又しても奇蹟

去る三月廿五日は、五六七大教会年次大祭の三回目の初日であったが当日の参拝者五百六十七人という数字が出たので、これを知って驚かぬ者はなかった。神様は時々想いもつかない奇蹟を御見せ下さるので、如何なる事でも自由自在な御力を揮はせられるのが分るので実に驚歎の外ないのである。斯様な素晴しい神様の下僕たる吾等の多幸を思う時、感激せざるを得ないのである。

忘れもしない、昨年の五六七大祭三日間の玉串料五拾六万七千五拾円という数字が出ので、一驚を喫したのである。

由来、数字というものの働きは洵に軽視出来ないものがある事は信者はよく知っている事であらう。序でだからメシヤの言霊を数字的に解釈してみるがメシヤのメとはムで六である、シは四で、ヤは八であるから、合計十八になる。十八は五六七、三六九とどちらも合計十八で、観音様の一寸八分も同様である。

(救世五十七号 昭和二十五年四月八日)