021 医術篇(5)

腕の根原・浄霊急所

“私は二十一年の暮より右腕手首に激痛を覚へ、色々手当をしましたが効果無く、昨年二月より此の浄霊法の良き事を聞き、浄霊をしてもらって居りますが、未だに使ふと激痛が致します。何か霊的関係が有りますか。御教へ下さい。

“最初よりはいいなら、未だ毒が残っている。浄霊が見当違ひしていると思ふ。急所へゆけば痛みは割合い早く治る。手はすべて肩に元があるから、肩部をやらなくてはならぬ。(腕の付根)その元は頸部(耳下腺)、その奥は頭である。(S24・1・27)

腕の静脈血管腫

“四歳の頃より右手の静脈血管腫で悩んで居ります。昨年秋入信致しましたが、光明如来様は本年二月御祭りしましたが、それ迄は切開手術は受けませんでしたが、マグネシューム治療(一回それを注入すると四十日位腫れて動きません)を半年位やりました。お光を受けてからは浄霊を続けて居りますが、未だ良くなりません。これは霊的なものでせうか。又、治るものでせうか。御教へ願ひます。

“治るが、治らないようにした為に永くかかったのである。打遣っておけば腫れて膿んで治ったのである。人類救済の眼目はこの医学の誤りを知らすにある。(段々浄化力が強くなるから医学自身考へる時が来る)病気のみでなく生命を固めるのである。 (S24・3・17)

腕に力入れて全身痺れる、眼痙攣

“松山清吉(二十七歳)と申す未入信の者で御座いますが、十年程前角力をして居りまして、腕に力を入れた際頭に響いて体全体が痺れ、発作を起して倒れたそうで御座います。四、五年前より眼が痙攣致しまして黒眼鏡を用ひておりますが、昼間はどうしても歩行出来ません。然し夜は歩けますし、電燈の光なら新聞が読めます。発作は体の疲労した時に起きます。又、就寝中にひとりでに体が痙攣して持ち上る様になります。この人の父親は二十三年前、北海道へ出稼ぎ中に船から足を滑らして溺死致しました。父親は人夫で御座いまして、既に母親とは離婚致して居りましたのでお祀りはして御座いませんが、当人の病気と何か霊的な関係が御座いませうか、お伺ひ申し上げます。

“霊的関係はない。腕に力を入れた時、神経と、何処か頭と目へ通じる筋が切れたものである。父は関係はないが祀る必要がある。(S25・5・2)

水に触れると痛む手

“三十五歳の女、半年前に脳溢血で左半身不随になりましたが、御浄霊で殆ど快癒し、今日では左手にやや力が入らない程度で御座います。処が左半身がやや赤味を帯びて居り、氷や水の冷いものに触れると反って大変熱く、痛く感じます。如何なる訳で御座いましょうか。此の婦人は脳溢血発作当時、非常に背部に苦痛がありましたが、戦災以来家がなく、御仏壇もなかったので大急ぎで御祀り致しまして後はその苦痛はすぐ取れました。どちらかと申せば痩形の方で、外見上は脳溢血など起す様な方とは見受けられません。東京の御主人及び目下寄寓中の実家の方は全家入信で御座います。

“背中に霊が居た。それが残っていて皮膚へ出て来た。毒――即ち薬の性質による。(S24・7・21)

左手振らず走る

“或信者の三歳になる男子、最近気が付いたので御座いますが、左利きで何等異常はない様で御座いますが、走る時は左手を体に付けて動かさず右手のみを振って走りますので、右手に物を持たせて動かない様にして走らせても絶対に左手は振りません。之は如何なる原因によるもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“左手に毒結があるのであらう。浄霊で治る。(S25・1・12)

ペンを持つと手震う

“真宗の僧侶で、紙でもぺンでも持ちますと手が大きく震えますが、如何なる訳で御座いましょうか。又、御浄霊によって治るもので御座いましょうか。

“肩の辺に毒の塊がある。力を入れようとすると、神経を集注すると動く。(S24・5・21)

胸部紅潮、腕痛

“六十歳位の老母、毎日鳩尾より胸部に向ひ紅潮を呈し、苦痛甚しき時は背部より左腕上膊部内側まで痛みを感じます。御浄霊を致しますと鳩尾が小さく痙攣して治ります。如何なる訳でありませうか。又、御浄霊は何処を主にすれば宜しいでせうか。

“薬毒である。紅潮した所を浄霊すればよい。(S23・11・22)

手指内側割れ爪伸びず(高血圧・痺れ同一原因)

“二十五歳の女ですが、十八歳の頃までは何の変化もなかったが、其の後手の指の一節の内側がかさかさになって縦に割れます。又、爪が少しも延びません。一年中一度も切らずかえって擦り減る位です。医師はホルモンの欠乏と言いますが、其の後結婚して子供も出来ました。産後も元気です。如何なる訳でせうか。又、浄霊によって治るでせうか。浄霊する場合どこに重点を置いてやるのでせうか。

“頸筋の塊が(首の前の方)原因で、元は頭である。手の痺れなども皆首である。(腕の付根)血圧も之である。(S24・2・16)

骨髄炎にて骨突起あり(膿の塊)

“七歳の男子で、五歳の年に左肩股骨髄炎にて左腕切断さるる所を観音様に救って頂きました。現在は左肩先より骨が一寸程出て居ます。肱の関節まで腫れていて、膿が出ています。治りませうか。

“元通りに治るであらう。未だ子供の中で、固まっていないし、発育盛りだから見込みはある。又、後天的であるから治る。年数を経て固まったものなら難しい。膿に押されてこうなっているので、浄霊によって膿がなくなればよい訳だ。骨は割合い融通のつくもので、折ってもすぐにくっつく。ひびが入ってもすぐに元通りになる。骨は堅い様で軟かい。呼吸する度、肋骨などは伸びる。膿は固まると骨の様に非常に堅い。

切断の腕の霊短くなる

“或信者で、五年前に戦場で右腕を切断されましたが、最近になり腕の霊体がだんだん短くなった様な気がすると申してますが、如何なる訳でしょうか。又、盲腸炎や癌の如く手術にて除去した部分の霊体は如何になるのでしょうか。

“切った当時無い手が痛む事はよくある。肉体を切った程は痛まぬが、元通り或程度痛む。段々霊が消えてゆくと、体が無いから何にもなくなる。

腕・脚等切断と御浄霊

“事故に因り腕、脚等を切断した負傷者は、御浄霊では救ふ事が出来ないだらうとよく問はれますが、此の様な場合は如何様に答へる可きでせうか。

“切断したものはくっ着かない。(S25・5・13)

疽(ヒョウソ)の特症

“十八歳の娘(未入信)、二年前より雨戸で薬指を挟んだのが始まりで 疽(ヒョウソ)になり、手術致しましたが経過思わしくなく、結局七回手術致しました。現在第一、第二関節が掌の方に着く迄曲って、自由になりません。四、五日前より御浄霊致しましたが、一昨日は頭痛及び寒気がして、只今は掌が少し痛くなり、少しづつ変化して参った様であります。御浄霊を続ければよくなりませうか。今後如何に御浄霊をしたらよいでせうか。

“御浄霊をすればする程良くなるに決っている。 疽(ヒョウソ)は段々集ると或程度へ行って止る。段々紫色になるので、医者は腐ると言ふが(そんな事はない。)薬毒が滲み込んでいるので治りが遅い。指に溜っていた毒が浄化したので、痛む。(S24・11・17)

脱疽の原因

“脱疽の浄霊法並びに霊的原因を御教示願ひます。

“脱疽の原因は強烈な薬毒である。必ず治る。(脱疽、 疽(ヒョウソ)は洋薬である)  (S24・8・8)

脱疽より指黒変―指切断

“三十三歳の男子、八年前より右手及び右足小指の脱疽を病み、その為軍隊にては腹の切開手術、地方では医師の診断で首及び足の筋を切ってくれましたが、痛みがとれませんでした。昨年の夏御浄霊を受け、大変痛みは楽になりましたが親戚の反対で中止し、本年三月入院し、右手の小指一本切断しましたが、益々激痛加はり、薬指も赤黒色となり、二十五日間不眠で苦しみました。四月十五日退院後一心に御浄霊を頂き、十日程は楽でしたが現在薬指が真黒となり、足の甲が腫れ、痛み、漸次中指の方に浸潤の様であります。因みに同人の父は二十五年前葬式の帰途酒に酔ひ鉄橋上にて轢死し、母は其の死を知って頭が変になり、長い間人に物も言はず面会もしませんでした。それが僅かの期間の御浄霊により全快しました。右の脱疽と父の死に就き霊的関係と、其の浄霊法を御教示願ひます。尚妻は一昨年入信、本人は信徒です。

“父の死霊とは関係はない。  脱疽は足の指、 疽(ヒョウソ)は手である。両方である。  薬毒であるから、集るだけ集ると口が開いて出る。腐るようにみへるが、そうでない。指を切ると又隣の指へと何本にも切って殖やす。悪人は善人をみると怪しからんといふ。迷信の人が正信をみると、迷信してるといふ。  (S24・5・6)

脱疽で指脱落・治癒能否

“昭和二十四年十一月医師より脱疽病と断定され、二十四年二月入信させて頂き、以後御浄霊を受け、大分良くなりましたが、現在小指の第一関節より腐って取れましたが、いくらか延びるでせうか。又、原因を御伺ひ致します。

“腐って取れる事はない。取れても元通りになる。(薬毒が除れれば)薬毒は実に自殺行為である。  (S25・5・27)

関節炎

“私は昭和二十三年三月突然左足に激痛を感じ、歩行不能となり、速かに医師の診断を求めた処、関節炎との事で入院致し、毎日注射をしたが益々悪化するのみにて困却其の極に達しました折、本教の御話を聞き、入院二週間にて退院致し、近所の方の浄霊を受けました処、痛みは止りました。其の後二ケ年になりますが、毎日御浄霊は受けて居りますが、歩行不自由で、関節の屈伸も不自由です。御浄霊で旧位に復するでせうか。

“何にも手当せず放置していたら治っていたであらう。塊が除れぬから歩けぬのである。裏を浄霊しなくてはいけない。最初に痛みが取れ、後重苦しかったり麻痺したりしている。なるべく歩くとよい。(S25・4・25)

関節炎身動き出来ず

“本年三十九歳の男、三月より右膝関節炎になり、だんだん進行し、両足、両腕、両肩を侵され、五月頃より全然身動きが出来なくなり、現在に至って居ります。九月中頃より御浄霊を始めました。夫婦で御教修を戴き、御仏壇を購入、御屏風観音様を奉斎させて戴きました。症状は浄霊後食欲がやや出て参りました。鼠蹊部に親指大の固結があります。脈搏は百十五前後で、心臓も弱って居ります。霊的関係が御座居ませうか。尚、薬は静脈注射二、三本と電気マッサージ二週間余り、漢方薬塗布等を行って居ります。

“霊的でもない。薬毒である。急所を発見せよ。治る。(S24・10・9)

歩行困難の足

“私は今から十年ばかり前、右足部関節(右足首)に原因不明の自然発病とも言ふべき激痛を感ずる様になりまして、昭和二十年十一月お守様をいただき、爾来、信仰によって此の病気を治さうと致して参りました。其の後以前程の激痛感はなくなりましたが、時々歩行に困難する程の痛みを今以て感じます。之は如何なる原因でせうか。又、全治いたしませうか。

“之は薬である。痛みはすべて薬毒である。気長にやれば段々治る。薬毒には重いのと軽いのとある。(S24・3・4)

固まった関節リュウマチ

“五十歳の女(信徒)が八年前より関節リュウマチを患ひ、最近十回程御浄霊させて頂きましたがはっきり致しません。原因と御浄霊法を御教示下さい。

“之は固まっている。八年位ならコチコチになっている。浄霊しても溶け出すのに手間が掛る。気長にやればきっとよくなる。押して痛い所がある。(S24・6・28)

リュウマチ

“三十一歳の女、昨年十月頃より全身の関節リュウマチにて十二月頃より種々医療を加えましたが効なく、本年三月四日より御浄霊させて頂いて居ります。遠方の事とて二日続けては二日休むという様に御浄霊致して居ります。(但し休みの間は近所の信者が御浄霊致して居ります)唯今で丸二ケ月続けましたが、御浄化は毎日の発汗の外、関節の腫れも幾分は減りましたが痛みは他の処へも拡がり、便所へ行くのもやっとで御座います。食事は発病の当時から普通一杯づつでしたが、御浄霊を致す様になりましてから衰弱が目立って参りました。当人の父は関節リュウマチで死亡致して居ります。又、その家は現在迄に三代も人が入れ替り、以前に居た人が二階の梯子で縊死したそうで、その梯子は現在もそのまま使用して居ります。これ等は本人の病状と何か霊的に関係がありましょうか。治癒の可否、日数等お伺ひ申し上げます。

“縊死の霊は関係ない。リュウマチは薬毒の固まったもの、放置しておいても治る。今迄保存法をしていた為である。浄霊は痛む個所。痛み出してくればよい。関節リュウマチで亡くなった霊が憑いていても同じ事である。(S25・5・13)

足首腫れ痛む(関節リュウマチ)

“二十三年七月家族四名入信致し、翌年七月光明如来様と御屏風観音様と御奉斎させて頂きました本年五十四歳の婦人、手首の左右が腫れ、指先が曲って居り、又膝と足首が腫れ其の箇所が痛みます。本人の母親が同じ様な病気で死んで居りますが、霊的でせうか。

“霊的ではない。関節リュウマチである。きっと治る。原因は薬毒である。薬が関節々々に固まって腫れる。(S24・4・23)

関節リュウマチ

“私は岐阜県武儀郡洞戸村に住み、教員をやめて現在は小田地を耕して居ります。妻かずゑ儀(五十七歳)は一昨年頃より関節リュウマチ発病し、今年二月頃より重態と相成り、目下全く自由を失ひ悩み苦しんで居ります。時々教導所の先生に御浄霊を御願ひし、私も一生懸命にやり、大先生の御霊徳に御縋り致して居ります。如何にしたら御救ひ戴けませうか。

“リュウマチを固めた為に動かなくなったのである。痛みのある所は必ず治る。気長にやる。霊が通らぬといけない。(S24・7・6)

足立たず・手節々腫れる

“私は六十七歳の女ですが、五十二歳の時に手が後ろに廻らなくなりまして其の日から医者に掛りましたが、一昨年の四月頃には足も立たなくなり、手も節々が腫れて恰好も変って仕舞いました。そして昨年の四月より中本教導所の先生に浄霊して頂くようになりましてから目に見えてよくなり、何か物に縋って立てば立てるし杖もなくてもボツボツ歩ける様になりました。唯今でも全身が痛みます。今後如何にしたらよいでしょうか。若し此のままで霊界に行ったとしたら、此の痛みは依然として除れないものでしょうか。

“そんな心配しなくともよい。治る。リュウマチである。節々へ毒が寄るのは皆リュウマチである。固まっているから手間どる。(S24・2・16)

関節不自由

“左足関節の不自由にて膝を折る事も出来ない様な状態ですが、完全にお蔭を戴き度いと存じます。望みありましょうか。

“手術していないなら完全に治る。関節の所へ毒が固まっている。相当長くかかる。膝の裏が主で、押すと痛い所がある。(S24・3・15)

膝痛

“膝関節――前が痛くとも後ろをやればよく治る。固めてあるから手間がかかる。(S23・8・7)

足外側冷化、(手足浄霊の根元)

“左手足の神経痛、頭を御浄霊約十五分で痛みは止りますが、左足の外側が大変冷たくなる訳――

“冷たくなるのは毒が溜るのである。左手足神経痛――頭と手足関係あり。

手足攣る―手足浄霊の箇所

“昨年八月入信させて頂きましたものです。私の娘(当年十八歳)は二年前より胃弱にて、現在、体がだるく手や足の筋が攣(ツ)る様な感じにて冷たく、痛みはありません。特に右の方が不自由です。家内八人共入信させて頂き、昨年十月光明如来様もおまつりさせて頂き、一生懸命浄霊を受けて居ります。胃腸はすっかりよくなりましたが、手足の冷たいのと筋の攣る様な感じは強くなった様に思います。霊的でしょうか。又どこを浄霊すればいいでしょうか。お伺い申し上げます。

“手は頸筋か腕の付根である。足は股、副腎に塊がある。(S24・9・16)

脳炎で手足ブラブラ(延髄)

“日本脳炎で手足がブラブラなんですが、浄霊をすれば癒りますか。

“之もおかしい。日本脳炎で手足がブラブラする事はない。身体中の毒が集り、延髄が棒のようになっている。それが小脳へ入り、固まって手足がブラブラになる。放置しておけば治る。

肺炎より手足不自由

“私の主人(三十歳)、去年六月に急性肺炎になり、色々と注射や薬を用いまして一時良くなりましたが、今年二月再発、又良くなりましたが、其の後手足不自由、腰から下が冷たく、痛み、耳が遠いのですが、如何でしょうか。

“注射の薬毒の為である。気長に浄霊すれば治る。(S24・11・20)

脂手・脂足重症

“二十歳になる未入信の娘、幼少より俗に言ふ脂足、脂手にて、冬になりますと特にひどく、一寸靴を穿いて居りますと、靴下を通して床に足跡がつく位だそうで御座います。之は如何なる原因で御座いませうか。御教へを御願ひ申し上げます。

“毒が多いのである。相当治るに暇がかかる。(S24・10・2)

足倦怠痛・くたびれる事(浄霊箇所)

“私方の伯父、昭和二十一年十一月、名古屋市中村区大正町の伯母の宅より家出したまま行方不明にて今日に至っています。子供は不具の長男一人あって当方にて世話しています。ある占いに見ていただきましたら、水死していると申します。就きましては、私は昨年九月上旬頃より左足太モモより下方がだるくて時々痛みます。浄霊をしていますが、未だ楽になったり時々痛んだりしますので、伯父の霊がついているのではないかと思ひますが如何でせうか。お伺ひ申し上げます。

“これはそうではない。薬毒が溜っている。気長に浄霊をする。足は裏の方が多い。膝の裏とか、痛む所の塊をする。股の裏等もする。くたびれるのを老廃物が溜るなどと医学はいふが、そうではなく、歩くと浄化が起る。足などに毒があると浄化が起り、熱が出るのである。足に毒がないなら、歩いてくたびれぬ訳である。

爪先で歩く

“現在十五歳の男子、十歳の時より歩行が難しくなり、爪先で歩く様になり、段々と悪化し、現在両足は全然利かず、両手も殆ど利きません。横臥も人の手を借り、僅かに横に向いて臥すのみで、ひどく肥満し、常に座しております。其の弟(十歳)も又同様現在爪先にて歩行し、時々転倒致します。同人の祖父の兄が精神病でしたが、祖父がひどく虐待しました。祖父の妻は現在五年間中気で臥床中で御座います。霊的に関係が御座いましょうか。又有ると致しましたら如何したら宜敷う御座いましょうか。御教えを賜り度く御願い申し上げます。

“足の裏に痛い所があるのである。踵、ふくらはぎ、膝裏に毒がある。治るであろう。(S24・10・1)

両足長さ異る子

“長男が昭和十九年に小児麻痺で死亡しました。長女は出生後異状なく育って居りますが、次女は長男と同様両足の長さが異って居るのを発見しました。それ以来浄霊をして居りますうちに今(生後十ケ月)は両足の長さは殆ど異はぬ様になり、大変嬉しく存じます。右に就きまして、長男との霊的関係がありませうか。又、小児麻痺に就いて御話し下さい。それから、右の様な病気に対しては何処を重点に浄霊したらよいでせうか。

“片方の足にどこか曇りがある。毒の為歩く場合よく地に着かない。発育のわるいのは足を押すとどこか痛い所がある。足に痛い所があって地に着かぬ人がある。本当の小児麻痺は霊が憑る。  (S24・3・15)

内偏足

“二歳の子供、生れつきの内偏足ですが、原因を御説明下さい。そして、御浄霊で治りませうか。

“足を押してみると痛い所がある。そこに毒が固まっているから、それを除ればよい。そこに原因がなければ、腎臓にある。(S24・7・27)

ガニ股の原因

“子供の時からのガニ股は何かの因縁で御座いませうか。

“足に痛いところがある。大抵は足の裏に原因あり。査べてみる必要がある。

足不自由・踵痛み攣る―急所

“私の妹(二十三歳)は二十三年七月急に全身不自由となり、一ケ月程入院致しましたが経過が良くなく、其後八月より浄霊を致す様になり、大変良い方に向いましたが、左足が特に不自由で、立つ時に踵が痛み、足が攣(ツ)る様になります。尚顔も攣れて居ます。御浄霊の場所を御教え願います。

“左の腎臓が悪いから、そこを浄霊する。踵だけではいけない。尻の付根、内股等、押してみて浄霊すれば治る。(S24・1・26)

踵部の固結(急所)

“本年十七歳の男子ですが、最近右足踵にて、踵部に鳩卵大の固結があり、その深部に化膿して居る様に思はれます。此の人は何処を浄霊すれば良いのでせうか。

“臀部の足の付け根と膝裏を浄霊する。ウンと腫れて膿が出る。上の方に原因がある。必ずそこに元がある。(S25・4・7)

足指火傷でくっつく

“或信者の子供(満一歳)、昨年九月二十七日、囲炉裏にて火傷致しましたが、それ以来両親が一心にお縋りして御浄霊につとめ、傷は間もなく癒へましたが、両足の親指と第二指とがくっつき合って離れません。今後此の儘御浄霊を続けましたら離れるので御座いませうか。左  右  三本  二本

“気長にやっていれば治る。足の裏からする。(S25・3・21)

足指攣る

“六十四歳の女です。左の足の小指と薬指二本が時々痛んで攣るのですが、治るでせうか。

“大抵注射の毒である。腰から下へ溜るものである。小さい毒の塊は指で浄霊する。きっと治る。  (S24・11・26)

足首より半身痛み、家紛糾事に就て

“私は昭和二十年頃から左足首が少々痛んで居りましたが、次第に重くなり、左半身が痛みますので、お灸と鍼を一生懸命やりました所、痛みは止りましたが、全身次第に力がなくなり、今日では歩くことさえ出来ませず、嬉しい話や悲しい話を致しますと全身がふるえ、だるくて長く坐って居ることも出来ません。主人の最初の妻は離縁となり、二回目の妻は二女を残して一ケ月の病気で亡くなり、長女四歳、次女二歳の時に私が嫁いで参りました。嫁いで四ケ月目に次女は病気で亡くなりました。其の子の世話は姑が全部やって呉れましたので私は致しませんでした。其の後、私の子、男子三人と女子四人が生れましたが、どちらも上から二人ずつ都合四人病死致しました。其の後、分家の叔父の跡を継がせる為に、昭和十七年、先妻の長女に聟養子を取り、三年程同居して居りましたが、子供も出来ましたので只今では別居して居りますが、親子六人共未入信で御座います。私の家は夫婦と子供三人で、昨年二月入信させて戴き、又本年九月大光明如来様をお斎りして、御浄霊も一生懸命させて戴いて居ります。御浄化を戴いていることとは存じて居りますが、如何で御座いましょうか。御教えの程御願い申し上げます。

“薬毒が足首へ固まり、腫れて毒が出るものである。足首の固まった為に斯ういう事もある。  霊的と見る事も断定は出来ない。複雑した事はそのままにしておく。信仰によって段々徐れてゆく。(S24・12・1)

アキレス腱切断

“アキレス腱の切れました場合、其の儘御浄霊を続けて居ましたら治るものでせうか。

“浄霊で治る。(S24・8・9)

浄霊で変化なき足痛

“私の妻(二十八歳、姙娠五ケ月)、去る一月二十八日突然足痛(右コムラ)を感じ、下肢に浮腫を来たし、早速御浄霊を頂きました処、数日後コムラ内側に毒素集結し、一ケ月余りにして膿が出始め約一週間続き、その後傷口はふさがり、又以前と同様の状態になり、踵を着け得ず、歩行困難になって居り、現在迄あまり変化ありません。御救ひ頂けませうか。

“どこかに塊が残っている。押してみて痛い所を浄霊する。後ろの方である。

両足鞏皮症

“信者の子供でありますが、鞏皮症(キョウヒショウ)と申しまして、昨年九月より足の一部が象皮の様になり、両足とも南洋土人の足の如く黒茶色の棒の如く堅い足となり、又、全身黒茶色で、所々集団的に白い斑点が出来て居ります。足は歩行は大体普通でありますが、片足の膝関節がよく曲りません。これは如何なる訳で御座いませうか。又、御浄霊で治りますでせうか。御伺ひ申し上げます。

“薬毒であらう。足へ下って固まったものである。(S24・8・12)

腰より膝下黒色

“私は半年前から腰周りから膝下迄皮膚が黒くなって居りますが、痛みはありません。どう言う訳でしょうか。

“黒くなってるのは薬毒である。濁った毒血だけが寄ったか薬だけが集ったかである。自然にも治るが、浄霊すれば早く治る。総て皮膚へ出たものは、毒が浮いたのであるからよい。(S24・11・26)

脚浮腫、高熱、痛み、(霜焼)

“二十六歳の女性、六年前より右脚全体(特に膝より下)がひどくむくみ、平常は歩行自由ですが、一寸した傷口や蚊の食った様な所が動機となって浄化が起きますと、悪寒、高熱、痛み等風土病或いは丹毒のような症状となり、脚部は紫色になります。二、三日から数日位苦しみます。現在まで薬、注射、氷冷物療法等あらゆる医術をつくしましたが治らず、医師は病名不明と申し、現在、踝辺を主として脚全体に毒素が固結致しております。腎臓も固まっております。右の病原に就き御垂示御願い申し上げます。尚本人の家は真宗にて御仏壇はございますが位牌はございません。掛軸にして巻いてあります。右の御浄化と霊的な関係がございましょうか。

“足の黒いのは霊的関係はない。毒血が多くあり、足へ下ってくるのである。毒血は元々薬で治そうとして、殖やしたものである。ウンと出る。痛むのは薬毒で、痒いのは霜焼である。その部を浄霊すれば段々治る。霜焼は癩病の極く軽いものである。だから痒い。(S24・8・19)

無感覚の足

“二十九歳の男子(受講昭和二十年)、昨年秋突然左足全部感覚を失い、歩行も出来なかったので御座居ますが、発病時より浄霊を続けて居りました処、今年一月頃より漸く杖なしで歩行致して居りますが、未だ感覚も僅かしか御座居ません。本人は昭和十九年頃軍隊で痔瘻の手術をした事が御座居ます。原因は病的で御座居ましょうか、霊的で御座居ましょうか。又、全治には相当時間を要するもので御座居ますか。右、御尋ね致します。

“治る。(痔の時の薬である)  (S24・2・23)

脊髄、大腿腫れる

“二十三歳の男子、昨年一月より脊髄にて医療を受け注射を相当致しましたが、経過よくなく、昨年五月入信致しました。其の後、御浄霊を受けて居りました処、本年二月右鼠蹊腺より、又、四月には左大腿部より膿が沢山出ました。次に右大腿部が腫れて身動きが全然出来ず、食欲はかなりありますが、体力が衰えて参りました。原因及び御浄霊法について御教示を御願い申し上げます。

“(結構である。)一時的に熱が出るから体力が減るので、衰弱するのは当然である。(食欲減る。)大腿部の脹れを早く除らなくてはならぬ。霊力が強ければ早く除れる。自分でやってもいい。後ろへ霊が通らなくてはあまり効果はない。膿が出るだけ出れば治る。悪い方の足の方の腎臓をよくやる。すると何でもなく治る。(S24・8・5)

脊髄の女・足掻痒感

“娘こと脊髄で足がかないません。コタツに足を入れますと引っ込めてしまひます。足の裏がくすぐったいのだそうです。何かの障りでせうか。

“カリエスの膿が足の裏へ垂れて溜っているためである。浄霊で治る。

足発育不良、腰より排膿、吐気の原因

“七歳の女子、左足発育不充分にて、昨年春より御浄霊を受けました。今日に至り左腰より五分位の穴があき、膿が出ます。又、食後嘔吐します。此の子の霊的原因及び救ふ道をお教へ下さい。

“之は霊的ではなく、脊椎カリエスの軽症である。膿が出るのは結構で、出るだけ出れば治る。食後嘔吐するのはカリエスの浄化熱による為である。カリエスでなくとも背中に熱が出ると吐き気が起るものである。

神経痛で足不自由

“私の妻、昨年四月より猛烈なる神経痛で、注射薬にて痛みを止めて居りましたが次第に悪化し、ついに死の寸前迄迫り、医師より死の宣告を与へられ、天理教の訓へを受けて居ったのですが少しも御利益が戴けず苦しんで居りましたが、たまたま昨年十月御光様の御話を聞き、宮倉先生の御浄霊を受け妻は入信致し、私も先月二十八日御光を戴き、毎日朝夕浄霊をして居りますので御守護を戴き、今では良くなって居り、然しまだまだ足の自由が利かず、毎日、床に臥して悩んで居りますが、今後足が自由に動かせる様に御守護を戴くには如何したら宜敷いでせうか。御教示御願ひ申し上げます。

“痛みの病気は、痛みが先に治り、後不自由な所が治る。両方一緒の事も偶にはある。浄霊者の霊が弱い。  (S25・1・16)

足麻痺・利かず

“本年六十歳の女、昨年四月頃左足裏が一寸四方程痺れました。それより一週間程変な気持でいました所、突然両足が利かなくなり、床に付いて居ります。医者ではカリエスと云ったそうです。その後両足が痛み始めました。昨年十月より御浄霊を致し、痛みはとれましたが足は動きません。御浄霊について御伺ひ致します。

“足は痛みが除れてから動くようになる。痛む個所と後ろの方を査べて浄霊する。足の悪いのは裏の方に塊がある。(S24・1・26)

足痛浄霊個所

“高橋安蔵(六十一歳)、五十年前より左関節が歩くと痛み、富山県の日蓮宗関係の信仰に入りました。一時少し良くなりましたが、先妻の霊が霊媒を通して申しますには、其の家に起る災難(火災、水難、自分の足の不自由な事、現在の妻が稲にて目を突き失明致して居ります)は全部死んだ先妻がさせたのだと申しました。働いて居ると頭の毛を引っぱったり、突いたり、夜間物音がしたり、寒気を感じたり致します。妻は昨年十一月に入信、本人は十二月に入信させて頂きました。現在一ケ月位前より霊があまり来なくなりましたが、足を使ふと痛くなります。色々経済的事情にて御軸、御屏風はまだお祀りさせて頂いて居りません。右、御守護御願ひ申し上げます。

“足痛は薬毒で、霊ではない。膝裏、臀部の裏、腎臓等やればきっと治る。(S25・3・28)

足の浄化――麻痺

“私は十一年前より左足が痺れて痛みますが、一時治っていましたが、御浄霊をする様になってから前の痛みと同じようになりました。御浄霊だけで治りますか。

“治るから痛むのである。固めるから痛みが止った。それが解けたので痛む。痛みとても或程度である。全部薬毒である。止めようとすれば毒物をウンと塗ればいい。元は腎臓、足は表よりも裏に元があるから、裏側をウンとすればよい。

両足痙攣

“喘息で十年前より大変に苦しんで居り、本年一月入信、御浄霊を受けて居り、其の後光明如来様を御祭りしまして大変浄化を戴き楽にさせて頂きました。以前強く咳き上げる時は肝臓の下部に握り拳大の固まりが出来ましたが、御蔭で取れましたが、夜臥床しますと腰から下両足に長い時は二、三十秒程痙攣が来ます。如何なる原因でせうか。

“鼠蹊部から内股に毒がある。それで治らなければ、外側の膝の上をやる。

尻・膝下痛

“「みつがらみ」と又お尻と右足の膝から下が歩くと痛みますが、其の浄霊法を御教へ下さい。

“薬毒である。痛い箇所をすればよい。腰から下の病気は腎臓である。膝の後ろをする。  (S23・11・17)

足不随

“私は昨年七月末より腰が痛み、急に右足が不随となり、一歩も歩けなくなり、発病時右足の膝の裏側に蛇がうずくまっていました。医師の診察の結果、断定は出来ないが、ダンドレ氏病でないかとのことでした。絶えず浄霊を受けられる様妻を入信させていただき、先生方にも浄霊していただき、今日では右手を膝にあてて歩ける様になりましたが、膝と足の指が完全に動きません。霊的原因があるでしょうか。浄霊法を御教示下さい。

“浄化作用である。足の付け根、膝裏と、気長に浄霊する。(S25・2・7)

付け根の浄化

“金沢マツ(五十四歳)、子宮癌にて御浄霊を戴いて居りましたが、一月お参りさせて頂いてより左脚付け根及び腰部に御浄化を戴き、只今腰部の痛みはとれましたが脚の付け根はまだ痛みがとれず歩けません。毎日午后になると発熱し、御食事も美味しく戴けません。何卒御守護の程御願い申し上げます。

“よくある。付け根の浄化である。その部と腎臓を浄霊すれば治る。  (S25・5・18)

足裏毒削る事

“五十六歳の男の信徒が、約二十年前より両足裏全面に毒素が集溜して、一ケ月に二回位メスで削らなくては歩行出来ません。削っても普通の履物は痛くて用いられず、ゴム長靴だけは漸く履ける程度で御座居ます。治癒しましょうか。

“治る。削って治らぬように保存した。(すべて)身体は逆になる。(削るから毒素が集ってくる)  (S24・2・3)

足痛と歩行

“私の三男(十歳)は三歳の時から左足が立たなくなりました。一年程医療を受け、其の後、御浄霊して頂きましてから立つ事も出来、歩くことも出来る様になりましたが、膝から下部は発育不全にて膝関節、アキレス腱もしっかり致しません。そして一年に一回位約十日間程足の裏が痛くて歩けません。其の時踵の処が丸く腫れて、踏み締めにくい様です。「土踏まず」に親指大の赤い印が現われますが、浄霊を続けますと色は消えます。以上の様なことが時々ありますが、今後如何にしたら完全になりましょうか。御教示願い上げます。(子供は四年前に、又一家揃って入信し、光明如来様もお祭りしています)

“薬毒が脚へ溜るのである。歩くようにすれば治る。歩かぬと半年ばかりでも立つ事が出来ぬ位になる。踵へ薬毒が溜って腫れたもので、その都度浄霊すればすっかり治る。(S25・2・17)

除爪の痛み執拗(手足)

“私事昨年六月右手中指先に軽い傷を受け、七月頃より痛みがひどく、種々と医療を受けましたが効無く、十月、爪の際より切断致しました。其の後本年三月左足拇指と次の指先が固くなり「爪を除けば良い」との医師の言葉に応じ爪を取りましたところ、大変痛み一睡も出来ません。初めて御浄霊を戴き一時楽になりましたが一進一退で、最近は痛みの為睡眠不足となりました。十月一日光明如来様を御祭りさせて戴き、五日後より痛み烈しく、御浄霊を受けるや猛烈に痛みます。小用は日に数回で、こんな状態が何時まで続きますでせうか。又、霊的で御座居ませうか。其の間豚が日射病で死亡し、又売上金の盗難に遭ひ、十月三十一日夕方養父が急死(心臓麻痺)し、三十五日の法要を済ませた晩から足が激しく痛み出しました。現在指が半分ばかり紫黒色に変色して居ります。右と関係が御座居ますでせうか。今後如何に致しましたら治るでせうか。お伺ひ申し上げます。

“霊力が弱いのである。指から霊を入れる。股から踝が元である。歯槽膿漏も腎臓である。(S24・12・15)

骨膜手術で不治となる

“当年九歳の男子、三年前より骨膜炎、骨髄炎、筋肉炎等にて入院、手術数回に及び、現在も切口より排膿いたしおり、歩行出来ません。最近不治とのことにて、片方の足を切断する様に奨められ、非常に悲しんでおります。然し注射及び手術をあまり多く施しましたので浄化の為に苦痛多く、子供故我慢が出来ますかが心配でありますが、御浄霊に依り完全に御救ひ頂けませうか。

“足を切れば大犠牲である。絶対に切ってはいけない。之は医者が作ったもので、わるくしたもの。善意の加害者である。その犠牲になったものである。苦痛は浄霊で治る。膿を金を出して入れてもらったもので、遂に不治にした。  (S25・5・3)

膝裏手術

“昭和十二年支那事変で右大腿部骨折貫通銃創にて膝関節が硬直して曲らず、歩行の際補助器に依り歩行して居りました処、入信後補助器の必要なく、寒暑の折にも痛みを感ぜず、御利益の程喜んで居ります。併し膝関節はまだ硬直して居り、又、膝裏に切開手術四回していますが、御浄霊により柔軟になりませうか。御教示御願ひ申し上げます。

“筋を切ったとすれば駄目である。筋を切って固まったのは難しい。膝裏に塊があるから、それを溶くと或程度曲る。坐るようになるのは難しい。(S24・9・8)

くるぶし手術

“四年前に右足のくるぶしが急に腫れまして、その時三ケ所手術致しましたが結果がよくありません。去年の二月頃御浄霊を戴き、お守様も戴きましたが痛みはとれません。夫の父親の石碑をまだ建てていませんが、関係が御座いますでせうか。

“夫とか目上の人の関係なら頭に故障がある。足なら部下とか手下である。然し、之は薬毒である。訳なくとれる。手術の薬は深部まで滲み込む。(S24・3・4)

筋炎手術・聾す

“四十六歳の女、四年前の筋炎にて十数ケ所の切開手術のため歩く事は出来ず、更に一ケ年程経過して聾耳となり、言語も不明瞭となりましたが、昨年末より御浄霊に依りまして言葉は明瞭になり、静かに歩行出来る様になりました。一ケ月程前から左足付け根より上部が腫脹し、数日前より赤味を帯びて参りました。最近では苦痛は殆ど御座居ませんが、長期間のため多少衰弱しております。御浄霊に依りお救ひ頂けますでせうか。

“大変結構である。(S24・8・19)

禿に就て

“禿について、(イ)、禿は遺伝でしょうか。

(ロ)、毛細胞の活動がにぶると禿になると申しますが如何でしょうか。

(ハ)、先天的の禿でなく、伝染病の高熱等により禿になったのは治るものでしょうか。

(ニ)、禿の者が「かつら」を被るのは宜しいでしょうか。

(ホ)、女子は男子より禿が少いのは何故ですか。

右、御教示御願い申し上げます。

“(イ)、(ロ)、多くは遺伝するが(絶対とは言えぬ。私の親は禿であった。)頭の禿げるのは頭に毒がある。

(ハ)、之は訳なく治る。

(ホ)、禿は一つの威厳である。女の禿は醜いから、神様はその様に造ったものであらう。  (S24・1・28)

禿と髯―頭と顔

“若くして禿げる人と、その反対に頭が禿げて顔に髭の濃くなる人とは霊的に如何なる関係にあるでせうか。お教へ下さい。

“霊的もあるにはあるが、普通は頭に毒がある。髭の濃いのは、顔の方に毒がない。(S24・11・8)

遺伝的禿頭

“私は昭和二十四年十月教修を頂きました三十四歳の男子で御座います。昨年六月頃より頭に一銭銅貨位の禿が二ケ所出来ましたので、本教の御話を伺いまして御浄霊を頂き入信させて頂きまして、十月御屏風観音様を、又十二月二十日に大光明如来様をお祀りさせて頂きました。本年一月十八日、父母、妻、妹の四人が入信、弟と妹は不幸にて十五年前から次々と三人病死、一人水死、祖母も昭和二十年水死致しました。妹は九歳の頃より十七歳に病死する迄禿頭病で悲しんで居りました。妹の死後三年位して弟も禿頭病になり一時殆ど抜けて居りましたが、病死の際は綺麗に生え揃って居りました。不幸な霊を救って頂き度いと一心に信仰させて頂き、他人にも御浄霊させて頂いて居ります。禿頭も御浄霊頂き、昨年末頃は大分生えて居りましたが、又二月初めより抜け出し、三月初めより毎晩家族の者に御浄霊頂いて居りますが、此頃では五ケ所位に増えました。最近では頭に小さいニキビの様なものが少し出て痒いので御座いますが、この禿頭病は毒素の為で御座いましょうか霊的で御座いましょうか。又霊的で御座いましたら如何致しましたら宜しゅう御座いましょうか。又何処を御浄霊頂きましたら宜しゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。

“霊的ではない。毒血がある。系統がそういう系統である。特別の毒があって、その毒素が寄るから、出るだけ出れば治る。早く出た方がよい。気長にやる。禿頭病は必ず治る。浄霊によって一時出るべきものが沢山出るかもしれない。(S25・5・1)

禿頭

“本当は頭の毒素――薬毒によるので、頭を浄霊すると生えてくる。

麻疹より禿頭

“本年二十三歳の男子、五歳の時麻疹が内攻して禿頭になりましたが、爾来半期毎に生えたり禿げたりして居りましたが、一昨年九月より生えなくなりました。昨年二月より御浄霊を受け、六月に入信、本年一月に教導師の資格を戴きましたが、禿頭は捗々しくまいりません。如何なる理由でせうか。御伺ひ致します。

“毒が固まったのである。もう一息経って、頭の毒が溶けて生える。(S24・9・18)

部分禿頭の幼児

“左記に就て御伺い申し上げます。十三歳の長女、三、四歳の頃から頭髪が抜けかけ、毎年夏に禿げ、冬には少し生え、繰返して居りましたが、だんだん広がり、今年は目立って広がりました。三年前から医者の付け薬、内服薬及び石炭酸、太陽燈などの手当をしましたが、治りません。四月末頃から浄霊しては居りますが、良くなりましょうか。御尋ね致します。

“病気保存法をしたのである。  (S24・5・7)

禿移動

“私は五年前より頭に親指の頭程の禿が出来、或る時は無くなり、又、時には移動したりして気になって居ります。原因と御浄霊法とを御教示をお願い申し上げます。

“薬毒が頭へ寄るのである。(S24・6・27)

頭髪薄く伸びず、(薄毛の原因)

“信者の十四歳になる子、生後一ケ月にして頭部にオデキが出来、オキシフルで洗ひ一時治癒、それ以後頭髪が五分位以上は伸びず、伸びても切れて了ひます。毛は非常に軟かく、茶色です。其の子供の兄も頭髪が薄く、生後三ケ月で死亡致しましたが、他の者には異常ありません。御浄霊を五ケ月位続けましたが、大した変化もありません。如何したら宜しいでせうか。

“頭の毒を止めたからである。頭に毒が沢山ある為、毒に妨げられ正常の発達をしないのである。髪の毛の薄いのは、血液が不足してるからである。

生来白顔白毛

“本年三歳の女児、生れつき顔が白く、髪の毛が真白でしたが、御浄霊に依り最近髪の毛は少し金髪に変って来た様でございます。御浄霊で黒くなるものでございましょうか。

“気長にやれば治る。  (S24・10・6)

洗髪粘りつく

“五十歳位の女子で、頭髪を洗ひますと如何なる水で洗ひましても必ず一塊に粘りつき、棒の様になるので洗ふ事が出来ないとの事で御座いますが、霊的で御座いませうか、毒素の為で御座いませうか。又、御浄霊で治るもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“薬毒である。(S24・7・12)

無毛症

“今年二十七歳になる娘、頭の毛が非常に薄く、毛の質も非常に悪く、あるべき所にも無く、娘の母親も同じ理由で家庭不和になり、離婚となりました。娘もそれを非常に心配して居ります。浄霊で良い毛が生えるでしょうか。お教え願います。

“血液が濁っている。浄霊で治る。毛も黒く多くなる。薬を沢山服むと曇る。

若白髪―白髪染の使用

“若くして白髪の出来る原因。見苦しき個所に白髪染使用の可否――

“薬毒の為である。白髪染の使用は差支えない。よく頭へ滲み込んで浄化を起す事がある。(S24・2・18)

白髪の原因

“四十二歳の女(教導師)、最近急に前頭部毛髪が白くなりました。薬毒の為でしょうか。又、何か霊的関係がありますか。昔から額の上の白髪は不幸があると言われ、不運だそうですが、如何でありましょうか。御伺いします。

“薬毒が頭へ行くと白髪になる。(私など歯の薬毒である)年(?)もいくらかあろう。特に女は美に関係する。  (S24・7・25)

脱毛、足腫れ

“私の病気は顔一面に腫れて無数のむくむくしたおできの様なものが出て居り、睫や眉毛も殆どなくなりました。前頭部の毛も薄くなり重苦しい感じで御座います。又、足は膝より下の方が腫れ、特に足の裏が腫れます。手の方も大体足と同様です。昨年一月より浄霊をしていただいて居りますが中々思う様に良くならないのですが、その原因と浄霊法を御教え願います。

“簡単には治らぬ。

白なまずの原因、(明主様の白痣)

“白なまずの原因に就て御教示下さい。

“白なまずは私も判らぬ。健康にも関係はないからそう知る必要はないと思ふ。私の白痣は日本の国のような形をしている。

白なまず

“白なまずはどう云ふ原因でせうか。

“一種の毒が皮膚へ表はれるのである。

白なまず・部分的毛生あり

“私が浄霊させて頂いて居る女、二十二歳ですがふくらはぎに直径約三寸位、白い丸い痣があり、其の部分のみ毛が生えて居りませんが、如何なる訳で御座いますか。御教へ下さい。

“白なまずである。やはり薬毒である。  (S24・9・7)

白なまずの治癒

“八歳の頃より気がつかぬ間に腹部のあたりに白く浮き出し、其後年年拡がりまして、現在では腹部、腰、背にかけて御座います。医師に診断してもらひましたが、病名不明で治す方法はないと申されました。此の浄霊で治りませうか。霊的に何か関係が御座いませうか。御伺ひ申し上げます。白なまずと言ふ方があります。

“白なまずであらう。之は一種の毒素が皮膚へ出てくる。何かの薬がそういふ作用をする。余り治らないものである。(S24・2・24)

忽ち除れた痣

“四十二歳の女、山口ゆきさん、一寸浄霊致しました処、本人の右のお乳の上の方に長さ及び幅とも巻煙草位の形の赤痣が横に出来ましたが、明朝取れました。此の方は驚いてお守りを戴きました。処が三時間位のうちに同じ場所に直径一寸位の丸い赤痣が出来ました。二、三時間後に其の痣は取れましたが、如何なる事で御座いませうか。

“痣ではなく毒結である。浄化によって上へ出て来たのである。何かの薬毒で、何でもない。(S24・8・17)

足首の青痣様のもの

“私の長男の左足首に薄青い痣の様な、丁度小児の臀部にあるのと略同じ色の跡があり、生後一年三ケ月になりますが殆ど変化が御座居ません。之は無くなりませうか。尚霊的に何か原因が御座居ませうか。御伺ひ申し上げます。

“毒結である。臀部などの血と同じであるから治る。(S24・8・28)

臨月に転んで顔赤痣

“臨月に転んで三日間人事不省だった婦人より出産の男子、顔面半分赤痣がありましたが、教導師の一回の浄霊にて浮腫と色は軽快しましたが、この痣は霊的原因のものでしょうか。

“転んだ為内出血したものである。  (S24・9・3)

毒血に因る青痣

“今年二歳になる兄の長男、生れた時からお尻に青痣が出て居り、一年二ケ月になります。現在迄に約三ケ月連続浄霊を致しましたが、寧ろ悪化したのではないかと思はれる程で、段々背骨の両側の方へ増加して参ります。触ってみると少し固く、普通の処より冷たく感じます。原因と浄霊法を御伺ひ致します。

“毒血が出てくるのであるから、大きくなる程結構である。一個所へ溜っておデキになって出る事もある。尻の青いのへ毒血が混ったものである。(S24・11・17)

色変化する痣

“私は十八歳の頃より左顔面と左胸部に茶色の点が無数に出来て痣状になりましたが、現在の所殖える事もなく少なくなる事もありません。気分の勝れる時は色が濃く、気分の悪い時は色が薄くなるのです。之は如何なる原因で御座いませうか。浄霊を続けますと取れるでせうか。御教示御願ひ致します。

“(すっかりは取れぬが)薄くはなる。痣だが、そう強いんでなく、薬毒の痣らしい。気長にやれば取れる。(S24・9・8)

薬毒による黒痣

“三十二歳の女子、半年程前より顔面の一部が痣の様に黒くなり、種種医療を加え、注射を続けるうち最近は全顔面に拡がり、悪くなるばかりです。医療より不治と断定されました。本浄霊にて癒りましょうか。又、何か霊的原因が御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“霊的原因ではない。痣のように黒くなったのは薬毒である。医療や注射を加えたから余計に拡がった。秀吉は世の中で恐いものを訊(キ)かれた時馬鹿と答えた。私にもし訊かれたら薬と答える。  (S24・6・6)

白痣は治るか

“白痣及び耳の後ろの瘤の原因並びに浄霊法を御教示願います。

“白痣は治らぬ。何かの薬毒の固まったもので、膿の分は浄霊で治る。押して痛まぬのは治り難い。年月がかかる。(S24・6・6)

ソバカス、痣

“ソバカス、痣はどうして出来るのですか。痣にも黒痣、赤痣がありますが、その原因と浄霊法を御教へ下さい。

“ソバカスは人間の血の中の一番悪い塊が出るので、いつか消へる。ニキビのようなものである。シミの出る原因シミの出るのは判る要もないが、血の中の二つの毒素が浮いてくる。そして皮膚へ固着して了ふ。血の毒素といふのが特殊の毒素で、新陳代謝が衰えて出来るものである。何故出来るか一寸分らぬ。判る要もないが大変意味がある。ソバカスとかニキビとかホクロがどうして出来るかといふようなものである。

シミ・ソバカスの発生理由

“長寿を保つ人にはよく皮膚にソバカスの様なシミが現われますが、何故で御座いますか。御尋ね致します。

“よくシミが出ると長生きだというが、之は分らぬ。やはり血液中の一種の毒素が浮いて来て膠着するのであろう。何故に出来たかはちょっと分らぬ。又判る要もない。例えばホクロなど、出来た原因は判らぬが(ニキビも判らぬ)それにより苦痛があればその原因を知る要がある。痣は一種の皮膚の不具である。(S23・12・3)

瘤とは

“瘤が出来ているのですが、霊的関係がありませうか。

“ない。油の塊みたいなものである。豆腐の殻みたいなものである。苦痛がなければ放っておけばよい。浄霊すれば段々よくなる。(S23・11・17)

血疣

“生後四ケ月頃より頭部に血疣が出来、現在八ケ月になりますが、指頭大になりましたが医師は手術をすゝめませんが、御浄霊で快癒するものでございませうか。又、血疣の発生原因を御指示願ひます。

“大きくなって、割れ目が出来て、血膿が出て治る。(S23・10・2)

疣―先天的

“疣、魚の目は如何なる毒素により出来、手足に多くあるのは如何なる訳で御座いませうか。

“先天性の疣は治らぬ。(S24・9・19)

疣とソバカス

“疣は如何なる原因で出来るので御座いませうか。又、ソバカスは女の方に多い様で御座いますが、如何なる訳で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“除れる疣と除れぬ疣とある。大抵は除れる方である。一種の毒が寄る。毒は特殊の薬である。浄化が起った時に疣になる。先天性の方はホクロのように、しるしのようである。前の世の事で――。ソバカスは血のうちの或る毒で、年頃になると余計出る。(S24・8・1)

ニキビ

“青年期によくニキビが出来ますが、これは然毒の浄化で御座いませうか。又「想はれニキビ」などと云ひますが、実際にその様な事があるものでせうか。

“一種の油である。ホルモン過剰が本当であらう。薬をつけるとよけいひどくなる。石鹸もいけない。石鹸は皮膚が荒びてくる。油をとるのは糠が一番良い。  (S24・9・13)

魚の目の原因

“足の裏に出来る魚の目は如何なる原因により出来るのでしょうか。

“薬毒の古いのの塊である。段々良くなる。魚の目は無痛であるから、恐らく遺伝梅毒であろう。  (S24・7・8)

魚の目の浄霊箇所

“本年六歳の女子、足の裏に魚の目が十二、三位出来ていて歩行不能です。魚の目の原因は何でせうか。浄霊にて癒るでせうか。

“浄霊で治る。原因は薬毒である。上から垂れてくる。足の上から膝裏へかけて痛い所がある。それと腎臓、尻、股等の裏を上からする。(S  (*)・11・15)

底豆・魚の目の薬毒

“底豆及び魚の目は何の毒によるのでしょうか。

“魚の目は本当はイオの目と言う。薬毒が固まったものである。薬毒にも硬くなる性質とそうでないのとある。

掻痒の二原因

“薬毒の場合と天然痘毒素の場合とある。痒いのは天然痘である。二、三年で治る。(S23・11・16)

斑点の掻痒感

“昭和二十三年八月教修を戴きました十七歳の女子信徒、昨年十一月頃より胸部及び頸部に黒色の斑点が数ケ所に現はれ、本年六月頃より斑点が集合して胸部に拳大となりました。其の他に小斑点が新たに肩部辺りに現はれて居ります。斑点は掻痒感を感ぜられます。教修を戴く以前に気胸を二十回程行って居ります。其の外に薬は余り服用致して居りません。右の原因に就て御教示を御願ひ致します。

“大変結構である。毒血が寄ってくるのである。すごく大きく腫れてくる。そしてブヨブヨして破れ、血膿になって出る。(S24・7・19)

掻痒苦の少女

“十三歳の少女、顔以外の全身の皮膚に小豆大の白い斑点が出て毎夜掻痒苦に悩んでおります。普通の疥癬と違ふ様ですが、之は如何でせうか。

“之は普通の毒素は然毒であるが、その外に薬毒が混っている。

疥癬の原理

“疥癬は必ず出るものでせうか。

“必ず出る。ただ薬を服まぬ人は少ない。心を包んでるのは人間の霊であり、その霊体の曇りが浄まると肉体の曇り(膿と毒)が押し出される。それが疥癬となる。(S24・7・27)

疥癬の原因

“医者の言に依れば、栄養失調患者に疥癬が出ると云われます。如何なる訳で御座いましょうか。御教示を御願い致します。

“全然違う。疥癬とは天然痘の毒素である。天然痘の毒素即ち然毒の出るのを種痘で止める。然毒は止めても無くなるものでない。防ぎきりにはならぬ。種痘で止められているから、勢いがなくなり、チビチビ出るのである。故に、天然痘は急性であり、疥癬は慢性天然痘と思えばよい。(S24・6・25)

疥癬の腫脹の浄霊個所

“疥癬で右手足が腫れた所の浄霊法(六○六号二十本――)――

“腫れた所と、特に頭を浄霊せよ。

疥癬の浮腫

“疥癬患者の顔面にむくみが来るのは浄霊が足らない故ですか。他に原因がありますか。お尋ねします。

“溶けて押し出されるのが普通で、浄霊が足りない為と、する人の力が足りない。顔だけでなく体中にゆく人もある。硫黄の湯で停めると浮腫(ムク)むが、内臓を圧迫するから危険である。天然痘の毒である。疥癬は慢性天然痘である。一旦種痘で停めても出さなくてはいけない。(S23・11・27)

疥癬で浮腫・排尿半減

“本年五十六歳の男子、昭和二十三年一月入信致して居ります。昨年十二月より疥癬の御浄化を頂き昼夜御浄霊を戴いて居りますが、むくみが甚しく、一進一退で、尿量も一日一升程度出て居りましたのが最近半減し、其の上便秘の為排便に非常な苦痛を伴ひます。胸元は苦しう御座いますが、かなり眠られる様で御座います。夢をよく見て、とりとめもない寝言を申します。食事は一杯づつ頂いていましたが、最近は重態で御座います。尚三十七歳の頃株に手を出し、その返済に七人程の者に二割ばかりの損をかけた事が御座いますので、その恨みではないかとも存じます。此の様な事が何か関係御座いませうか。(七人の中四人は霊界人となって居ります)尚本人の妻は長年のリュウマチスにて苦しみ、入信二ケ月前より歩行が出来ず、長男も結核の御浄化を頂いて居りましたが、最近両人共疥癬を頂き感謝致して居ります。右に就き御教へをお願ひ申し上げます。

“疥癬は一時浮腫が出る。腹の中が溶けて皮膚から出るのが間に合はぬので、無理に出そうとするから苦しい。便秘は何でもない。夢も結構である。株で損をかけた霊ではなく、普通の浄化である。リュウマチは治る。膝の裏、臀部の下の所をする。(S25・3・21)

疥癬で全身浄化

“四年前教修を受けた者、其の間御浄霊を致し、一昨年秋より疥癬となり、浄化激しく、特に天候に左右され、其の度に神経興奮し、喉の左右に強く圧迫を感じ、心臓は強く打ち、鼻、目、舌に症状あり、平素考える力無き上に、其の場合は特に甚しい様に思われます。寒い時、起床一、二時間後、夕方など変化強く、最近衰弱致す様に思われますが、主に何処を御浄霊致しましたならよろしゅう御座いましょうか。御教示御願い申し上げます。

“全身浄化である。仕方ない。急には治らぬ。ひどくなると死ぬかと思う事がある。  (S24・9・3)

疥癬

“どんな人にでも疥癬は出るのですか。若し疥癬が出ない人は、地上天国に残れないのですか。

“地上天国と疥癬とはピッタリ行かぬ。天然痘の毒素であるから、種痘渡来前はなかった。疥癬は要するに慢性天然痘であって、借金を徐々に返す訳になる。

疥癬の痛み

“疥癬で針を刺す様に痛むのは薬毒ですか。

“薬毒である。洋薬で、痛みは全部薬である。(S23・10・27)

肘から腕離すと箸持てず

“私の妻が昨年七月から中風で十日程寝て居りましたが、右半身がきかなくなり、今の所右肘を体につければ箸を持てますが、肘を離すと人差指と親指が動きません。尚、委しいことは口頭にて申し上げます故、御教授御願い申し上げます。

“疥癬はよく心臓が弱る。非常に早く治るのと遅いのとある。腕の付け根から肩胛骨をよくすれば治る。眠れぬのは延髄によく固結がある。気長にする。(S24・2・9)

執拗なる田虫

“軍隊に応召中に田虫に罹り、復員後最初股に出たのが年々増して今は全身に出て、毎年夏はひどく、秋から冬に治りますが、家内中感染して困ります。毎日の様に浄霊を受けて居りますが、全治致すものでせうか。尚、若い時に罹った者は二十年以上経たねば治らぬと云ふ人もあります。如何でせうか。

“薬毒の場合と天然痘毒素の場合とある。痒いのは天然痘である。二、三年で治る。(S24・5・16)

田虫の原因

“田虫の霊的関係を承ります。

“一種の虫が湧くのである。うつる場合がある。それは虫が育つだけの毒があるからである。疥癬でもすべて毒の掃除をする。本当からいえば虫に御苦労様と言いたい位のものである。で、毒があるだけは繁殖してゆく。毒は大体血液にあって、それが段々皮膚面へ滲出してくるのである。毒が減れば人間は老衰が遅くなる。そして寿命が延びる、浄めて早く治るのは、血液中の毒が減るからである。

水虫

“私は三十年来の水虫で弱って居ります。御浄霊を受けてから約一年になりますが、相当只今出て居ります。何の毒素でございませうか。

“霊的ではない。重い薬が足に行ったものである。浄化の起る場合、靴をはくと、空気の流通が悪い為指の股へ寄った毒が出がわるい。又、薬をつけて水虫を保存するようなものである。虫は、古い毒へ微生物が発生して、毒を食ってくれる為、早く治る訳である。

水虫の原因

“水虫は昆虫霊の憑依と伺って居りますが、田虫、インキンもやはり昆虫の霊でございましょうか。又、何故水虫は足に憑依するので御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“憑依ではない。虫が湧くのである。又、重い薬は足へ垂れる。水虫は薬毒が溜ったのへ虫が湧く。人間、薬を服まなければ(水)虫は起らぬ。人造病である。田虫もそうである。(S24・5・1)

シラクモの病原

“シラクモは霊的なものでせうか。又、浄霊により治るでせうか。

“霊的ではない。親の薬毒である。即ち昔は胎毒と言ひ、今は遺伝梅毒と言ふもので、その分泌物が多い場合、固まってシラクモになる。

ハタケ・シラクモの浄霊

“顔や頭などに出来るハタケやシラクモの原因及び浄霊法をお教え下さい。

“薬毒が皮膚へ出てくる。薬毒はその人の状態で方々から出る。毛細管から滲み出して、乾燥する。その患部を浄霊すればよい。(S24・5・15)

シラクモ薬で拡がる

“私の二男(十六歳)が七、八年前から頭にシラクモが出来ましたので、色々薬などをつけ、ありふれた手当をいたしましたが、一向に治らぬのみか、段々手と足に蔓延して、手と足のひらがアカギレの様に裂けて、下駄を履くのも困難な程痛んで参りますので、温泉にも行きましたが全然治りません。最近に至って浄霊を頂き、只今迄約二十日位経ちますが、段々良くなるのが目に見えます。誠にありがたく感謝致して居ります。此のシラクモ又は田虫の原因について――

“薬をつけたから治らぬ。薬を連用していると方々へ拡がってどうにもならなくなる。薬の恐ろしい事を悟るべきである。シラクモの因は薬毒である。(病気である)。(S24・2・15)

頸腺の腫物浄霊で膨る

“私の妹(十八歳)、二十一年八月頃より左耳後(*)腺の所に瘤が出来始め、浄霊を続けて居りますが漸次大きくなり、現在凸凹の鶏卵大の固い瘤となり、触ると痛い程度です。如何に変化しますでせうか。又、霊的でせうか。

“霊的ではない。腫れるだけ腫れ、極点に達すれば破れて排膿して治る。相当日数がかかるが後は非常にいい。紅くなると治るのが近づいたのである。浄霊で早く大きくなる。医者は斯んな場合切る。一寸でも切るとそこへ毒が集中しなくなる。そして隣へ腫れてくる。些かも触れてはいけない。お灸は害はないが、神様の最高美、玉の膚に傷をつける。(S23・12・14)

胃病と口端の腫出物

“胃の浄化の時、口の端に腫出物などの出来ますのは如何なるわけで御座居ますか。御伺い申し上げます。

“胃とは関係ない。口辺の腫物は大抵口中の粘膜より薬が滲み込むので、胃が悪いからでない。(S23・10・19)

腫物と位牌の点

“一月中旬御先祖の位牌をお祭り致しました処、最近六歳の子供のお尻に直径五寸位の腫物が出来ましたので、御浄霊致しましたが痛みは取れず、化膿する様子も御座いません。全身に発疹が出来、熱も相当御座います。如何すれば宜しう御座いませうか。  御伺ひ申し上げます。尚、先日新しい金箔の位牌(中村家先祖代々之霊位)の中央に親指状の墨をつけた様な真黒な点が出来ました。拭いても拭いても取れません。同家は母親が一昨年自動車にはねられて死亡致して居りますし、先夫は同じく尻に梅毒性の腫物が出来て死亡致しましたが、離縁致して居ましたのでお祀り致して居りません。このままで宜しう御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“腫物の出来る頃にそういふ事が起ったので、偶然そういふ風に思へたのである。治り難いのは、霊が通らぬか霊力が足りぬかである。点は金がハゲたのではないか。(S25・2・11)

腎臓部排膿・腰椎カリエスか

“大先生、御守護御願ひ申し上げます。夫小磯正司(五十四歳、未入信)は昭和二十三年四月腰椎カリエスとなりまして、同年五月腎臓部に自然排膿し始め、右下腹部は注射器にて膿を取って居りましたが、結果は一進一退にて色々と手当致しましたが捗々しくなく、昨年春より自宅療養致して居りましたが、昨年十二月十二日初めて御浄霊を頂き、同月十六日私が御守様を頂き、以来一日三回づつ御浄霊させて頂いて居ります。御守護によりまして大変快方に向って参り、食事も普通食が戴ける様になりました。尚、祖父(既に死亡)の弟が水死致して居ります。何卒宜敷く、御守護御願ひ申し上げます。

“霊と関係ない。カリエスでない。内部のおデキで、病気保存法によってなったものである。  (S24・1・28)

皮膚病の一種(魚鱗膚)

“私は生れつき荒れ性で、医師は遺伝性の皮膚病と申します。夏はさほどでもありませんが寒くなりますと全身がガサガサになり、丁度魚の鱗の様に表膚が荒れ、皮がむけます。自分の母もこの病気に罹って居ります。この皮膚病は霊的でせうか。子供に伝染するでせうか。御伺ひ申します。

“伝染はしない。内部の毒が皮膚へ出るので、そういふ毒をもっているのである。祖先の中、特殊の毒を服んだものがあるので、母からの遺伝である。長くかかるが、浄霊しているうち段々治る。(S24・11・7)

荒れ性

“昭和十九年に御光を戴きましたが、観音様の御力を知らされて本年七月から信仰に入り、御浄霊をして居ります。私は生れつき荒れ性で、冬になりますと皮膚が非常に乾いて脂気がなくなります。従って身体が軽く動かず、作業の能率は上らず、朝早く外出すると手足が冷えますので、暖めますと、手足の関節が切り取られる程の痛みがしばらく続きます。兄も同じ様な状態ですが、どのように致したら治るでしょうか。

“信仰していれば段々治る。  (S24・11・5)

鮫膚

“サメハダ(皮膚が蛇皮の網目状に乾燥してカサカサになるもの)に就て――

“大抵生理的である。蛇の網の目のようなのは滑っこい筈である。毒素によるのである。浄霊で治る。

種痘後斑点生ず

“種痘後直ちにその部分を水で洗って御浄霊頂いた人がありましたが、一時的に黒い小さな斑点が全身に出来たそうで御座います。これは何で御座いましょうか。御伺いさせて頂きます。

“小黒斑点(毒素)が出来るべき事が、種痘により刺戟されて出たものであろう。

うるしかぶれ

“うるしの木を見ただけでかぶれるといふ人や、うるしの木の話をしただけでかぶれるといふ方もある様でございますが、何か意味がございませうか。又、触ってかぶれるのは誘発の様に思はれますが、此の事につき御教へを御願ひ申し上げます。

“特殊の毒があるからである。  (S24・10・2)

赤面癖の原因

“ひどい赤面癖の原因―― 

“濁血が顔へ始終来ているのである。