おかげばなし批判 一時は激しい苦痛

やがて浄化で治る

(本文省略)

右の如く浄霊によって一時激しい苦痛があり、それから本当に治る事が頗る多いのは全く浄化の意味が理論と実際と一致している事を知るであらう。

次に長男がカリエス発病によって「過去十何年の体験から医薬の無価値を知り尽しています」云々とあるが、薬を知らない者の言として意義重大なものがある。これによってみても如何に薬害の恐るべきかが判るのである。

又カリヱスが手術で一旦治ったが再発したのは化膿未熟のまま切開したからでそれが為残存していた膿が浄化を起したからの再発である。

浄霊するや自然に手術の傷口が開き多量の膿汁が出て全治したが、その膿汁が注射薬の匂ひがしたといふにみても、薬毒の混入していた事は明かである。

(救世五十二号 昭和二十五年三月四日)