020 医術篇(4)

下体病の原因、(痔の原因及びセンシャク)

“田舎で俗に「センシャク」と申し、睾丸から下腹部にかけて棒の様なものが出て動けなくなる人が御座いますが、これは霊的で御座いませうか、御伺ひ申し上げます。

“霊的でなく薬毒である。垂れて睾丸へ固まる。冷へると固まり易い。浄霊すれば段々治る。薬を注射すると、薬の重味で段々下へ行く。痔、睾丸、股のグリグリ、足が痛んだり痙(ツ)ったりするのは、薬毒が下って固まる。痔の原因は股にある。股をすれば治る。大抵右か左で、右の方の痔は右の股である。実に世界的大発見である。(S24・10・12)

痔・下腹痛の浄霊個所

“私共夫婦長男三人、昨年春より順次入信させて頂きまして、妻トキ(五十二歳)は五月入信当時多少胃腸が悪い程度で御座いましたが、段々腹痛もひどく、食欲も減退致しまして、昨年十月頃より寝つきまして、身体の方々が痛み、殊に痔の痛みが甚しく、非常に衰弱致しまして、年末には危険状態になりましたが、最近やや持ち直して参りました。しかし相変らず腹痛もあり、痔の痛みはひどう御座います。物心つく様になりましてから殆ど薬毒は入れて居らないので御座いますが、この様に浄化の長びくのは何か障りでもあるので御座いませうか。猶、私の実弟が戦時中勤労働員で九州の炭鉱で殉職致して居りまして、戒名の件で気がかりな事が御座います。それは会社と県の合同葬の時、清皎院峯月日澄善士と戒名をつけたのですが、菩提寺では信徒総代でもこれだけの位の戒名は無いからと申して別の戒名で祀ったので御座います。遺家族は平常は最初の戒名の位牌を拝み、命日に僧侶が来て居てお寺の位牌で祀るので御座いますが、今後どの様に致したらよろしう御座いませうか、御伺ひ申し上げます。

“お寺の戒名でよい。浄化であるから――痔の痛みは股が元である。下腹の痛みは右腎盂の固結である。(S25・3・28)

結核より痔瘻となる

“主人(三十九歳)は去年末頃より結核に罹り、今年始めより軽い痔瘻が出まして、四月中旬入信し浄霊を頂いて居る内に漸次状態が進み、毎朝便通があります度に汚物が瘻孔に入り、又化膿する二、三時間非常に苦しみます。其の後一日中少しづつ膿が出て居り、夕食に野菜の天ぷらの様に油物を食しますと翌朝の便通後普段の場合より痛みません。油物を常に摂ってよろしいでせうか。又、現在微熱で喀痰が少量づつ出、食欲は普通でありますが、正しい御浄霊法について御教示御願ひ申し上げます。

“瘻孔から膿が出て治る。肺を止めると痔瘻となるのはよくある。医学で一つの病気を二つにする。植物性油なら大いに結構である。痔瘻は必ず浄霊で治る。(S24・7・26)

痔瘻と憑霊―浄霊個所

“麦倉吾市(二十一歳)、昨年末より痔瘻にて御浄霊頂きました。体の衰弱と共に次々と霊が憑依致しまして、最近二週間は現幽の間をさまよって居るかの感が御座います。大先生の御守護御願ひ申し上げます。

“痔瘻とは関係ない。痔瘻になり――。浄霊力が薄い。背部と後頭部である。(S24・3・22)

脱肛―浄霊法

“当年五十八歳の男、二十余年前より痔疾を患ひ、数年前より脱肛となり、手術はしませんが、色々手当を致しましたがよくならず、二年前家族一同入信させて頂き、御浄霊を続けて居りますが、何の変化も御座いません。如何にしたら良くなるでせうか。御教示をお願ひ申し上げます。

“固まりすぎている。治る。脱肛は古くなると固くなる。浄霊すると軟くなる。便所へ行った時押し込む。長便はいけない。日本人特有の病気で、便所の構造による。私も若い時分は脱肛で困ったが、短便にしたら治った。指先から霊気を入れる。割合い早く治る。(S24・9・18)

痔核、ラジウム療法に就て

“丸山久江(四十三歳)は以前子宮癌にて発病後一年程経てからラジウム療法も致しましたが、本年七月頃より毎日私が浄霊をして居ります。現在疣痔で日に五回程用便に参りますが、痛みの為少量しか出ません。食欲もなく、段々衰弱して参って居る様ですが、全治致しますでせうか。

“ラジウム療法は癌と共に組織を破壊する。之は恐ろしい。レントゲン放射は実によく固める。やって見ぬと判らぬが、難しいと思ふ。四十三歳とすると、古血の溜ったものであらう。疣痔はじきに治る。内痔核と外痔核とある。(S24・10・6)

大腸カタルから内痔核

“岩城克治(現在十二歳)、八歳頃より大腸カタルで四年間に注射及び医療等も致しましたが、良くならず、一昨年九月御浄霊を受ける様になって大変良くなりました。今月北海道より御面会に上京致しましたが、車中、用便の後強烈に何回も病んで居りました。病む所は痔の部分で、血便や軟便も下ります。浄霊法を御教授下さい。

“大腸カタルなど非常に結構である。保存法をやった訳である。肛門附近におデキが出来ている。内痔核といふのである。浄霊でじきに治る。(S25・2・7)

肛門手術

“私、昭和二十年五月突然肛門の約一寸程脇に腫物が出来、医師に受診の結果、約二寸程の切開手術をなし、一ケ月程にて全快した様でしたが、二ケ月後又以前と同じやうになり、今日に到るも治らず、かへって今では出血及び膿が出て苦痛を感じます。霊的に関係があるでせうか。体の如何なる個所を浄霊したらよいでせうか。

“手術の為である。充分寄らないうちに切ると斯うなる。自然にすればドシドシ集って、孔があいて出る。切ると先の場所へは再び集らぬ。此為に生命をなくす人がある。局部と腎臓を浄霊すれば治る。    (S24・12・25)

陰茎発育不全

“(二十二年三月入信した)二十歳の男、陰部が発育不全と云いましょうか、子供の頃と大して変りなく、親にも言えず人知れず悩んで居ります。時々淋巴腺が浄化し、恥骨に時々痛みを感じます。其の他は変った事もありません。御浄霊を戴いて居れば発育致しましょうか。御浄霊法を御教示下さい。

“腎臓を浄霊すれば治る。腎臓の後ろに塊がある。(S24・9・16)

睾丸痛

“五日ほど前より睾丸が腫れて痛みますが、如何したらよろしいでしょうか。(昨年九月入信)

“自分ですればすぐ治る。(カリエスでも来るが、薬毒である。注射毒であらう)私も三、四年前から睾丸が痛む。薬の分量だけ痛む。

結核性睾丸炎の原因

“私は昭和二十一年十月より睾丸炎にて左の方が次第に大きくなり、只今では相当大きくなりました。昨年十一月入信、浄霊を受けています。これは元の様に小さくなりますか。医者は結核性副睾丸炎と云ひます。

“元の通りになる。四、五寸離して浄霊する。睾丸炎は淋毒から来ている。割合い治りいい病気である。治らぬと結核にするが、結核などはない。有り得ぬ事だ。(S24・2・16)

結核性睾丸炎

“私が只今浄霊中の人ですが、結核性睾丸炎で医者に一年半ケ月余りかかり、片方切り取りましたら、其後又片方へ出て来ましたのですが、浄霊の方法を御教へ願ひます。

“これも玉である。その部をよく浄霊する。結核性なんて嘘で、治らぬのは皆結核性といふ。薬毒性睾丸炎である。淋毒で、睾丸と股部をする。(S24・9・15)

尿道狭窄と淋菌

“七十三歳、十年前より尿道狭窄、昨夏より腰痛、尿を垂れ流し、臍の直ぐ下が瘤の様に隆起し出しました。普段は固く、尿が出るとゴムまりのように柔かく、且つ小さくなります。

“狭窄は昔淋病をやった人にある。淋菌は絶対なくならぬ。尿道へ向って浄霊すれば少しづつ溶けて、小便になって出る。特に腎臓をやる。腎臓が働きだせば訳なく治る。(S24・1・23)

淋病と梅毒

“三十五歳の婦人(本年六月入信)、多少胸部疾患でしたが、入信後全治、最近血液検査の結果陰性梅毒と診断され、医師よりペニシリン注射をすすめられました。(入信前、ペニシリン注射をしましたが、効果がありませんでした)浄霊により梅毒菌は死滅するものでせうか。

“梅毒菌は簡単である。酒呑みの淋病、下戸(ゲコ)の梅毒といふ。(S24・10・13)

梅毒は一代

“現在三十三歳になる女、梅毒性視神経萎縮の為に昭和十九年七月発病し、視力がにぶり、其の後、医師にかかり、眼球注射、水銀注射、サルバルサン等種々の手当を致した末、昭和二十年一月完全に失明し、昨年八月より浄霊を受けてより身体の方は順調にならせて戴きましたが、眼の方は時に気のせいかボンヤリ見える様な気がすることもあるそうですが、見える様になるのでしょうか。(同人はまだ入信致して居りません)御浄霊法を御教示を御願い申し上げます。

“一生懸命失明さした。すっかり治る。梅毒でも何でもない。梅毒も薬毒である。本当の梅毒は一代限りで遺伝せぬ。医者で薬など注したので、薬を注すと毒が固まり、失明する。目に固まったのは手数が掛るから暇が掛る。頭から肩をする。気長にやってれば治る。  (S24・8・5)

子宮と頭と眼の関係

“或婦人で、十年前子宮外姙娠の大手術を受け、翌年姙娠致した処出産一ケ月前より左眼が見えなくなり、出産と同時に治りました。その三年後の姙娠の時は出産三ケ月前より、六年後の時は六ケ月前より、八年後は姙娠一ケ月で見えなくなり、人工流産しましたが治らず、益益悪化し、脳も悪くなって参りました。如何なる訳でせう。

“姙娠と関係がある。子宮は頭でも眼でも関係がある。特に、前頭部に関係がある。子宮で今悪い所がある。手術の時傷めたのが、前頭部に影響して眼が痛むのである。人工流産の時、又前の傷をどうかしたものである。脳はやはり前頭。すべて子宮の浄霊で治る。

卵巣と眼の関係

“三十歳の女、本年一月より敗血症に罹り、二ケ月程にてよくなり、続いて肺浸潤を患ひ、小康を得て四月下旬に左卵巣膿腫の為剔出手術をし、ついでに盲腸を切りました。十一月十日頃より突然左眼が二重に見える様になり、一週間後にひどく痛み出し、瞳孔が開きました。十日程前より浄霊を受けております。如何で御座いませうか。

“卵巣を剔出してからの眼の悪くなる人はよくある。ひどいのは潰れる。卵巣と眼とは関係がある。体中の器能を除るのは野蛮である。除らずに治るのでなくては医術でない。先に「西洋医学の野蛮性」と言った所、中野の交番巡査が告発した。その為玉川署で半日以上衛生係に説教を食った事がある。盲腸を除るのは慶応大学がうまい。手術の進歩とは職人的技能がうまくなった事である。左眼が二重に見えるのは剔出手術の為である。痛むのは浄化であるから治る事になる。根よく浄霊する。左卵巣、右盲腸。浄霊すれば治る。致命的のものではない。浄霊を知らぬと腎臓が悪くなる。心配した事はない。卵巣が元であるから、腹の痛い所をやればよい。肩、首が悪い。目もやる。(S23・12・16)

頭と卵巣、(胸苦し、手痺れ)

“五十五歳の女、昨年の十一月頃に風邪を引きましてより頭がザクザク痛み、右手が痺れて、夜床に就いて後二時間程胸が苦しくなります。此の痺れが一時間程経つと治ります。昨年五月御光をいただき、毎日浄霊をして居りますが、何の変化もありません。右の原因と浄霊法を御教へ下さい。

“薬毒である。浄霊で治る訳である。卵巣を除ると頭へ影響する。淋巴腺に塊があるからそれを除る。手の麻痺は頭部である。

スバコ(腹膜と白帯下)

“スバコの原因――

“スバコは今でいふ「子宮病」等下の病を総称していふ。一般に白帯下が降りたり、冷え易い事をいふようである。漢方薬が下へ下りてくる。それが前とか後ろとかへ溜る。溜って固まったのは冷えやすい。その浄化が起るのが子宮病で、熱が出る前に局部的悪寒になる。腹膜の薬毒が溶けて下りるのが白帯下である。女は知っていた方がよい。腹膜のない人はない。腹には必ず毒が溜っている。薬を服んだ人は必ず腹膜がわるい。それが原因で卵巣とか子宮癌、痔、足痙(ツ)り、脚気等になる。下半身は浄霊すると治りいい。固まるのが少い。ハケ口に近いせいである。一番集るのは腎臓で、薬毒が腎臓附近に凝っている。飲み薬は腎臓へ来、外へ滲(シ)み出て固まる。その為小便の処理が出来ず、幾分溶けて下へ下りる尿毒が溜り、漸次背中の方へ溜る。スバコなど、腎と腰の間をやれば根治する。(S24・11・19)

婦人病の治癒  講話集

“私は三十八歳の女で、自分達は先祖より四代目です。先祖も十八日に亡くなり、私の義母も十八日に亡くなりまして、義母は遺言に、観音様の信仰をしてはならない、と云ってなくなりました。三代目まで四十歳前後になると、どちらかが死別して居ります。私は今、婦人病で医師に見放されました。信仰によって救はれるでせうか。御導き下さいませ。

“婦人病は殆ど治る。手術によって治らぬのが出来る。でなければ治る。自分でやってもよい。観音様に対して御無礼を言った事  (観音様に対する義母の罪)を、代ってよくお詫びせよ。(S24・9・17)

無月経の病原

“私の養女マスミ、十九歳、御浄霊を頂いておりますが、未だに月経が御座いません。特に御守護御願い申し上げます。尚、主人芳亀、右眼の視力が弱う御座います。何卒御守護御願い申し上げます。

“喇叭管が塞がっているから臍の下、右か左かに塊があるから溶かす。(S24・9・29)

無月経とホルモン

“現在二十四歳の主婦、十五歳の折一回の月経ありたるのみにて現在まで皆無、その間医療としてはホルモン注射其の他致しました。最近より御浄霊を致して居りますが、回復致しますでせうか。

“喇叭管の周りに毒があって、詰っている。元は腎臓であるから、腎臓をすれば治る。ホルモンは精液である。若い者の尿に精液が混るのである。(S24・2・12)

長期微月経(血の濃淡)

“十八歳の女子、十四歳より月経始まり、月経期間は約一ケ月続き殆ど毎日と云ってもよい位あり、平常は顔色蒼白の他に別状なし。右原因――

“月経の出がわるく、出方が少いので――喇叭管が細いから手間がかかるのである。お腹に毒があって喇叭管を圧迫しているのであるから、それを溶かせばいい訳である。毒血が多い為に濃いのである。良い血は稀薄で、循環がいい。濃い血は粘りがある。信仰へ入って浄霊を受けるといい。

月経不順

“二十三歳の婦人、二年前に結婚しましたが、結婚前より月経不順でありました。結婚後三ケ月にて月経停止となり、後一ケ年位して三、四回ありましたが、再び停止しましたので医師にかかって居りましたが治らず、昨年十月より浄霊を受け十二月より三回程ありましたが、今年三月よりありません。労働致しますと腰が突っ張ったり、少し痛みます。その為か子供も出来ませんが、御浄霊で治るでせうか。此の人は本年二月入信しました。

“お腹の塊である。喇叭管を圧迫している。(S24・10・26)

月経痛と尿意頻繁

“本年二十五歳の女子、二十二歳の四月から月経不順と共に激痛を覚へ、それ以後時々尿意に異状があり、七月より頻繁なる尿意を催し、排泄前後の痛みに堪へかねる様になり、医薬其の他の療法にても苦痛去らず、薬を離れて一年余りにて辛抱出来る様になりましたが、尿量少く排泄後直ちに催し、一時間以上もこらへると腹部殊に膀胱著しく張り、心落ち着かず、尿量は極めて少く、其の不快感は譬へ様もありません。月経後二、三日は回数も少く全身苦痛も薄らぎますが、漸次元通りになり、婦人病が伴ひます。又、昨年十月より左背部腎臓の方に痛みを感じ、十一月には左瞼裏に豆粒小の腫物が出来ました。同十一月に入信して以来御浄霊を引続き頂いていますが、未だ明確な効果が見へません。此の病気の原因及び浄霊は何処を主にしたら良いですか。御伺ひします。

“喇叭管が狭いのである。下腹部に塊があり、月経が通り難い為に痛む。頻繁なる尿意は尿道が脹れているのである。尿道の周囲に毒が溜って狭くなる訳で、圧迫ではない。その為に痛む。又、毒が尿道へいくらか滲み出て来る。それで尿の出る時痛む。医薬や療法の為に苦しんだので、それをやめればよい訳である。膀胱から尿道へ接近している所から尿道まで狭くなってるから、尿が出切らぬ。又、膀胱の周りに毒があるから、溜ると張る感じがする。悪い所と腎臓を根よくやる。瞼の裏は何でもない。じきに治る。足が痙(ツ)ったりなどする。溜る度に自分で浄霊すればよい。背中と腎臓を気長にすれば必ず治る。  (S25・2・27)

月経前の長腹痛

“私の扱っている患者足立文子(三十五歳)、毎月生理日十五日前より約半月間午前十時半頃より約六時頃迄規則的に腹痛が起り、臍から下、左から痙(ツ)る様にしぼります。病気の起る前に眠くなります。霊的原因で御座いましょうか。又、浄霊方法を御教え願います。尚、当人は入信して一年余りになり、以前二回堕胎をしたそうで御座います。

“下腹部に塊がある。堕胎の影響もある。半月間の腹痛は長すぎる。喇叭管が狭くなっているのである。腎臓をよくすれば治る。(S25・4・17)

月経前夜尿症となる

“十九歳の未婚の母、月経前夜必ず寝小便が出、それ以外の日は出ないそうです。非常によく肥って居ます。

“月経が膀胱に近い所へ溜るのである。 

月経の喀血

“二十五歳の女、本年二月頃痔を病み御浄霊にて全快しました。それが月のめぐりの時で赤黒い、汚い血でした。月経が終ると共に止り、其の後ぶらぶらして居りましたが、又十一月中頃に再び喀血しました。今度のは薄くて、一寸体を動かすと咳き込み、ごぼごぼと小さい椀一杯位一回に出ます。今日では御浄霊によりずっと楽になり、時々血痰になりました。熱は無しでほとんど平熱です。本人は胸が何となく息苦しくて、あまり体を動かせぬと申して居ります。そして、教修頂きたいと申して居りますが、如何なものでせうか、御伺ひ申し上げます。

“月経の喀血である。毒血の多い人である。教修を受けさせた方がよい。(S24・12・23)

逆月経

“私は月経中には歯茎から血が出て、痛みも何も感じませんが、二日位で之も止ります。他の日には何ともございません。之は如何なもので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“人により逆に月経する人がある。鼻血や喀血などそれである。下から出るのが出切れず上へ戻るのである。そういふ人は喇叭管が細い。此人もこの一種である。腹部に塊があって圧迫している。それを除れば治る。(S24・11・22)

月経閉止期、出血の場合

“月経に就て(胃潰瘍と誤診さる)――

“胃潰瘍なら胃痛があるべき筈である。よく婦人で月経を吐く事があって、之が胃潰瘍と間違へられる事がある。この場合月経と思はれる。もし腸出血ならば生命がないからである。出血(胃)の場合、血の出る間は流動物をとる。血が止まってから粥にするといい。 一般に出血の場合は野菜を食ふとすぐ止る。肺病なども野菜食にすると喀血はすぐ止る。そして肉食すると又喀血するのである。固まって溶けてくる時は痛む。日本人は、芝居でみる如く腹を切り乍ら喋っている。日本人の身体は締りがあるので、身体にくっつくから、そう出血はしない。之は野菜食の為である。月経の止まるのは初経より三十三年目に止まる。四十七、八歳より五十歳位で止まるものもある。(S23・7・25)

更年期障害

“中年の婦人によく更年期障害というのがありますが、あれは如何なるものでしょうか。右、御伺い申し上げます。

“障害のあるのはその人に毒素があるからで、毒素がなければそんな事はない。浄霊で治る。  (S24・5・23)

更年期の古血

“私は若い頃より体が弱く、医薬と離れる事なく居りましたところ、昨年八月観音様の有難い事を知り入信させて戴きましたが、今年一月より月経出血甚だしく、耳も遠くなってまいりました。何卒御守護の程御願ひ申し上げます。

“出るだけ出れば治る。更年期で、古血が溜ったものである。

肋膜と月経

“私の姉吉田よし子(二十八歳)は十九歳の頃(月経初期)より肋膜炎を病み、医師により固めましたが、それより後に今日に至るまで月経が止まりました。但し毎年お盆の十五日より一ケ月間は毎日多量に出血がございます。出血の御浄化後は一ケ月位は相当に衰弱致します。如何なるわけで御座いませうか。霊的関係に就き御垂示御願ひ申し上げます。

“肋膜と月経は関係はない。(S24・9・19)

子宮出血

“昨年二月に子宮に出血があり、一時回復、八月十六日大光明如来の御奉斎をして戴きました。  一週間後再び出血し始め、下腹部、右横腹、又腰から肛門部に引痙(ツ)る様な痛みがあり、十一月頃小康を得ましたが、起き上る気力はありませんでした。十二月の末に再度出血が始まり、一月の末に肛門部にかけて痛みが増し、(引痙る様な痛み)便通時には苦痛を訴へます。一月の中頃から腹膜の状態になり、二月六日又出血、顔面蒼白、脈微弱、浄霊を施しても血色は出ず、食欲は大して減らず、食事の変化はあまりありません。何の浄化でせうか。

“下腹から腰にかけて薬毒がある。非常に血が濁っている。出血の為一時貧血状態になるが、之は止むを得ぬ。出るのは濁血で、出なくては治らぬ。腎盂に血の塊がある。浄霊して溶かさなくてはならぬ。これを浄霊すれば治る。之が急所で、治り難いものではない。  (S24・2・16)

出血と浮腫

“信者井手もえ(六十四歳)、以前子宮後屈になった事が御座います。昨年十月頃より三度ほど相当出血が御座いました。本月十七日朝四時頃より同十時頃迄相当多量(約三升位)な出血があり、貧血を起し意識不明となり、全身に浮腫が出ました。御浄霊にて直ぐ快方に向いました。只今心臓が弱り、脚部に浮腫が御座います。右の出血により起る浮腫は如何なる原因によるもので御座いましょうか。又、此の年齢にて此の様な多量な出血は如何なもので御座いましょうか。御教示お願い申し上げます。

“月経の溜ったのが出たのである。非常に毒血が多いので、月経の血が出ると同時に外の毒血も附近へ集(ヨ)っているから出た。一ぺんに出ると良い血が急に出来る訳でないから、貧血する。その為に腎臓の活動が鈍るので小便の処理が出来ぬ。血が殖えるに従って治る。日が経つに従って治る。毒血の方は薬さへ服まなければ治る。今に丈夫になる。  (S25・4・28)

卵巣膿腫

“一、正・副守護神はどういふ霊的因縁に由って守護又は憑依出来るのでせうか。一生のうちに守護霊が変る事が御座いませうか。お訓へ下さい。

二、私の母ともゑ儀昭和十八年頃より下腹部に塊が出来ました。だんだん大きくなりつつありましたが、御光を頂き浄霊を受けまして大きくはならなくなりましたが、昨今やや大きくなり出しました。如何なる原因の病気でせうか。御教へ下さいませ。治る可能性が御座いませうか。

“二、之は卵巣で、卵巣膿腫と水腫とあるが、固さと、押した痛みと、熱の有無、位置等診(ミ)なくては正確に判らぬ。固ければ膿腫である。腎臓が肝腎であるから、浄めると白帯下になって出る。

下腹部に固結拡がる

“光明如来様をお祀りして一年半になる婦人(三十五歳)、三ケ月程前より下腹部に拳大の固結があり、爾来毎日浄霊を続けて居りますが、益々大きくなり、唯今は鼠蹊部より臍下迄拡がり、指で圧しても固い程で、本人は重く感じ、仕事を致すと苦しむ程度――。霊的に関係ありますか。

“卵巣膿腫か水腫である。腎臓を浄霊してやるとよい。水腫は姙娠より大きくなる。膜卵巣急に固くなる。腹卵巣をいくら浄霊してもよけいに拡がる。拡がるだけ拡がる。結局は小便である。之は治りいいのと治り難いのとある。然し苦痛はない。柔かくなると、峠を越した訳である。

腹膨満・下腹小穴あり、(膿腫)

“六十一歳の女、昨年の八月より腹がむくみ、現在では臨月の様に大きく、下腹部両側に小さな穴があります。右、浄霊法を――

“卵巣膿腫かもしれぬ。気長に腎臓をやる。小水が出るようになれば治る。膀胱の辺もよくやる。

堕胎で下腹腫脹(水腫)

“前回御伺ひ申し上げました会員菅野マサの容態につき、御教へ頂きました通り三カ月で堕胎致したのですが、其の時は一寸良いやうに見へましたがなかなか良い兆候が現はれて参りません。腎臓、下腹部、鼠蹊部、背中を一日三回教導師が浄霊致して居りますが、お腹が膝の上に乗る程ふくれた儘で寝るのも坐るのも困難になって居ります。食欲はありますが、食べると苦しいので一杯半位しか頂けません。便通は一日二回、小便は三回位でございます。右の様な状態で御座いますが、御守護頂けませうか。

“小便が少ない。最初は子供の霊が憑り、病気を思ひ薬毒を入れた為悪化した。霊力が足らぬからはっきりしない。卵巣水腫であらう。臨月以上に膨満しているから治り難い。(S25・5・13)

外陰部に腫物

“私の妻(四十歳)は子宮癌のため夫婦共々入信いたしました。去年四月御参拝して大先生様に御伺ひいたしました時には本人も元気で「癌でない」との御言葉で御座いましたが、昨年七月光明如来様をお祭り致してから浄化が強くなり、現在は用便のみに起きる様な状態であります。病状は陰部のそとに梅干の様なものが出来、大変痛みました。御浄霊によりその痛みが止まり、昨年十二月二十一日、右の鼠蹊腺に又梅干位のものが出来て段々大きくなり、現在は拳位に腫れて痛み歩行も困難です。食事は僅かに一日三回で一膳位食べます。本人は気分もよろしく、又子供二人も入信致しました。御浄霊はどこを致しましたらよろしいでせうか。尚今後如何にしたら良くなるでせうか。御伺ひ致します。

“すっかり治る。結構である。拳大に腫れ、真赤になって、血膿が出て治る。(S25・1・26)

子宮へ塊

“五十歳の女で、或人の妾でしたが、本妻が死去して八年前より同棲して居ります。十年前より子宮右側へ固まりが出来かけ、現在大人の手を広げた程になり、時々手と足に何回となく熱が出て少々痛みます。医者は手術すれば治ると言ひますが、本人は観音様におすがりして治して頂きたいと申しております。如何にしたら救はれますでせうか。お伺ひ致します。

“手術によって一時はいいが又悪くなる。気長にすれば治る。後から腎臓をよくする。腫物の部もする。(S25・1・26)

子宮癌と性

“本多ミツエ(三十八歳)は四年前入信させて戴き、其後男子を授けて戴きまして三歳になります。本年三月突如出血致し、医師に診て頂きましたところ「子宮癌で手術を要する」との事でしたが、御浄霊を御願ひ致して居ります。一週間目に再び大出血致しましたが二日間で止り、其後は左の腰からお尻にかけて大変痛みますが浄霊中は痛みません。親戚の人が或る人に占って貰ひましたら「死亡した母(姑)が、お産の度毎に苦しむので再びお産しなくなる様にと蛙のおしりに針を二本差して流しの下に埋めてある為に痛む」と言ふ事ですが、事実でせうか。又、病気と関係がありませうか。如何にしたら痛みが止りますでせうか。なほ、本年十月八日に光明如来様をお祭り致しました。

“大した事ない。子宮癌ではない。子宮癌は滅多にない。大抵誤診である。月経の血が固まったものである。今は出血を氷で止める。無理にするから、古血が出来らぬうちにやるから血が固まる。そしていくらか溶けたのが腰に溜る。此人は左を下に寝る人である。浄霊すると出血が早くなり、量も減り、治る。蛙は全然ない事はないが極く微弱で、気にする要はない。浄霊は痛む所をする。(S24・10・16)

子宮癌より腰痛

“四十六歳の女、子宮癌にて昨年九月多量出血し、十月より浄霊を受けて居りますが段々と腰痛が甚しくなり、食欲半減し、衰弱の為就寝する様になりました。浄霊を受けると楽になりますが間もなく又痛み出します。右の原因及び浄霊法を御教え願います。入信――二十三年十一月。光明如来様奉斎――二十四年二月。

“腰部に毒がある。真症子宮癌ではない。月経の塊である。腰へ平均浄化が起り、その熱の為に食欲などが無くなる。腰をよく浄霊すればよい。その人の霊力が足りない。腎臓をよくする。

子宮脱出浄霊個所

“本年五十歳の女、昭和二十年頃より子宮病にて種々病院にて治療中子宮脱出となりました。どこの病院でも手術せねばいけないと言はれましたが、手術が恐ろしくて延ばしているうち二十二年八月観音様の事を知り、九月入信いたし浄霊を続けておりました。大変身体の調子も良く、その後御主人も入信され引続き光明如来様もお祭りなされました。併し子宮は今以て脱出しており、困っておられます。如何いたしたら救はれませうか。

“腎臓をよくすればよく、治る。萎縮していると子宮に関係した器能の活動力が弱る。手術さへしなければ治る。ゆるむのはその器能が衰弱している為で、活動力が出れば吊し上げる。浄霊は腎臓の下方と、両股から上へかけてやればよい。(S24・11・26)

子宮脱出で出血

“七十一歳の老婦人、子宮脱出(出血あり)にて近いうちに御浄霊を頼まれて居ります。かかる老齢者のは霊的でなく体的のもので御座いませうか。

“更年期以後より、月経が溜る。子宮脱出が動機となった。(S24・9・13)

下り物と腰痛

“四十五歳の女ですが、下り物が月に二回づつあり、腰が痛むのです。治癒するでしょうか。

“腎臓の尿毒が腰に溜って降りる。(白帯下)必ず腹膜がある。沢山ある。暇がかかる。腎臓を浄霊する。(S24・11・16)

婦人淋毒症

“二十歳の女性、昨年五月頃より排尿時焼ける様な疼痛を感じ、三十分乃至一時間位で排尿あり、九月まで医療を受け、夜横に寝る事も出来ぬのが、十月教修を戴き大変工合よくなりました。現在農事を手伝っていますが歯茎、唇等血色悪く、未だ多い時は尿が一時間保ちません。完全に治りませうか。

“之は淋毒症状である。自分で気長にやれば治る。尿道のおデキか或いは薬毒が段々下へ下りる為に痛むのである。松葉を煎じて飲むといい。

不感症

“謹んでお伺い申し上げます。私は十八歳の時に子宮腹膜炎を患ひ半年入院し、又、色々の事を致しまして快方に向かひ、其の後二十四歳より二十六歳まで子宮を患ひ、色々と温泉療法を行ひまして、快方に向ひまして十一月に他家へ嫁入り致しました。現在三人の子供の母となって居りますが、恥かしい事ですが不感症にて未だに一度も感じた事は御座いません。色々と方法を致しましたが思はしくなく、二ケ月前入信致しまして、観音様に救って戴きたく努力致して居ります。又主人は入信して居りません。これは霊的ですか。御指導を御願ひ申し上げます。

“腎臓が萎縮して老人の腎臓と同じようになっている。腎臓に塊があるから浄霊すると後腎臓が柔かになる。腎臓が活動すれば、子宮も発育する。

月経ある不感症

“今年二十五歳、ひろ子と言う人、結婚をしました所、初めて性的感応が無い事を知られたそうです。月のものは普通にありました。精神的異常も無いのです。唯不感症だけです。何ういう因縁でしょうか。又、如何すれば治りますか。お教え下さい。

“腎臓萎縮である。治る。月経があるからさほど難事ではない。

子宮発育不全

“姙娠に就て御伺ひ申し上げます。妻(二十九歳)、八年前に結婚致し、子宮発育不全との事にて二回にわたり子宮内膜掻爬手術をなし、オバホルモン注射三十五本位致しましたが、腹部に固結は認められず、腎臓部には固結がある程度あります。その外は健全の様であり、夫も酒は相当に好み、その為か腹部は大きく、外に体に欠点はない様です。右夫婦、姙娠の可能性は御座いませうか。

“可能性はある。内膜掻爬などは滑稽である。腎臓と鼠蹊部をする。相当長くかかる。気長にやる。(S24・4・23)

性交時の出血

“私は三年前御産をし、半年程すると夫婦関係の度に出血する様になり、昨年五月子宮の手術をし、九月頃より胸も悪くし入院しました。本年二月入信、先生方の御浄霊を受ける様になってから体の方は大変丈夫になり、気分も朗かにさせて頂きましたが、出血の方は関係しなくとも出ます。尚、夫も最初反対でしたが、最近判って来て近く入信する事になりました。如何なる訳でしょうか。御伺い申し上げます。

“御産の時どこか傷をしたのであろう。必ず治る。(姙娠するのだから後屈でない)出るだけ出れば止まって治る。頭に毒血がありと思われる。頭の毒は痔で出る。(男)女は月経時に出る。又は産時の古血が出切れないで残っている。古血は子宮のみでなく外に溜っている時あり。(S24・7・28)

後屈と性交

“私の御浄霊致しております奥田常子(三十二歳)は子宮が倒れている為夫婦生活が出来ません。医者は後屈だと申します。そして手術しなくてはいかん、とも言います。如何いたしましたら早く良くなりませうか。御浄霊はどこをさせて頂きましたらよろしゅう御座いますか。ご教示願います。

“後屈でも、夫婦生活は出来ぬ事はない。倒れてるというのは何か立てかけてあるようだ。(S25・1・17)

乳癌の疑い

“私は本年六月頃より右乳房にしこりが出来、数人の医師に見せました処、皆乳癌との診断でした。八月末より毎日御浄霊を頂いて居りますが、十月初旬しばらく乳から黒い血が出た外、余り変化はございません。現在こりは直径三、四糎程あり、圧しても痛みはなく、腋下に多少痛みがある外、身体は強壮でありますが、周囲の人に「今のうちなら手術すれば助かる」と盛んにすすめられ、迷って居ります。この癌は御救い頂けましょうか。

“癌は滅多になく、大抵誤診が多い。浄霊者に力がないと効果のない事がある。押して痛むなら癌でない。癌なら顔色悪く、血の気がなくなる。ガサガサする。痩せ方も非常に早い。(S24・11・13)

乳癌と膿

“三十六歳の婦人、本年三月乳癌になり、六ケ月間凡ゆる医療を加へましたが益々悪化して大きくなり、八月より浄霊致して居りますが、七日目に化膿して、五日目頃より膿汁が出て参り、十月中旬頃より非常に痛み出し、恰も釘抜きにてはさみ取られる様に痛み、又、右脇も痛みます。本人は九月入信致して居ります。因みに此の人は主人の前妻を帰らして後妻に入りました。前妻は死亡致しましたが、祀られて居りません。前妻の恨みが原因でありませうか。御伺ひ申し上げます。

“癌ではない。癌には膿はない。普通のおデキである。膿が出る位なら必ず治る、お乳の裏をよくする。(S24・11・8)

乳の固結(癌といはる)

“四十三歳の婦人、右乳にソラ豆大の固結があり、医師からは乳癌と言はれました。現在外には異状なく健康ですが、医療を受けていない場合全快可能でござまいせうか。

“医療を受けなければ治る。(S24・9・13)

乳房の固結(浄霊により痛み起る)

“五十二歳の信徒女子、十年前より「ロイマチス」のため手足の関節は固結し、両手共少し曲って居り、足も不自由です。昨年二月入信、御浄霊を受け始めてから毎日御浄化を戴き、目脂、涙、鼻汁等、排泄が続くに従い、手足も大変楽にして頂き、毎日家事に働いて居ります。四、五年前、風邪の時右乳の上部に小さい固結が出来、無痛でありましたが、何時とはなしに其の固結は大きくなり、一ケ月程前から急に痛み出しましたが、御浄霊二回で取れましたが、次第に大きくなって、現在拳大と成り、下方に下って来ました。指頭で圧しますと固結の上方が少し痛みます。又、夜分等時々中心がチクチク痛む事があります。右の固結について御教示を御願い致します。

“まだ腫れる。結構だ。そして赤くなり、孔が開き膿が出て治る。此為に関節もよくなるかもしれない。固まっているから手間はかかる。(S25・5・8)

乳房より排膿

“私の長女静(二十四歳)、三月初旬より左乳房にしこりが出来、浄霊をさせて戴いて居りましたが段々大きく腫れ、四月一日最初の口が開け、其の後数個の口が開き現在膿が漏出して居りますが微熱があります。膿は乳の香りがし、血液がまじって居ります。どこを浄霊すれば宜しいでせうか。

“わるい所を浄霊すればよい。手術で固めたものである。  (S25・4・6)

乳腫とお禁厭

“私は昨年一月入信させて頂いた者で御座います。以前は総て病気の時はお禁厭で治して居りました。入信後は御浄霊ばかりで治させて頂いて居りましたが、今年妻が乳を腫らかし、いつも月に一回位腫れては痛み其の都度御浄霊で治りましたが、此の度は一週間も痛み続け、とうとう御光様に御許しを念じ、昔のお禁厭をした処治りました。其のお禁厭は、悪い所へ鯉と書いて、口ではアビラウンケンソワカと三回唱へるのです。私はまだ光明如来様の御手伝いはさせて頂けず、お禁厭師をしなければならないので御座いましょうか。

“一時固めるだけだ。これがいけない。固まった奥の方のが一ぺんに出る。ウンと腫れて、孔があいて、膿が出て治る。発熱、食欲減り、衰弱する。之は仕方ない。(S25・2・3)

乳下の痛み

“四十七歳の女の信者、今年十六歳の女子を生んでからは体が悪く、左乳下が特に痛みます。(この子は逆子でした)之は逆子と関連がありましょうか。

“乳下の毒結のみである。浄霊で治る。  (S24・11・13)

肩胛・乳の痛み

“本年二十五歳の女、二年前より肩胛骨の下と右乳の上部が痛むのです。その痛み方は身体を少しでもそらすと痛むのです。医者は病名が判然せず、或る医者はカリエスではないかと云はれます。本年八月二十二日より今日まで引続き御浄霊をさせて戴いて居ります。御蔭様で血色も非常に良くなり、これでも病人かと思はれる程良くなったのですが、只、未だに痛みが取れませぬ。霊的関係で御座いますか。御教導お願ひ致します。

“霊的でもない。(S23・10・23)

掻爬

“私は昭和二十二年十月頃姙娠三ケ月位で微熱が出て身体の調子が悪く、医師の勧めに依り子宮掻爬を三回致しましたがよくならず、結局御浄霊で私のみ救はれました。子供の霊をなぐさめたいと思ひますが、如何致したらよろしいでせうか。お伺ひ申し上げます。

“子宮掻爬は絶対にせぬ方がよい。何にもならぬ。歯糞を除るようなもので、一日か二日は綺麗だが、一たん掻爬してもすぐ元通りになる。二日か三日掃除するだけである。(S24・6・27)

掻爬と姙娠

“昨年九月、三ケ月にて流産を致し出血多量にて回復までに二ケ月を要した婦人が、二月二十日、月のものを見ましたが、三月はなく、二十五日頃より気分が悪くなり、二回の御浄霊で気分を取り戻しましたが、一週間許りして又具合悪く、食欲不振、腰がかぶり、淡い下り物が始まりました。医師は姙娠とのことですが、流産をするから掻爬手術をする方がよいと申します。子宮に異常があるでしょうか。

“子宮掻爬は絶対にしてはいけない。何にもならず、又ウソである。歯クソをとるのと同じである。姙娠かもしれぬ。暫く様子をみよ。  (S24・4・13)

乳癌切除の症状

“私は昭和三十三年、五十六歳の時乳癌にて右乳房を切り取ると右鎖骨下にもぐりもぐりが出来、手術を受け、以後再発を防ぐ為レントゲン治療を翌年三月まで続け、家庭の事情で一時中止致しました処、同年十月頃には両耳下両鎖骨左脇下等にぐりぐりが出来、十月より又翌年一月までレントゲン治療に通院、大分ぐりぐりも小さくなりました。本年二月、光明如来様のお話を承り早速入信(本年二月)、教導所へ二ケ月程通ひました時分より浄化を頂き、到頭通へなくなりましたので家の方へ来て頂いて浄霊を続けて頂いて居り、一部の固結は小さくなりましたが一ケ月程前より喘息の浄化を頂き、此頃では便所までも億劫になり、食欲はなく、日に日に衰弱が加わり、自分に自信が持てなくなりましたので五日程前(五月二十日)医師の診察を乞ひました処、癌の毒素が内部(肺)に入り込んだのだとの事でした。尚、胸部及び乳下等、腫れて指先にて押せば深く引込む仕末です。尿はかなり出て居ります。斯様な状態で御座います。治りますでせうか。御伺ひ申し上げます。

“医学の被害者である。乳房を切り除ったのが原因である。放っておけば治ったのである。毒素は少くとも傷をつけると集溜しないものである。それが他へ移行し始めた。レントゲンはやはり固める。その結果方々へ分散した。小さくなったのは固めたからで、大きくなるのが本当である。浄霊したのが溶けて来た。毒素が皮膚から出れぬ為肺から出ようとする。その毒が濃い為肺へ行かず喘息となった。之は癌ではない毒素である。手術さえしなければよかった。治るには治るが衰弱に気をつけなければいけない。急所外れをやっている。平均浄化が発るから、苦痛の局所をやり、之から腫れようとする個所をよくやる。レンケドンで固めたのは治り難い。(S25・5・27)

乳癌の手術

“本年五十五歳の女、本年一月より乳癌にて日赤病院で手術を受け、二月退院致しました。四月十日より六日間電気治療を受けましたが、五月初めより又悪化し足腰が立たなくなりました。一ケ月以前より御浄霊で大変良くならして戴きましたが、引続き御浄霊を頂いて居れば良くなりますでしょうか。御浄霊法について御教示を御願い致します。

“治る。手術したのは分らぬ。乳癌の手術は手へ来る。そして大抵生命はなくなる。膿の塊が小さい。腫れてくる。肝腎な腺を切ると手へ影響してひどい事になり、治らぬ。軽いと思う。(S24・7・28)

乳癌手術と腕

“六十五歳の女、乳癌にて二十一年二月手術をし、一年程は元気でしたが傷口の周りに皮膚癌の様なものが出来ました。二十二年四月に入信、毎日御浄霊を戴いて居りますが右胸一面に瘤が次第に増してデコボコと丘の様になり、二十三年十一月頃より右側一面にくずれ出し、膿が出て、少しは瘤も低くはなりましたが右手は少しづつ太くなり、普通の三倍以上にもなり、乳の裏に当る背にもボツボツ瘤が出来て居ります。そして左の、良いと思っていた乳までだんだん大きくなり、今では時々乳首のあたりより膿が出て居ります。右手は本年三月御面会に御伺ひし、お赦しを戴き細くなったのですが、その後の御浄化に苦しんで居ります。此のため三月末より手が痛くてほとんど横になれず座ったままで居ります。尚、四、五日前よりはいよいよ息の出来なくなる事があり、少しは脈搏も乱れ、食事も軽く一杯戴く有様で、左手までが少し腫れ出しましたが、左乳が少し小さくなったので左手に下って来た為かと思って居ります。御浄霊を戴き始めてからは全然医療を離れ、一日も早く罪を赦して戴きたいとおすがりして居ります。今後どの様になりませうか。又、右手、左手の腫れ、左の乳の御浄化はどの部分を特に御浄霊をすれば宜しう御座居ますか。御伺ひ申します。

“乳癌を手術すると大抵は腕が太くなるものである。何か筋をとるものと思ふ。凸凹になり、膿が出るのはよい。霊力が足りないと痛む。強ければ痛まずに治る。痛い所をやればよい。なるだけ遠くを狙って浄霊する。よけいやる程よい。(S24・5・15)

子宮剔出後浮腫、下腹固結

“三十五歳の女、一年前に子宮癌にて子宮剔出手術をなし、去年十一月より入信、目下右脚全体浮腫し、下腹部嬰児の頭大の固結あり、多少嘔吐あり、御浄霊を続けさせて戴いて居りますが、如何なものでせうか。

“三十五歳では癌は出来ぬ。癌でないであらう。毒の塊であらう。誤診である。浮腫は子宮剔出の為である。治るか治らぬかははっきり請け合へぬ。浄霊の結果がよければ続けるとよい。苦痛はなくなる故請け合っていい。

手術せる筋腫

“本年五十五歳の婦人ですが、約十年前より下腹部に直径一寸位の固結(子宮筋腫)が出来、段々と大きくなり、約三寸位迄大きくなりました処、本年一月初旬風邪にかかりたる為懐炉を入れし処、約一ケ月位にて直径七、八寸位迄大きくなりました。医師の診断を受けし処、切開削除せよとの事、早速入院切開しましたが、癒着の為切除不可能とて早速縫合して終りました。四月二十五日より浄霊をやっております。又、その人の娘が入信し、一心に浄霊しております。本人はいたって元気ですが、あまり食欲なく、大小便共に十分出ません。こんな病人は治癒するでせうか。又、浄霊法を御教示お願ひ致します。

“治るが、相当固まっている。手術の為弱らしている。気長に飽きずにやる。人によっては一年も二年もかかる事がある。腎臓(右か左)をする。(S25・5・7)

卵巣除去後腹部膨大

“女子(三十四歳)、三年程前より下腹部にグリグリが出来て居たのが本年五月頃より痛み出し、卵巣が腫れて居るとて左右卵巣を除去後同腹部膨大の為七月再手術をし、十日位は経過良好でしたが以後益々膨大し姙娠八ケ月位の腹をして居ます。医者は「もう一度手術するより外なし。然し生命は引き受けぬ」と言ひます。本人は一週間位御浄霊を受けて居ます。大変気持はよいと言ひますが、未だ腹部の変化はありませんが、癒るでせうか。

“二、三回の手術なら大した事はない。全く医学の被害者である。腎臓を浄霊して小便が出るようになれば治る。

後屈手術、ホルモン注射

“私は娘になりました頃より白帯下がおり、腰が痛く、少し冷えると小便の出が悪くて、婦人科で診察を受けました結果強い後屈と言われ手術を昭和二十一年致し、ホルモン注射を一年程続けましたが、手術をした為かお腹に力が入らず、冷えるので夏も袷を着、足袋をはき、悲しい日を送って居りました処、メシヤ教のお話を聞き、昭和二十三年三月お光を戴いて浄霊していただいて居りますうちに冷えるのは大変良くなってまいりましたが、如何なるわけかお腹に力が入らず、力を入れる様な仕事を少ししますと小便が出にくく、お腹が張ってきます。力の入らないのは如何なる原因で御座いましょうか。又、何処を浄霊すればよろしいでしょうか。

“手術の為である。薬毒が相当入っている。ホルモン注射は悪い。病気の原因になる。(S25・5・6)

麻疹の内攻(致死病)

“二月八日開拓先にて肺炎症状の重体の乳児を浄霊させて頂くと、直ちに全身に発疹し楽になりました。母親が其の場で入信し、浄霊を続けていました処、間もなく発疹が消へ十日には熱の上下頻繁にて吐く息が多く、もがき苦しみ、危篤状態となり、私の家へ御守護電報があり、直ちに手続をとらせて頂きました処、大きな御守護にて生命を頂き、厚く御礼申し上げます。此の事に付き御教示御願ひ申し上げます。発疹の仕方が不足の為内攻したものでせうか。危篤の時祝詞奏上によって快方に向った由ですが、快復期に憑霊する事があるのでせうか。父親の弟が二人変死しています。又、此の家は当主は分家にて、仏壇がありません。

“麻疹が内攻すると肺炎と同じ症状になる。普通医療では固め(止め)るから呼吸が頻繁になり、心臓が弱って死ぬ。肺の中に麻疹が出来、肺の容積が少くなるから呼吸が苦しくなる。弱ると霊が憑るものである。 (S25・2・17)

死者続く(百日咳、麻疹)

“私の主人は三十六歳で、昭和二十二年五月二十一日結核で二年程患った後に死にました。又、昨年十月長男(五歳)が脳膜炎で三日程で死亡し、本年三月祖母が老衰にて死去致しました。昨年五月入信以来観音様に御縋りして居りますが、残った女子二名も年中風邪、麻疹、骨膜炎等を患ひ、大変心配して居ります。如何なる理由でありませう。霊的な因縁があるのでせうか。又、今後如何にしたらよいでせうか。御教へ下さい。

“一家に罪穢が沢山溜っている。罪穢によって浄化が行はれる為、その浄化で来る。教へを知らないから間違った療法をされる。それも罪穢の為で、観音様にお縋りして人を助ける。その徳により自分も助かる。風邪を引くのは大いに結構で、麻疹も結構で、この原因は未だ判っていない。胎中に育ってくると古血を呑む。それが麻疹になって出る。それで麻疹は赤い。百日咳は悪露(オロ)を呑む。それ故に白い泡のようなものを出す。骨膜、痛いのは皆骨膜にする。之も浄化である。故にちっとも心配になるものはない。

麻疹後発音不能

“当年二十八歳の男、十二歳の時麻疹を病み、治療中全然発音不能となり、医学にては不治との事にて諦めて居ります。耳も聞え、咳払い等は普通ですが、他は全然発音出来ません。右は如何なる原因に依るものでしょうか。

“麻疹の毒が発音の器能に固まったもので、麻疹はよくそんなになる。局部的故障は皆そうである。放任しておくに限る。頸部淋巴腺、前頭部を浄霊すれば治る。(S25・5・23)

無視力・笑はぬ小児(脳膜炎)

“生後十ケ月の男児、生れて間もなく高熱発生のため体が硬直し、八日間乳を一度も飲まなかった事があります。現在は普通程度に発育しておりますが、全然視力がなく、笑う事もしません。御浄霊により目は綺麗になって来てはおります。恐らく以前の高熱は脳膜炎の様に存ぜられます。御救ひ頂けますでせうか。

“治るでせう。脳膜炎でせう。頭に熱のある所がある。そこを気長に、よく浄霊すれば治る。

子供の大頭

“子供等に頭に水が溜って大きくなるのが御座居ますが、これは霊的な関係のもので御座居ましょうか。

“殆ど体的である。霊的の者は万人に一人位かで、先ず体的と思えばよい。毒が一ぱいある。子供は胎中で逆さになっている頃、胞衣から毒が入り頭に溜る。昔は漢方をよく服んだ。漢方は量が多いから水が溜りやすい。女が年をとって大きい腹になるのはよく漢方を服むからである。

幼時の軟頭

“幼時、頭のテッペンがぴくぴくするものですが、如何なる意味で御座居ませうか。御教示下さい。

“頭に於て固まって行くものである。(頭が固まっていないので、空気が入って段々固まって行くので、心配ない)(S24・6・25)

脳へ来る疫痢

“八月二十二日、会長先生より御守護御願ひ申し上げました次男雅(四歳)の疫痢は、脳炎の症状も引き起し、一時は危険な状態にありましたが、厚き御守護の御蔭で大へんよくなりました。厚く御礼申し上げます。尚、経過の詳細について口頭にて申し上げます。

“疫痢が脳へ来るのは沢山ある。医者では一番難しいが、本教では一番やさしい。(S24・8・29)

発語不自由の子

“現在八歳の子供、生後八ケ月頃より病気に罹り、片言が言える頃関節炎を患いました。(祖母も其の頃関節炎を患っていました)尚、其の時舌が青くなり、程なく癒りましたが、それ以来何一つ満足に言葉が言えません。体質はとても元気で、気もよく付くので御座いますが、何か霊的で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“やはり其時の医者の療法を知らぬと具合が悪い。注射をしたとすれば、注射の薬毒が舌へ来たとか霊的という事もある。霊的ならそんな事なく、ただ口がきけなくなるだけであるから薬毒で、舌に固まっている。  (S24・6・21)

全身胎毒腫

“私の子供(九歳)事、二歳の頃より胎毒が吹き出し、追々頭より足と全身に拡がり、最近はひどく顔に出て来ました。二年半前より入信、浄霊を続けて居りますが、如何にすれば早く治して頂けますか。御教へ願ひます。

“早くは治らぬ。最初薬を塗ったものとみえる。五、六年計画でする。然し、治ると非常に丈夫に、綺麗になる。赤ン坊のおデキは大変よい。(S24・8・9)

幼児の胎毒は執拗、刺蚊の掻痒苦と毒

“私の長男(二歳)は生後間もなく頭に胎毒か気(カサケ)の様なものが出来て居り、引続き熱心に浄霊をさせて頂いて居りますが未だよくなりません。又、蚊に刺された所が毒が集まり腫れて来ますのは如何なる理由でありませうか。御伺ひ申し上げます。

“二歳位の胎毒や(クサ)はなかなか長い。本当に毒がないと蚊に刺されても痒くない。種痘をやるようになってから特に斯うなったものである。(S24・7・7)

嘔吐嗜眠の子、(子供の衰弱)

“生後一年二ケ月の次女明子、先月二十三日より御浄化にて一日五、六回下痢、嘔吐数回、吐物や便にひどく臭みがありましたが、二、三日頃より幾分なくなりました。時々眼をさまし泣く以外は嗜眠状態で食欲はあまり御座居ません。(一日にお粥半杯位)一生懸命に御願い致し、浄霊致して居りますが、どこに主力をおいて浄霊したらよろしゅう御座いますか、御教え願います。

“第一は背中、腎臓部、後は胃と腹である。子供は相当衰弱しても治る。

姉妹小児麻痺症状

“七歳の女児、小児麻痺にて半年前より浄霊、未だ家族のものは入信して居りません。その中に妹(五歳)が又小児麻痺の初期の様な状態となり、妙な恰好で歩いて居ります。姉と関係ありませうか。又、家族の者を導きたいのですが、如何にしたらよいでせうか。

“小児麻痺らしいが、症状をみないと判らぬ。

擬似小児麻痺

“私事、三歳の時急性肺炎を致し、其の後医療にて治りましたが、五歳の時一夜にして小児麻痺になり、民間療法にて歩ける様になりました。そして只今では、足は右足が悪く膝より下が冷たくて細いのです。そして足の拇指と踵が地に着かず、足首の処が曲って、外側の足先で歩いて居ります。私は昭和二十一年十二月入信して光明如来様も戴きました。御浄霊をして戴きましてより、足は少し温か味があります。現在は御浄霊を受けつつ御用をさせて戴き居ります。右の原因と浄霊法を御教示願ひます。

“余程固まっている。擬似小児麻痺である。気長にやれば治る。自分でもやり――。(霊力強ければ早く治る。自分でもやっていれば強くなる)  (S24・8・8)

小児麻痺

“私の関係して居る信徒の子供は二歳の時から小児麻痺で左足の自由を失ひ、唯今十二歳ですが、段々悪くなり、一年位前から四肢の自由を失っております。本年十一月入信以来非常に良くなりましたが、歩行も自由になる日が二、三日あるかと思ふと又悪くなり、完全に自由を失う事もあります。因みにその家の先祖には脳溢血で亡くなった方もあり、その信徒は夫婦養子であります。今後一層よくならせて戴きたいと念願して居りますが、如何にさせて頂いたらよいでせうか。又、御浄霊の要点も御教示御願ひ申し上げます。

“治る。擬似小児麻痺である。脳溢血の霊とは関係はない。注射の如何に恐るべきか。医療の事を知らぬとはっきりしない。(S24・12・25)

生後一年手足不自由

“山梨の飯野さんの坊や(生後約一ケ年)、未だに手足の自由が利かず肩は硬く、又便秘し、鼻は詰り、体は五ケ月位経った程の程度ですが顔は二歳位の顔をして居ります。医者は先天的虚弱質とか、又は低能児と申して居ります。母胎に在る時母が盲腸炎をやり、注射等を大分打って居ります。又、生まれてから種々病気をやり、生後より医者にかかり通しで御座いますが、霊的に障りがあるものでしょうか。

“薬毒である。薬は赤ン坊には余計に効く。生後間もなく注射するとそうなる。発育する力がなくなるのである。気長にすれば治る。よく首がグラグラするのは薬毒である。小児麻痺は真症と擬似とあり、真症は死霊、急死の霊、擬似は大抵ビッコである。これは塊の痛い所をする。足膝のガタガタするのは必ず膝の裏側である。(S24・2・4)

発育不全、歩行せぬ子

“七歳の男子、未だ口がきけません。耳は聞こへます。智慧は三、四歳位です。発音は「おば、おば」と「かあ」と丈言へます。身体の発育は頭部は普通で、手足は少し短い位ですが、腰部と臀部は普通より小さいです。大便は教へますが、小水は少しづつ出て、はっきりと排尿出来ません。五歳位まで歩けなかった為、孫太郎虫を長く呑みましたせいか六歳位から歩けるようになりましたが、未だ下駄は履けません。生後六十日位で肺炎を患ひ、その後も相当服薬致しました。母親が教修を頂き、毎日当方へ御浄霊に連れて参ります。最初首の周りが太く固かったのですが、十五日位御浄霊を続けましたら柔かくなりました。

“自然に歩けぬようになったもので、薬毒で、発育不全である。赤ン坊のうちに薬を沢山やると発育せぬ。孫太郎虫などでよけいに発育がわるくなった。(623下)(S24・6・3)

手足不自由の小児

“五歳の女、生後十ケ月頃に手足の不自由なるを発見しましたが、そのまま現在に到って居ります。一見三歳位で、生れたての赤ン坊位しか運動しません。入信(昨年十月)以来毎日浄霊して居りますが、足から膿が出た外は其後変化ありません。今後どれ位かかるものでせうか。御教へ下さい。

“長くかかる。年限の経つに従い快くなる。出来るだけ人を救ふ事である。

メリナ病

“最近藤沢市にメリナ病と称する病気が発生しております。病状は生後間もなく眼や鼻、口等開いている処全部から出血して半日位で死亡します。右の原因に就て御垂示御願ひ申し上げます。

“毒血が多い。出血するのは皆毒である。浄化が強くなった為である。赤ン坊は出来たてで柔かいから出血しやすい。毒といふのは薬、特に注射である。注射は直接血管へ入る。服み薬はズーッと悪い。今後、種々新しい病気が出る。(S24・1・29)

嬰児臍より出血

“嬰児が生れて間もなく臍から非常に出血致しました。これは毒血の浄化で御座居ましょうか。

“臍に孔が開いている。生れる前に古血を呑む――それが臍から出たのである。段々古くなると猩紅熱になる。悪露(オロ)は百日咳で出る。  (S24・7・23)

子供の吐血・好嫌

“子供が食物に至って好き嫌ひが多く、又其の好きなものも長らく続かないのは如何なるものでせうか。

“子供は霊的の場合がある。胎中にある時いろんな汚いものを飲み込む。それが暫く溜ってる。よく生れてから血を吐く。医者は之を胃潰瘍といふが、その汚いものを吐くのである。二、三ケ月して吐く事もある。悪露はなかなか出ないもので、百日咳で出る。子供のは必ず治る。(S23・11・22)

小児嘔吐

“私は本年四月より吉原市にて布教中のものですが、佐野昭(一歳)と言ふ小児、一月十日頃より多量に乳を吐き、病院では「幽門痙攣」と診断され、ビタミンB、C、葡萄糖等三十本注射致しましたが病状何等変りがありませんでした。其後七月頃より秀村医院にて軽い脳水腫と診断され、脊髄より水を取り、輸血二回、葡萄糖十本位注射致しました。十月初め母親が入信し、浄霊をやり、私も三十回位浄霊をしてみた処、大変元気になりましたが、未だ少し乳を吐きます。原因と浄霊法を御伺ひ致します。

“胃に毒があって吐く。序でに乳を吐くのである。大抵生れる間際に親の悪露を呑むのが胃へ溜る。或時期へゆくとすっかり治る。古血を呑むのは暫くお腹に溜ってる。悪露は多く背中へ溜る。それを出す作用が百日咳である。(S24・11・7)

腺病質

“当年七歳の男子、二年程前より食事が少なくなり、三ケ月程前から下痢を続けて居ります。(一日三、四回)いつも体が寒いのか火鉢の近くで坐って居ります。顔色も青く、余り生育も充分でありません。浄霊は続けて居りますが余り好くなりません。父母は入信して居られますし、今度御屏風観音様も頂く事になりました。食物は偏食で、特に魚類を好むそうであります。右の原因と浄霊法を御伺ひ致します。

“首から肩の塊、特に肩――。腺病質である。(S25・5・6)

腺病質と偏食

“腺病質の児に偏食が多いのは如何なる原因に依りませうか。

“いつも微熱がある為に偏食になる。(S23・11・2)

咽喉の脹れ

“最近生れました赤ン坊で御座居ますが、咽喉から左耳下腺一帯にかけて赤く脹れて苦痛が伴ひ、上を向けると非常に泣きます。呼吸が苦しく御座居ます。いかなる訳で御座居ませう。

“その部へ毒血が集って、腫れて出る。  (S24・11・19)

敗血症の薬毒

“医学でいふ「敗血症」といふのはどういふ原因でなるのでございませうか。又、浄霊の方法を御教への程御願ひ申し上げます。

“非常に濁った血が血管が破れて出るのである。皮下で血管が破れて血が溢れる。結局、非常に毒素の強い薬である。浄霊で治る。 (S24・5・2)

敗血症

“全身から血が滲み出す病気がありますが、何病でせうか。又、御浄霊は普通で宜しいでせうか。

“敗血症である。血管が破れ内出血するのである。出ないのは危険な状態である。菜食によって止まる。(S23・9・22)

壊血病と野菜

“近所の方ですが、歯茎や体中の毛穴から血が吹き出しており、医者は壊血病と称して居りますが、御浄霊は如何致すべきでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“敗血症である。菜食すると治る。食べたいもの食べる。(S24・1・8)

紫斑病

“二歳の男子、生れながらに顔面鼻部に紫色の斑があり、七回程御浄霊いたしましたところ大分薄くなって参りました。何卒御守護御願ひ申し上げます。

“内出血で、毒血が自然に出てシミになる。普通紫斑病といふ。(S24・8・19)

紫斑と菜食、(関節炎)

“十五歳の男子、四歳の時発熱、諸関節痛み、所々紫斑生じ、紫斑病だの関節炎だのと治療を続け、痛みは止まったが歩行不自由、遂には腰も立たなくなりました。その後医師や灸等あらゆる手当をしても効なく、あきらめていました。今年七月から御浄霊をしていますが、なかなか効果なく、却って時々関節に紫斑が現われて、痛み出して困っております。この子は小食で、野菜物を嫌い肉食をしています。手足は細く、何時も冷えております。如何なる方法をとったら宜しいでしょうか。

“紫斑は内出血したもので、血管が破れて出る。特に菜食すると血管は破れぬようになる。此人は関節へ固まっている。脳溢血なども美食の人に多い。之も菜食がよい。菜食は血管が収縮しやすい。

浄霊で紫斑浮き終ると消ゆ

“或信者で御座いますが、自分で腿を御浄霊して居りますと紫色の斑点が浮いてまいり、御浄霊を止めますとその斑点は見へなくなります。又、別院に御詣りさせて頂きますと全身に同様の斑点が一時浮いて来ると申します。これは如何なる訳で御座いませうか。お伺ひ申し上げます。

“毒血が沢山あるのである。それが浄霊する事によって出てくるが、浄化力が弱いから又引っ込む。紫斑病が内部に出ずにいる訳である。(S25・3・2)

血管腫

“五歳の男児、生れた時に手の甲に血管が太くなって居り、大きくなるにつれて広がり、医師は血管腫だから手術すれば治るとて、甲に一寸位の切った跡あり、現在平(ヒラ)の方に残りが段々広がり、肘のところまで特別に太く、所々に血管の太くなった所あり(俗にスンバクと申す)段々胸の方まで出来て、この頃寒い時等痒がります。御浄霊させて頂いたらお蔭を頂けますでしょうか。

“毒血が固まって段々寄ってくる。痒がるのは然毒である。(S24・11・13)

衰弱と浄霊力強い場合

“喀血度々あり、大便に血が混じ、相当衰弱し、時々顔や足の甲がむくみます。私が腹部を浄霊しますと、下腹部より上方へ突上げて痛みます。他の教導師の浄霊では痛まぬ訳――。

“足甲のむくみは非常に悪い。野菜を多く食すといい。この人は霊力が強いから効くのである。