おかげばなし批判 軽蔑していて治る

疑うべからざる神の力

(本文省略)

右の批判
右の如く、最初の中身体がだるかったり、怠けたりするのは微熱のある為である。勿論微熱の原因は、常に微弱な浄化が起っているからである。世間斯ういう人は非常に多いと共に、医診は結核の初期のように診断するもので、馬鹿にならない症状である。

此報告で面白い事は、我神療法を疑う処か軽蔑までしているにも拘はらず、驚くべき効果を挙げ全治したのであるから、世間よく謂う信ずるから治るという言葉は何等通用しない訳である。勿論全然自力は加はらず、他力即ち神力のみである事は疑う余地はないであろう。

(救世五十六号 昭和二十五年四月一日)