西洋医学の大誤謬は、凡ゆる方面から、其理論と実證を示してゐるので、読者は大体、知諒したであらふが、尚今日迄、私の手許に集まってゐる-多数の実例の中から摘出して、発表する事にする。然し、神ならぬ身の人間が行る事であるから、誤りが無い訳にはゆかないのは勿論である。故に、其程度が有り得べき範囲であるものは致し方ないのであるが、余りに甚だしい誤○誤○、或は人道上から観ても葬り去る事の出来ないやうなものを選んで、左に記述するのである。
(大日本健康協会一号 昭和十一年四月二十九日)
西洋医学の大誤謬は、凡ゆる方面から、其理論と実證を示してゐるので、読者は大体、知諒したであらふが、尚今日迄、私の手許に集まってゐる-多数の実例の中から摘出して、発表する事にする。然し、神ならぬ身の人間が行る事であるから、誤りが無い訳にはゆかないのは勿論である。故に、其程度が有り得べき範囲であるものは致し方ないのであるが、余りに甚だしい誤○誤○、或は人道上から観ても葬り去る事の出来ないやうなものを選んで、左に記述するのである。
(大日本健康協会一号 昭和十一年四月二十九日)