おかげばなし批判 短期間に威力示す

無医村に療病力を与う

(本文省略)

右の例をみると、若い時から肺炎、脳病、心臓、脚気、喘息、眼病といふのだから実に御念の入った症状である。特に眼病は一番苦しんだようで、病院巡り等現代医学の療法は遺憾なく行ったがことごとく無効であった。これによってみても医学の効果は全然認められないとともに、多額の費用を捨てたといふ事は気の毒といはうか言葉はない。

そのような難病が短期日に全治した神療法は逆に何と評すべきや、言葉はない。ここで大きな問題は無医村である。然るに何人も本教の信者となれば療病力を与えられるのであるから病気の心配はない事になる。

(救世五十二号 昭和二十五年三月四日)