します。

“弾丸の毒が残っている。鉛の毒で薬毒と違うが、薬毒より強い。すっかり治る。霊の強い人でないと治りが悪い。(S24・6・23)

火傷と子宮膿腫

“三十二歳の婦人、四歳の時囲炉裏に転び込み火傷をし、医者に掛かり、その後より腹がだんだん肥大して来て二、三年前に診察を受けました所、卵巣膿腫との事にて手術を致しましたが、現在でも大きく、別に立ち起き等は差支へありませんが、此れはどう言ふ原因でせうか。又、御浄霊により治癒致す見込みがあるものでせうか。御教示御願ひ申し上げます。

“火傷に膿腫は関係ない。  手術してあるから、或程度まで治る。

焼痕の毛生

“四歳の女児、昭和二十一年十二月十三日囲炉裏に顔を突込み、頭部前半部を火傷致し、医師の手当後、つるつるに光って居ります。医師が「十歳位になったら後頭部の毛を移植手術をすれば治る」との事ですが、御浄霊をさせて頂けば毛が生える様になりますでしょうか。お伺い申し上げます。

“生える。  焼所の痕へ強い薬をつけたら、毛の生えるのが遅い。(S24・12・18)

砲片傷の腕痛む

“三十七歳の傷痍軍人、五年前に右前膊を砲弾破片にて切断し、其後五回切開手術、未だ日夜痛みが取れません。この六日より御浄霊を頼まれましたが、この痛みは取れませうか。本人は寝もやらず苦しんで居ります。右、御教示御願ひ申し上げます。

“痛みが取れれば治る。(S24・8・9)

針刺さった時

“針が身体に入った場合、身体中を廻るとか心臓に入ると死ぬと言ふ事をよく聞きますが、如何なるもので御座居ませうか。又、その場合御浄霊を戴いて針が出ないで痛みがなくなりますが、針はどうなるもので御座居ませうか。御浄霊は針を刺した箇所をすればよろしうございませうか。お伺ひ申し上げます。

“針は身体中を廻る事はない。刺した個所へ止っている。浄霊すれば必ず抜ける。(S25・4・8)

火傷肉引攣り曲る(手術禍)

“四歳の男児が煮え湯を足に浴び、大火傷の末ふくらはぎの肉が引攣って腰が曲りましたので、医師に手術を受け、切り離して貰いました処、一時は伸びて居りましたが、副木を外すと再び元の様に曲って了いました。母親が入信しまして御浄霊を致しますと、膿が出ましたが脛は曲った儘で全然歩けません。今の儘で御浄霊を続けて居れば宜敷う御座いましょうか。

“何か切ったのであろう。 (S24・12・11)

原爆症状の真因と予防

“原子病――原子爆弾の光線に直射された人は頭髪が抜け、医学的に白血球が少なくなると言ふが如何なるものでせうか。

“そうである。  然し原爆は防止方法によれば恐いものではない。アメリカでは鉛を非常に集めているが、之を薄くして振りまくとそこは被害を受けぬといふ。個人としては白い布を被り防空壕へ入れば大丈夫である。アメリカでは今二十七トン爆弾を作っている。(浦塩附近)これによれば都市全部を破壊する。将来はその方が威力を発揮する。原爆の毒素が体内に入るのでなく空気の圧力で人間が破壊される。(S23・12・22)

原子病

“原子病――一種のガス中毒であるから治りいい。いろんな訳がある。白いものには力弱くなる。白いもので大抵は助かる。原子爆弾はやり方により逃れやすい。防空壕と白いもので大抵助かる。その子供の位置が遮断されていた所に居たとか、子供の霊衣が厚い場合もある。

原爆で脱毛の禿頭発毛す

“本年六十歳の男、原子爆弾により頭髪も眉毛も全部抜けました所や元禿頭であったその禿頭にまで黒髪が生えましたが、声が出なくなりました。医者は結核でも梅毒でもない、無病だと言ひます。本人は入信致し一ケ月余浄霊を受けて居りますが、余計に声が出なくなりました。如何なる原因でせうか。又、浄霊を続ければよくなるでせうか。御伺ひ致します。

“浄霊を続けているうちいろいろ変化があるが、気にせずやれば治る。こういふ傷は一時的で元通りになるものである。これを医学が研究するが、煙草に火がつく原理を研究するようなものである。(S24・9・15)

原爆による聾耳

“広島県安浦町の東克巳(三十六歳)は戦争中広島工兵第七部隊に在隊中、昭和二十年八月六日の原子爆弾投下の節、五寸角位の柱にもたれていた時、後方よりその光を受けましたので、柱の陰になっていた部分は免れましたが、左右は火傷を受け、其上、耳が聞こえなくなりました。火傷は薬にて治りましたが、耳は何処の医者に診察を受けても、鼓膜は破れていないが、医療では施す術がないと言われ、現在に至りました。但し、近距離ならば汽車の汽笛位は聞こえるそうです。私の見ましたところでは耳の下に固結はありません。治療の見込みが御座いますでしょうか。治療するとすれば、浄霊法を御教示御願い申し上げます。(其の人の妻は二ケ月以前入信して浄霊をさせて頂いて居ります)

“一時的のものであるから治る。例えば、学者は投下市の農作物は七十年間とれぬ、と言ったが、今ドンドンとれているにみて分る。耳の奥に原因あり、霊射すれば治る。医者が変な事をせねば治る。中毒等凡て一時的のもので、放置し、浄霊すればよけい治る。それを薬を入れたりなどするから治らなくなる。(S24・6・26)

原子病の治癒

“永井博士で有名になった原子病は御浄霊で治りませうか。

“治る。一時的の衝撃であるから生命ある限り必ず治る。永井氏など何にもせずにいたら治っていたかもしれぬ。(S23・7・13)

脳打撲で内出血(嘔吐回数と治癒)

“私の母(六十三歳)、車から落ちて脳を打って内出血し、浄霊を受けられる様になって二ケ月、少しも変化が有りません。寿命が無いんですか。

“そんな事はない筈だ。力が足りないのである。教修を受けて間もなくでは力の出方が充分いかぬ。固まったのは教修受けたてでは無理である。薬毒の抜けるのを待つ外ない。(高所から落ちると大抵内出血する。三ケ月医療した為になったのであらう。内出血して五、六回以上嘔吐したら大抵駄目で、二、三回なら未だよい。瞬間的打撃によって打つとか切るとかする時、用ひる薬によって病気の重くなる人がよくある。注意すべきだ)

片肺腐敗と言わる(転落、内出血)

“名古屋に住む三十六歳の男、空襲の折屋根より落ちて胸を打ち、後医者にずっと通ひましたが、片肺が打撲の折に内出血したため、現在は腐敗し、治療不可能と言はれました。全治致しますでせうか。

“簡単に治る。内出血が固まったのであらう。肉切れである。肺は何でもない。腐れば早く出るから結構である。内出血が古くなると中で一旦固まり、浄化によって出る。決して腐る訳ではない。浄霊すれば腫れて出るからちっとも心配は要らない。(S24・4・28)

頭部内出血

“本年五十八歳になる夫、昭和十八年、高さ八尺位の所から落ちました。下はコンクリートで、左頭部を打ち、耳、鼻、口から少し出血し一週間ばかりは意識不明でした。其の後、昭和二十三年入信させて戴き、毎日浄霊して戴いています。起きている時は頭が重くて目が引きつり上る様で、顔の相もきつくなってまいります。寝ていると何ともありません。  又、多人数の所に参りますと、頭から冷汗をかきガンガンして其の場に居ることは誠に苦しいのですが、因縁、浄霊法をお教え下さい。

“頭の中で内出血して固まっている。  頭を冷したものであろう。始終浄霊すればよい。うまく行くと口から出るか鼻血が出るとかする。大抵打った所は何年か経つと痛む。内出血の固まったのが浄化する。脳天に内出血の塊があり、前頭部の上の方に残っている。

打撲内出血(裂傷)

“長男昇治(二十一歳)は、本月五日午後八時半頃布教の帰途分会長の御参拝の帰りを駅で出迎えた際、貨物自動車とすれ違い、前額部に打撲裂傷を負い、医者の応急手当を受け、午後九時半頃自動車にて分会に連れ込み、御浄霊を戴いて居ります。其の後御守護願いと善言讃詞を三回奉唱させて戴きますと苦痛が取れ、楽にさせて戴き、血混りの嘔吐を前後六回、分量は計三、四合位で、尚昏睡状態ですが、質問をするとはっきり答えます。食欲は皆無ですが、水は喜んで約五勺程度飲みました。本日代理にて御参拝させていただいて居ります。今後如何いたしたらよろしいでしょうか。又、御浄霊の方法を御教示御願い申し上げます。

“内出血である。経過は良好である。水を飲めるなら助かる。浄霊は前額だけでよい。(S24・4・7)

剣道に因る頭痛・吐気・胸苦し

“私事、小学校一年より剣道をやりましたが、三年頃より頭が重くなり、特に額が痛みましたので、現在迄に種々鍼・灸等の治療をやりました。診断は只神経衰弱とのみ申されました。仕事をすると、頭を締め付けられる様になり、吐気を催し、胸苦しくなります。そして延髄高く、首の付根の骨が少し出て居る様でありますが、右病気に関係がありませうか。私は九月入信以来近くの教導所で御浄霊を受けて居りますが、未だ良くなりません。然し、自分が二、三人の患者の御浄霊をさせて戴くと、効果のある事がよく判ります。如何なる理由でありませうか。又、今後如何にしたら自分は良くさせて頂けませうか。御教へ願ひます。

“十五歳以下では剣道はやってはいけない。頭を殴られた時、血管が少しづつ切れ、内出血している。その浄化で熱が出ている。額が痛いのは此額を殴られ内出血している。骨ではない。まるで骨のようになっている。之は柔かになる。そこへ熱をもって、重かったり締め付けられたりする。(S24・12・5)

内出血して突上げ(転落)

“主人常一(五十六歳)は八年前に五、六尺の上から落ちて一週間程意識不明で、医者もだめと言はれ、四十日間入院して居りましたが、其の後頭がぐらぐらして目の方へも張って来て、目の方へ押しつけられる様になります。私が二十一年三月入信、以来一日として欠かさず浄霊して居ります。主人も同年八月入信させて頂き、去年六月吐血及び血便多量に出て、一時は良くなりましたが、又時々突上げ(左胸部)てきます。家の御軸にはお参り致しますが、御参拝に行く事や人の居る所で浄霊を嫌がります。全治しますでせうか。

“落ちた時内出血を沢山したのが未だ残っている。内出血したのを医者が冷したりなどして固め、保存した。それが未だ後へ固まって来た。少くとも数回かかる事はあるが治る。心配なく気長にやる。その血が出さえすれば元通りになる。(S25・4・6)

転落して半身不随

“私の子供(八歳)が一歳の時梯子段の中段より落ちて十五日間意識不明となり、三日程高熱が続きました。そして高熱が終ったら半身不随となり、以来六年間種々医療を加へました結果、四歳頃より少々歩ける様にはなりましたが、捗々しく参りません。一年前私と妻だけ入信させて戴き、光明如来様を奉斎致しました。然し御浄霊は毎日受けては居りますが、右に付き、如何なる原因か御教示願ひます。又、全治致しますか。お伺ひ致します。

“内出血が中へ固まったものである。  (S24・5・27)

落ちて小児麻痺

“本年七歳の子供、二歳の折、低い所から落ち、それが原因で小児麻痺になって居りますが、御浄霊により御守護戴けませうか。

“打って内出血したものが固まったのである。電機治療は――。(S25・3・3)

落下後浄化

“父渡井計吉(六十三歳)、昨年十一月柿の木より落ち、背部を打撲致しましたが、幸ひにも順調にて今日迄御守護頂きましたが、一週間程前より急に御浄化が強くなり、頭痛及び昨年春より御浄化中の耳鳴りが一層ひどく、夕方から朝にかけて当時痛まなかった脊髄下部が激痛致し、悪寒、発汗が次々起り、食欲も此の、二、三日は余り進みませず、水ばかり要求致して居ります。右、何卒御守護を御願ひ申し上げます。

“前からの塊が溶けて来たのである。(S24・1・28)

転倒・不随の婦人

“先月御質問させて戴きました時に、一ケ月浄霊を続けて見て又御伺ひに出す様に御指示を頂きました者の状態を御報告させて頂きます。それは二年前転倒した為左手足の不随、冷温、指先の彎曲、言語の軽度な不自由、霊的な顔付き等の状態の或る婦人(三十八歳)の事で御座居ます。其の後約一ケ月浄霊し、今月十二日迄に次の様に変化が御座居ました。左右の手の温度があまり違はぬ程左手が暖かくなり、指先の彎曲が伸びて居ります。前頭部に霊射の時、頭をそらして逃げぬ様になり、じっとして浄霊を受けます。顔面中の濁血がとれて、大分白くなって居ります。目付きが普通になりました。浄霊の時に向きを変へるのが楽になりました。体が大層腫れて、始終汗が出ます。今迄通り御浄霊を続けさせて頂いて宜敷いでせうか。特に注意する点が御座いましたら御教示を御願ひ申し上げます。

“汗の出るのは一番良い。今迄通りでいい。何かの形――。(S24・7・18)

打撲

“赤ン坊のうちは固まらないから治る。女などで、顔をひどい事にしたのは痣などが出来る。(S23・10・2)

転んで腰硬直、腰骨折れる

“一、列車とホームの間に挟まれて怪我をして右腰節が硬直して居ります。霊的と関係がありますか。

二、五月十七日御面会に於て腰骨が折れました。浄霊法をお伺ひ致します。

“一、腰骨を打撲して内出血して固まったのであらう。浄霊で治る。触ると痛いのは内出血の塊である。今一つは霊に突き飛ばされて転ぶ場合もある。

二、相撲をとったようだね。詳しく説明しないと分らない。恐らくは浄化が起って溶けた拍子に転んだものであらう。よく中風になって転ぶのがあるが、之を転んで中風が起ると言っている。

骨折と浄霊、(接骨医)

“腕の骨を折り柔道医に通ひ、無理に動かせば苦痛を感じます。浄霊を続けて居れば、動かなくなる様に心配致しますが、元の様に治りますでせうか。御教導下さい。

“何でもなく治る。骨折しても元通りならいいが、折った場合食ひ違ったりなどしていてはいけない。でないのは治る。動かして痛いのは内出血したのが固まっている。浄霊によって溶ける。浄霊を続けると、動かぬのが、溶けるのであるから、動くようになる。接骨医へ行かない方がよく治る。脱臼の巧いまずいがある。巧いのはなかなかない。青山の国分医師は名人であった。脱臼も浄霊によって元通りはまる。骨は生活力旺盛なもので、骨に孔を開け膿が出る。すると膿が出ればすぐに塞いで了ふ。骨折れる――。信仰へ入ってお守を掛ければそんな事はない。(S23・12・16)

自然脱臼はない

“女子、十三歳になりますが、三歳頃に右腰脱臼して居るのを発見しまして、病弱の為其の時に手術を行なわず、現在は右足が七分程短かく、レントゲンにて脱臼確認し、「オモリ」にて一ケ月位足を引張り、元の位置にかえるか、若し治らなければ手術を要するよう医者は言っていますが、如何なる処置をしたらよろしいでしょうか。お尋ね致します。私も一昨年受光し、光明如来様にお縋りして居ます。

“手術すると反っていけない。脱臼とよく言うが、そうではない。右足の方々を押して痛い所を浄霊するといい。自然に脱臼したりなどするものでない。転落等の為以外にない。之を間違えている。

骨重なって着く(誤接骨)

“骨折して骨接ぎに行き、重なって着いてしまったものはそのまま御浄霊で治るものでせうか。

“くっついたのは治らぬ。骨は直に固まるものである。

骨音を発す

“七十八歳の男(田中伝吉)、昨年一月十三日汽車に乗車中停車の際倒れ、左腰部を打ち、浄霊に依り夏頃よりどうにか歩行出来得る様になり、本年一月三日看護人の妻が抱き起す際、何等無理をせざるに音を発し左上膊部骨折、接骨医の手当も受け、一時経過良好でありましたが、二月頃より左手全体が水腫れし、三月末包帯をとりました所、骨折部は黒赤色となり腫れ上り、手の自由が利きません。又、三月十三日寝床上にて病人自身が左膝を立てる際又も音を発し左大腿部が骨折しました。以上の如き不可解なる変化を生じたる原因及び浄霊法を御教示下さいませ。

“骨折でない。外の音である。接骨医へ行ったのがいけない。よく音のする事があるが、浄霊すれば元通りになる。骨折など何でもない。内出血が上へ出て来たのであるから、非常にいい。それを制えたものである。  (S25・4・6)

大怪我手術時の飲水

“大怪我をした時や  手術の後で水を飲むと死ぬと申されて居りますが、事実で御座居ましょうか。若しそうだと致しますれば、如何なる理由からでしょうか。お伺い申し上げます。

“斯んな事はない。大いに飲んでいい。大手術の場合、麻薬をかけるから、飲む物をみな吐く。揺ると、縫った時の糸が切れ、外れる場合がある。その懸念であろう。出血が多量だと脳貧血となり、何か飲むと吐く。それで傷口が口を開き易く、動き易いのである。(S24・11・13)

大怪我手術後の欲水

“大怪我又は大手術後非常に水を要求するのは如何なる意味で御座いませうか。又、其の時水を与へますと死亡すると言はれますが、如何なる意味で御座いませうか。

“大手術後麻酔をかけるから内部的に熱がある。焼けるから水を欲する。末期の水といって、霊が脱出する時水を要求する。つまり死ぬ為に水を要求するのである。  (S24・7・22)

一寸法師

“一寸法師は霊的にどういふ事になりますので御座いませうか。

“頭に欠陥がある。発育すべき要素――医学で脳下垂体とかホルモンとかいふ――人間の伸びる働きは頭にある。それが毒結の為塞がれている。子供のうちに頭を浄霊すれば何でもない。福助のように、頭だけが大きいのがある。之は頭に毒が一杯あるのである。  (S24・2・4)

一睾丸の男

“私の御浄霊して居る今年六歳の男の子、発育は普通人ですが、生れた時から腰の下部に水疱があり、九大病院で手術を受けましたが、今日に至るも糞尿の出る感覚がありません。そして最近睾丸が一つしかない事が判りました。此れは右の病気に関係があるものでせうか。現在迄に約二ケ月浄霊して居りますが、未だ効果がありません。右の原因と浄霊法を御伺ひ申し上げます。

“水疱でなく水腫である。手術の時の局部麻酔の注射に因る。睾丸の一つのは、たまにはある。治る。一週間に一ぺん位でよい。(S24・12・5)

両性微弱奇形

“未入信の男児(四歳)、陰茎が外形は異状なく尿道孔なく亀頭より約七分位下部に排尿孔があり、排尿に支障ありません。

“両性の軽いので、いくらか女の分子がある。

処女男性化の復元

“朝日新聞の記事、十九歳の処女が卵巣特殊腫の男性ホルモン分泌のため男性化し、その剔出で再び女に還ったとの事。(外国にも四、五例日本に二例)月経は一年前か(*)ら、急激に髭、胸毛が生え、眼光も鋭くなり、喉が突出し、声もしわがれ、骨格が逞しくなり、めきめきと男性化し、昨年十月二十八日名大分院にて右卵巣から男性化細胞腫の剔出の手術を受け、四日目より女の声に変り、一週間位で髭、胸毛、脚毛が取れ、乳も張り出し、次第に女性化した由ですが、手術に依り一生その効果が持続出来るものでせうか。

“卵巣を圧迫したものである。腫れが引けば何でもなかったのを、医学でそれが出来ぬので手術した。そうすると隣へ又出来るから先のようになる。卵巣を浄霊すれば元通りになる。

不具者は残るか

“御浄霊によりましても健全な肉体には戻れない不具者(ビッコや片目、セムシ等)は、そのままの姿を持ったまま五六七の世の人となる事が出来ますものでせうか。

“失明でも片眼でも手術しなければ治る。薬さえつけてなければ目は先ず治る。(S24・9・13)

歩行で視界異常

“五十歳の男子、三年前より歩行の際道路が波のようにうねる感じを受けます。夜道は殊にその感が強く、道が狭く見えたり、よろよろふらついたり致します。坐って居る時はその症状はありませんが、絶えず耳鳴りが致します。既往症は肋膜のみです。霊的で御座居ましょうか。又、御浄霊はどの辺をよく致したら宜しいでしょうか。

“よくある。右延髄に固まりがある。心臓に故障のある人もそういう事がある。頭の血液がムラである。

手足猫の如し

“掌、足の裏が丁度猫の足の様になって居り「猫罰」などと申して居り、松の木の皮状をなして居り、長く水に浸していると白くなり、薄皮が取れるのです。一家族中母と長女と次男が猫罰であり、父と長男は普通です。又、此の家の親類にも七、八軒猫罰の人があります。猫罰は五代続けば自然消滅すると申して諦めていますが、之の原因は何に因るので御座居ませうか。又、浄霊により全治可能でせうか。御教へ願ひ上げます。

“猫が怨むといふ事はある。一人位はあるが、一つの祖先の薬毒である。浄化され一個へ溜るのである。浄霊すれば治る。五代続けばその毒がなくなる訳である。(S24・5・12)

毛穴より虫出ず

“開放性肺結核患者(四十歳)、十数回浄霊を受け快方に向い、去る七月三十日入信し、八月十一日本部へ参り浄霊を受けました。翌十二日自宅にて胸部皮膚面全部の毛孔より白い絹糸状の長さ五ミリ位の虫が無数に這い出し、其れが誰にでも見えたそうです。そして病状は非常に軽快しました。此の現象に就いて御解明をお願い申し上げます。

“虫である。普通は毛虫のようなもので、爪から出る。何でもない。今に出なくなる。(S24・9・3)

苦痛なき病気

“本年二十歳の男子、自覚症状と致しましては全然異常を感じて居りませんでしたが、診療の結果肺浸潤と断じ、一年八ケ月間に右胸部に五十回の気胸療法を行ひ居りました所、右胸部は全然異常を感ぜず、この頃では左胸部に移行して来たから同療法を行ふ様にとの医師の話に、頼りなさを感じて御浄霊を四、五日頂き居ります。自覚症状では肩及び背部が軽くなり、気分と致しましても明朗になりましたが、今後如何なる御浄化を頂きますでせうか。

“放置してよい。症状がなければよい。苦痛の起った時にやればよい。人間、生きてる以上、どっか悪い所がある。(S  (*)・2・23)

骨が音を発す

“私の扱っている信者で、昭和二十三年五月の入信者富永市松(六十五歳)が昨年十一月頃より右足膝裏の所が就寝中や歩行中など時々所かまわず一日四、五回程ブチッと鳴ります。五、六間離れた所でも他人に音が聞へます。鳴ると暫く歩けません。如何なる訳でせうか。お伺ひ申します。

“骨に間隙があるのである。浄霊で治る。裏を押すと痛い所がある。そこを浄霊すればよい。(S25・1・17)

全身に毒ある浄化状態

“中年婦人で十八年間休みなしに然毒が出ておりまして、全身小さくふくれて汁は出ませんが、強くかくと少量の出血をします。ふくれる個所はひどく硬くなって居ります。約一ケ月御浄霊させて頂きましたら、稍良好です。尚、右腎臓の固結ひどく、少し体が右につられて曲っております。右の原因及び浄霊個所を御教示御願ひ申し上げます。

“全身に毒がある時は斯うなる。(S25・3・3)

白子―薬に因る

“白子といって髪の毛、まつげ、眉毛全部真白な人を外地(中国)で見ましたが、原因をお教え下さい。

“白子は薬毒だと思う。支那では変った薬を飲むから、その毒だと思う。白なまずのようなものである。

顔のみ白く全身赤し

“近所の娘でありますが、顔は白く実に綺麗ですが、手も足も身体全体が真赤なのですが、如何なる理由でせうか。御浄霊に依り治るでせうか。御伺ひ致します。

“斯ういふ女はよくある。毒血があるので、身体を使ふ人は身体の方へ毒が集まってくる。気長にやれば治る。(S24・8・8)

シャックリの原因

“五十歳の女、シャックリで苦しみます。他人の手が身体の何れの処にも触ると出ますが、その浄霊法を承ります。

“横隔膜、首筋、頭である。之は治る。

シャックリ・血便あり

“五十九歳(男)の入信者、五十歳位迄は二十七貫もありましたが、現在十四貫位になりました。昨年一月肝臓の浄化を致し、浄霊に依り御守護頂きました。現在昨年の如き浄化を頂き、此の度はシャックリを伴ひ、排便に血が混ります。シャックリは、初めは頻繁でしたが浄霊を頂くとすぐ止まる様になりました。散歩とか、特に用便に行きますと起ります。食事は平常通り頂けます。熱は四十度位に一日に二度位昇ります。痰は非常によく出ます。右は霊的な関係は如何でせうか。尚シャックリの浄化原因、経路及び此の場合の御指示を御願ひ申し上げます。

“霊的ではない、浄化である。普通のシャックリは横隔膜である。もう一息ゆくとなくなる。今にすっかりよくなる。(S25・4・25)

連続的シャックリ

“未入信の本年七十歳の男子で御座いますが、腹膜が悪く、御浄霊を受けて間もなく真黒な吐血、血便等あり、元気になりつつありました所、四月二十九日よりシャックリが連続的に出て居り、今日になりましても一日中一、二時間の間は出ない時があるという程度で苦しんでおります。この方の奥さん(四十七歳)は再婚で、前主人は道楽者の為離婚しましたが、うるさく申して来る為前主人を避けるべく結婚なされたそうで御座います。この方のシャックリは霊的に何かこれと関係でもあるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“シャックリは外の意味である。百七十日もシャックリするのがある。なかなか長いものである。横隔膜の浄霊でいい。(S24・5・12)

睡眠時の開瞼

“夢と寝言と眠っていて瞼の開いている事との霊的関連に就て、右、御教示御願い申し上げます。

“眼を開けて寝るのは差支えない。  (S23)

上向きに寝ると背隆起感あり

“上向きに寝ますと背中の隆起を感ずる(夜中に限り)のですが、如何なるわけで御座いますか。御伺い申し上げます。

“毒が背中に溜っているので、上向きに寝ると毒が垂れる為隆起を感ずるのである。(S23・10・19)

寝相の種々相

“寝相の種々相に就いて御伺い致します。例えば口を開いて寝る、伏せて寝る、手足を猫のように縮めて寝る、横向きより外に寝れない人、虫一匹居ても寝れない人、正体なく何時もよく寝る人等あります。何か霊的関係があるように考えられますが、如何で御座居ましょうか。御教示願います。

“口を開いてるのは鼻が悪い。鼻の通りが悪く口から息するのである。口で呼吸する人は鼻が高くならぬ。口ばかりが出る。そして鼻が低い。浄霊で治る。鼾も鼻の通りが悪いのである。臥せて寝るのは動物霊の習性が残っている。うつ向くのは動物である。横向きは本当で、右を下にするのが本当である。之が生きた人間の寝方であるが、大した事でない。寝いいようにして寝ればよい。虫一匹でも気にするのは神経質な人か又は運動不足の人である。身体に苦痛のある時は寝相は悪い。正体なく寝るのは苦痛がなく、霊的に障りのない人である。仰向きに寝るのは死人の寝方である。寝られぬのは頭の血が不足するからで、右延髄に塊があると頭の血が稀薄になり寝れない。故に寝れぬ人は右延髄をみるべきである。(S24・11・25)

幼時と大人の寝顔

“子供の寝顔は美しいが、大人になると美しくない場合とむしろ醜い場合とがあるのは、智徳と霊の関係でせうか。

“大人になると邪念が多いからである。子供は無心そのまま表はれる。

鼾の原因

“「いびき」をかくのは何故でしょうか。「高いびき」は御浄霊で普通になりましょうか。  又、どこを主に御浄霊致したら宜しいでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“鼻、蓄膿が鼻孔を塞ぐ。浄霊は鼻である。鼻孔が喉のように作用したものである。(S24・7・3)

狂犬・蝮毒

“狂犬、  蝮等に咬まれた場合の御浄霊法を御教示御願い申し上げます。

“毒が身体中へ廻らないうちに早くその咬まれた個所を浄霊すれば治る。絶対間違いなく治る。(S25・2・8)

狂犬病

“狂犬病に就いて――

“霊的のもので、犬の、人間で言えば精神病のようなものである。噛むと毒が出る。普通の犬ならそんな事はない。犬が精神病になると身体全体の血液が変化する。浄霊で訳なく治る。噛まれた所は非常に痛い。そこを浄霊すればよい。(S23・12・29)

狂犬病の原因

“狂犬病の発生理由――。人畜が噛まれた場合に恐水病にかかるそうですが、霊的、体的いずれのものでしょうか。御教示御願い申し上げます。

“両方の意になる。猛毒が、犬の特殊の病気の物質化――毒素が犬の性格そのまま表われる。犬の真似したり、水を飲みたがる。浄霊で訳なく治る。噛まれた所が非常に痛む。蝮・蜂など忽ち治る。(S24・7・3)

狂犬病の原因・治癒

“狂犬病は如何なる原因により発生し、霊的にはどの様な意味がありませうか。

“一種の犬の毒である。咬まれた歯から入る。犬の霊は人間に憑く場合がある。浄霊でよく分る。(痛い時)非常に早く治る。蛇なども早い。(S24・12・8)

蝮毒

“蝮に噛まれた場合、止血法の必要があるでせうか。

“それも必要はない。浄霊すれば訳なく治る。蝮毒は身体全部腫れて生命を落とす。(S24・4・3)

蝮の為右足落つ

“私の子供、六歳の時蝮に噛まれ右足が腐って落ちたので今は松葉杖をついて居ります。又、九歳の時脳膜炎を患って今年二十二歳になります。二十歳の頃より癲癇の徴候有り、今年光明如来様の御祭りを致しましてから起る回数が多くなりました。如何(イカガ)致したらよろしいでせうか。家では四十年位前に首を吊って死亡した人があります。又、以前に桑の葉を刈る時、蛇を切った事があります。これ等に関係がありませうか。

“蛇には関係があらう。蛇の霊が蝮に憑って噛んだといふ事はあり得る。注射の毒の為に足が落ちたのである。斯ういふ例がある。水癌に薬をつけたら頬がとれた。歯が見へる。物を食へず、牛乳を飲んでいた。蝮の毒は身体中腫れるが、浄霊すると必ず治る。脳膜炎の毒も固まって残っていた。浄霊するとか、光明如来様をお祭りすると癲癇など回数が殖へる。(S23・12・26)

蝮咬死の誤り

“本年四月入信致しました前田ミサエ(三十八歳)と申す信者、助手の人と共に帰宅の際蝮に足を咬まれました。早速助手の人が傷口より血を吸って吐き、上部を止血し、御浄霊致しましたが、次第に上部が腫れて参り、連続して御浄霊致しましたが、四日目に足の付け根まで腫れて死亡致しました。これは何か特別の因縁によるもので御座いましょうか。お伺い申し上げます。

“傷口から血を吸ったのが悪い。その為に死んだものである。行り方が唯物的だった。血を吸った――それで上部が腫れた。そして縛ったりなどした。行り方が神を信じないのである。浄霊で訳なく治る。  (S25・5・1)

鎌鼬とは

“鎌風(ナル)又は鎌鼬(カマイタチ)とは――

“よくは知らぬが、獰猛な鼬の事と思ふ。突風が起り、気がつくと無痛で皮が除れてるといふ。  鎌で削ったようになるといふ。裂けてくっつかぬといふ。やはり龍神だと思ふ。特殊な霊である。

鎌鼬の本体

“俗に鎌鼬と言ふのは霊と関係がありませうか。

“私はよく知らぬ。鼬の中の性の悪い奴の事だと思ふ。人間に食ひつくような獰猛な鼬だと思ふ。霊とは関係はない。

鎌鼬により裂傷

“鎌鼬の現象は如何なるものでしょうか。  御教示御願い申し上げます。

“鎌鼬というものはない。人間の皮膚が亀裂する。それを鎌鼬が鎌で切ったような怪我をさせると言った。想像で言ったものである。人間の脂肪が足りないとか血液が足りないとかいう訳で亀裂する。  (S23・10・18)

鎌鼬と人体無出血個所

“鎌鼬のことを御教へ下さい。

“身体の油の足りない所が自然に切れるのである。血の出ない所が切れるのである。人間の身体には血の出る所と出ない所がある。血の出ぬ所はその部の組織が弱いのである。

鎌鼬と転倒

“俗に鎌鼬と申しますが、十二、三歳になる子供が転び、太股の所に径約三寸、深さ五分位の傷を致しましたが、出血もあまり無く、痛みも大した事はないとの事で御座います。これは如何なるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“金神の障りなどといふのがある。之は転ばなくて切れるものである。人により身体の一個所――大抵は足である――が、切れ易い所が出来る。それが転ぶと肉が切れる。ちょっと口開くが、そういふ個所は血液もあまり循環せぬから血も出ない。(S24・7・12)

鎌鼬の原因

“近所の老人(高木かぎ、七十五歳)ですが、  或る日庭で倒れました。障害物は何も有りませんのに切り傷が三寸程出来ました。学校の教師が言われるのには鎌鼬にやられたのだそうです。如何なる訳でしょうか。御伺い申し上げます。

“鎌鼬などはない。肉切れである。血液が充実して、薬毒の固まっている時にある。一種死んだような理屈である。つまり肉切れのひどいのである。(S24・6・7)

鎌  鼬

“鎌鼬の浄化作用は何か霊的な意味が御座いませうか。

“嘘で、間違っている。肉ぎれで、一部に脂肪が足りなくなると起る。  (S24・8・19)

脱毛症の種類

“六十三歳の女、三月に入信しましたが二、三年前より手指の先が瘤状になり、本人は癩ではないかと心配して居ります。局部は別に痛みも痒みもないが、目がかすみ出して居ると云う事で、日常の用事には差支えありませんが、十指とも全部瘤が及んで来て居ります。霊的因縁でしょうか。

“癩ではない。癩ならもっと早く症状が出る。癩の一番著しい症状は毛が抜ける。脱毛には三種ある。台湾坊主は所々禿げる。梅毒は間々が万遍ない。癩は一部抜ける。前世の一種の怨みか、執着のようなものである。指で罪作った祟りである。

癩の発見と治癒

“天刑病の早期発見法、及び表面化したる場合信仰(信行)如何により絶対全治が出来ましょうか。

“癩病は治る。早期発見法は難しい。人によって前兆はある。眉毛が抜けるとか陰毛が薄くなる、頭の毛が薄くなる等の事はある。然し全部治るとは言えぬ。軽いのは殆ど治るが、信仰でも治らぬのがある。一代おきのものである。(S23・8・17)

癩の毒

“癩病にて苦しんで居る人々を救うには如何に致しましたら宜しゅう御座いましょうか。又、癩病を特に遺伝とか伝染病とか云って忌み嫌うのは如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“浄霊すれば治る。癩の毒はそんなに強いものではない。溶けいい。薬毒の方が怖い。薬を服まなければ癩病はなくなる訳である。(S24・11・18)

癩病と用薬

“私の娘(十七歳)は一昨年十一月入信、本年四月上旬頃、健康上大した事はなかったのですが、保健所の血液検査に依って岡山国立病院に癩病患者として送られました。現在の病状は、顔の部分が少し腫れている程度で御座居ます。病院に居れば病院の規定に従って薬を飲んで居りますが、少しの暇にも自分自身及び二、三名の病友の御浄霊を致して居ります。私宅では昭和二十三年四月、光明如来様を御奉斎致しました。このままでよろしいでせうか。今後如何致しましたら御救ひ戴けませうか。

“癩病は浄霊で治る。ただ薬毒が恐い。  薬を服まぬようにする。浄霊してもらはなくては溶けない。浄霊を受ける事と、薬を服まぬようにするといい。(S24・11・15)

癩病の原因

“癩病の因縁についてお伺ひ致します。

“薬毒の古いもの。薬を飲まなければ治る。疥癬は天然痘毒素であり、慢性天然痘である。(天然痘やった人は出ぬ)

癩  菌

“癩病菌は元は薬であるから、何代と続けば癩病の毒になる。浄霊で治る。(S23)

癩症状

“本年五十七歳の男子、四月頃より頭部、顔部、頸部、右手の指、左足の甲部に赤色の浮腫状の、丁度火傷の様なものが出来ました。医師は六○六号の注射も打って見ましたが効果なく、尚、頭部の患部は虫が這ふ様にむずむずし、右手の指は軽い火傷の如き痛みを感ずるそうです。一ケ月浄霊を受けていますが、効果もありません。この人は本年八月入信致しました。私の想像では癩病だと思ひますが、村人もその様な事を言ふので、本人は余り外出もせずに隠れる様にして居ります。此の病気の原因と浄霊方法をお教へ下さい。

“癩病である。霊力が足りない。本療法で治る。(S24・9・28)

癩の治癒

“癩病は霊的にどの様なわけがございましょうか。浄霊させて頂いて如何なもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“癩は霊的でない。薬毒である。治る。難しくない。簡単に治る。(昔私は癩病の娘を治し、今日では結婚している)(S24・3・14)

癩病系との婚姻

“癩病は霊的でございませうか。又、如何なる原因に依り起るので御座いませうか。私の弟子で資格を頂いて居ります者で御座いますが、癩病系統の女(弟が癩病の為初婚に破れました)と結婚問題が起りましたが、その女の家族は癩系統よりお救ひ頂きたいと熱心な信者となられ、教修を頂き、御軸を御奉斎、御屏風もお祀りさせて頂き、又、一生懸命布教のお手伝いにつとめ、現在出張教導所をさせて頂き、教修生も相当お導き致して居ります。右の様な女と結婚して差支へ御座いませんでせうか。又、癩患はお救ひ頂けませうか。御教示を御願ひ申し上げます。

“結婚しても何してもよい。癩は治る。薬毒の古くなったもので、血が非常に濁っている。黴毒のひどいもので、治らないから天刑病といふ。癩病と人の怨みとが一緒になる事がある。毛が抜けるのが特徴で、之は毒の浮いてるものである。(S24・12・28)

癩患者の結婚

“癩病患者の結婚問題は如何に取扱ったら宜しいでせうか。

“癩病同志の結婚ならいい。一方だけの癩患なら結婚する人はない。癩患者は皮膚がきれいだそうである。(S23・12・22)

日本のレプラ患者

“レプラ患者が各国に比し日本が一番多い原因――

“日本は癩病を扱う施設が後れた為で、外国に少いのは死に絶える為である。レプラ患者は普通の人間と結婚せねば殖えない。レプラ患者ばかりになると段々減って行く。(S23・10・13)

癩菌は動物になし

“癩病菌が人間だけにしか作用しないと言うのはいかなる理由があるのでしょうか。

“元は薬毒で、動物は薬を服まぬからである。(そのうち癩も救おうと思っている)(S24・2・27)

食い合せ(生梅中毒)

“世間でよく食べ合せと言う事を申しますが、これは如何なる理由で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。

“世間で言う程はない。いくらかあるが大した事はない。例えば、生梅などは腫物になる。梅菌という。餅草の毒に当ると恐ろしい。柿もそうである。鰻と梅干も大した事はない。食物の毒はある。普通の物を食べた、それによってどうという事はあまりない。一色でも毒のあるのは恐い。生梅はよくあたる。梅にあてられたのは梅毒と同じ症状になる。餅草と間違えて食う草に大毒がある。紫牡蛎などもある。  (S23・12・11)

食い合せについて

“昔言うほどの事はない。殆どないといっていい。鰻と梅干など、何でもないという。最初から毒は毒で、毒でないものはない、と決っているようである。(S24・2・12)

食い合せと体質

“ 食物の食い合せにつきまして御教え下さいませ。例えば鰻と梅干を食すると中毒するとの事で御座いますが、如何なもので御座いますか。日本脳炎に罹った人を浄霊する場合は如何にしたらよいでしょうか。御教示御願いします。

“中毒はしない。  生梅は鰻と一緒に食しなくとも中毒する。恐ろしい。その人の体質にもよる。  (S24・6・8)

食い合せ(紫茄子、餅草)

“昔からよく食い合せをすると下痢をするとか、命にかかわると申しますが、どんな具合な御浄化でしょうか。 

“食い合せなどはない。偶々食べた時に腹が痛かったりなどした時、食物に原因を帰するのである。ただ一色でも中毒する事はある。紫茄子とか餅草など、間違えてよく似た毒草を食う事があり、その為に死ぬ事もある。生梅などは人により中毒する人としない人とある。それは身体中がデキ物だらけとなり、梅毒のようになる。それで梅毒の名称があると言われている。(S24・6・29)

自家中毒―魚類

“魚類等により自家中毒を起し、  蕁麻疹的症状になる人がありますが、何故でせうか。

“自家中毒は変だが、食物中毒である。多く赤い魚(鰹等)で蕁麻疹的症状が起る。大抵一日である。一昼夜で終る。浄霊で非常に速く治る。蕁麻疹は殆どカルシュウム中毒である。(S24・1・18)

鯖の中毒

“鯖のいきぐされなどと申しまして、鯖にあたる事が御座いますが、漁師の話では「えさ」が悪いとあたると申しますが、之は鯖の毒によるもので御座いませうか。それとも浄化を誘発されるもので御座いませうか。御教へをお願ひ申し上げます。

“誘発ではない。弱い人はあたるといふ事はある。毒にあたるのである。光った魚はあたるといふ。その人の身体に、特殊の毒のある人はいろんなものがあたる。始終浄霊していると治る。  (S25・3・22)

メチルアルコール失明医療

“メチールに依る失明は回復致しますでしょうか。

“きっと治る。医者へ行かなければいい。ただ医者へ行くので見えなくなるし、つぶれる。中毒というものはすべて時日が経てば消えるものである。

メチールによる失明と治癒

“五十四歳の男子(土木建築業)、丸三年前メチルアルコール(飲量二合位)の為両眼共失明致しました。今迄には凡ゆる医療の効なく、約二ケ年前より放任致して居りましたが、本年七月初めより浄霊致して居ります。其の結果浄霊毎に涙が流れ、段々と涙の量が多くなり、痛みがとても強く、ネットリした涙が出て参ります。  二ケ月目の現在、煙草の火、暗中にするマッチの火等が、確かに細かく小さく見える様になりました。眼球の外面は実に美しく変りありません。最近両眼共何時となく丸型、角型等型を変えて、実に美しい型が目全般に無数に見えて参りました。右は如何なる徴候でしょうか。又、今後如何にしたら早く救われるでありましょうか。御伺い申し上げます。

“すっかり治る。喜んでよい。どんどん治っている。毒素が溶けて目から出る。メチールでなくて目薬で失明する。眼薬を点すと毒が滲み込みドシドシ固まる。ネットリした涙の出るのも治りつつある。(S24・8・18)

メチールによる眼痛

“四年前メチールにて眼を痛めました。浄霊の結果稍物が見へる様になりましたが、浄霊の箇所をお教へ下さい。

“目の奥と頭の方をやればよい。延髄もやる。メチールは必ず治る。(S24)

メチール禍の失明

“私は昭和二十一年、メチール禍にて失明致し、医療を受けましたが効無く、二十三年四月よりは信仰に頼って参りました。昨年十月、本教会のお話を伺ひ、早速家内と共に入信教修を受け、只一筋にお縋り致し、本日御参拝させていただき、御礼申し上げます。爾来浄霊を続け、現在では少し瞳孔が動くそうです。何時も目の上の方に青白い光が輝いて居り、側面には時々赤き提灯の如きものが現れます。尚自分の影が映り、自分の動作と共に動く事もあります。右は如何なるものでせうか。御教へ御願ひ申し上げます。

“メチール禍の目は割合い簡単に治る。薬をつけた為に遅いのである。よくなるまでには変化があるが、変化があった方がよい。(S24・1・25)

メチールで失明

“四十四歳になります男子、去る昭和二十一年一月三日、メチールを飲酒致し、同月六日両眼共失明致しました。その後あらゆる手当を致しましたが効果なく、加えて脊髄より漿液を五、六回取りました。只今、浄霊を頂きましてより一ケ月になります。結果は特に眼の浄霊中さされる様な痛みを感じ涙、目脂等出る様になり、最近は一尺位の所で手など動くのが分る様にさせて頂きました。尚、下痢もさせて頂いて居ります。何卒宜しく御守護御願い申し上げます。

“中毒症状は年月が経てば必ず治る。原子爆弾症状の如きもそうである。(S25・3・28)

メチール中毒

“メチールで眼の見えなくなった人は見える様になるでしょうか。

“一時的のものであるから治る。但し医者で固めたものは駄目である。すべて中毒は消えてしまうものである。浄霊すれば早く消える。(S24・11・26)

メチール中毒不治の原因

“メチールにて三年前より眼がつぶれましたが、この御浄霊にて治りますか。

“浄霊で治る。中毒性のものは必ず治る。医者にかかった為に治らぬのである。毒を固めたのである。薬っ気がなくなるに従って治る。

モルヒネ中毒

“今年三十一歳の主人公ですが、十四年間もモルヒネ注射をしたそうであります。先月御光を戴きまして、浄霊時はとてもよい気持だと申して居りますが、中毒症状の故か直ぐ医者に走って仕舞います。如何なる理由でありましょうか。御伺い申し上げます。

“癖が強く着いている。それで我慢出来ず医者へ行く。十年以上のは――。

阿片中毒

“四十五歳の男(支那人)、三年前に阿片を暫く喫み、一時やめましたが、最近また喫み始め、中毒状態にあります。今度喫むのを止め、御浄霊にてお救ひ頂きたいと申し、三回程致しました。発作は軽くなって参りました。御浄霊の急所はどこにございませうか。

“頭全体をやればよい。神様の本を読ませる。薬を服んでいい気持になるのは副守護神である。(S25・5・13)

食中毒と浄化による下痢の特異点

“食中毒による下痢と腹膜其の他の浄化による下痢との鑑別につき御垂示御願ひ申し上げます。

“中毒によるものは一時的で、食物の下痢が終れば治る。浄化による下痢の方は度々あって、長い。(S24・9・9)

寄生虫の発生と活動

“寄生虫(回虫)の発生及びその活動に就て御垂示御願ひ申し上げます。

“寄生虫は野菜に着いてる卵がなる。糞をかけるとその卵がつく。無肥料でやればそれがない。赤ン坊は――、親の身体の体中で卵を生む、その卵が入ったものと思ふ。回中にはいろんな身体の器官に入るのがある。心臓、肝臓等人間の身体のどこへでも入る。(以下、二十三年五月二十六日)回虫は心窩部、心臓、腹を往来している。五、六匹となると激痛あり。根気よくお浄めをする。

寄生虫と毒素の関係、(回虫の複数性)

“回虫などの寄生虫と毒素との関係――

“之は関係がある。虫が湧いたり育ったりするのは毒があるからで、回虫はその毒を食って生きてるのである。浄霊をすれば早く出る。回虫は殆ど二匹いるもので、之は夫婦である。中には五、六匹いるのもあるが、之は病気である。(S23)

回虫の害と増殖

“回虫は健康上如何な利害が御座居ませうか。

“何も害はない。回虫は普通二匹である。夫婦であらう。ただ殖へると害がある。四、五匹以上になると痛む。沢山になるとうどんの塊のようになってるのがある。心臓でもどこでも、身体中どこでも入るので苦しむ。背中に固まってるのもある。こういふ人は余程霊体が曇っている為である。子供の癇の虫は無い。これは首から肩に塊があり、その為癇を起しやすい。顳 (コメカミ)に熱があると必ずイライラする。(S23・11・12)

回虫の増殖数

“御浄霊により回虫が出ました場合、その卵は腹中に残るものでしょうか。苦し残りますならば孵化して回虫になり、又一方食物からも卵が入り成長するものでしょうか。蟯虫は何百匹もあとからあとから出ますが、之はどの様な訳でしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“回虫は、あるだけ出る訳で、前の卵の残ってるのは大きくなる。幾百でも出る。食物から卵が入っても浄霊すれば大丈夫である。汚物を食って生きている故、きれいになれば餓死する。(S24・8・23)

回虫の原因、(条虫)

“最近ピンピン虫(長さ二~三分の白い細かい虫)が肛門部に出て痒くて辛抱出来ない程の時もありますが、如何にしたらよいでせうか。又、その原因は何でありませうか。御教へ願ひます。

“条虫である。腹中へ湧く。ゴミ溜へ虫が湧くのと同じである。お腹が汚いのである。霊的に汚くなると、霊的に虫が湧くのである。 (S24・7・7)

十二指腸虫

“本教の信徒で同じ様に御浄霊をしていても、回虫の患者は割合い早く虫が下って治るのですが、十二指腸虫は中々しつこいのか捗々しくゆきませんが、この訳を御伺ひ申し上げます。

“浄霊すれば割合い早い。十二指腸等は痛む。医診は決して信じてはいけない。十中八、九まで誤診である。頭の痛いのは関係ない。(S24・9・18)

十二指腸虫発生の因

“十二指腸といふものは何が原因で起るもので御座いませうか。又、早くそれを知る徴候は何処で見分けたら宜敷いので御座いませうか。又、其場合いずれを主に御浄霊させて戴きましたら宜敷いのでせうか。御教授御願ひ申し上げます。

“腹が汚いから虫が湧く。その部を浄霊すると、すぐ出てしまふ。

回虫か

“ゴミ溜へ蛆虫が湧くようなものである。霊的にも体的にも汚い。(S23・11・16)

回虫と肥料

“最近回虫保持者が極端に増へて参りましたが、これは浄霊によりて絶滅出来るでせうか。出来得るとしたら、どこを最も良く浄霊致したらよろしいでせうか。尚、何回位にて効果が表はれますか。

“霊が曇ってると体が汚れる。汚れると虫がよく育つ。だから汚いのである。原因は肥料である。野菜に糞尿をやるが、その中に虫の卵が入っている。であるから、無肥料にすれば回虫もなくなる。信仰により浄化してゆくと、汚れの古いのは出るし、新しいのはなくなる。であるから、回虫をなくするには入信する外はないといふ結論になる。回数は言へない。多いのは百匹や二百匹いるのがある。  (S24・11・5)

回虫で腹痛

“今年七歳になる長女、回虫が湧き浄霊にて虫が百匹位出ました。其の後二ケ月乃至三ケ月に一回位腹痛にて苦しみますが、何か霊的の関係がありましょうか。

“ゴミ溜へ蛆虫が湧くようなものである。霊的にも体的にも汚いのである。(S24・5・16)

胸  虫

“私の家では先祖の代から代々胸虫(ムナムシ)に害されて、胸虫が原因で死んでいます。又、現在健在の者も時々その浄化を起します。  何か霊的に原因がございませうか。御浄霊法は虫の居る処を主に致しましたら宜しうございますのでせうか。

“之は回虫であらう。胸からといっても元は背中である。(S25・2・18)

回虫(咽喉辺の感じ)

“私の関係信徒の婦人ですが、七年前より回虫の為腹痛も度々あり、凡ゆる医療にても治らなかったのが、本年八月入信後その苦痛は除かれ、喜んで居りますが、まだその虫が出ず、毎日咽喉の辺りまで出て来てさわぐ様だと訴へます。之は本当の虫でせうか。精神的の様な気もするのですが、何か霊的関係でもあるのでせうか。  御教示願ひます。

“本当の虫の場合と精神的即ち神経の故と両方ある。自然に任せば出るものは出るし、引っ込むのは引っ込む。  (S24・10・8)

元気で衰弱・下腹の褐色

“私は入信前腹膜及び腎臓結核を患ひましたが、一ケ月程前より腹膜にて床に就いて居り、時々腹部に激痛あり、一日、三、四回の御浄霊に依り、回虫三匹下り、一時は重態でしたが、其の後腹水も取れましたが、腹部一帯は固く、臍より下方が褐色を呈し、手を下腹に当てるとプツプツと手に当ります。まだ時々痛みがあり、虫の為の様に思ひます。元気ですが衰弱して居り、食事は一日卵黄二個、水餅三、四切れ、野菜スープ等です。下腹の褐色を呈するのは何故でせうか。又、御浄霊は如何致すべきでせうか。

“褐色は薬毒である。未だ回虫がいる。  (S24・6・3)

回虫の痛み

“回虫による痛みは執拗で御座いまして、浄霊しても中々止りません。如何なるわけで御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“薬を服んだ人程痛みが出る。痒いのは天然痘である。執拗な痛みは強い薬で、凡ての痛みは全部薬である。(S24・7・21)

虫で引付け

“私の二男は昭和十七年生れ、本年八歳ですが、虫で、引付けで困って居ります。如何致したら宜敷いでせうか。

“世間よく虫といふが、虫でどう斯うといふ事はない。回虫でどうといふ事はあるが、恐れる事はない。多い場合は痛む。一匹二匹なら何でもない。引付けるのは一種の癲癇で、霊である。気長に浄霊すれば治る。 (S24・2・15)

回虫と痛み・浄霊急所

“六歳になる女子、回虫のため腹が痛み、周期的に苦しみます。本年の春より浄霊も続けております。最良の方法を御教え下さい。

“浄霊で出る。腎臓と背中をよくすると効果がある。回虫で痛むのはどうしてかというと、五、六匹になると痛む。ひどいのは十匹位のがある。又生命に関わるような事もある。そんな虫が繁殖するのも曇ってるからである。

浄霊と回虫

“浄霊をすれば生魚等を食しても回虫は発生致しませんでしょうか。

“回虫は発生するが、沢山殖える事はなく、  又いても早く出る。(S24・11・26)

短波と回虫

“阪大附属病院にて超短波の電波を使用して回虫の駆除に成功し、回虫の卵まで死滅すると発表して居りますが、電波が体内の機能に及ぼす影響に就て御垂示を御願ひ致します。

“回虫はゴミ溜へ蛆が湧くようなもので、ゴミが入っている限りは湧く。又、有肥栽培の野菜を食ってればそれが溜る。短波は身体に何か影響はある。不自然であるから、又、虫が死ぬ位であるから、度々やるうちに何か病気が起る。ゴミを除る事が肝腎である。(S24・12・18)

回虫薬の力

“私の妻は二ケ月程前より十二指腸にかかり、医薬で虫は居なくなりましたが、鳩尾(ミゾオチ)の辺りが痛み、食事が進まず、体が段々衰弱して参り、医者も原因が不明と申します。如何様に御浄霊致したら宜敷いでせうか。原因も併せて御教示を御願ひ致します。

“虫を追出す位の薬であるから強い。然し、虫を殺すと共に結局人間も殺す事になる。出来るだけ背中を浄霊する。 (S24・11・17)