おかげばなし批判 浄化を知れ

医学で手のつかぬ全身麻痺は救はれる

(本文省略)

右の実例は、現代医学の無効果を暴露しているというより外に言いようはない。この患者は最初腰から足へかけて軽い浄化が発ったので、そのままにしておけば数日で治るべき処を注射を受けたので、注射の中毒で麻痺を起したのである。それを母親が浄霊したので効を奏し薬毒が解消し全治したのである。

茲で問題なのは相当浄霊の効果が現われたに拘わらず、信ずる能わず、大病院へ診察に赴いた事である。世人は如何に医学を信頼しているかが判るのである。

(救世六十四号 昭和二十五年五月二十七日)