おかげばなし批判 信用せぬ実例

目が覚め詫びる紋切型

(本文省略)

右は浄霊で効果があっても信用しないという一つの例で、これでみても如何に唯物医学に心酔していたかが判るのである。そんな不信の想念でも効果があるのだから、観念で治るのではない事を知るであろう。斯ういう例はあまりに多く、眼が醒めてからお詫びするのは紋切型ともいってもいい。

(救世五十二号 昭和二十五年三月四日)