019 医術篇(3)

頬癌(疑似)

“頬癌を患っている女(五十六歳)、頬と口中に孔があき膿が出ており、食物が充分摂れません。如何でしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“癌ではない。癌は膿は出ない。(S24・1・28)

頸道癌患者

“今年五十七歳の男、昨年八月頸道癌と診断され東京帝大病院へ入院、切開手術をし、途中退院したもののその傷の苦痛に堪え兼ねてお光に縋る事となり、以後浄霊を致しております。その後二ケ所は御霊徳により自然に吐膿致しましたが、未だ二つ腫れております。過日水腫性丹毒のために終に又医者の注射を受けましたが、その後も続いて御浄霊をしておりますが、心臓が大変よくないやうです。如何でせうか。

“早いうちならよかったが中々難しい。どちらとも言へないが治る経路に於ては浄化がいろいろ起る。本人が迷ってるとすれば難しい。衰弱さえしなければ治る。請合はずやってみる事である。

胃癌はない

“私が浄霊を行なっている、兵庫県尼崎市、桝正市(五十五歳)は胃癌で、医者は二年程の生命だと言はれましたが、浄霊十回程で段々良くなりましたが、酒をよく飲みたがり、甘い物を食べたがりますが、どうしたら宜敷いでせうか。御伺ひ申し上げます。

“胃癌といっても本当の癌ではない。 (S24・6・7)

皮膚癌の特色

“五十八歳の男の方ですが、二年程前、左鼠蹊部に腫物が出来、医師は皮膚癌と言って手術を致しましたが、手術後その附近が定期的に痛む様になり、再度の手術を致しました。十日前より御浄霊を続けて居ります。此の皮膚癌は何か霊的に関係あるのでしょうか。又、御浄霊法を御教示願います。

“皮膚癌などは滅多にないが、よく治る。之は皮膚が重なるようになって感覚がなくなるので、痛まぬ。痛むのは消毒薬が滲みて痛む。痛むのは凡て薬毒である。治る。(S24・10・8)

腸癌より浮腫―浄霊法

“三十八歳の腸癌の男、六月より浄霊を続けて居りますが、九月より肛門の脇化膿、そこより下痢をする様に成りました。九月中旬より手足の先、顔に浮腫が来ました。三日前より小便の出が悪くなり、食欲も減退致しました。浄霊を続けて如何ですか。

“化膿して下痢したまではいいが、浮腫は具合がわるい。肛門に孔を開けて出ればよい。之は癌でなく腸のおデキである。おデキの膿が溶けて、下痢と膀胱へ来て尿道に来、膿が濃い為に小便がよく出ずムクミとなり、その為に胃腸を圧迫して食欲がない。故に尿道から膀胱へ行く所の膿を溶かせばよい。浄霊を頻繁にして小便の出るようにする。陰部の毛の所をよく浄霊する。小便が出てくれば復活する。ただ浄霊の力が薄いと溶け方が悪いから、浄霊の場合裏を狙ってズーッと心へ通るようすべきである。 (S23・11・16)

直腸癌と言わる

“私は当年四十九歳ですが、昨年五月、直腸癌で苦しんで居りました処、信仰に入ればよいとの事で八月入信、以来御蔭様で次第によくなり、十月に秋の仕事が出来る迄になりました。然るに十二月から再発しました故、今年一月末光明如来様を御祭りして御縋りして居りますが、中々苦しくて、特に夜中の二時頃と朝の十時頃が息の出来ぬ程苦しくなります。其の他の時は割合いに楽で、本日も御面会に上りました。どうしたら早く治りませうか。御教へ下さい。

“左腎臓の下の方の塊を浄霊する。直腸癌ではない。糞便の通る管が圧迫されて細くなっている。腰部と肛門の上下をよくする。(S24・2・17)

疑似直腸癌

“私は二十二年二月関節炎を患ひ、一ケ月入院全快し、同年七月便と一緒に血の塊が出まして、二人の医者に直腸癌と診断され、即刻手術してその後肛門部に大きな「しこり」が出来ました。今年の二月再手術をして現在は人工肛門です。今年八月入信し毎日浄霊を頂いて居りました処、又々肛門内に大きな「しこり」及び外部に小さな「しこり」約十個が出来、痛みが激しく、又下腹が苦しくなります。如何にしたら治るでせうか。御伺ひいたします。

“この塊といふのは薬である。之だけでは直腸癌ではない。直腸癌になると便秘して出なくなる。手術せねば訳なく治る。まだ後出来るかもしれぬが、心配はない。(S24・9・17)

心臓病と怒りやすい

“昭和二十三年一月入信した本年十九歳の娘、先日心臓の浄化を頂き、大変よくして頂きました。以後、自分の思ふままにすればそれでよろしいが、気に入らぬ事を言ったりさせたりすると大変怒りっぽくなりました。何か霊的に原因があるでせうか。御教示願ひます。

“体的に原因がある。斯ういふ人は左肩が固い。浄霊すれば治る。赤子などもよくある。  (S25・5・27)

狭心症

“私の扱っている信徒小林熊五郎(六十歳)は本年一月狭心症にて凡ゆる手当を加へましたが、医師より見放されて息も絶え絶えになりました時、三男久男が入信させて戴き、大先生様へ御礼参りさせて戴き、帰るや否や早速浄霊を致しました処、息づきが非常に楽になり一週間位で起き上る事が出来ました。三月に其の人も入信させて戴き、且つ又光明如来様を六月奉斎戴き、今日迄恙なく過ごさせて戴きました処、十日前より再浄化を戴き、食欲も減退し、嘔吐をもよおしておりまして心臓、肝臓が主なる浄化の様に見受けられますが、今後如何に致しましたらよろしう御座居ませうか。御伺ひ申し上げます。

“薬を吐くのだから結構で、今度は本当に治らう。(背中を浄霊する)狭心症は治りいい。毒素が圧迫している。(S24・9・17)

心臓弁膜症

“生後一年三ケ月の男子で、よく肥えて元気らしいが医師は生れつきの心臓弁膜症と云ふのですが、大きくなれば自然に治るでせうか。又浄霊すれば早く治るでせうか。

“心臓周囲の毒が心臓を圧迫している。腎臓により肥満の場合もある。脈搏が異常を来してる。強く圧迫したのが狭心症、弱いのを弁膜症といふ。(S24・2・16)

心臓弁膜症の浄霊

“医学では絶対不治とされている心臓弁膜症の原因及び浄霊個所――

“心臓弁膜症でも狭心症でも何でもない。肩をする。心臓周の毒が固まる時圧迫する。又、浄化熱の為心臓を煽る場合もある。臍の上下の浄化熱は心臓へ影響する。それだけで治る。(S25・3・3)

心悸亢進の原因

“心悸亢進症について御垂教願ひます。

“心臓附近の発熱である。  (S24・9・19)

心臓病と熱

“最近、教習を受けた者です。心臓が弱く、仕事や道歩きもよく出来ません。良くなりますには如何致せばよいでせうか。

“心臓の周りに毒があり、心臓を圧迫する。その場合熱が出る。多くは背中で、背中に毒があり、熱がある。熱により心臓が興奮する。

心臓病と息切れ

“十八歳の男子(牧野保)、心臓病にて三年前より医師にかかりました。現在医師は二、三年位しか命は請合えないと申しておりました。一週間前より御浄霊させていただいておりますが、食欲進み、腹膜が相当ふくれておりましたが下痢の御浄化をいただき大変低くなり、本人も大変元気になりました。歩くと息切れが致しますが、今後共何卒御守護御願い申し上げます。

“医者がやっているから二、三年持てぬのである。もっと立派に長生きする。息切れは肋間であろう。(S25・3・18)

水泳中の心臓麻痺

“水泳中に心臓麻痺を起して死亡致しますのは毒素の如何なる作用によるのでございませうか。

“心臓に毒素が固まっているから、水が冷たいと冷え切って駄目になる場合もある。(S24・9・13)

心臓脚気

“医師は心臓脚気と申します。身の自由が出来ず、顔を見れば普通人で、動こうと思へば動く事が出来ず、約半年余りになります。現在ではぼつぼつ歩かれますが、仕事は出来ません。どういふ原因ですか。御伺ひ致します。

“心臓脚気の名前がおかしい。心臓に脚気などある筈がない。霊的かもしれぬ。

永年の胃痛

“私の父亮海事長年の胃痛の持病があり、昭和二十一年春受光致し、其後は絶えず痛み、再三死に直面しましたが、観音様に助けて頂きましたが、胃痛は止りません。然し浄霊時は楽になる由、これは霊的原因でせうか、体的なものでせうか。お伺ひ致します。

“体的原因で、背中の右か左に塊があり、それが溶けて胃へ入ってゆく。腹をやっても一時的である。背中をやる。背中が隆起している。皆飲み薬である。或時期へ行くと溶けて還元する。それが排泄される。それが痛みである。

胃部鈍痛・圧迫感

“本年五十九歳の男子で御座いますが、昨年頃より病気になりましたが、その為床に就く程の事もなく、空腹時に多少痛みを感じ、平素も胃部に何となく圧迫感と鈍痛が御座いました。入信後は毎日御浄霊を頂いて居りますが、昨今は殆ど床に就いて居る状態で御座います。毎日午前十一時半頃(昼食前)に必ず胃部が痛み、時にはポトポトと水の様な無色、無味、無臭の液を吐きます。痛みかける頃に時刻を誤まらず食事を頂きますと痛みは去ります。午後は四時前後に必ず胃部に痛みを感じ、此の時も時刻を誤まらず食事を頂きますと痛みは去ります。初めの頃は右時刻に食事を頂けば痛みは去りましたが、此の頃では其の時刻に何か頂こうとしても食欲がなく、口を通らず非常に困る様になりました。食物に対して非常に難しくなり、初めの頃は何でも頂けましたが、近頃は白米の御飯等でも全く口にしたくない様になり、一時は上等のうどんだけ頂けましたが、近頃は之も全然駄目で、バターのついた食パン、コンデンスミルク、リンゴ汁等を朝昼晩頂いて居ります。御飯を頂こうとつとめましてもどうしても頂かれません。夜は、時とすると空腹時の九時過ぎに痛む事もあります。痛む時は上向きに寝ますと大概二、三十分以内には痛みは止りますが、寝ないで居りますと痛みは止りません。夜一時頃から朝迄の間は一番具合のよい時で、此の間に痛んだ事は少のう御座います。御浄霊戴けば大変気持よくなりますが、一向にはかばかしく参りません。霊的に何か関係が御座いましょうか、お伺い申し上げます。尚、家族全部入信し、御神体も御祀りさせて頂いて居ります。

“原因は背中の薬毒で、背中の上の方である。少しづつ胃へ還元する。背中の浄霊だけでよい位である。(S25・1・21)

胃部鈍痛

“昭和十八年頃より何時も胃に食物が停滞する様な感じとなり、ガスも出なくなり耳も聞きにくくなる状態が二、三日続いては、その後口中熱を起し、便秘となり、時折二、三日位調子が良くなります。この調子の良い時はガスも出、便通もあります。胃腸には最初より痛みは感じませんでしたが、最近は背中から右手にかけて多少の痛みを感じます。本年二月一日頃より浄霊を受けており三月十日入信致しました。右につき御教示願ひます。

“胃の鈍痛、痙攣等は大抵背部へ溜った薬毒である。それが胃へ還元したものである。(S24・4・10)

定時の胃痛、胃潰瘍の原因と浄霊

“六十四歳の男子、一昨年胃潰瘍になり医療を続け、毎日重曹を飲んで居りましたが、本年八月胃カタルと診断され、九月より浄霊させて頂き同月入信致しました。毎日浄霊し居りますが夕方四時頃より痛み出し七時には止ります。夜食を済ませると治ります。毎日定まった時間に浄化して来ます。如何なる訳でせうか。浄霊法を御教示願ひます。

“薬で作ったもので、重曹を続けて服めば必ず胃潰瘍になる。食物と共に胃壁も柔かくする。背中へ溜って固まっている。時日が経つに従ひ浄化が起る。そして再び胃へ戻ると痛む。人間は朝起きてから生活すると浄化作用が起る。背中の薬毒が溶けて胃へ還元する。薬を一生やめる事である。浄霊は背中、胃の裏から肩胛骨――押して痛む個所である。背中が肝腎である。(S24・11・8)

胃潰瘍と胃下垂

“大正八年頃から胃病になり、医薬で癒そうとして昭和二十年迄ちょいちょいと病院通ひ致しました。昭和二十二年暮から、二十二年に胃潰瘍になって、観音様に救はれました。力がついて来ました。体の方が仕事をすればくたびれますが、浄霊は毎日続けていますが、どうしたらよろしいですか。

“胃の薬の中毒である。消化薬は重曹が元で、重曹は凡てのものを柔かくする。食物と共に胃壁も柔かくなりブヨブヨになる。昔は胃潰瘍はなかった。製造する薬がなかった。最初流動物を摂ればよい。(キリストの哀れな小羊とは全くその通りである。小羊だ。戦時中食の足りない時はよく噛んで食べるとよいが、弱ってしまふ)胃下垂も人工病である。よく噛むと胃が弱る。若い頃フレッチャーズムを一ケ月位やって胃が弱ったのでやめた事があった。

胃潰瘍と吐瀉

“私の父小森周平(五十五歳)、二十三年九月入信、二十四年十月頃より胃潰瘍の御浄化を戴き、其の後毎日御浄霊を続けて居りましたが、二ケ月程前より食物は食べても吐瀉してしまひ、同時に便通もなく、身体も大変衰弱して来ました。如何なる原因で御座居ませうか。御浄霊法を御教へ下さい。昨年春、光明如来様を奉斎させて戴きました。又、若い時屋敷蛇を殺した事があります。

“便通がないのは食物が少い為であるから病気でない。薬を吐いたのであらう。背中をウンと浄霊する――塊がある。(S25・5・6)

胃潰瘍、胃背痛

“青根あいと云ふ四十七歳の信者、昭和十九年頃より戦争中の過労により就床、二十年末より胃病に悩み、二十四年五月下旬京都府立病院に入院、胃潰瘍と診断、同年十月下旬に退院、自宅にて治療中本人神経質になり、日々背部より胃部に疼痛ありて苦しんで居ります。治りますでございませうか。

“胃潰瘍は薬で作るものである。(S  (*)・11・23)

胃潰瘍か

“杉浦つた子(二十七歳)、本年八月半ば頃より二ケ月激しい下痢が続き、時々熱があるのみ、他は殆ど熱がなく、其の間二、三日ヌラが口より出た事もありました。段々体は衰弱してまいり、浄霊いたしても効果がありません。最近下痢は止りましたが、首裏に親指の頭程のデキモノが出来、口中がひどく荒れ、泡ばかりの唾が出る様になり、医者は慢性胃潰瘍と云ひます。右は体的でせうか霊的でせうか。又、御浄霊法をお教へ願ひます。

“出血がなければ胃潰瘍ではない。  (S24・10・28)

胃下垂

“私は終戦後シベリヤ捕虜収容所に入り、翌二十一年連日の空腹に作業が出来なく、之を補ふ為雪水の飲用又は朝昼食の乱用で、同年八月胃下垂になりました。其のまま復員し、以後働きつつ自力健康帯のみを頼りに参りましたが、悪くなる一方で、本年四月末より一週間の断食と食養生で二ケ月過し、又指圧療法等を行ひましたが回復せず、七月末近所の方の御教へにより入信させて戴きました。現在下腹部が常に張り、空腹感が無く、又喫食後の満腹感も無く、併し如何なる物も美味しく量に限度なく、遂に量が過ぎて後で苦しい思ひをしたり致します。伸縮力全然なき此の胃が生甲斐ある元の活動する胃になり得るでせうか。御伺ひ申し上げます。

“腹膜があらう。浄霊で治る。腎臓から背中に塊がある。胃下垂の原因は胃薬と消化の良い物を食ふ為で、胃の活動力を弱らすに因る。(S24・8・18)

胃痙攣原因、(胃よりの腫物と出血)

“最近、半月位の間に私と弟と母と三人で胃痙攣の御浄化を戴きました。胃痙攣は霊的の様に伺って居りますが、どの様な霊的で御座いませうか。

“大抵薬毒である。霊的は少ない。体的の方が多い。背中の薬毒が胃へ入って痛むのである。又、胃へ入って、固まって溶ける時の痛みと両方ある。薬を呑むと仰向けに寝る、すると薬毒が垂れて背中に固まる。それに浄化が起って元の胃へ還元して痛む。霊的の場合でも、毒があると霊が憑きやすい。であるから、霊的といふより体的といった方がいいかも知れない。針刺すような鋭痛は西洋薬、鈍痛は漢方薬である。それ故胃痙攣など背中を浄めなくては治らぬ。背中には必ず塊がある。胃から膵臓、十二指腸、肝臓等に無痛の腫物が出来、それが割れて始終滲むように出血して便に混ずる事がある。胃潰瘍の血は良い血であるから出ぬ方がよい。そして血の出る間は流動物にする。野菜を多く食すと出血は止る。蛇の霊が痛める事もあるが、痛みは移動する。昔蛇が腹中を泳いで、音がするのがあった。狐の方はそう痛まない。(S23・10・28)

胃癌か

“患者、六十五歳、男、胃が始終重苦しく時々胃部と腎臓部が盛上り、後酸味ある液が出ます。兄弟二人胃癌で亡くなっていますが、霊的関係がありませうか。浄霊三回、変化が認められません。治癒見込み如何でせうか。

“痛みがない故、今の所癌ではない。今少し浄霊してみよ。元は腎臓である。腎臓の横に塊あり、それを溶かせば治る。

船車の酔の原因

“船に酔ふ事は矢張り毒素の為でせうか。

“横隔膜の下に毒がある。(S24・5・13)

  船車の酔の浄霊個所

“一、船酔い及び汽車に酔うのは如何なる原因でしょうか。

二、又、御浄霊法を御教示下さい。

“胃の後の部を浄霊すると治る。(S24・10・8)

胃病の浄霊

“昨年一月入信した五十歳の男、昭和十九年五月突然胃が痛み出し相当苦しみました。入信前は浄霊により余程楽にして頂きましたが、入信後浄霊は一日も欠かさずして居りますが、その後全然変化ありません。然も一日時間を定めて痛みます。医者は胃潰瘍と十二指腸潰瘍と申して居ります。原因と浄霊法を御伺ひ致します。

“胃潰瘍なら血を吐く訳である。十二指腸は臍の下である。  背中を浄霊せぬから治りが悪いのである。背中七分胃部を三分位にしてやる。胃腸カタルで死ぬなどあり得ぬ。  (S25・2・7)

胃潰瘍と飲酒と食餌法

“昨年九月二十二日朝、突然真黒な大便がおり、貧血を起しました。早速医師の診察を受けた所、胃潰瘍との事、以後六日間医薬に頼って居りました所、二十七日より御浄霊を受ける様になりました。其後一週間程して起きれる様になり、追々仕事も出来る様になりました。十月二十七日入信させて頂きました。其後頭がふらふらし、時々目眩がし、十二月迄続き、以後胸が痛く呼吸が困難となり、尚時々頭がふらふらし胃が焼けつくようです。現在まで浄霊を毎日受けて居ります。(病気前は毎日酒を三合から五合程飲んで居り、胃の薬は余り飲んで居りません)如何なる原因でせうか。

“胃潰瘍で、黒便は血の古くなったもので、フラフラするのは脳貧血である。未だ出血しているのは酒の為である。今の酒は薬が入っている。防腐剤が入っている。今の酒を飲むのは薬毒を入れる理屈になる。浄化の熱で焼け付くよう感ずる。固形物を食べぬ方がよい。すべっこいような物を食べる。お粥とそれに適当したものを食ふと早く治る。(S24・5・6)

飲酒と胃病

“私は以前胃腸薬を沢山飲んで居ります故かあまり食欲が出ず困って居りますが、しかしお酒を二、三杯頂きますと、  少々食欲が出ますが、胃のためにはお酒はいけないでしょうか。お伺い申し上げます。

“二、三杯ならいい。普通量ならいい。(S24・9・16)

執拗な背の熱さ

“六十三歳男子、十年前より胃腸病にて、腹痛の際服薬した程度でしたが、三年前より年中背中が熱くなり、医師は病名不明です。お浄霊は十日間位致しました。依然背中の灼熱感は去りません。原因をお教え下さい。

“背中の薬毒の浄化熱である。薬毒は殆ど背中にある。(S24・6・29)

背痛と腰痛

“本年四十八歳になる私の妻、去る五月一日より胃痛(鳩尾)を起し、毎日浄霊を続けて居りますが中々良くありません。最近では一日に二、三回痛みます。夜は寝られますが朝の四時頃になりますと必ず痛んで来ます。其の痛みは背中の方や横腹の方へも起り、丁度焼け付く様に痛んで来るのです。霊的浄化でせうか。又浄霊はどの個所をよくすればよいでせうか。御教へ下さい。

“霊的でない。薬の中毒である。背中をやらなくてはいけない。背中に塊がある。肩胛骨の下あたりにある。お腹をやっても駄目である。(S24・6・7)

伏臥出来ず

“渡辺つる(五十一歳)は三年前肋膜炎を病み、その後関節リョウマチとなり、現在手と足が少し曲った程度で、仰向きと横向きには寝る事は出来ますが、伏せては寝る事は出来ません。その御浄霊の方法を御教示お願ひいたします。

“背中に毒があり、圧迫するから、臥せて寝る事が出来ぬのである。(S24・9・8)

血痰、下痢、胸先の閊え、締めらる

“四十七歳の女、五月十八日血痰が出てその後微熱があります。五月二十日より浄霊を続けて居ります。六月初め頃五、六日目に下痢を二、三回づつ三度程くりかへしました。その頃も胸先が閊へて居りましたが、時々下るので多少楽な日がありましたが、七月二十日頃より一層胸先が閊へて苦しく、八月三十日の如きは咽喉先まで突き上げ、締められる感じで少しも下らず、苦しみました。四、五日間便通もありません。どこが一番悪いでせうか。因みに本人及び主人は六月、息子は八月に入信して居ります。

“ことによると霊である。曇りは背中の方である。便通を気にしてると便秘する場合固まる。  (S24・9・6)

肋間神経から背・足に浮腫

“本年一月より左肺部に著しき疼痛を訴へ、食欲不振、全身倦怠感ありて症状漸次悪化し、本年二月入信して以来毎日浄霊を受けたる結果、やや軽快して参りましたが、最近腰部より下肢全般に著しき倦怠感があり、足、背部には浮腫著しく現在数日間症状に変化ありません。何処を浄霊すれば好結果が得られるものでせうか。御伺ひ致します。

“最初は肋間神経痛で、他へ平均浄化が起った。だるいのは熱であるから、苦痛の所を浄霊する。腎臓を主にする。早く御奉斎する事である。(S25・5・7)

腕・胸痛と呼吸

“一、本年四十八歳の男、左腕より痛み始め、それが左胸部に及び、呼吸が困難となり、二、三分ほど休むと楽になるのですが、此の発作は朝のうちに多く、歩いたり仕事をすると直ぐ起ります。医大病院にてみて戴いても原因不明です。此の人は土工、炭焼等をやり、此の病気の為戦後は鮎や鮭漁等をやって居ります。原因と浄霊法を御伺ひ致します。

二、尚、もう一名、右の人と同年配の石屋さんですが、胸部全体発作的に痛んで困っている人があります。此人も冬期は鉄砲を持って銃猟を業として居ります。如何なる理由でせうか、御伺ひ申し上げます。

“一、浄化である。腕を使ったりなどすると毒が集る。治りいい。(S24・11・7)

化膿性肋膜

“私の兄は軍隊に居りました時胸を悪くし、二年前二銭銅貨程の穴が出来て膿が溜ったからと云ふので手術を致しました。浄霊を一年前から致して居りますが(手術はゴムの管(クダ)を通して膿を吸ひ出していたのです)今は流れ出るのをガーゼで受けている程度で、ゴムの管は除って居りますが、此の頃はすっかりやせて、十三日、一升以上血を吐きました。如何(イカガ)致したら宜敷いでせうか。

“化膿性肋膜である。菜食は血を止める力がある。化膿性は治りいい。食欲があれば治る。毒素は刺激を受けた所へ集る。(S24・1・26)

執拗な肋膜熱

“肋膜で本年六月教修を戴き、経過は良好でございましたが、十月はじめより三十九度位の熱が続き時々四十度位になる時もあります。食欲はありますが少し衰弱致して居ります。この熱の続きます事は何か霊的原因がございませうか。

“霊的でない。肩の凝りが原因である。食欲がないのは背中に毒がある。霊的ではない。よく浄霊の結果治らないと霊的に解釈するが、之は逃げ場で、慎むべきだ。知らない事は知らないと正直に言った方がよい。

肋膜の残存

“四十六歳の時、三月十五日頃より風邪を引き、無理に勤めにつきましたが、三月十八日、医師の言によれば急性肺炎との事で休養致して居ります中に肋膜となり、休養中、信仰の道を知り先生に御願いし、六月に入会させて頂き、段々と快方に向い、明けて(二十三年)二月三日より勤めに勤務させて頂く様になりました事は、此れ全く大先生の御守護の御蔭と厚く感謝致し、日々無事勤務をして居り、同年(三月十八日)に御面会を御願いし、其の後変りなく勤務をさせて頂きましたが、同年七月頃より小便が大変近くなり、右きんが固く腫れ、膀胱炎ではないかと、其の様に御浄霊を時々御願いし、同年九年に箱根に御面会をお願いせし節御伺い致したく思いましたが、御伺い致さないまま帰宅し、勤務致して居りましたが、同年十一月に健康診断の結果、十二月四日より三ケ月の休養を要すとの事、只今休養して居りますが、今年三月三日に日が切れ年度替りになる関係上、三月初めに勤務させて頂きたく思いますが如何でしょうか。御教えを御願い致します。

“勤務せよ。肋膜の治った後(腹)多少残っているものである。

肝臓硬変症と浄霊個所

“今年三十六歳の男(杉本治一)、昨年十一月頃より腹が大きくなり、食事も進まず、医師の診断は肝臓硬変症と申しました。本人は昨年十二月に入信、外に家族三人入信して居ります。御浄霊にて今年の二月には大変良くなりました。近頃四度目の浄化で、今迄より一番ひどく、昨日で十二日目ですが腸満の様になり、初めには熱がありましたが最近平熱で食事も少ししか摂れず、小便もあまり出ず、寝ていて肩胛骨と横隔膜を圧迫の為かだるくて苦しく、歩行さえ困難です。顔色は黄紫色で、小便の色は濃茶色です。浄霊法を御教示下さい。

“肝臓が硬くなるなどは絶対にない。間違いである。背中から腎臓をやればよい。(S24・10・26)

執拗の肝臓

“肝臓の下の方に玉子程の塊が二年程前からあり、御浄霊を頂いて大変よくなりましたが、昨年八月頃より又もとの症状になりました。毎日浄霊を頂いて居りますが、二日位間をおきますと重苦しい感じがいたします。お光様も二年前に頂き、光明如来様は昨年六月に頂きまして、教導所として御用させて頂いて居ります。右の浄霊の方法を御教え下さい。

“薬毒が沢山あるんで、そこへ薬毒が溜る癖がついている。元は腎臓である。肝臓の腫れる所の後ろの方を浄霊すれば治る。

肝臓と神経痛の浄霊

“肝臓の悪い人、神経痛も二十年来の持病で、腹へ差込みがくるのですが、外にまだ病気があると思ひ医者にみせたら腎臓病と云ひ、ペニシリンを打たなくては治らないと云ひます。此の信仰で治りますか。

“右半身に毒があるのでせう。気長に浄霊すれば癒る。医者にかかったらお終ひだ。股、肝臓、腎臓をよく浄霊すればよい。

麻疹より黄疸

“一、私は七つの時麻疹に罹り、九死に一生を得たとの事で、其の時より目が黄色いのです。昭和十八年入信させて頂き、其の後、前後三回腎盂炎の御浄化を頂き、何れも猛烈で、第一回には駄目かと思ふ程でしたが、御守護により完全に治らして戴きました。尚其の間時々胃部の激痛があり、去年十二月三十一日に先祖祭りをしてからすっかり痛みもなくなりました。而も尚依然として目の黄色いのはとれません。霊的に関係が御座いますでせうか。

二、御浄霊の方法をお教へ下さい。

“麻疹の毒が肝臓部に溜り黄疸を起したのである。(S24・5・28)

胆石浄霊で胃痙攣

“胆石病の御浄霊を致させて頂きますと、今迄異状のなかった胃痙攣を頻発するのは如何なる理由に依るものでせうか。

“此場合左が痛むのだから胆石病には関係はない。胆石は――臍の上部の方から胃中へ胆汁を送る輸胆管があり、その管に胆石がある為に胆汁が通る時に痛むのであるが、之は左側であるから胆石ではない。胆石は腎臓の尿毒が胆嚢へ滲み込む、そして胆汁と化合して石になるのである。之は浄霊によって砕ける。膀胱結石も胃、腎臓が元である。(S23・12・12)

脊椎カリエスの原因と痛み

“他の信徒で中野かほり(四十歳)は四年前脊髄(*)にて夫を亡くし、前後して夫の姉と妹が同病に罹り、其の後長男(二十一歳)も同病で悩んで居ります。又、父が長年病名不明でぶらぶらして居ります。如何なる因縁で御座いませうか。因みに同家では父の外家内五名が本年二月入信させて頂き、光明如来様、大光明(*)様を御祭りさせて頂いて居ります。

“長年膿が出てなくなった。脊椎の下の方が痛い。脊髄カリエスは祖先に非常に罪があり、前に説明したが、祖先に沢山ある罪が霊界で浄化され、その滓が子孫へ流れてくる。頭から脊柱へ向って流れてくる。カリエスの膿は人間の身体よりもっとある。四斗樽に一杯位も出るのがある。五、六ケ所から出ているのもある。一人では間に合はず、幾人でも分担する。医者にかからなければ死ぬような事はないが、脊髄は薬毒病になる。カリエスは痛まぬものである。痛むのがあるが、あれは薬毒である。(S24・6・18)

カリエスと霊(カリエスの原因)

“私の娘は当年二十二歳になりますが、五年前カリエスになりました。私宅に小田系統でない位牌四基がありますが、之が仏事供養も致さず居りました。カリエス病は霊的と伺いましたが、如何でしょうか。又、二十五年前私宅にて自殺せし人がありますが、之等も関係があるのでしょうか。只今は左首筋より膿が出て居ります。本人は教導所の御手伝いをして居れば気持よく働けますが、自宅へ帰ると思う様に動けないと申して居ります。今後如何なる態度で御奉公、御手伝い致してよろしいでしょうか。御教示に与(アズカ)りたく謹んで御伺い申し上げます。

“一生懸命誠を尽せばそれでよい。自殺した霊もカリエスと関係はない。カリエスは大勢の霊の罪の集積である。(S24・9・16)

肋骨カリエスより背痛・腰痛、(カリエスの苦痛と排膿経路)

“三十歳の女、肋骨カリエスにて肋骨を三本手術して取りました。三年後脊椎カリエスとなり膿が出る様になり、医師からも見放されました。その後入信せられて浄霊を受ける様になり、一年程は楽になり本部へもお詣りに参られましたが、二度目より浄化が来まして今では腰がとても痛み苦しみます。如何致したらよろしいでしょうか。

“一旦溜ったのが溶けて治り、又後、次が溜ったのである。皆薬毒である。脊椎カリエスは大抵無痛であるが、薬を注ぎ込んで痛みを作る。之もやはり腎臓である。脊髄から流れた膿は腎臓へ溜り、腎臓の尿毒も混って出る。衰弱したのは請合えぬが、気長にやれば治る。(S24・10・16)

肋骨カリエス

“受講の男子(四十二歳)、十年と五年前に肋骨カリエスにて右乳下と右脇にて二本づつ切開手術をし、昨年三月又肺浸潤となり、七月より浄霊を受け、経過良く行商を始めました処、過労から再浄化を頂き、盗汗、咳こみ、喀痰、最近はミカン色、発熱三十八、九度あり痩せて来、少し顔が浮腫み、咳の際乳下の手術部が引攣(ツ)り、痛みます。胸部並びに頸部に五分大位の灸跡の如き斑点が多数出て来ました。治癒しませうか。勝手、便所等鬼門の方位にあり、竃は使っていません。鬼門の方位をおかせば病絶へぬと言ひますが、経済的にも一日も早く御守護頂きたく願って居ますが、如何でせうか。 

“肋骨カリエスは毒が多い。始終熱があるから痩せる。斑点は薬毒である。便所、勝手の鬼門は極くわるい。鬼門だけはわるい。光明如来様をお祭りして家を明るくする。いい事が沢山ある。(S25・3・23)

脊椎発音、子供の霊

“今年二十七、八歳になる婦人、最初腎臓から腰の部分が痛くなったので、医者に注射をして頂いている中に脊椎の下の方に半径一糎位の瘤が出来てしまい、歩行困難となり、その瘤が歩く都度痛むのです。それに坐ったり立ったりする時「ポキリ」といふ奇妙な音がします。この音は如何にして起るのでせうか。又、数日浄霊致しました処、歩行が楽になり、痛むのが腰の下の方に下って来ました。前記の瘤は毒の固まりでせうか、霊的でせうか。一年前、生後七日目位で死んだ幼児の位牌を寺に納めてしまひ、現在家には位牌はなく何も供養していないそうです。これと何か関係あるでせうか。

“瘤は霊的ではない、薬毒である。浄霊で治る。悪い所があると大体音がする。(筋や種々なものの位置が移動する為で何でもない)子供の位牌はまずい。位牌を新規に作った方がよい。子供は大抵肩へつかまったり乳へかじりついたりする。祀ってやるとすぐ治る。祀ってやると言っただけで治る事がある。 (S24・3・20)

カリエス(胃、脚、腰)排膿

“本年一月入信致しました江口たつ子(十九歳)、昨年八月上旬頃より左下腹部が段々脹れ出し、痛みは大した事も御座いませんが、お茶碗大にまで脹れました。其の後、排膿、発熱等があり、昨年暮頃から背骨より腰まで痛み出す様な事が御座いました。本年二月中旬、突然胃の痛みを感じ、三日三晩苦しみ、御浄霊を頂き痛みは無くなりましたが、元気が弱り再度足(膝より股にかけて)腰が痛みまして、身体の自由がきかなくなり床に就いております。尚、下腹部の患部(左鼠蹊部)からは驚く程の膿が出ております。本人は今日迄病気はした事も無く、予防注射を受けた事がある程度で御座います。此の状態はカリエスの様に存ぜられますが、如何致しましたら宜しゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。尚、両親共入信致し、大光明如来様をお祀りさせて頂いております。御屏風観音様は未だお祀り致しておりません。

“カリエスの膿が出る。気長にやれば治る。膿は大変結構である。(S25・5・1)

カリエス膿腰に溜る

“二十七歳の女(信徒)、カリエス患者ですが、浄霊を始めて四ケ月になります。背骨の曲りは良くなりましたが、腰に膿が溜って居り、其後著しい変化はありません。時期が早いのでせうか。又、何か外に理由がありませうか。御伺ひ申し上げます。

“腰に膿が溜ってるのは結構である。膿が出れば治る。軽い。(S24・7・15)

傴僂の瘤破る

“本年十七歳の男子傴僂(セムシ)の方を三回御浄霊させて頂きました処、大きさが三分の一位になり、右背の瘤が破れて、最近膿が出る様になりました。これはどの程度まで治るものでしょうか。

“かなり治る。どの程度という事は言えぬ。(S24・12・3)

腰椎カリエスの水(腰痛)

“二週間前に入信致し浄霊を続けて居ります三十五歳の婦人の腰椎カリエスに就て御伺ひ申し上げます。この婦人は十八歳より三年間ギブスにはめられ、後十二年間は普通に生活をしていましたが、二年前より腰部が痛くなり、左大腿部に猫の頭程の腫れものが出来て水が溜り、一度は医師にその水を抜いてもらひましたが、又すぐ溜りました。只今御浄霊して居りますが、二、三日は少しよかった様ですが、その後十日程は腰がだんだん痛くなり、朝起き上るだけに四、五十分程かかります。起きれば家事も出来ますが、このままで続いて良くなりますでせうか。

“結構である。水は毒素――除ってもすぐ溜る。寧ろ多く溜るようになる。腰痛は溶けたのである。(S24・9・15)

カリエスより痔

“脊椎カリエスの患者を浄霊いたしました所痔の浄化が始まり、出始めてから六ケ月になりますが解消しませんが、如何でせうか。

“カリエスの膿が肛門の方へ垂れ下ったものである。痔の所をやれば治る。浄霊の霊力は浄霊する人により大変違ふ。長くやってる人はよく治る。霊力の強さにある。事情を話し、霊力の強い人にやってもらうといい。

脊椎カリエス突出部(彎曲)の治癒

“当年四歳の男児、今年二月頃より脊椎カリエスに罹り医療を受け、四月に至り浄霊をして戴きました処非常に良い結果を見ましたが、五月下旬頃より梅雨期に入り再び歩行出来ぬ様になりました。然し八月下旬頃に至って次第に具合が良い方に向って参りまして、四、五日前より少し位づつ歩行出来る様になって来ました。とは申せ脊椎の突出部は未だ快方に向った様にも見えませんが、発病の原因並びに完全に治癒するものかどうか――

“突出は治らぬかもしれない。カリエスで曲ったのは治らぬだろう。(S24・9・3)

脊椎カリエスの彎曲  講話集補  588  (S23・12・18

“三十歳の女性で脊椎カリエスを四年程前から患ひ、二年前より背中が彎曲、膿は少しづつ出ています。  その彎曲はどう言ふものでせうか。御浄霊によりこの彎曲も治癒致しませうか。右、御教示御願ひ申し上げます。

“気長にやらぬといけない。(S23・12・18)

傴僂の瘤破る

“本年十七歳の男子傴僂(セムシ)の方を三回御浄霊させて頂きました処、右背の瘤が破れて最近膿が出る様になりました。これはどの程度まで治るものでしょうか。

“どの程度治るか今言えないが、かなり治る。

カリエスの腰抜

“カリエスで腰が痛み、又腰が抜けて居りますが、浄霊法をお伺ひ致します。又、長くかかりますか。

“カリエスで腰が起たない筈はない。注射で起たないのであらう。(脚気の注射などよく起たなくなる)腰が抜けたら腰を浄霊する。又、腎臓に必ず塊があるから、する。(S23・10・27)

カリエスで胸部苦痛(手術)

“五十七歳の女、カリエスにて胸部苦痛、約十年間になり、一昨年下部肋骨附近に卵位の玉が出来、それを手術致しまして下部肋骨三本切断していますが、その後体の調子も良くなりません。昨年十二月頃より病状が悪化して胸部は益々苦しくなり、大変不思議な事を喋る様になりましたが、調べてみますと「犬神」が取りついているとの事です。浄霊は昨年十二月より十日間位最初続け、後は時々致して居りますが、現在尚体が苦しく、頭が痛くて何も仕事は出来ません。現在は両肩附近に未だ卵位の塊が出来ています。浄霊法を御教示下さい。(本人は四月入信させて戴きました)

“医者にかからなければこんな事はない。医者に作ってもらったのである。肋骨切断する時消毒薬を使ふから痛むのである。人間衰弱するといろんな霊が憑くもので、貧血状態になると霊が憑り易い。(血液の霊化)苦痛の所を浄霊すればよい。膿の出る苦痛と薬の苦痛である。気長に浄霊する。浄霊する人の強弱がある。古い人がいい。  (S24・5・25)

カリエスにて見放さる(医学禍)

“お伺い申し上げます。二十歳の男子、カリエスにて二年程前から床について居ります。医者には見放されておりますが、霊的のこと等種種お話し致し、浄化の如何にかかわらずこの頃は家族中一心になり、当人、父親、講習を受け、お軸もお祭りさせて頂きました。何しろ両脇に一寸に一寸五分位の穴があり、膿が出て居ります。肉が吹き出し、穴も少し小さくなりましたが、この頃、腸から便を出し、又、ガスも出ます。食欲はありますが、排泄を恐れて粥、又流動物を頂いて居りますが、普通飯等こわいものを食したいと申します。頂いてもよろしいでしょうか。

“直腸が破れている。食べても構わぬ。レントゲンであいた孔は治らぬ。自然のなら治る。(S24・9・3)

軟爪とカリエス

“四十七歳の女、長年虚弱で腰がしっかりせず、歩行もフラフラですが、手足の指、特に手の爪が柔かく、押えますと楽に曲る位です。カリエスがある様ですが、爪の柔かいのもその為でしょうか。

“カリエスと爪の柔かいのは関係なく、カリエスは脊柱の病気であるから背中に接近している所の変化なら関係ありと言える。指の爪は何か薬の具合に因るらしい。薬毒によって骨が柔かくなったり爪が伸びなかったりするような事はある。

腹膜(水を欲する事)

“腹膜炎の患者、咽喉が渇き非常に水を欲しますが、与えてもよろしいでせうか。又、これは如何なる原因でせうか。

“腎臓が圧迫され、尿毒が溢れ溜って腹が大きくなり、水分を欲しがる。それが又溜る。(S23・10・23)

衰弱の腹膜(吐水、吐血)

“当年四十二歳の農家の主人、三年越しの腹膜炎にて最近御浄霊によりまして大分はれも引きました処、十日ばかり前より毎日の様に洗面器に一杯位ずつ水を吐きます。最後の十日目には赤黒い毒血を前と同分量位吐く為に衰弱甚しく、今なほ現幽の境を彷徨している様な状態で、譫言等も時々申します。食欲はあまり御座居ませんが、お酒等所望して大きい盃に二杯ほど時々頂いたり致して居ります。奥さんが入信致して居りまして一心に浄霊をして居り、私も毎日させて戴いて居りますが、今後如何なる所を主に浄霊したらよろしう御座いませうか。又、今後如何にしたら救はれませうか。御伺ひ申し上げます。

“黒い血を吐くなどは結構である。背中と腎臓をする。(S24・11・17)

慢性化膿性腹膜(原因と腹部激痛の浄霊個所)

“入信致しまして十ケ月になります須藤きみ子(三十五歳)と申す信者で御座いますが、只今の家に移転致しましてから腹部の御浄化を頂く様になりました。相当強烈な痛みが御座いますが、御浄霊致しますと苦痛はとれます。然し、食事を頂きますと又強烈な痛みが御座います。現在の家は五、六年前此処に住んで居た独身の鮮人がお酒の為に死亡致し、死体は近所の人が近くの墓地に埋葬し、位牌も近所の人がお祀りして居りましたが、三年忌が済みますとお寺に預けて了ひました。其の後、鮮人の夫婦が住まって居りましたが、妻が腹部の御浄化を頂き、一年程して其の家を出ましたら健康になったそうで御座います。現在の人は其の後に入り約三年になりますが、矢張り腹部の御浄化を頂いて居ります。当人の主人の兄は子供と共に戦災で亡くなって居ります。此の腹部の御浄化は最初の鮮人の霊又は戦災死の霊と何か関係が御座いませうか。お伺ひ申し上げます。

“この霊とは関係はない。浄化である。飯を食ふと痛むなら霊の関係ではない。慢性化膿性腹膜の塊で、腸に細くなっている個所があり、それで痛む。後方の腎盂が因であるから、そこを浄霊すれば治る。腹部の激痛はすべて腹の横をやればよい。(S25・2・22)

脱腸の二原因(無痛、有痛)

“私は昨年五月入信し、お光を戴きました。光明如来様も昨年六月お迎へして御祭りして居ます。私の三女とみ子(八歳)は小さい時は何とも有りませんでしたが、昨年夏頃より脱腸で痛む様になりました。痛む時は私も浄霊してやり、又先生(教導師)にも御浄霊して戴きましたが、段々悪くなる様です。今後、浄霊はどうすれば宜しいでせうか。又、此の病気は霊的関係のものでせうか。

“治る筈である。見当違いをしているのであらう。腎臓から下にかけて原因がある。毒に押されて出るのと、孔が開いて出るのとある。医者は、腸が長すぎるといって切るが、そんな事はない。腸が弛緩するのである。腎臓の周りの毒が腸を圧迫しているのと、腸が弛緩しているのとある。腎臓の背部の浄霊が肝腎である。腎臓から腰の方へかけて根よく浄霊すると治る。痛む方は性がよくない、余計出る。無痛の方がいい。(S24・10・16)

脱腸の浄霊個所

“昨年十月出生女児、一ケ月半程前より脱腸致し居ります。御浄霊は出生以来常に行って居りますが、今日に至るも泣きますと出て参ります。最近は大変良い方に向い居ると思います。原因及び浄霊法――

“鼠蹊部に孔があり、それが大きいのと小さいのとある。又、腹部の毒結の為腸が圧迫され、孔の大きい子はそこから出るのである。浄霊は腹部、腎臓、脱腸部の三ケ所で、年をとるに従い段々治る。(S25・1・27)

脱腸の医説と原因

“六歳の長男及び三歳の長女、生れつき両名共右側の脱腸で悩み、昨年九月より夫婦共入信して一生懸命御縋りして居ります。御蔭様で痛みは除れた様でありますが、泣くと又出て来て困ります。脱腸は治り難いものでせうか。右の原因と浄霊法を御教示下さい。

“脱腸は医学では腸が長いとして切るが、長いといふよりたるんで延びてるのである。故に収縮すればよいのである。腹部に塊があり、出る場合は穴があり、その穴から出る。男は睾丸へ出る。腹部を柔かくすると腸が締って治る。成長するにつれて治るものである。子供は治りやすい。気長に浄霊すれば治る。(S24・8・9)

脱腸(孔の大小)

“五十三歳の男(農業)、五年前より脱腸となり、普段は別に痛みはありませんが、歩いたり致しますと、張って来て気持が悪くなります。此れは治りませうか。又、主にどこを御浄霊致したら宜しいでせうか。御伺ひ申し上げます。

“お腹に毒が溜り、腸を圧迫する。両股に孔があいており、大小があり、大きい人は脱出する。(S24・10・3)

脱腸より浮腫

“今年六十歳の男、五年前より腹が腫(ハ)れて、苦痛はありませんでしたが十ケ月前より脱腸となり、機械をはめなければすぐに出ます。最近体が腫れ、特に足がひどくなり、食欲不振、無理に食べれば腫れぼったく苦しくなります。又、浄霊は一年前より致しておりますが、浄霊の個所は――

“萎縮腎である。元は腎臓である。尿毒が腹へ溜って固まると腸を圧迫し脱腸する。孔の大きい人は腸がはみ出るのである。腎臓が柔かくなれば尿が大いに出て治る。排尿は決して我慢してはいけない。(S24・4・28)

出臍より脱腸

“私の長女近子(二歳)はお臍が拳大の出臍でありましたが、おさえたら腸が下りだし、ひどい日は泣いて遊びません。家で一生懸命浄霊するとよくなりますが、ひどい時は伊藤先生に浄霊を御願いしますと不思議によくなります。然し子供の腸が下りますと私は胸が一杯になります。特に泣いたり排便の後に腸が下り、其の度に心を痛めます。一日も早く腸がよくなる様な浄霊法を御教え下さい。

“出来る。伊藤氏にやってもらい、自分もやる。やるほど霊が強くなる。気長にやってればすっかり治る。

入湯より脱腸、福助頭

“今年四歳になる男児、生後七日目に湯に入れてから急に激しく泣き出し、脱腸になり、三ケ月後に筋炎になり手術を受けた事があります。頭は福助のように大きく、手足が細く、医者は発育不良と申して居りました。二月末より御浄霊中ですが、御浄霊を受けるようになってからは今迄老人のようになって居ったのが段々やさしくなりました。五月中頃四十度位の熱を一週間出しました。只今でも食べ物は親が噛んでやらなければ食べないのです。右の原因と浄霊法を御指導を願います。

“湯を嫌うのは狐霊である。精神病院で湯を入れる療法がある。之は、その間狐霊が脱けたり畏縮したりしているのである。(然し幼児の場合であるから、湯に入って泣き出したのはその刺激で痛いのである)(入浴時急に泣き出した)激しく泣くとイキむから、そのイキミで脱腸した。(福助頭……云々)は、後からそうなったのなら手術、注射の如きものが原因で、いろいろ責められ、そうなるのが遅かったのである。身体へ薬を入れると発育が非常に悪くなる。その為である。(知っておくべきである)(S24・6・25)

腹痛の浄霊個所(全)

“私の妹(せつ子、十二歳)は時々腹痛を起します。病み具合は二、三日又は十五日位続く事もあります。そして一日に三、四回は痛み、始めは唸り、段々悪くなると腰を曲げて腹を押へて歩きます。母は昭和二十年十一月入信して御光を受けて居り、兄庄平も昨年三月入信、御光を受けて居ります。私も昨年十二月入信しました。腹痛の時の浄霊は如何したら宜しいでせうか。御伺ひ申し上げます。

“見当違ひをやっている。背中から腎臓、腰等、後ろの方を浄霊するとよく治る。腹をやっても治らぬ。背中は霊、腹は体であるから、霊の方を治さなくてはいけない。肩胛骨の下あたりから腎臓、腰をやって治らなかったら、腎臓の凹んだ所を押すと痛む個所がある。そこをやれば腹痛など必ず治る。背、腎臓部等押すと塊がある。そこを浄霊する。腹部をすると一時よくなるが又痛む。盲腸痛など腎盂にきっと塊がある。ドシドシ治る。(S24・10・16)

腹痛と背中―腹痛の浄霊急所

“私の御導きした三十三歳の女、以前は目付きが一寸変でしたが、その外は別状ありませんでした。本年二月入信、以来時々御腹が痛くなり、頭が痛んだりして居りましたが、近所の例祭に御詣りしてから大変御腹が痛くなりました。私共もわかりません。その人の子供は、御母さんは心に隙があるからだと申して居りますが、如何なる理由でありませうか。御伺ひ申し上げます。

“浄化が起ったので、背中をやれば治る。どんな腹痛でも背中をする。(S24・7・26)

腹痛、嘔吐

“腹痛で臍のまわりと鼠蹊腺が浄化して居りましたが、下痢するものと思って浄霊をやりましたが、突き上げて吐きましたが、こういふ場合、どういふ浄霊を行へばいいですか。お教へ下さい。

“背中――腎臓のちょっと上をする。お腹の具合の悪い通りに背中に悪い所がある。

執拗な腹痛と御奉斎の仕方

“五十歳の女、二ケ月前より腹中が痛み二、三時間浄霊を続けても楽にならず、一日中苦しみますので無理に吐かせますと少し楽になります。家中御光を戴き光明如来様も御祭りしてありますが、他村に嫁に往った娘の夫が当地にて大光明如来様を頂いて居りますので、その大光明如来様をその家で御祭りさせて戴いて居ります。右の様な次第にて以前に頂いた光明如来様は例祭の日しか御掛け致しませんがそれでよろしいでせうか。又、此の病人の楽になれないのは右の御祭りの仕方と関係があるのでせうか。今後如何にさせて戴いたら一日も早く楽にさせて戴けませうか。御教示御願ひ致します。

“光明如来様でなくてはいけない。背中を浄霊しなくては治らぬ。原因は背中である。(S24・11・26)

定期的腹痛

“五十四歳の男子、三年前より入信、毎日御浄霊を戴いて居りますが、毎日午前と午後に定期的に腹痛が起り苦しみます。家族はどんどん治りますが本人は三年来毎日ブラブラしたり、一寸仕事をする程度です。家族は霊的でないかと案じて居ります。本人の弟は精神異常にて水死、お祀りしてございます。本人は全作無肥料実行、熱心な信者でございます。腹痛の原因に就き御垂示下さい。

“今迄お腹を閑却した。(S24・10・19)

盲腸より下腹・腰浄化

“二十四歳の女、昨年夏盲腸を浄霊により全快せしも、今春早々盲腸より下腹部に陣(*)痛が起り、浄霊すれば腰の方向に移るが如くに痛みが廻り始めますが、之は如何なる事でせうか。

“盲腸の場合、後ろの方を治さなかったからである。右腎臓の下の方に必ず塊がある。これが因であるから、ここを浄霊すれば治る。浄霊個所盲腸を治すのは後ろの方を治す。右後腎臓下部に必ず塊があるから、之をすれば治る。俯(ウツブ)せ出来ない時は――。(S24)

盲腸後食欲減退

“二十二歳の女、本月初めより盲腸炎にて御浄霊させて頂きました処、十日目位で殆ど腹痛はなくなり普通食までになりましたが、十四日目頃より胃痛が起き、その後食欲減退し、現在胃痛はありませんが流動食のみにて居るためか力が付きません。此の場合食事は流動食を続けて宜しいでせうか。又、御浄霊はどの程度にさせて頂いたら宜しいでせうか。御伺ひ致します。

“背中の浄霊が足りない。  (S24・1・22)

横腹膨れ

“お腹に塊が出来、腸を圧迫し、その為横へはみ出る。後ろの腎臓から来ている。霊的に関係ない。(S23)

チフスと脳、(頭と腹の関係)

“四十五歳の男、五年以前に腸チフスを病み医師の手当を受けましたが、其の後二、三年体がすっきりせず、自家療法をして居りましたが、昨年脳を患ひ、医師より蓄膿と診察を受け、切開手術を受けた時血が多量に出て、それよりクシャミが出ると直ぐ頭に熱を持ち、生血の様な臭ひがすると同時に胸を締めつける様に息苦しく、全身が疲労します。尚、左後頭上部を指で圧すると、左の鼻穴より澄みきった水の如き鼻汁が出ます。五月頃より浄霊を続けて居りますが、浄霊法を御教示御願ひ致します。

“チフスの時は頭痛が付き物で、それを氷冷するから脳を患ふ。腹と頭は関係があり、天地になっている。頭の痛い時は嘔吐をする。蓄膿の手術は何にもならぬ。クシャミは後頭部から出る。頭を一番よく浄霊する。又、後頭部をよくする。それで治る。(S24・10・8)

パラチフス後発音不自由(氷冷の害)

“私は昭和二十一年十月に入信させて頂きましたが、最近特に私の言葉の発音に対し痛切に悩んで居ります。実は十五歳の時パラチフスになりましてより舌が短かくなり、声は低く、引掛る様でもあり、早口で興奮し易く、又緊張した時などは全く発音不可能であります。然し吃りではありません。今後如何に修行したらよろしいでせうか。

“パラチフスとは関係はない。熱のある時に頭を冷したのが原因である。パラチフスの毒が頭に固まったものである。前頭部の中に舌を動かす筋があり、そこに塊がある。頭を冷すんでない、冷凍法である。脳溢血で冷凍法の為死ぬのが随分ある。それにより貧血し、食欲不振で死ぬのがある。人間の身体はどこを冷凍しても器能をいためるに定っている。(S24・6・18)

腎臓結核、血尿

“二十歳の女子、排尿多量の為医師の診断を受けました処、膀胱より機械を以て探りを行ひました結果両腎臓結核と断定され、以後四十度前後の熱が持続され今日に至って居ります。(此の間六十日)御浄霊は二十日程致して居ります。現在血尿を少量づつ寝る暇もない程排泄されて居ります。御守護御願い申し上げます。

“尿意頻繁は――。膀胱結核から尿道に影響している。腎臓の周りに固まっている。それが溶けて腎臓へ滲透する。血尿は、尿道の出口等の粘膜が柔くなっており、それが少し切れる為である。段々治る。小便濃い――。(S23・7・13)

腎臓結核と食餌

“本年二十六歳の男子(幸光昇)、二月より腎臓結核で病床に居りました処、偶々本教の話を聞きまして、此処の所十七日より御浄霊をさせて戴いて居ります。余りに衰弱がひどいので御座います。どうぞ大先生様御守護御願ひ申し上げます。

“腎臓結核は治りやすい。衰弱に気をつける。食欲のない時は流動物にせよ。問題は衰弱である。食欲ない――、早期ならよかった。腎臓の外側のおデキで、之が中へ滲透する。溶けて血尿となって排泄される。(S24・7・19)

腰痛

“女子十三歳、周期的に非常に猛烈な腹痛にて、浄霊を行っても楽になりません。其の原因を御伺ひ致します。

“肩胛骨(背)から腎臓にかけて塊がある。右臥就寝の人は右に多い。 

入信せず浄化捗々しからず

“一月四日に御守護御願ひを申し上げました脚本家菊地隆三(三十七歳)で御座いますが、三十三歳の時結核性右足膝関節炎を患ひ、ギブスをはめた為棒の如く屈伸不能にて不具者となりました。それ以来病気はなく、又、昨年八月頃より左足鼠蹊部が痛み出しました。平常坐行困難となりましたので診察を受けレントゲンや血沈検査を致しましたが、結核性の疑ひがある位にて病名不明との事、ギブスをはめ安静にする外はないと言はれ悲観致して居りました。昨年十一月十一日より御浄霊をさせて頂いて居りました処、痛みも取れ一ケ月程にて歩行も出来る様になりましたが、十二月九日より仕事の為熱海に参り入浴を一日四回位致しました処、一週間位より再び痛み出し、歩行困難となり、帰宅致してより悪寒及び三十九度以上の熱が二十日間位続きました。最近やうやう悪寒は取れ、三十八度以下に下りましたが、依然として痛みは取れません。腰部の裏が特に痛みます。父は脳溢血、兄妹は結核にて死亡致して居ります。右の状態は死亡者と関係が御座いませうか。尚、お屏風観音様をお祀りさせて頂き、母親を入信させました。右、御教示お願ひ申し上げます。

“単なる浄化である。腰部の裏――腎臓の所、股へ固まった。御自分が先ず入信すべきである。間違っている。(S24・1・28)

腰曲る

“当年六十八歳の父、五十五歳頃より腰が曲り始め、最近ではくの字に曲って働いて居ります。昨年一月頃より時々腰に痛みを覚へ、御浄霊を続けて居りますが思ふ様でありません。此の様な老年者の腰曲りは治りませうか。

“腎臓の毒素が腰へ固まったもの。或程度治るが元々にはどうか。長年であるから。早いうちなら何でもない。(S25・5・16)

七年間坐ったきり

“本年四十五歳の女、七年前より腰が立たず、手足が不自由で毎日坐ったきりで居ります。十日程前から御浄霊を続けて居ります。大変気分が良くなったと申されます。全快致しましょうか。

“急所外れと、毒が非常に固まっている。(S24・7・29)

腰部脱臼(顛躓)

“五十二歳の女、昨年屋根上の物干場より落ち腰骨が脱臼し、接骨医に掛りましたが細い骨は接骨至難との事で、一年を経過致しましたが快癒致しません。御浄霊により全治致しますでせうか。御伺ひ申し上げます。

“全治はどうか判らぬがズーッとよくなる。脱臼はし易い。脱臼はよく間違へるが、大抵脱臼でない。脱臼でも治る。肉出血が固まってなる場合が多い。一ケ月やってみる。それで治る。大抵歩けるようになる。気胸で肋膜を起したのである。肺膜と肋膜はいつも密着しているべきものである。(S24・9・8)

肋膜手術、龍神と松

“二十歳の男にて、本年三月淋巴腺炎を手術致しまして、六月頃より湿性肋膜になり、二回水を抜きましたが今尚溜り、九月より腹膜炎を併発致しましたが、両横腹は非常に堅く、食事は殆ど入って居りませんでしたが、十月より御浄霊させて戴きましてからは一日二合余り食べる様になりました。因みに当家は九月より自家山林の松、杉等を材木にして本家を改築致して居りますが、此の改築に着工致しましてより急速に病状は悪化致したとの事ですが、此の改築と関係があるので御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“肋膜や腹膜は水を除っても治る。実に簡単に治る。気長に浄霊すれば治る。沼などを埋めると龍神が怒るが、大木などは、馬鹿に太いのなら龍が憑いている事がある。龍神は大抵松に憑り、杉へは天狗の霊が憑いている。(S24・10・8)

肋骨カリエス手術、(肺浸潤と言わる)

“本年四十四歳の女子、三年程前に肋骨カリエスにて手術後、浄霊にて殆ど快復致しました。然るに本年十月初旬に至り発熱するや現在に至るも下熱せず、咳嗽、喀痰激しく、幾分衰弱し、肺浸潤との診断を受けました。右は霊的の原因が在るでせうか。

“急所を見付けると早く治る。前の毒が残っていたのが溶け出した。いくらか衰弱はするが、肺浸潤位結構なものはない。(S23・10・25)

胆嚢手術

“六年前胆嚢を手術し、それ以後、御茶を飲むと激痛が起り、又、食事も普通の御飯や御粥は通らず、一層固いオコワやイカの煮たのを気儘に噛んで食せば通るので御座います。食後、水も通らず、三時間後には水なら飲めるので御座いますがお茶は飲めません。何か意味が御座いませうか。

“之は無論手術の為である。胆嚢は胆汁を輸胆管から胃へ注いでいる。そして胆汁で消化を助けるのであるが、それが胃へ入るのが少なくなった為であらうといふ事は考へられる。手術などすると何か故障がある。(S24・6・22)

手放すべき胃癌

“昨年五月入信いたしました池原テイ(六十四歳)、胃癌で、入信後御浄霊をしておりました。大分楽になりましたが、再度浄化を頂きました。本人は大変御浄霊に感謝しておりましたが、家族親戚の者が無理に手術をして仕舞ひました。退院後左の下腹が板の様に固くなってきました。手術後再び御浄霊を頼んで参りましたので、只今迄三回程御浄霊いたしました。気分は大変楽になりますが腹の板には変りがありません。食事も進まなく、現在では茶碗に一杯位しか食べられません。どう云ふ訳でせうか。又、楽にしてやるには何処を浄霊したらよろしいのでせうか。お伺ひ申し上げます。

“手放した方がよい。手術は大変な間違ひであるから、神様は助けて下さらぬ。(S25・1・17)

胃腸繋合手術患者

“当年四十九歳の女子、本年正月より胃噴門部に腫物が出来、腸へ直接腹部よりゴム管にて食を摂っていましたが、三日前再手術をして腸と胃を繋ぎ合はそうとした所、その部分がどちらも腐ってしまって繋ぎ合はすことが出来ず、管を抜いたまま縫ひつけてしまひました。医師は夏位までは持つと言って居りますが、これは浄霊によって癒るでせうか。何卒右に就て御教示下さい。

“難しい。繋合したのはもう駄目である。一週間やって、少しでもよければ続けてみる。  (S25・4・16)

胃腸の手術

“当年六十歳になる信者(男)で御座いますが、約三年半程前に数人の医者の診断で胃癌らしいとの事で胃の手術を致しました所、胃壁、腹部、背面腎臓部と腹壁との間に丁度鶏の脂肉のやうな一寸四方位の塊が散在致して居りました。医者はその全部は手術出来ず、その一部の手術と胃腸吻合等をして縫ってしまひました。その後漸次腹部が膨脹し始め昨年三月来御浄霊を続けて居りますが茲二、三ケ月次第に膨脹し、前後左右驚異的に膨脹致して参りました。丁度産前の産婦の倍以上と思はれます。その為に肛門脱出、脚部浮腫、而も腹部の膨脹と共に硬い塊も拡大致して居ります。食欲は御座いますが苦痛の為余り進まない現状で御座います。その原因並びに今後の処置等に就て御教へを賜り度く御願ひ申し上げます。

“原因は手術の為以外のものはない。大手術であるからどうする事も出来ぬ。駄目である。胃腸の手術は絶対にいけない。先に直腸癌で縫いつけた為、肛門から便が出ぬので、人口肛門といってお腹の横へ孔をあけたので、腸と腸との間から便が始終出る。ガスも出る。身体を仰向けても横になっても痛くて、身体をどうしていいか判らぬ。実に悲惨なのを見た事がある。六十位の男であった。病気は何でもないが医者が怖い。  (S24・8・22)

手術せる直腸癌

“私は当年六十歳になる者ですが、本年一月十八日に教修を頂きました。昨年十二月末頃より体が悪く、教修を頂いて居り乍ら種々他人の言葉に迷わされて所々の医者に診て貰ひましたが、病名が判らず、五月三十日専門医より直腸癌の診断を下され、手術を受けねばならぬと言はれ、六月九日、東京阿佐ケ谷の外科病院へ行きました処、癌の手術をするには直腸を清潔にする必要上先ず左横腹部へ人工肛門を造らなければならぬと云はれ、その手術を受けました。現在でも其処から便を取って居ります。其の後癌の手術を受けるつもりで居りましたが、二ケ月経過してもまだ手術は出来ぬといふので、只今では医者の無責任にあきれ、そのままにしてあります。教修を頂いて居り乍ら種々迷ひの道に踏み込み、今更しみじみ改心させて頂きました。御詫び申し上げます。只今の所肛門の中が痛み、肛門より股下の尿道腺が痛み、尿の出も夜分は特に悪いのですが、如何なる訳でせうか。又、昼夜肛門より何回となく薄赤い粘液や薄黒い粘液が少しづつ出ます。これは癌の毒が溶解して下りるものでせうか、お伺ひ申し上げます。毎日御浄霊を頂いて居ります御蔭で食事も進み、血色も良くなりました。観音様の有難さを身にしみて、一心に御浄霊を頂いて居ります。去る十二月五日には家内も入信させて頂き、共に一心に信仰させて頂いて居ります。何卒御守護御願ひ申し上げます。

“癌の毒とは限らぬ。或程度治ったら人工肛門をやめてもらふ。(S24・12・8)

直腸癌の手術

“七十四歳の男子、昨年十二月より便の催しがありますが出難く、医師の診断にては直腸癌との由、回復の見込みが御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“直腸は大便の通る道である。便秘せぬようにする。便は線香のように細いのが出る。直腸癌の手術は、人工肛門を作り、外へ便道をつくる。実に悲惨なもので、腸が露出すると死ぬ。絶えず予告なく糞やガスが出る。本当の癌は滅多にない。臍の左下位をやると大抵治る。又腎臓をよくする。これから塊が出ている。(S24・5・26)

盲腸手術とお産

“当年二十一歳の女性、十二歳の時盲腸炎の手術をなし、結果悪く、三年間に四回手術をなし、其後時々痛みます。「結婚して妊娠すればお産の際大変だ」と医師は申しますが、結婚しても影響はないものでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“お産には影響せぬ。ただ傷口が子宮の膨脹により開く事がある。

盲腸で小腸切り取る

“四十二歳の男子、二十四歳の時盲腸炎の手術をなし、其の際化膿が甚しかった為小腸を二尺程切り取り、半年程して傷口が治り、其の後十五年間は病気一つせずに過して参りましたが、昨年秋から熱はなく食欲も平常通りですが咳がはげしく出る様になり、坂道を登る時は息苦しくなって来ました。本年三月医師の診察を受けレントゲン写真を撮りました結果、左肺が真黒で右肺も幾分悪いとの事で御座いました。八月末から御浄霊を受け、現在迄に下痢が一回あり、痰が幾分よく出る様になりました。臍の周りの固結が大きく、腎臓と腹膜部の御浄霊を受けるとブツブツ音を立てますがなかなか下痢を致しません。右は大手術を受けた為に順調に下痢をしないので御座いませうか。

“小腸二尺除ったのは問題である。便秘は臍の周りの固結。腎臓とお腹を浄霊する。(S24・10・9)

腎手術・尿頻繁

“私事昭和二十一年七月腎臓結核にて、東京都千代田区駿河台医療団御茶ノ水病院にて阿久津先生に手術して戴きましたが、今日でも小便が三十分位しか保ちません。寒い時には回数も多く多少の痛みもありますが、小便の色は健康の人と異状はありません。治るでしょうか。

“すっかりは治らぬ。腎臓が小さくなっている。三十分おきに出る――これは治る。二つの腎臓の分を一つで働いている訳である。実によくない。(S24・3・20)

腎臓剔出・痛み・尿異常

“二十六歳の女、昨年腎臓結核の為手術で右腎臓を剔出致し、本年三月末迄安静にして居りました。四月から御浄霊を戴き二十五日程で楽になりましたが、只今は左腎臓付近が痛みます。小便は一日十五、六回程で尿量は一回約五勺程度、膀胱に痛みがあり、血又は鼻汁の如き下り物があります。此の場合何処を主として浄霊したらよいでせうか。御伺ひ致します。

“右腎剔出の為毒が溜る事が出来ず、どこかに溜らなくてはならぬので、それが左腎へ全部溜る事になる。例えば盲腸を除ればそこへ集る事が出来ず、腹膜から腎臓へ溜るから身体が弱る。医学では腎臓は一つで二つの働きをするといふが、之は違ふ。だからどうしても早死する。血膿である。腎臓へ固まり、おデキみたいになる。それが溶けて血膿が出る。後から押すと必ず痛い所がある。肺膜附近におデキの出来たのが肺壊疽である。(S24・5・6)

レントゲン照射したカリエス

“三十二歳の婦人、八年前より脊椎カリエスとなり、ギブスをはめたりレントゲン照射をしたり(二十回位)致しました。御浄霊は以前も時折頂き、又教修も頂きましたが、昨年暮より毎日頂く様になり、間もなく浄化が激しくなり臥床したきりになりました。現在はやっと三十分位坐って居られる様になり、食欲も大分出て参りましたが、背中(大分曲って居ります)の二ケ所から排膿し、又時折発熱し、そのあと咳と共にヌラヌラが出て居り、未だ寝返りも苦しい様です。一年近くも寝たっきりなので家人も心配して居ります。御救ひ頂けませうか。御教示御願ひ申し上げます。

“衰弱さえ増さなければ必ず治る。レントゲン二十回はまずい。レントゲンは固める。治るであらうが、長くかかる。落着いて気長に浄霊すれば治る。野菜を多く食ふ方がよい。血がきれいになるから毒が少くなる。(S  (*)・11・23)

脳内のデキモノ

“脳内に「デキモノ」が出来、病名不明の患者、御守護を戴き一週間位で立ち上る様になりました。患者の妻は教修を戴き、私と共に御浄めして居りますが、最近御浄化が一進一退になりましたが、此の後の御浄化の経過は如何なもので御座居ましょうか。御守護を御願い申し上げます。

“之は治る。脳内に毒塊があり、デキモノになっている。それを溶かすと体の毒が又寄ってくる。根よくやれば治る。

疣と浄霊(顔面)

“顔面の疣を浄霊致しましたら益々多くなります。如何なる訳で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“出るだけ出れば治ってくる。(S24・5・26)

骨腫(硬腫物)

“此の一ケ月間に左の様な症状の子供二人を見ました。(何れも信者さんの子供で、十歳前後です)それは左腕の後上部に突然硬い瘤様の隆起が出来、中が大変硬く、痛みもかゆみもありません。医者は骨腫と申します。数回浄霊しますと外側から少しずつ柔かくなりますが、中々とれません。之は如何なるもので御座いませうか。(二人共虚弱児です)御伺ひ申し上げます。

“痛まぬ薬毒である。治る。骨腫など嘘である。(S24・8・18)

肝臓下の玉と運動

“私は二十年間胃腸病により、昭和二十一年六月頃光明如来様を御祭りさせて頂きました。約二ケ月位後、肝臓下の腹中に卵位の玉が出来、其の後毎日御浄霊を頂いて居りますが次第に大きく、只今では、握り拳程に大きく、浄霊を受けますと玉を中心にして腹全体が張って来ますが、如何なるものでせうか。御教へ下さい。

“本当は毒素が集って来たので結構な症状である。年とっているので浄化力が微弱である。浄霊すれば小便や下痢になって出る。なるべく運動した方がよい。(S25・5・27)

右腹の塊

“三十二歳の女、四、五年前右腹に大きな塊が出来、順次大きくなり、現在握り拳大となって居ります。(半月程前より浄霊をしている信徒)原因と御浄霊法を御教示下さい。

“右腹といふと腹の真中へ寄った所であって卵巣膿腫等で、単純なものである。端へ寄っていれば子宮筋腫等である。右腎臓をよく浄霊すると自然に治る。  (S24・6・28)

下腹部の瘤

“左下腹部内の瘤(生れたての赤ン坊の頭大)に就ての御伺い――。一昨年(昭和二十二年六月)肉腫と診断され、直ちに開腹手術を実行しなければならぬと言はれ、私も開腹せずとも治る方法を求めあちこち探しました。去年(三月より七月一杯)千葉県の実姉と相談し産婦人科にかかり注射療法を受けました。それでやや良好に見えましたが、退院して今日に至るも瘤は依然として禍を為し、腰が時々非常に痛みますので、困却して居ります。其の為此度大光明如来様へのお縋りを五十嵐先生に奨められ、御光を戴き、治療の全きを期そうとするもので有りますが、右につき御教示お願ひ申し上げます。

一、左下腹部内に瘤が出来ている為左足に浮腫がある事。

一、毎月有るべきものが発病以来止って居る事。

一、時間的に三十分と立って居られぬ事。

一、入湯して暖めると腰腹が痛んで来る事。

一、此病気の為床に就いた事は有りません。

一、頭痛も起きた事は有りません。

一、仕事をつめて実行するとすぐ瘤が痛んで来ます。

一、右の様ですから病気前の健全の時の様に仕事の気力がありません。

“腹の病の因は後ろにある。それを気長にやれば治る。肉腫ではない。腰痛する故腎臓である。尾 骨(ビテイコツ)附近に瘤あり、それを浄霊する。(S24・2・20)

臀部の瘤

“私は十年程前からだと思ひますが、右臀部に小さな瘤様のものが出来、別に痛くもなかったので何の手当もせずにおりましたが、だんだんと肥大しまして、今は一掴みもある位です。一昨年頃から浄霊を戴いて居ります。此の頃夜寝ていた(*)り、又、時々痛む様になりました。これは霊的か病的か御教示下さい。私の実父が馬に噛まれて私と同じ所におできの様になって居りました。固まったままで化膿もしていませんでした。

“痛んでくればしめたものである。