おかげばなし批判 自信なき浄霊

それで危ふき一命救う

(本文省略)

此実例に就ては二つの重大な意味がある。一は突発的危険状態の患者を浄霊の経験もなく自信さえない信者が恐るおそる浄霊するや忽ち快癒したという事と、今一つは注射というものの逆効果である。此事実だけみても現代医学と本教浄霊の違いさの如何に著しいかが余りにはっきりしている。此様な実例を見る毎に、吾等の心境に名状し難いものが湧くのである。

(救世六十四号 昭和二十五年五月二十七日)