神療法で立ちあがる
秋田県K・S
私の夫は一三年前から薬、注射を離したことのない病弱者でした。これ以上重くなってはと思い大事をとって来たのです。それなのに昭和二三年一一月突然意識を失い、床につく身となりました。それに喘息がともない、その苦しみをどうすることも出来ませんでした。勿論医者にお頼みして苦しみをとるべく治療をしましたが、効果もなく五カ月間その苦しみを続けて参りました。その間好きな煙草もやめさせ、三度の食事すらそれは毒だ、やれ栄養だと、好きな物も差上げられず嫌な看護をして参りました。安静と地獄的生活を続けて来たのです。私の家の商売は麹屋で今夫に死なれては商売もやめなければなりません。
この有様のところへ又も長女が梯子から落ちて足を挫き、次男は四〇度の熱に苦しめられ床につく羽目になりました。何時か或人から不幸は総て浄化だと聞かされた事を思出し、K家何軒かが没落致したのを見た私は、今度自分の家の番かとさえ一時は思った事もありました。或日、知人が訪れ医者で治らぬ病人も光明如来様におすがりして治った人が随分多い事を聞かされ、早速Y町A会より光明如来様の御守りを夫と一緒に戴きました処、日々有難い御守護に飛上る思いでした。もちろん長女も次男も浄霊によって二、三日で治ってしまいました。此の嬉しさに早速光明如来様をお迎え御祭りして戴きました。その時S先生より夫の体をよく浄霊して戴きました。
先生のお帰りになった後、床から起き上り面白そうに家中を往ったり来たり二階に昇ったり降りたりここはどこだと私に尋ねるので、ここは貴男の家で貴方が半年の長い病に困って光明如来様におすがりしたのです。その御守護によって半年ぶりで今日始めて起きて来られたのですと申したら、やっと我に帰り喜ぶのでした。今考えて見ますと健忘性と思われます。それから今日まで帳場に坐ってお手伝して下さいます。
光明如来様有難とう御座いました。広大なる此の御力を、ややもすれば、インチキだ、邪教だと世間では言い、秋田県だけでも何千人も助けられた中で、一人や二人死んだのを新聞に、デッチ上げ、逆宣伝をして騒ぎ立てるのは勿体ない次第です。
皆様私は病気は治ればそれで良いと思います。それ以外に病人は何を望むのでしょうか。幾多の御利益を戴きました此の喜びを尊い光明如来様にただただ感謝の御報告のみ申しあげさせて戴きます。
右の批判
此患者は十数年間病弱の為服薬注射から離れなかった結果、突然意識を失い喘息も併発、医療五カ月間能う限りの医療を施したが治らず神療法によって漸次軽快家業に従事するようになった。
右は全く長い間の薬毒の結果重病を惹起した事は疑う余地はない。
(救世五十一号 昭和二十五年二月二十五日)