017 医術篇(1)

脳天熱と転換期

“最近の信者の浄霊を致しますと十人が十人とも脳天に熱があり、此の現象は今迄に見られませんでしたが、之は現界の夜昼の転換期に現れたものと考えて宜しゅう御座居ましょうか。

“浄化が強くなって来た為である。今の人は実に頭がわるい。(S23・11・2)

頭高熱と体の変調

“今年十一歳の男子ですが、  二十年四月の空襲の際、火煙に取巻かれ、非常なおどろきの中を母の背におんぶして其の時は無事にすんだのですが、直後発熱四十度に及び、其後次第に体に変調を来し、非常に物事におびえ、恐がる様に成りました。当時は発音も不能と成り、だんだん体に及び坂道などは登る時はよいのですが下る事が出来ず、動作も非常におくれて居ります。現在では一日二回程恐怖に襲はれ、其の顔面は誠に異様です。発音は有りますが、言葉はほとんどわかりません。右の理由と、御浄霊の方法を御教授御願ひ申し上げます。

“頭が非常に熱すると頭に変調を来す、その為である。根気よくやってると治る。(S24・6・6)

脳溢血症状の重軽

“六十二歳の女、以前脳溢血をやり、其の後睡眠中以外は全身微痙攣が持続し、口及び両手が特にひどいのです。当人の主人は酒癖がありまして非常に苦しめられ、尚、子供二人が服毒自殺と轢死を遂げております。何の意味で痙攣が続くので御座居ましょうか。御教示御願い申し上げます。

“痙攣のある中風は一番重い。痙攣が大きい程重い。次に胸へ手をくっつけるのが重い。次は、手を握って固くなっているのである。治るに従い、手を開く。(S24・6・23)

脳溢血再発とは

“六十二歳の女、五年ごしの中風で左半身がききませんのですが、昨年九月入信致しまして、御浄霊を頂き、鉄の様な足も段々やはらかくなり、歩くのも随分楽になって参りまして、大変喜んで居ります。所が近頃、目が見えにくくなってきました事と、頭がもう一つはっきり致しませんので、以前の時と同じ様な気が致します。本人は又脳溢血になるのではないかと案じて居ります。一日一回は家族の者の浄霊を受けて居りますが、浄霊を頂いて居りましても再度脳溢血を起す様な事も御座いませうか。お伺ひ致します。

“此脳溢血は未だ残っていて、毒血が溶けて頭に残っている。或程度溶けて鼻汁や痰などになって出る。先に固めて、その上に溜って浄化するから、医者では二度目、三度目の再発は危険だといふのである。(S25・1・17)

中風症状の浄霊

“信者黒須初太郎(六十歳)、昭和二十三年七月より中風状態の御浄化を頂き、医師の手当を受けて居りましたが効果なく、翌二十四年十一月入信、  同時に光明如来様御軸及び御屏風観音様を御奉斎させて頂き、朝夕御浄霊をさせて頂いて居りますので大変精神的にお救ひ頂けて参りました。今後の御浄霊方法を御教示頂きたく存じます。右、何卒御垂示を御願ひ申し上げます。尚当人の家は鹿島神宮の鳥居の近くに御座います。宜敷く御守護を御願ひ申し上げます。

“右か左が利かぬ。利かない方の耳下を主に手は腕の付根をする。足は足の外部と頭をする。中風、脳溢血は顔が紅く、少し経つと青くなる。故に中風などなく、立てない。二、三日で治る。風邪よりやさしい位である。冷すから手間どる。決して恐くないものである。(S24・1・28)

脳溢血、半身不随

“当年五十歳の女、昭和十六年夏京都府下枚方町、(ヒラカタマチ)川勝家の法要の際、同家にて脳溢血を起し意識不明、三十五日目に余病併発等ありしも一命を取止め、今日に及ぶも右半身不随、頭脳、言語も人並ならず、発病以来八ケ年を経過致しました。此の人を約一ケ月前より御浄霊致して居りますが、不随部分は逐次温みを増して来ましたが、未だ捗々しくまいりません。右の霊的関係及び御浄霊法を御教示御願ひ致します。

“霊的ではない。普通の脳溢血である。八年間だから一ケ月や二ケ月で判らぬ。気長にすれば段々良くなる。一番は頭である。両頸部を溶かすと手が動いてくる。不随の反対の方もよく浄霊する。(S24・8・15)

中風再浄化の浄霊

“私が浄霊させて戴いている中気の病人(五十二歳、男子)歩行困難でありましたが、御浄霊を二十四回程致しましたら一時は軽い仕事は出来る様になりました。二ケ月程浄霊を止めましたら又悪化し、三十四回程浄霊致しましたが効果ありません。その妻は入信(本年八月)して毎日浄霊を致して居りますが、病人は大酒家で、遊び事や狩猟等を好み、相当遊んだ事もあります。一度良くなって再浄化したのは何か訳がありませうか。今後如何に御導きしたらよいでせうか。御伺ひ致します。

“再浄化は大抵ある。中風で重いようなのは入ってじきにやった位では治らぬ。良くなっても浄霊をやめてはいけない。妻君では無理である。中風など良くなったり悪くなったり繰返してゆく。中風の再浄化は大抵三、四回である。それ以上にはわたらぬ。(S24・10・27)

中風と便秘

“中風病に罹った時二日目に便が出れば二年生きる、又三日目に便が出れば三年生きると云ひますが、又女は右に男は左に出ると云ひますが、霊的に関係が御座居ますか。御教へを賜り度く御願ひ申し上げます。

“便は何でもない。医学では中風と便と関係のあるように言ふが、何等の関係もない。病気が分らぬから末梢的の事を云々する。便秘は何等差支えはない。いくら溜っても何でもないものである。中風などは食が少いから便秘する。女は右、男は左――。(S24・5・22)

中風と赤ら顔・縮れ毛

“本年五十四歳の男子、去年十月頃より中風状態になり、現在左手首が痛み、左手は堅く握っているやうな状態で御座居ます。又、左足も不自由で歩行困難で御座います。顔は一見赤ら顔で、頭髪は縮れ、猿のやうに見えます。如何なるわけで御座居ませうか。

“普通の中風症状である。中風の人は赤ら顔が多い。頭の毒素は毛に影響する。(S24・6・29)

卒倒後肩・首・頭重し、シャックリ

“六十三歳になる祖母、卒倒後身体不自由となり、シャックリが激しく(三十分位毎)出ます。症状は肩、首、頭へかけて非常に重く、痛みを感じます。浄霊の要点を御教示下さい。

“重い、痛い所をやればよい。中風である。シャックリは後頭部である。シャックリは構はぬ。早く治る。医者にかかるかからぬかで分れる。医者へかからねば中風など治る。自然でも治る。(S  (*)・11・15)

中風と菜食

“一、会員(六十三歳の男子)、中風になり最初より御浄霊をさせて頂きましたが、最近右肩が痛み出し、非常に痰が出て居りますが、右手、左足は未だ不自由でございます。全快致しませうか。尚御浄霊の急所はどこどこでございませうか。

二、中風患者の食事はやはり菜食が宜しいでせうか。

三、右の人は勿論その一家は皆熱心な信者でございますが、急に中風の御浄化を頂きました。今迄熱心であっただけに多少の迷ひを生じたかに見られますが、この様な場合どの様に指導させて頂いたら宜しいでせうか。

右、御教示御願ひ申し上げます。

“一、痰になり、出るだけ出ればよい。急所は痛い所、又は押してみて痛い所。逆中気である。

二、菜食がよい。  肉食は血が濃くなるから、中気が起りやすい。

三、信者でない場合よりは軽く済む。迷はずにやれば中風でも治る。(S  (*)・11・23)

逆中気(手足痙攣)

“四十五歳位の男子、約四年前より右側の腕、脚が痙攣し出しました。別に脳溢血になった事はないとの事ですが、現在昼夜共に同じ様に相当劇しく痙攣し、それと後頭部が重く凝る以外は大して異状はありません。此れは逆中気でせうか。又、御浄霊はどこを主(オモ)にさせて頂いたら宜しいでせうか。右、御教示御願ひ申し上げます。

“逆中気である。関節(肩の奥)の塊の為手が震える。(S24・12・23)

逆中気の浄霊個所

“愚妻、右手足にお浄化を戴き、右手は上げ下ろしは出来ますが、握力が出ませんが、如何致しましたものでせうか。霊的に原因を御伺ひ申し上げます。

“(足は普通、言葉はきける――)  逆中気である。逆中気は割合い軽い。気長にすれば治る。多分、右の耳下、頸部をする。その元は右の腎臓に塊がある。

逆中気の浄霊個所の順序

“六十三歳の男子、中風症状にて現在迄に約十四、五回浄霊致しました。特異と思はれる状態は、言語自由なるも、頭部より足先迄左側が悪く、一昨日頃より右腰も痛むようになりました。やはり中風でありませうか。又、治るでせうか。本人の言に依れば、約三十年前に潜水病にかかり失神し、一時は中風の如き疾患になった事がありますが、其時は空気調節のみで癒ったとの事であります。

“逆中気である。頭部を廻らずに同じ側に流れたものである。気長にやれば治る。左腎臓を第一に、頸腺を第二、足の外側などをする。

逆中気

“三十三歳の男、十月二十日頃より中気に罹り、約一ケ月医療、其後浄霊を受けて居りますが、大して変化有りません。御浄霊にて足は少し動く様にして頂きましたが、力無く、手は全然動きません。医者は梅毒から来たのだと申します。何処を浄霊させて頂いたらよろしいでせうか。御教へ御願ひ致します。御守護御願ひ申し上げます。

“逆中気、脳溢血にならずに中気になった。(S24・12・23)

逆中気

“私の妻(七十二歳)、去年の十一月から神経痛を患ひ、三月下旬より御浄霊をして頂いて居ります。左の手足が全然ぶらぶらで、ききませんでしたのに、御浄霊後手足が動く様になりましたが、ここのところ又動きません。腎臓がものすごく硬く、小水がほんの少ししか出ませんし、浣腸も相当にやりましたので大便も少ししか出ません。私達一家一生懸命お縋り致して居りますが、なかなか良くして頂けません。完全に治させて頂けませうか。

“逆中気である。 (S24・7・19)

高血圧の原因

“高血圧を心配致す人がありますが、このお道の上からは問題ではないと存じますが、如何でせうか。

“耳下腺の横。ただ之は脳溢血の腺である。これを間違へて高血圧は脳溢血の原  因といふ。高血圧とはここから腕へ流れる。病原にはまずならぬが、扁桃腺が腫れたりなどして出れば何でもない。脳溢血の発作はまず頭部を浄霊する。(固まるから)  血圧――脳卒中は頸動脈の塊で、之は手へ流れる。脳溢血は後ろである。(S24・9・13)

脳溢血と高血圧

“四十四歳の女の信者、八月二十八日に入信致しました。この信者、本年三月上旬胸が苦しくて医者にかかり、血圧を調べたところ二百八十と聞いて驚き、それ以来フラフラ状態でございます。今度光明様におすがりして一心に信仰しております。何卒御守護御願ひ致します。

“之は何でもない。顎下部が凝っているから、そこをよく浄霊する。ここの凝るのは血圧である。血圧が高くなると脳溢血が起るといふが、脳溢血は耳下腺に固結があるので、血圧は頸腺で、関係はない。(S24・9・9)

低能の真因と上流階級

“頭脳の働き明瞭ならず、思考力、推理力等に乏しく、数学的に鈍感で、時々常識を欠き、俗に「八重」とか云ふ人は、  1、霊魂が若いでせうか、  2、憑依霊の為でせうか、  3、毒素に因り頭脳が回転しないのでせうか。右の様な人は往々に中流以上の家庭に多くみられ、両親は相当な教養のある人によく見受けますが、如何なる因果関係により現れるのでせうか。

“頭に欠陥がある。生れつき頭に欠陥があるのと、毒素が凝ったのとある。  大抵は後者で、毒素が多いので頭を触ると暖かい。之が冷くなればはっきりする。首筋にきっと塊があるからそれを除る。上流は大事に育ち過ぎる。子供のうちから大事に扱い、女中や乳母任せで、気の入れ方が違ふ。正月の祭祀――お供へに輪飾り、松と梅か竹を入れる位で、大して変らない。(S23・12・22)

脳打撲による智能低下の小児

“私の孫は昭和十五年八月二十七日生れで桐之と申します。本年十歳になりましたが、未だに物がはっきり云へません。「ジイチャン」「オバアチャン」「ウマイ」「ママ」等より外言葉が出ないのです。其れは三歳の時、机の上から落ちてミシン機の金具に頭をぶつけて一寸位切れましたので、医師に治療して戴き唯今では傷痕が残っているのみです。此の子供の父は終戦二十日前に戦死して居ります。此の子は耳は良く聞え、私達の云ふ事は大抵聞き分けます。然し乱暴で、近所の自分より年下の子供を見ると突然倒したり、又は川に押し落し等するので困ります。此の様な気質の子供は如何なる原因に依るものでせうか。又、二年前より浄霊していますが変化ありません。浄霊はどの様にしてやったら良いでせうか。私共夫婦は入信して居りますが、肝心の母は本教に入信して居たのですが、中途で人からの中傷により反対する様になって、光明如来様は御祭りして居りますが、御用は思ふ様に出来ません。如何にしたら良いでせうか、御教示願ひます。

“打った時、頭の智能的働きのものを破損したのである。機能の欠損は年限と共に段々治るが、内出血の固まったのは浄霊で溶かせば治る。然し、母が信仰をやめるようではいけない。母が一番熱心に信仰すべきである。(S24・9・25)

生来の智能低下の原因と浄霊

“謹んで御伺ひ申し上げます。当年十一歳の男子、  生れ乍ら遺伝性の梅毒にて最初から眼に現われ、相当量の注射(白血球を増す注射)を受けまして、現在は丈夫に成りましたが、智能減退病と診断せられ、  未だ五歳位の智恵しかなく、単語は話せますが綴る事が出来ません。身体は今の処非常に丈夫です。最近私が入信致しました。浄霊を続けて居りますが、此の病気は治るでせうか。御伺ひ致します。

“治るが、生れつきか注射の毒かである。前頭部の奥を出来るだけ浄霊する。又後ろの頸筋もする。年とるに従ひ治る。

低能児の治癒日数

“私の長男功(イサオ)(十歳)は勉強嫌ひで成績悪く、昨年十二月より浄霊を続け、例祭日には必ず連れてお参りもしていますが、未だに変化ありませんが、此の「痴呆症」は今後如何様にすれば治るものでせうか、お尋ね致します。因みに、私の家の納屋は裏鬼門に在り、本家の入口の東前方(南東)に古井戸があったのですが、今はつぶれて畑になっています。

“簡単には治らぬ。相当時日がかかる。低能的病気をした事はないか。頭に毒がある。頭を中心に、頸の周りの塊を浄霊する。本人が祝詞を奏げるようにすると、段々よくなる。(S24・11・7)

健忘症の原因

“過去健忘症とは――

“頭脳中の記憶機能を打撲などで壊すのである。浄霊で治る。

健忘症

“私は最近、非常に健忘症になったと云いましょうか、新聞、書籍等を読んでも内容が記憶出来なくなりましたが、これはどういう浄化で御座いましょうか。御教示御願い申し上げます。

“頭へ毒が固まった。自分でやればよい。(S24・8・23)

思考阻害

“本を読んでいて、外の事に気が散って中々頭に入らない時が御座いますが、このような場合、何か邪霊が瞬間的に憑依するためでせうか。又そうした場合どうすれば精神統一が出来ますでせうか。

“前頭部に熱のあるためである。(S24・9・13)

脳膜炎の特徴と浄霊、氷冷

“すっかり治る。脳膜炎は前頭部が熱いのと、割れる程痛いので判る。今一つ非常に眩しく、目が開かぬ。氷で冷すと神経が動かなくなる。働かなくなる。頭中の毒を固める。(後不随になる)  前頸部の中を一番よくやる。脳膜炎の後は頭がよくなる。固めた為に眼が見えぬ。  (S23・8・7)

脳膜炎より唖

“五歳の女児、唖者で御座います。生後五ケ月で脳膜炎にかかり、注射と氷枕で治療を致しました。記憶力もあり、利口そうに見へ、五音ぐらいの音を発しますが、舌がつれる様です。浄霊五回目で耳から汁が出る様になり、後頭部も初めは冷たくなって居りましたが、只今は少々熱がある様になりました。之は霊的でせうか、体的の病で御座いませうか。

“体的である。脳膜炎を固めたものである。治る。気長に浄霊する。耳からの排液は非常によい。冷すのは、氷の温度は零度又は零度以下である。(S23)

秀才と脳炎

“急性脳膜炎に罹る人は秀才が多い様に思はれますが、如何なる理由で御座いませうか。御伺ひ致します。

“頭を使ふから毒が寄ってくる。 (S24・6・8)

脳脊髄の特徴

“私は四十四歳の女ですが、三歳の時に脳膜炎を、又十九歳の時脳脊髄を患ひ、その時には頭を上下にするにも困難な位でした。医者は死ぬか片輪になると申しましたが、お灸で治りました。次に三十一歳の時脳脊髄が再発し、それからは頭が何時も痛い様な、重たいような具合でしたが、昨年の三月二十八日より中本教導所の先生に浄霊をして頂いて居ります。御蔭様で大分よくなりましたが未だ頭が重たくて、背から首にかけて張ったような気持です。どこを主に浄霊したらよいのでせうか。

“脳脊髄の特徴は、延髄が張り、首が曲らない。之が溶けて頭へ入るのが日本脳炎。(S24・2・16)

脊髄脳炎

“私の三男、三年前四歳の時脊髄脳膜炎を患い、耳が全然聞こえなく成り、半年前より入信致し、毎日御浄霊致して居りますが、現在の処変化が御座居ません。今年四月より学会により盲学校に入学させねば成りませんが、此の儘御浄霊を続けて御浄化を戴く迄待った方がよろしいでしょうか。又、入学させると寮生活の為御浄霊が困難に成ります。如何致したら宜しいでしょうか。

“脊髄脳炎は後頭部へ来て固まる。きっと治る。耳朶の後ろの凹所へよく固まる。よく運動さすとよい。時々やればよい。それで治る。 (S25・1・16)

脊髄脳炎と日本脳炎、背毒に就て

“日本脳炎は如何なる浄化でしょうか。又、これに対する浄霊上の注意――

“昔の眠り病――即ち、嗜眠性脳炎であるが、進駐軍が日本脳炎と名付けた。静岡にあるお灸はすべて背中へ据えるが、人間の背中は一番毒が多い。少くとも前の五倍以上で、如何なる病気も背中を浄霊すればよい。仮に胃病にしても、背中の両側をやらなくては決してよくならぬ。之さえ心得ておけば、どんなに痛い腹でも治る。これは根本的に治る。何となれば、人間は背中を下にして寝る為に服んだ薬が背中に行って溜る。痛みは全部薬であるからであるし、  痛みは全部自分で作ったものである。日本脳炎の特徴は、延髄部が棒のようになり、かがめない。治ると身体は軽くなり、頭がよくなる。医療では氷で冷すから固まる。その為に脳膜炎の痕のようなものが残る。であるから生命の危険は少しもない。夏だけに多く、北海道には少い。これは日が弱いからである。日本脳炎の予防は日向(ヒナタ)に長くいない事、日光に照らされる時は帽子をかぶる事である。冬起る事があるが、それは頭へ入らず脊髄脳炎で止る。日が弱いからで、之は日本脳炎よりは日数が掛る。一週間乃至二週間である。全部首が硬直して、動くまで日数がかかる。

日本脳炎の死因と脊髄脳炎

“日本脳炎に就て――

“日本脳炎は眠っているから食物を全然食わない。物を食わず熱が高いから衰弱して死ぬのである。秋に発病するのは、日射が弱いから毒膿が日本脳炎の個所まで昇らず、脊髄の個所で止まる。これが脊髄脳炎である。  (S23)

日本脳炎

“今大分流行して居ります日本脳炎の原因は如何なるものでせうか。

“日向へ出て頭へ日が当ると身体にある毒素が脊髄を通って頭へ上る。それで子供に多い。脊髄脳炎は延髄へ集まる。本当はそうして毒を出した方がよい。小脳へ入ると眠くなる。肩頸の毒が多い。血膿が眼鼻等から出る。次から次へ昇るから、根よく三十分位間をおいては日に十回位する。馬は非常に日に弱い。それでゴザなどかぶせる。(S23・8・8)

日本脳炎の予防

“日本脳炎に就て御伺ひ致します。亦医学にては蚊の媒介と云ひますが、蚊の少い都会に多く、蚊の多い農村に殆どありませんが、この浄化に就てお伺ひ致します。

“蚊の媒介ではない。脳炎の予防は帽子を被るのが一番いい。又、北海道には脳炎がないのも寒冷地であるからである。濾過性といふのは、空財布の事を無銭性財布といふようなものである。(S23・8・12)

日本脳炎の治癒

“日本脳炎の「御浄め」の個所をお尋ね致します。

“背中の毒が暑さの刺戟で上昇し、延髄へ膿が固まる。何でも刺戟すれば、そこへ膿が集まるもので、お灸と同じ原理である。その為に延髄部は棒のように固くなる。浄霊をすると溶けて柔かくなる。三十分か一時間おきにやれば段々寄るのが少なくなる。すると鼻孔から血膿が出て治る。ひどいのは眼からも出る。実に簡単に治るんで、死ぬなどといふ事は絶対にない。「元気な子に多い」と医学で言ふが、元気な子ほど外へ出るし浄化力も強い。濾過性黴菌といふが、これは空財布を無銭性財布といふようなものである。無熱性肺炎は霊が憑っている。(S23・8・12)

日本脳炎より黒内障

“一昨年九月、日本脳炎にかかり、医療により恢復し、昨年十一月頃より黒内障になりました二十九歳の婦人、約一ケ月前より浄霊を始めましたが、腹部がやや大きくなり、下痢を一回やりましたが、目の方は変化ありません。浄霊の要点と治癒の見込みの有無を御伺ひ申し上げます。

“医学で固めたものがとけて眼へ出て来た。治るには治る。(S25・5・15)

不眠症

“信者の人、二ケ月余り夜眠られず、  教導所にてお浄めが入りますと、昼一時間位は眠れますが、自家では眠れず、その割にさほど疲れず居ますが、霊的の病でしょうか。その家では御祝詞をあげますと声が出なくなります。

“眠れぬのは霊的体的両方の原因があるが、之は体的原因である。右の延髄に塊があり、頭へ行く血管を抑えられる。その為である。頭の血液の少ない場合起るのであって、霊的でもこれをやれば治る。

重症患者は延髄(右延髄)

“重症患者の場合、よく右の延髄をする様にと云ふお言葉を頂きますが、どういふ訳で御座いませうか。

“言った筈はない。右延髄は脳貧血か何かである。(S24・9・13)

拝礼時の落盤感(脳貧血)

“御神体を拝んだ瞬間畳が一丈も下に落ちた様な気がして、頭を上げた瞬間又元に戻った様な気がしたと云ふ信者があります。この現象を霊的事象より見る時、如何に説明すべきでこざいませうか。御教示お願ひ申し上げます。

“一種の軽い脳貧血で、病的現象である。延髄に毒がある。(S23・11・8)

祝詞で頭痛

“満十八歳の女子、昨年七月十九日より御浄化(状態は高熱、発汗、頭痛、脈八十内外)にて約四ケ月寝みましたが、御守護を頂き、お蔭様にて以前より丈夫になりましたが、  不思議な事に其の間「祝詞」「善言讃詞」「御讃歌」  を奏げさせて頂きますと頭痛がして参ります。そのうちに何時とはなしに良くさせて戴きましたが、今年の一月十一日から又御浄化が前と同じ状態となり、腹痛も致します。右は単なる毒素の御浄化でございますのでせうか。御伺ひ申し上げます。

“毒素の浄化である。もう一ぺんやると大体治る。(S25・2・8)

脳梅毒

“北海道の林久子(三十七歳)と言う信者、昭和十九年二月八日午前三時頃床の中で涎が出て口がきけなくなり、足は痛み一週間位寝たままで、発病以来六ケ年医療を受け、サルバルサン注射を四十本位致しましたが依然病気は良くなりません。但し精神には異状ありません。札幌医大で膿軟性と診断されましたそうですが、昭和二十四年七月十四日入信以来毎日のように御浄霊を戴いたら、只今では少し口をきけるようになりましたが、涎はよく出ます。此の場合、主として何処を御浄霊させて戴いたら宜しう御座いましょうか。又、何か霊的のものが御座いましょうか。御伺い致します。

“脳梅毒と診断したものである。涎が出る丈は治ってゆく。前頭部を主とし首周り、背中等する。治る。(S25・2・28)

全身黒痣生ず、脳梅毒、(六○六号注射)

“我満(ガマン)静子(十九歳)、昨年秋より浄霊を続けて居りますが、本年五月末右腕に大豆程の黒痣が三つ表われ、六月三十日私が浄霊させて戴いた翌日、顔、手足を除き身体一面に大きいのは二寸四方、小さいのは大豆程のが無数に出て来ました。如何なる理由でしょうか。因みに同人の祖父、伯父は脳梅毒で死亡、父も現在同病に罹って居ります。如何なる因縁でしょうか。御伺い申し上げます。

“毒血で、浄霊した為身体中にあった毒血が出た。何れは出るべきものが出たので結構である。治る。脳梅毒は一代限りで、二代続く事はない。治りいい。梅毒とすれば結構で、早く治る。弱毒である。梅毒を治そうとする薬、その方が大きいし、強い。精神病になるのは殆ど六○六号の為である。(S24・7・8)

脳神経衰弱、半身震ふ

“私は約二十年前脳神経衰弱にかかり医薬、灸、温泉等にて治病に努めましたけれども、効無く、尺八行脚に出てから次第に快方に向ひ、後頭部に重みを感ずる位となり、其の後異状も無く過しましたが、三年前より右手が震ふ様になり、藤井式鍼療法、灸等を行いましたが効果もなく、昨年六月、市内に光の道教会のあるを聞き、二十四日教会本部を訪れ御浄霊を頂き、七月入信、十二月には光明如来様を平本先生にお祭り込みして頂き、今年一月には千手観音様をお迎へさせて頂き、家族も皆入信させて頂いて居ります。六月以来毎日の如く本部にお詣りさせて頂き、御浄霊を受け、最近後頭部は軽くなった様に思ひますが、全身、特に右半身の震ひは次第にひどくなって参ります。之は如何なる因縁でございませうか。

“治る為の浄化である。浄化にも固まるのと溶けるのとある。固まるのを通り越すとよくなる。(S25・5・3)

頭脳被覆感

“今年三十歳の女、女学生時代より神経衰弱になり、頭の上がかぶさった様に思え、ものの判断力がつきません。電機ショック、インシュリン注射等、治療後二、三時間気絶状態になる様なことを百日やり、三年半前より御浄霊をいただき、  お軸、御屏風もまつらせていただき、御面会も出来るかぎり参り、御光をいただいて居ります。祖母が精神病で亡くなっております。今後なおお縋り致しますにつけ、どの様な努力を致したらよいか、大先生様の御指導のお言葉をいただきたいと思います。

“之は薬毒が頭へ固まっているから  根気よく浄霊をするとよい。相当年限がかかる。気の持ち方は関係ない。私なども歯へ一年以上薬を用いたから、長時間話をしていると前頭部が抑えつけられるような感じがした。之が薬毒の発見となった。

よろけ病(鉱山)、(眩暈の原因)

“よろけ病に就てお伺ひ申し上げます。先年頃より鉱山等に於て坑内夫達がよろけ病にかかり苦しんで居ります事を新聞や外の事にて聞きました。此の病気をよく見ますと、坑内に入って働いて居ります時は立派に重労働に耐えられるのですが、一度表へ出て日光の光線を受けるや忽ちにして身体に異常をきたし、立って居る事も出来ず、よろよろしながら歩いて居るさうで御座います。医学では絶対に治らないとされて居るさうですが、浄霊にて全治致しますでせうか。

“治る。日光に当ると頭が充血する。それで眩暈するので、前頭部を熱すると眩暈する。又右延髄に毒が固結しても眩暈する。日光の直射で前頭部の浄化が起る。その元は延髄である。故に毒血の充血か圧迫による貧血である。塊があるから浄霊する。(S24・2・15)

頭大人大の嬰児(脳水腫)

“生後六ケ月になる男の子、二ケ月程前、少々熱が出ましたので薬を飲ませて居りましたら、約半月程前から頭が日に日に大きくなり、唯今では大人程になりました。体的で御座いませうか、又は霊的で御座いませうか。母親は十一月に入信して居ります。

“後天的であるから頭をやればよい。脳水腫とかいふ。治り易い。(S24・11・26)

脳膜炎手術

“二歳の男児ですが、一年程以前脳膜炎の様な状態となり、医者にて後頭部手術をなし、脳膜炎の方は治りましたが、目が少しも見えません。御浄霊にて治りませうか。御教示下さいませ。

“脳膜炎は前頭部である。手術によって筋を切ったとすれば請合えぬ。出血は薬毒の固まらぬ場合(ある。)  (S24・10・8)

精神病手術と稲荷

“二十七歳の女、二年前より精神病となり本年五月手術、  頭蓋骨を開き、脳の悪い所を除去、以後二、三ケ月は経過が良かったそうですが、現在では又元の通りになりました。浄霊を始めてからは良く眠れる様になりましたが、其の他は何等変化はありません。此の家では三代前より稲荷様を祭って居ます。何か関係がありませうか。

“手術除去など、歯糞の掃除と同じ事である。稲荷の関係があるから、月に一ぺん光明如来様のお祭りする時にお祭りしてやるとよい。

眼と肝臓(全身各所との関係)

“私の父は大酒飲みで、大力の持主で、青年相撲に負けた事のない人であったが、常に肝臓から心臓が痛むと言って灸をすえて居りましたが、五十九歳にて死亡致しました。又時々眼病にて充血し、苦しまれた事もありました。私もその故か子供の時からマラリヤを始めとし眼病を患ひ、右眼を二回手術しました。二十歳頃全快致しましたが、兵隊にて一ケ年肝臓硬変にて兵役免除となりました。その為か浄霊を頂いてより肝臓浄化の都度、眼に充血し、その時「あくび」をしきりに致します。眼の浄化は肝臓に関係があるでせうか。御教示下さい。

“肝臓外部の毒が排泄されようとする。眼は何処とでも関係がある。そして浄化の場合眼から出ようとする。白膿は赤く、赤膿は白く表はれる。肺炎後聾になる人もある。非常にいい。(S24・10・28)

盲目の一日おき明暗

“盲目の男子の信者、一昼夜交代でボーッと明るくなる時と(見えないのは同じで御座います)本当に真暗の時と御座いますが、如何なる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。

“病気は一日おきのものである。(S25・1・21)

硝子体出血により失明

“二十三歳の男子、一昨年八月より右眼を病み始め、医師は硝子体出血と申し、加療中左眼も悪化し、昨年五月頃には全く失明してしまいましたので種々信仰もしましたが一向に効果なく、二月四日より御浄霊にお縋りする様になりました。第一回目の浄霊の時、瞳に霊射した所、涙がポロポロ出、  七日目から目脂が多量に出る様になりましたが、鼻汁が出る様になって目脂は一時止まりましたが、最近又少し出る様になりました。眼球注射は数十本しています。現在二十四回御浄霊を致しました。そして今では目の前を何か飛んで居る様な気がすると云っていますが、視力は未だ殆ど有りません。御守護頂けるもので御座居ましょうか。

“治る。涙や目脂など出れば治るが、長い。

両眼失明

“六年前両眼失明、あらゆる療法を施したる者、私が三ケ月前より浄霊、今明るさが分るようになりました。  見えるようになりませうか。

“見えるようになる。  明るくなったのは、それだけ毒が減った。気長にやればよい。どんな眼も治るには治る。ひどく固まったのは効果が現はれぬ。  薬をつけたりなどして固めたのは受けるのに手間がかかる。眼球へ溜ったのは白内障――底翳であるから、治るには治る。

急性葡萄状膜炎、冷えの原因

“近藤勝枝(三十八歳)、症状は医診で急性葡萄状膜炎と言ひ、罹病後十四年になり、最初は体の冷えを感ずると共に眼が霞み、医療を加へるも三年目頃には殆ど盲目になりました。此年七月二十七日最初に私が浄霊した時は、左眼球は直径五分位に萎縮、両眼共紅彩癒着、水晶体白濁、暗黒にて、右眼に極く稀に瞬間的に閃光を見るのみ。又、体は冷え、夏でもカイロを入れて居りました。八月二十七日に母親入信後浄霊を続けて受け、次第に体が温まり、カイロを離す事が出来、十二月二十六日、本人も入信させて頂きました。入信後暫く体が今迄にない好調で、右眼もやや明るくなりかけましたが、今年三月頃より右眼に疼痛、充血あり、下痢が続き、又体が冷えて居り、数回私が浄霊を続け、浄化も軽くすませて頂き、四月三日に御屏風観音様を仏壇に祀らせて頂きました。丁度二日後に二人の御先祖の命日が有り、法要を営みました。その晩から電気の明りがはっきりと感じられ、本人は希望を持ち、開眼後はこの御道に一身をお捧げすると申して居ります。之につき左の件御伺ひ申し上げます。(529上)  右眼は治癒可能でせうか。(此の頃は霊射がしみて感じます)霊的原因はあるでせうか。(以前数ケ所の神様に見て貰った時に何れも左の事を申すのです。それは、一歳下の従弟を振り切って他へ嫁ぎ、従弟は三度妻を変へた後戦死し、その恨みの為と言ひ、体が冷いのは此の事の為、表面親類付き合ひしても内に冷いものがあるため血が冷えると申すのです)若し本当ならば如何に致したらよろしいでせうか。又、本人の夫は九年前腸結核にて死亡、後三年の法要を済ませ、離籍し、生家に帰って居る為亡夫を祀って居りません。これは祀る必要がありませうか。御伺ひ申し上げます。

“眼が霞むのは浄化である。盲目は薬の為、冷えは毒の為血の循環が悪いからである。霊射して眼に滲みるのは治って来たのである。きっと治る。亡夫は祀るべき義務がある。仏壇がなくてはいけない。(S25・4・17)

左眼失明右へ移行

“今年三十八歳の男、十歳頃より目が悪くなり医者にかかって居りましたが、遂に左の眼は失明致しました。最近御浄霊を頂き入信して御軸も御祀り申し上げましたが、右の方も次第に視力がなくなる様でございます。御浄霊を続ければ宜しいでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。

“治る。手術さえしなければ治る。目薬は固める。左眼の毒素を固めた。  (S24・7・3)

再び見えぬ眼、(蛇霊による眼病の相違)

“私が浄霊中の両眼を患って七、八年になる方ですが、其の間薬は勿論尻より水を取った事もあるとの事です。八ケ月位浄霊を続けています。最初視力は殆どなかったのですが、二ケ月位で一人歩きが出来、見へなかった所もよく見へる様になり喜んでいましたが、四、五ケ月目より又視力がなくなりました。其の上子供さんも母の様な状態になりました。此の方の母も片盲で死亡しています。又四、五年前に高窓より自転車のタイヤ程の太さの蛇が部屋に落ちたのを、  近所の人が二、三人で頭をつぶして殺したとのことです。(当時は眼を患っていましたが、軽い程度でした)二、三日は蛇の死んだ場所へは身震いして行けなかったそうです。此の方は入信し今度光明如来様を奉斎させて戴く事に御願いしました。見へる様になるでせうか。蛇との関係がありませうか。御教示願ひます。

“奥の方へ染みていた薬毒が出て来たのである。二度も三度も斯ういふ事がある。根気よくやっていればよい。之は霊ではない。蛇の祟りなら、殺してすぐ眼へ来る。暫くしてからであるからそうでない。見えぬように作ったものである。(S25・2・17)

父子失明

“私が十六歳の時隣村の子供と石投げをし、左眼を傷つけ見えなくなり、二十歳の時高い処より落ち、当初は視力はありましたが、年々右眼の視力を失ひ、四十三歳の時には人の顔もわからず、各所の医師にみせたところ、手遅れにて、治療を施さず現在に至りました。  又、私の娘(現在二十六歳)は二十三歳の時、風邪をひき首が固まり廻らなくなり、内科医に見せた処、  医師は病名不明とて手当をせず、熱があるので、メリケン粉に酢を入れ練り、冷した処熱がとれ、首も廻る様になりましたが、眼の玉が大きくはれ、見えなくなり、眼科医にみせた処、黒底翳だとの事で、各病院に入院し、両眼球に注射五百本程、左眼を軽手術を致しました。二十二年十一月に入信、続いて娘と妻も入信、二十三年五月光明如来様を奉斎致し、毎日御手伝ひをさせて戴いて居ります。私も娘も見える様になりませうか。又、霊的原因が御座いませうか。併せて御教示下さい。

“霊的ではない。障害によるものである。医療の為にこんなになったのがズーッと多い。頸部の毒が凝り、廻らなくなった。  その浄化の風邪であった。眼科医で、完全に見えなくした。延髄から肩をやる。(S24・7・15)

突き目より失眼となる

“去年八月田の草取りにて目を突き、一週間位経ちました時急に痛み出し、目星の如く思ひ居り、近所の医者に二、三回かかり、良くなくて日赤に行きました時には急に見えなくなり、医師の申すのに、膿んだのを止めるとて、焼いた如くに思はれるぴりっとした位わずかの時間の手術を致し、痛みは止まっていましたが、一月二十二日頃から急に又痛み出し、医者に行ったところ、青底翳と申します。横も向けない痛みでしたが、御浄霊をさせて戴いて居りますうちに此頃では大変楽になって参りましたが、その時医者は又痛んで来るから眼球を取ってしまふように申しました。黒目まで厚い雲がかかって居ります。見えるようには大変と思ひますが、痛みが長く続きませうか。

“打っちゃっておけば大丈夫治ったものを、薬の為にこの様にした。痛みはすぐとれる。 (S24・2・22)

手術で失明

“二十一歳の男子、本年一月後頭部上方の腫物を病院にて切開手術を受けました処、直ちに両眼失明致し、驚いて手術、担当の医師に尋ねました処、視神経を切開手術の時切断したのではないかと申されました。丁度底翳目の通りで、余り痛みはありません。御浄霊で全治致しますでせうか。御伺ひ申し上げます。因みに本人及び一家は未入信であります。

“二週間やって様子をみよ。ちょっとでもやってみて良くなるようならよい。(S24・10・27)

手術した底翳

“三十三歳の婦人で青底翳、右眼は十七歳の時より霞み出し、手術は三回受けられ、全く失明であり、左眼は二十三歳の時より見えなくなり、手術は一回で、殆ど失明に近い状態で御座居ます。先日、大先生様が底翳の原因を、霊的な場合は蛇であると申されました事をお話し致しました処、夢を見るのが蛇の夢ばかりであり、蛇を見るのが好きで恐くはないけれども気味が悪いし、  年も巳年だとの事で御座居ます。如何に解釈致したら宜しゅう御座居ましょうか。

“手術したんではむずかしい。浄霊してみて効果があれば続けてみる。効果がなければ見込みない。変化があれば治る。(S24・4・13)

左眼剔出右失明

“三十六歳の男子、左の目は昭和十六年手術して取り、現在入れ目です。右の目はその後、段々悪くなり、昨年の秋頃まで見えて居りましたが、現在では目玉の周囲よりぼんやりと見える程度です。注射五十本位やってありますが、  御浄霊を続ければ見える様になるでしょうか。

“一方の目をくり抜いた為に一方の目が見えなくなった。くり抜くと毒の寄る所がないので、一方の眼へ集った。医者に盲にされた訳である。浄霊で見えるようになる。簡単にはゆかぬ。よほど気長にやる。(S  (*)・7・8)

脳膜炎より失明

“肺炎に引き続き脳膜炎を併発、医療八ケ月を経過し両眼失明、身体自由不可能となり、医療を中止し其の後約一ケ月にわたり御浄霊を続けてまいりました。身体は漸次恢復に向ひつつあり、眼は一時物が黒く見える時もありましたが、再び失明状態で御座います。目が見えるようになりませうか。

“治るが相当時間がかかる。医療によって悪くなっている。頭を一番よくする。(S23・12・18)

肋膜と眼病

“本年七歳の男児、五歳の時肋膜に罹り医療にて治りましたが、次に耳、目と何れも半年乃至一ケ年程患い、遂に両眼共視力がなくなりましたが、本浄霊に依り大変良くならして戴き有難う御座いました。現在目脂が相当出て居ります。  まぶしくて黒板の字が読み難い様ですが、完全に良くなりましょうか。御浄霊法に就て御教示をお願い申し上げます。

“完全に治る。肋膜の時の注射か何かの薬毒が上へ上って来たものである。浄霊を知らねば一生盲になったかもしれない。(S24・7・27)

肩詰り失明

“今年七十七歳の男子で、八年前に肩がつまり段々視力が衰へ、遂に両眼共失明致しました。以前疥癬になり、一時治って居りましたが、此の度息子が教修をお受けし浄霊をなして居りました処、三日目に手足が痺れて口がこわくなりました。之も一回の浄霊で治りましたが、再び疥癬が足に発して痒いと言っています。そして浄霊終ると眼がボッと明るみを感ずると喜んで居ります。息子も喜び熱心に浄霊をして居りますが、全快して物が見える様になりますでせうか。

“肩の方に毒がある。  (S24・9・6)

盲目と蛇の脱け殻

“或る未入信の方で御座いますが、五年前、突然盲目となりましたそうで、御浄霊を受けましたところ、三日目に御神体を拝める様になり、その後次第に明るくなりつつあり、感謝しているそうで御座います。この方の家では五年前他家より蛇の脱け殻を戴きまして、これを大切に保存しますとよい事があると言はれ箪笥の中にしまってあるそうで、その蛇はまだ生きているとの事で御座います。其の後家が乱れている由で、盲目になりましたのもそれから後の事だそうで御座います。これは蛇の祟りで御座いませうか。又この抜け殻は如何処分致したらよろしゅう御座いませうか。御教へを御願ひ申し上げます。

“蛇の祟りではない。脱け殻では祟れぬ。頭の毒素が目の裏へ集(ヨ)ったのである。罪穢が溜っている。(S24・9・2)

先天的盲目

“先天的盲目に近き四十二歳の女、浄霊により治りませうか。因みにその両親は血族結婚を致して居ります。未だ浄霊は一週間位しか致して居りません。

“血族結婚は関係はない。目は必ず治る。ただ薬だけである。  (S24・5・16)

底翳より失明―背・腎の原因

“母は昭和十五年頃より眼を病み、医者は、黒底翳と申し、点眼薬等を使用しました。昭和十八年入信、引続き御浄霊を頂きましたが思はしからず、二十年六月頃遂に両眼失明致しました。現在は一家三人入信させて頂いて居り、不自由乍らも御取次に専心致して居りますが、今後如何にさせて頂きましたらよいでせうか。少しでも見える様にして頂く事が出来るでせうか。御伺ひ申し上げます。

“治る。背中から腎臓が因である。相当暇はかかるが、治るには治る。此家には罪が多い。或峠を越すと天国になる。(S24・11・15)

視力神経腺衰弱

“私は三年前失明し「視力神経腺衰弱」という病名を付けられ、主要手当としてペニシリン十五万単位五本うちました。現在電灯が見える位ですが、御浄化の過程は如何なもので御座居ましょうか。御伺い申し上げます。

“段々見えないなら底翳である。青底翳は眼底に青い膿が固まる。眼などはお浄めしてみて幾分でも見えれば治る訳である。  (S23)

青底翳

“四十歳の婦人、頭重く気分すぐれず、そのうちに青底翳となり、医師の手当は受けず売薬、目薬のみ使用したるも段々悪化し、殆ど現在視力なし、但し後頭部の方が明るく物があるような感じあり、何か霊的な症状で御座居ませうか。

“霊的ではない。浄化である。青底翳は流産で目を使ったからである。(S24・5・13)

白底翳種々色彩見ゆ

“或る信者さんで御座いますが右眼が白底翳になり、初めは眼をつむって居りますと  黒い玉があちこちに移動するのが見えて居りましたが、最近は両側が黒で中が金色の帯状のものが円型、渦巻型等に変形してそれが移動し、又その背景が赤、黄、青、紫等色々に見えるそうであります。これはどの様な訳で御座いませうか。御伺ひ申し上げます。

“毒が眼の裏で変化するのである。変化するのはいい。治らぬ事はないが暇がかかる。結局薬の量による。涙が出ればよい。後頭部に熱がある。(白内障浄霊個所)  治る筈。頭から来ている。例えば右の眼の悪い時は天帝に熱がある。之は又延髄部に熱があり、之は腎臓から来ている。霊力の差異によって違ふ。差異は生れつきと、多く救った人と違ふ。此症状は白内障であるから、涙、目脂が出れば楽になる。目薬を用いたのは治り難い。(S24・8・22)

青底翳、前頭激痛

“妻(四十四歳)、十二年前青底翳で眼球注射五十本程致し、八ケ月にて一段落、十日程前より前頭部が針で刺した様に痛みます。御浄霊法は――

“青底翳は治る。注射の毒が頭へ行って固まっている。薬をとるのが一番肝腎である。  浄霊で元の病気が溶けて出るのである。 

浄霊で変化なき白内障

“六十九歳の女、白内障、浄霊二年せるも変化ありません。如何でせうか。

“固まってるのである。目薬を一滴でも非常に固まるものである。目の固まったのはなかなか溶けない。一回やっても見えるようになる底翳もある。(全然薬を使はぬ場合)  浄霊して変化のないのは固まっているのである。目の裏をよく浄霊する。目を狙ってやる。目脂など出ればきっと治る。又、目の上も肝腎である。(後ろから眉間へ来て目へ下るのである)故に眉間が熱いとか、熱くなるのは結構である。霊的の原因もあるが、若い人に多い。霊的なら早く出る。大抵蛇の霊である。盲は蛇を祀るとすぐに治る。

長い青底翳

“本年五十八歳の男、  三十年前より両眼を患ひ、眼薬を使用して居り、四年程前に医師の診察を受け、青底翳と云はれ、二十日位治療を続けましたが効果なく、二十三年七月御道に入り、御浄霊を続けて居りますがあまり変化が見えず、現在かすかに見える程度でございますが、御救ひ頂けるものでせうか。

“固まったのを溶かすまでかなり日数がかかる。(S24・4・23)

視力急衰(底翳)

“次の如き症状の根本は霊的又は体的の何れで御座居ませうか。眼の視力が急に衰え、明き盲となった場合。

“底翳は治り易い。眼薬はちょっとつけても治り難い。

底翳御守護御願い

“四十七歳になります婦人でございますが、去る昭和二十三年に両眼白底翳にて失明致しました。其の後色々と注射、薬等にて手当を致しましたが、よくなりませず、今日に至りました。去る三月二十一日、初めて御浄霊を頂きました処、一回にて浄霊中に針で刺される様な痛みが出、尚拭き切れぬ程涙が出て参りました。其の後二十六日迄都合七回の御浄霊を頂きました結果、左眼の方は眼球一杯にかかって居りました雲の様なものは全部とれ、右眼の方は未だ残って居ります。御浄霊によりまして開眼させて戴けますでせうか。御伺ひ申し上げますと共に、今後共御守護賜はります様、伏して御願ひ申し上げます。

“きっと治る。(S25・3・28)

眼球飛び出す

“富田恵美子(二十歳)、十二、三歳の頃より胃腸が悪く、体も衰弱し、また、眼で五年程前から苦しみ、現在右の眼玉が飛出し、物を見る事が出来なくなりました。何か霊的関係があるのでせうか。又、浄霊法を御教示願ひます。

“霊的関係はない。目だけである。バセドー氏病で飛出す事もあり、毒が後から押して飛出すものもある。之は後者であらう。薬を服まなく(*)ても、病気の起りようがない。胃腸は皆薬の中毒である。(S24・6・7)

眼球微動に就て

“眼球微動に就て――、  四十二歳の男子、常時眼球が微動致します。別に不快感はございませんのですが、御浄霊で治りませうか。

“治る。  (S24・6・3)

斜視

“私の娘幸子(十八歳)は斜視でございますが、如何したらお救ひ願へませうか。一家五名共入信させて頂いて大光明如来様を奉斎させて頂いております。

“毒が動眼神経を抑えている。  目を中心に前頭部をすれば治る。首の周り――。(S25・4・26)

外方斜視

“外方斜視の霊的原因――

“吃りと同じようなもので、目を引っ張ってる線が毒の為短くなっている。目の神経に障害があるのであるから、眼の奥の浄霊で治る。(S23・12・12)

薮睨み

“俗に薮睨みと云ふ目は霊的なものでせうか、又は体的でせうか。御浄霊で治して頂けませうか。

“体的が多い。眼のどっちかの線が延びぬのである。浄霊すれば治る。

薮睨み

“薮睨みは霊的でせうか。又、浄霊に依り治りませうか。

“頭の毒が眼の筋を抑えてる。目へ出来てる。それでいくらか眩しい。頭を浄めればよい。(S24・7・16)

無瞳孔 

“二歳の女児、生まれつき盲で、眼に瞳孔がありません。浄霊により追々瞳孔も開き、少々見えるのではないかと思います。如何でしょうか。

“治る。一寸でも変化があれば治ってくる。目脂など出れば快復期に入ったとみてよい。瞳孔は出たり引っ込んだりするもので、之は瞳孔がないのでなく、ある。蒸すのはよくない。先に蒸した為に落ちそうになったのがある。

瞳まとまらず・白眼赤し 

“左眼水晶体はきれいですが、瞳がまとまらず、右眼三分の一程角膜がかかり両眼共手術しました。一年半程浄霊して居ります。最初は霊気も感じませんでしたが二ケ月位でしみる様になりました。近頃は天気の良い日など人が前を通ると黒くうつる程度です。電燈の点滅も判別つく様になりました。お酒を好みますが、悪いでせうか。白眼は赤くなって涙が出てごろつきます。これが連続して起ります。全治の可能性がありませうか。

“涙が出るといふ事も、ゴロツくのも治る。医者で悪くしてるんだらうと思ふ。頭をよく浄霊する。相当時日はかかる。(S24・1・6)

眼前に黒物動く

“六十歳の婦人で、右眼にラムネの玉の様な黒い物が目前一寸位の処で動いて廻ります。又、五歳の婦人は左眼の眉の辺あたり顔面より一寸位離れた処にて一寸大の灰色の虫の様なものが動いて居り、前者も後者も本人だけそう言ふ風に見えるのだそうですが、如何なるものでせうか。

“瞳の上側に毒が固まっている。瞳の上側に何かある。気長に浄霊すると治る。

眼心が黄色に光る

“眼球のホトケ(黒の中心部)が金色に光る患者、まだ全然見えませんが治りませうか。

“偉い人、霊の強い高い人――。見えないのは病気。瞳の中に障害物がある。黄色がとれると見えるようにならう。特殊毒素を薬として使ったものであらう。(異物)

二重に見ゆ

“六十一歳の未入信の婦人、本年七月十六日午後九時頃より左眼が痛み始め、翌朝より物が二重に見えだし、約一ケ月病院に通いました。十月十八日より御浄霊を戴きに来られ、最近では、痛みは無くして戴きましたが、二重に見える事は変化が御座いません。二十五年前、トラホーム、逆睫で四年間苦しみ、手術をしたそうで御座います。御浄霊にて二重に見えるのがよくして戴けましょうか。御伺い申し上げます。

“毒が眼から出る為瞳孔が開き加減になるから二重に見える。(S24・11・21)

老眼

“遠視眼(老眼)は浄霊によって治るでせうか。

“遠視は或程度治るが、すっかりは治らぬ。年をとるとすべて器能が衰退する。若い時と同じようにはゆかぬ。(早く老眼になったのは治る)(S24・1・27)

視力鈍る

“六十七歳の男子ですが、数年前にどうという事も無くて、視力が鈍り始め、間もなく全く見えなくなってしまいました。其後お稲荷さんを拝んでいましたが、今ではまるで狐憑きの様になっております。唯、夜でも昼でもふと目が醒めた時には、手の筋までも見えるのですが、すぐボーッと見えなくなってしまいます。如何なるわけで御座いましょうか。

“眼底へ毒が段々溜って行ったものである。目薬で固めてあるから、相当日数がかかるが、治るには治る。  目脂が出れば治る。(S24・3・14)

乱視

“一、乱視について――。

二、三歳の女、昨年八月頃から時々臍が出たりしましたが、最近は出たきりで泣いた時は特に大きくなります。御浄霊により治りませうか。

“一、延髄部の塊で、眼への送血を妨げる為である。(S24・9・23)

目星

“私は昨年六月、鉄工所のグラインダーで作業中真鍮の粉が眼にささり早速医師の治療を受けたのですが、四日後には眼に星がかかり却って悪化しましたが、暫く治療を受けつつ約五ケ月の後に本教に入信、浄霊を戴いて居ります。初めは少し見える様になりましたが、其の後如何なる理由か、捗々しく参りません。その原因を御教へ願ひます。

“医者へ行った為である。星は薬が溜って中毒を起したものである。気長にやれば治る。

目の星発生

“私の妻志ずえ(六十七歳)事三十年前に右の目の星がぼけ、其のままで今日に到って居りました。昨年十一月頃より浄霊を続けて居ります。光明如来様御奉斎後左右の目の内側より赤白の肉の様な曇りが仏にかかって来てはっきりと見えませんが、霊的でしょうか。又、如何にすべきでしょうか。御伺い致します。

“固まっていた膿が溶けて来たので、結構である。一時的のものである。目によっては一時見えなくなる事がある。(S24・9・7)

網膜剥離

“会員菊地吉蔵(三十七歳)、小学校時代から眼が悪く、手術も何回も致しました。昭和二十一年御浄霊を頂き、やや良くなりましたが、今年の春頃より又浄化を頂き、間もなく左眼は全然見えなくなりました。処が右眼も漸次視力がなくなり、現在はかすかに見えるだけとなりました。医師は網膜剥離だとか底翳だとか申して居ります。御救ひ頂けませうか。尚、本人は昭和二十一年入信、御屏風観音様を御祀り致し、本年九月大光明如来様を御奉斎申し、一家揃って熱心な信者でございます。右、御教示御願ひ申し上げます。

“手術で悪くなった。薬毒が溜っている。これで結構である。屹度治る。剥離は手術の時はがした。(S24・12・23)

網膜剥離

“四十歳の男、右眼は網膜剥離にて十数年前失明、左眼も二年前よりやはり網膜剥離と言われ、三回程手術、現在僅かにしか見えません。

一、網膜剥離は如何なる原因によるのでしょうか。

二、御浄霊を頂く様になってから目脂等が余計出る様になりましたので、御救い頂ける事と存じますが、如何でしょうか。

三、頭を御浄霊致しますと、右肩が凝って来ると申しますが、これはどの様な原因でしょうか。

“剥離とはよくは知らぬが、網膜と水晶体の間に毒があって離れるのであろう。手術によっては治る。目脂が出れば治ると思っていい。肩は頭の平均浄化である。(S24・7・23)

失明の幼児

“幼児にて失明、医師の診断は網膜剥離との事ですが、八歳頃まで明暗は分りました。現在は白く瞳に膜がかかり全然見えません。御浄霊により白膜はやや取れて参りました。幾分でも見える様に御守護頂けましょうか。

“白いのは膿が固まっている。治る。薬を点(サ)したので長くかかる。目脂、涙が出るとよい。(S25・5・3)

後頭を打って盲目となる

“私の父理之助(六十五歳)は昭和二十年末小枝にて眼に突き傷を受け、左眼結膜及び脳、耳等を患い、大体医療にて全治致しました所、昭和二十一年十二月浴場にて倒れ、後頭部を打ち、同月破傷風になり、昭和二十二年十二月十五日より盲目となりました。右の病状につきお伺い申し上げます。

“捨てておけば治る。薬をつけると、傷から薬が染み込んで薬毒病になる。足の裏と眼とは関係はない。風呂場で倒れた時後頭部に内出血した。後頭部の浄霊で治る。  (S25・4・6)

視神経(転落による)

“高い所から落ちて医学的には眼の視神経が切れて片目が見えなくなったと云ふ人がございますが、眼の視神経に就て御教示御願ひ申し上げます。

“視神経は頭へ通じていて、それが切れる事はあり得る。切れ方が良ければ繋がるが、悪ければ繋がらぬ。目と頭の間、横からもする。内出血が固まって、視神経を圧迫して見えぬ場合もある。何れにしても浄霊してみねば分らぬ。  (S24・6・9)

眼病と眼薬

“若い頃、眼薬点(サ)したのは薬毒が眼から出る。霊的のものでない。目脂や涙など出れば必ず治る。悲しくもないのに涙の出るのは目薬を点した人である。灰はいけない。  (S23)

執拗な眼病

“昨年八月より目の方が悪い為に毎日々々御浄霊を戴き乍ら、何の変化もないのは如何なるわけでせうか。

“薬の為である。眼の悪い人は額に熱がある。(S24・2・15)

急性結膜炎

“私の長女(当年二十七歳)は二十二歳の時急性結膜炎に罹り、最初は右眼、一ケ月程経て左眼もおかされ、医療を受けて居りましたが悪くなるのみで、入院して手術をしたが全く視力がなくなりました。昨年十一月より御浄霊を頂き、本年一月頃から右眼は物の識別が出来る様になりましたが、手術後かかった白い「くも」はまだ残って居り、左眼は電灯の灯が見える程度で、時々はれ上る事があります。尚、左眼の手術と同時に左耳の聴力も失ひました。全治の見込みは御座いませうか。御教示下さい。

“医者に悪くしてもらったのである。  急性結膜など何でもない。医者が悪くしたものである。  (S24・5・27)

眼周紅腫

“四年前に入信させて戴きました者でありますが、涙が沢山出て目の周囲が赤く腫れて痛みます。長く浄霊を続けて居りますがよくなりません。如何なる理由でありませうか。私は二十四歳の頃星眼を患ひ、医療や灸点をやりましたが、其の外、掛人(カリウド)で盲人があり六十五歳で死んで居る者があります。私の眼病は霊的でせうか。原因と浄霊法を御教へ下さい。

“霊的ではない。目薬である。目薬を沢山点(サ)したものは必ず涙が出る。放置しておいて治る。年限によって治る。

猫眼と生命

“会員龍見友治郎(京都、眼鏡業)三男武悟(タケノリ)、三月二十日頃最初脱腸にて御浄霊を頂きました処二、三日後ふと眼球の光っているのに気がつきました。医師の診察を受けました所、珍しい眼病、一名猫目という左眼球内三分の二は腫物にて充満、為に失明と診察、方法無之(コレナク)、其のままにしておけば眼神経を通り右眼をも犯す故、ついには一命にかかわる、直ぐに左眼を取出し去る手術を要するとの診断を受けましたので、  医術をはなれ御浄霊を受け、教修も授かり、朝夕御浄霊を致しました処、一ケ月後左眼充血し、其の内に激痛が引き続き、二十日程して充血も痛みも次第に薄らぎつつある時、六月十五日頃より顔、体一面に水疱瘡様のものが出来て参りました。(この子の祖父母とも左眼失明〈祖母存命〉致しました)眼病中一番きつい一命にかかわる大病との事ですが、御救いいただけましょうか。御教示御願い申し上げます。

“(出鱈目である。)眼で生命をなくす事は絶対ない。それがもし本当なら盲は全部死ななくてはならぬ。どういう根拠があって言うのか不可解だ。実に怪しからん。(大いに結構である)  頭の毒(膿)が眼球へ集って出るので眼へ一時固まる。薬で固まるので、反対の眼へ来る。それで両眼失明する事になる。順調に治りつつある。(皮膚からも出ようとしている)(S24・6・23)

眼病、(人寿と薬毒)

“本年七十五歳の母で御座います。今より約三十五年前、右の眼を失明致しまして、次いで昭和二十年頃より左の方が霞むと申しております。だが翌年すっかり見えなくなり御浄霊戴きましてより一ケ月目頃は障子が少し判る様になっておりましたが、現在では時折光が見える程度で御座います。祖父及び父の代に不仕合せの多かった家で御座いますが、祖霊からの因縁も御座いますでせうか。  御伺ひ申し上げます。

“霊的ではない。最初毒のある時固めたものである。気長にやれば治る。寿命のある中治るであらう。 人間は百以上生きぬといふ事はない。薬で縮めているのである。(S25・4・17)

眼病と点薬

“二十四歳の女子教修生、四年越しの眼病にて、八ケ月前よりお浄霊を続けております。最近浄化が続き、一尺先の字も読めぬ位です。医師は網膜が悪いと申し、相当注射等多数の薬を使ってた様で、現在瞳孔は多少濁りがあります。お救ひを頂けませうか。

“浄霊で治る。目薬で固めて治らなくしたのである。目薬は一番よく固まる。放置しておけば簡単である。

眼疾(視力減退)

“二十年程前にサルバルサンを一本打ち、十四、五年前に五、六本打ちましたが、元来兄弟三名が眼疾がありますが、十数年前から私は次第に視力が減退し、現在では眼鏡を使用しても人の判別が出来ない様になりましたが、眼鏡をとり自分の手の筋を見るとはっきりわかりますが、文字は全然わかりません。自分の思ふには青年時代から相撲を好み、額を柱にうちつけて稽古を盛んにした為前額部に毒素が集溜固結した様に思ひますが、右に就き御教示御願ひ申し上げます。

“目の裏の方に毒がある。治る。頭を浄霊する。

水泡性結膜炎

“本年四歳の男子、結核性の栄養失調にて、眼病にて、まぶしくて目があかなくて困って居ります。お光を受けてから二十日位になります。御浄霊も続けて居りますが良くなりません。治りませうか。医者は水泡性結膜炎と云はれ雲がかかって居ります。

“頭が本であるから頭を浄霊する。後頭もする。目はすべて目脂や涙が出るのは必ず治る。浄霊者の霊力が足りないのだと思ふ。目は治りいいのであるが、薬をつけると固まるから難しくなる。(S24・1・6)

眼に雲あり

“今年十一歳の女の子ですが、生れつき目に「雲」がかかり、微かに見えては居りますが、今年の八月母が入信して浄霊するうちに大分とれました。又三つ上の姉もその通りで、六歳の時に亡くなりましたが、此の子の目は見える様になりませうか。又霊的原因を御教示下さい。

“見えるようになる。眼はやってみて少しでも見えれば必ず治る。

目脂、涙多量

“私事十四、五年前より眼病に罹り、最初二ケ月位医者に洗浄して貰ひましたがよくならず、昭和二十二年五月御光を戴き、翌年三月光明如来様を御迎え致し、家内中熱心に御縋りして居りますが、未だ目脂や涙が沢山出るので困って居ります。如何なる理由でせうか。

“目脂が出ればきっと治る。喜ぶべきである。これで治る。(S24・5・16)

眼病・目脂あり

“目脂が出れば屹度治る。喜ぶべきである。これで治る。(S23・11・16)

頭毒による眼病

“私は約三十年前に首のはれものにて六○六号を六本注射しました。三十数年前から両眼を患って年に二、三回程医者にかかり、時折眼薬を使って居りました。昭和二十一年三月入信させて戴き、大光明如来様もお祭りさせて戴いています。入信後半年程経ってから眼に浄化をいただき、現在に至っています。最近三ケ月程特に浄化をいただき、激痛も伴ひ、眼脂をどんどん出して戴いています。約二十年前私の家の巽にあった井戸を埋めて少し東寄りに掘り替えました。(この折何の御祭りも致しません)又、精米所を営んで居りました時(二十数年前)主人の弟が生きた蛇をベルトにはさんで沢山殺しました。此の弟は二十九歳の時結核で亡くなっています。又、七、八十年前、私の屋敷の乾の方にて社を作り  女の人二人がお祭りしていたと言伝へがあり、今は其の跡に楠と「よのみ」の大木が二本あります。これと私の眼の浄化とどんな関係がございませうか。又此の事につき如何いたしたら宜敷う御座いませうか。御教示下さい。

“首の腫物は大変結構である。両眼――頭の毒が眼から出ようとするものである。(S25・1・17)

眼病原因、背瘤の治癒

“四歳の頃おできが全身に出来、  医療にて治りましたら背中に瘤の様な塊が出来、生長するに従ひだんだん大きくなり、身長は四尺位より伸びません。その上三年位前より眼疾におかされ、痛み激しく、昨年十月頃より浄霊を受けて居ります。本年一月入信させて頂き、毎日浄霊を受けます様になりましてより痛みは大分軽くなりましたが、時時現在でも激痛があります。治りますでせうか。原因と浄霊法を御伺ひ申し上げます。

“痛みのあるものは必ず治る。頭と延髄を充分浄霊する。頭の方は頭の毒(濁血)が眼へ集る。延髄は送血管圧迫の為、眼を貧血させる。 抑えたものが内攻して背中へ出た。脊椎の活動も瘤の為伸びなかったのである。之は非常に難しい。

眼と腎臓(重症眼病の浄霊)

“私は幼時眼疾を患ひまして以来、  今以て明快な視力を欠いて居ります。  之は一夜にして急激に起ったものですが、全快いたしませうか。御伺ひ申し上げます。

“薬の中毒が残っている。眼は割に治りいい。重いのは腎臓をしなくてはいけない。(S24・3・4)

眼病の根源

“九歳の子供、三年前突然片目を病み、初めより浄霊致して居りますが瞳に白く雲がかかったまま癒りません。如何なる原因でせうか。

“頭から来ている。右の目に毒がある。  頭の熱い所を浄霊する。又、背中から腎臓も浄霊する。急所を外れてるから治り難い。霊は生れつき強い人弱い人がある。目はすべて頭から来てるので、頭の毒が目から出ようとする作用である。目から目脂や涙が出れば、治る道程に入った訳である。目薬をさすと固めるからズーっと悪くなる。

骨膜炎、反対の夫失明、(腹膜よりの眼病)

“当家は子供を生むのがいやな為鬼子母神を祀ったものですが、その長男(四十三歳)が骨膜炎の為ビッコになって居ります。又、その妻が永年腹膜炎で悩んで居りましたが、御浄霊で全快致しました。厚く御礼申し上げます。右の夫婦は共に昭和二十年七月御光を戴いて居りますが、夫は信仰せず反対して居た処、最近眼が見えなくなり、医者に二ケ月以上掛りましたが治らず、再び浄霊に御縋りして居ります。御浄霊はどの様にして施したならば効果をいただけませうか。御伺ひ致します。(鬼子母神は既に鎮守様に自分達で御納め致しました)

“頭をやればよい。二ケ月も固めたからよほど気長にする。鬼子母は返したからよい。腹膜から目へ来る事も稀にある。(S  (*)・12・15)

医療により視力失ふ

“本年二十四歳、昭和十六年軽い眼病にかかりまして、二年間医療を受け、一時治った様で御座いましたが、二十年の秋再発致し、眼球注射を受けて居りますうち、段々悪化し、半年の後にはとうとう視力を無くしてしまいました。二十二年八月教習を受けさせていただき、今年の五月から徳永先生の御指導を受けて居ります。現在お臍の上と下に一つずつぐりぐりが出来、眼球にも黒いこぶが出て来ました。私の家では親の代から沢山の蛇を殺して居ります。又、最近まで仏壇が御座いませんでした。先月御屏風観音を祭らせて頂きまして、御浄霊をさせて頂いて居ります。

“之は医者に見えなくされたのである。臍の上下のグリグリは蛇が憑いたか或いは失明して白くなったのは医者にやられたのである。何れにしても浄霊で治るが、長い。眼病は眉の上をやらなくてはならぬ。  之が冷たくなると治る。(S24・6・29)

目星の浄霊

“本年二十三歳の女子(家内中御光拝受)、去る八月頃より左眼に星が二つ出来、爾来専心浄霊に努むるも一向快方に向ひませぬ。霊的関係がありませうか。

“目だけでなく、左頭部、又左側に至る間を浄霊すればよい。

目の浄霊

“目の御浄化の場合、延髄部の御浄霊は反対になると拝承致しましたが如何なる訳でございませうか。

“目の後ろへ血液が充実して――。  (S24・10・19)

塵入った眼球手術して激痛・爛れる

“私は去る五月二十四日、  眼の中に芥が入ったので医者に掛りました。眼玉に十五ケ所程傷も出来て居る悪性のトラホームだから手術をせよと云はれるので、すぐ手術を受けました。それから痛くて耐えられなくなりました。それから眼玉へ注射を六本程されました。今度は頭が痛くなりました。次に動脈へも注射をされました。其の間十三日を経過しましたが、痛みは増すばかりか、目玉がクシャクシャに爛れて仕舞ひました。それから医者をやめて御浄霊をお受けしました。最初は眼玉がころがり出る様な気がしました。三日程御浄霊を受けましたら痛みは大変良くなりましたが、毎朝四時頃になると痛みます。入信し、引き続き御浄霊を受けて居ります。全快は長引きませうか。霊的関係は如何でせうか。

“霊的関係はない。医者で悪くしてもらった。薬の分量や性質で長短がある。(S24・6・19)

逆睫手術し失明

“当年五十五歳になります。三年前、胃腸が悪く一時治って一昨年十月に再発、其の節眼病にかかり、医者は逆睫の為と、手術した所がかえって悪くなり、其の後左は全然見えなく、右はまぶしくてたまに痛みが来るのです。御光は昨年十月頃頂き浄霊して居ります。身体は大変良くして頂きましたが、目は何の変化もありません。如何したら宜敷いでせうか。

“逆睫の手術をした為、薬が目に固まったのである。目薬は頭へ行き、それが溶けて又目へ出る。頭に必ず熱がある。浄霊すると治る。(S24・1・6)

眼球手術

“度々の徹夜事務作業の為、最初約一ケ月間稍左眼のかすむ程度でしたが、約十五日程前より失明し、診察の結果、眼底に広範囲にわたり出血し、これが凝血して居る為見えないとの事です。医師は先ず眼球に注射し最後に手術してこの凝血を除去すると申して居ます。観音様の御話を聞き直ちに医者をやめて御浄霊をして頂き、現在八日目に至って、ろうそくの火が最初より若干よく見える様になりましたが、物の形はまだ判りません。治る見込みがありませうか。  御伺ひ致します。

“見込みはある。徹夜作業の為に眼へ神経を集注した為、頭の毒素が寄って来たのである。眼底出血もよくある。医者は眼の玉を出して裏を掃除して又入れるが、  少しは見えるようになる。然し又再び集注するので、又大手術する。